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第6話『最終決戦』
75.角笛を鳴らせ
しおりを挟む◆第4階層<第19ラウンド>
◆迷宮戦争・最終決戦 戦闘MAP図<ラウンド⑦の続き…>
■■■■■■■■■■■■■■ 扉 ■■■■■■■■■■■■■■
■ | | | | ■
■―――――+―――――+―――――+―――――+―――――■
■ |ローラン | | |軍師孔明 ■
■ |カール大帝| | | ■
■―――――+―――――+―――――+―――――+―――――■
■ | | | | バニラ ■
■―――――+―――――+―――――+―――――+―――――■
■ | | | | ■
■―――――+―――――+―――――+―――――+―――――■
■ |シェリエ | ピノ | | ■
■■■■■■■■■■■■■■ 扉 ■■■■■■■■■■■■■■
【行動順】
行動値10:①歌姫シェリエ〈行動済〉
【運命譚0点/聖痕2個/聖典の断章0個】
行動値8:②英雄ローラン〈行動済〉
【運命譚0点/奥儀魔法《城塞如く》】
行動値6:③カール大帝〈行動済〉
【運命譚0点/奥儀魔法《城塞如く》】
行動値0:④軍師孔明〈行動中…〉
【運命譚0点/秘儀魔法《賢神の理よ》】
行動値0:⑤歌姫バニラ〈待機中…〉
【運命譚2点/聖痕1個/聖典の断章2個】
行動値0:⑥人形師ピノ〈待機中…〉
【運命譚1点/聖痕1個/聖典の断章2個/奥儀魔法《踊れ英雄よ》】
K君:もう~決めたぞぉ!(>□<*やけくそ笑)ここで軍師孔明は《迷宮戦争》
を通してずっと秘匿してきた「切り札」――1シナリオ1回限定の必殺技・
秘儀魔法《賢神の理よ:自身の魔術攻撃力を+40点する》を使用して、
勝負に出るぞぉーっ!!(一同歓声)
T君:うおぉーっマジかよっ!?(驚*>□<)ここでついに《迷宮戦争》最後の
秘儀魔法《賢神の理よ》を発動するのかぁ!? だがしかし……いったい
誰を攻撃するつもりだぁ!?
◆◇◆
K君:うぅむ、軍師孔明としては――遠距離攻撃&戦闘異常「転倒:移動不可」の
付与による「ハメ技」戦術に対して、自身の受けた戦闘異常を即時回復する
護身魔法《我が覇道よ》を取得して「完全対策」済みという戦闘相性が最悪
な「カール大帝」を優先的に倒したい!(>皿<*)なんだけど…(少し考
えて)…んぅ~秘儀魔法《賢神の理よ》を使ったとしても倒せるのかなぁ?
(>□<;笑)
T君:(試算して)……うわっ、軍師孔明の魔術威力61+3D6点に対して――
カール大帝は最大HP69点の魔法防御15点っ!?(驚;>皿<)カール
大帝が堅すぎて、秘儀魔法を使っても倒せないんですけどぉ!?(一同爆笑)
K君:うぅ~む、どうするかなぁ…(凄く悩んで)…よしっ、あくまで《迷宮戦争》
の勝利条件は《聖典の断章》全四篇を蒐集して、聖遺物《聖典》を降臨す
る事だ! MP燃費が悪くって長期戦を耐えがたい軍師孔明達が、わざわざ
「天敵」をちまちま手間暇かけて倒す必要は無い!(>□<*b)軍師孔明
は……ピノ&ローラン陣営から残りの《聖典の断章》を奪取する事に全てを
懸けるぞ、それ以外は無視だぁ!!(一同歓声)
T君:おぉーなるほどだぜ!(d*>Д<)先ほどカール大帝が戦闘優位の軍師孔明
を後回しにして攻撃対象を騎士ローランにした様に――軍師孔明も戦略方針
を割り切って、カール大帝&シェリエ達の打倒を放棄しようってのかぁ!?
つまり今回、秘儀魔法《賢神の理よ》の標的は――!?
K君:最優先攻略対象である「人形師ピノ」を守護する騎士――「英雄ローラン」
を先に倒すぞッッ!!(>□<*b)
T君:そうきたかぁ~!!(d*>皿<)しかし逆に言うと、現状は英雄ローラン
とカール大帝がうまく牽制し合ってくれている状況でもある。このまま騎士
ローランを倒して、カール大帝を放置するってのは危険じゃないか?
K君:いや~ところがどっこい、カール大帝の移動力11m=2マス分に対して、
軍師孔明も実は同じく移動力14m=2マス分だから……戦いに勝利する事
は難しくとも「逃げ撃ち作戦」をすれば敗ける事もないのだ!(>ω<*b)
T君:うわぁーっ、髑髏黒騎士さんのトラウマ再びぃぃ!?(一同爆笑)
K君:お前が髑髏黒騎士になるんだよぉ~!!(一同爆笑)
K君:それでは軍師孔明が漢詩調の魔法を高速詠唱するや、白羽扇を天地一閃ッ!
最も信頼寄せる神獣召喚魔法《喚びし海竜よ》に併せて1シナリオ1回限定
の秘術・秘儀魔法《賢神の理よ》を解放するぞぉ!
T君:刹那、それまで戦場となっていた白亜神殿迷宮の風景が――軍師孔明の心象
風景に侵蝕されてゆくッ!!
K君:其の視界に拡がるは――雲海を纏う山渓、彼方まで流れゆく大河、軍万兵の
鬨声と戦乱の業火狂う海戦風景だ!「我が姫君に勝利を捧げんっ…顕現せよ、
結界聖方具『三国赤壁の陣』…!」
T君:軍師孔明は魔術判定値7+3D6点だな(;>Д<)さぁ~どうなるっ!?
K君:うりゃあ!(ダイスを振る)……うえぇーっ、さっきと同じ出目1・1・5
だからまた魔術達成値14点だぁ!?(>□<;爆笑)ガーン!?
T君:全員離れろっ、この「ヘタレ」属性は感染するぞぉ!?(一同爆笑)
T君:では英雄ローランが回避判定値8+2D6点で受けて立つぜぇ!(d*>Д<)
K君:ローランはダイス2個を振って出目の合計が「6点」以上だったら回避成功
だね!(>ω<*b)ちなみにローランは既に残り運命譚0点だから「判定の
振り直し」も不可、敗退の懸かった大一番だぞ!
T君:よしっ、せっかくの見せ場だからここは回避判定ダイスを1個ずつ振るぜ!
(d*>皿<)(ダイスを1個だけ振る)……うわっ出目「1」が出たぁ!?
(一同爆笑)
K君:ふははっ、ローランの頭にも「アホ毛」が生えてきた様だなぁ!(一同爆笑)
T君:やめてくれ!(笑;>□<)でも、まだ残り1個のダイスの出目が「5」か
「6」だったら回避成功だ、勝率は1/3もある。頼むぅ~出てくれぇ~!!
(もう1個のダイスを振る)……うわぁーっダメだ、出目「4」だから回避
達成値13点っ!? ローランが回避失敗したぁぁ!?(一同歓声)
T君:くうぅ~これで騎士ローランもいよいよ戦闘不能かぁ…!?(無念;>皿<)
K君:あ、いや待てよ?(試算して)……おぉーそうか!?(>□<;)軍師孔明
の魔術威力61+3D6点に対して、ピノが最後の《聖痕》1個を消費して
《復活:仲間全員のHPを全回復する》を発動すれば、ローランは最大HP
66点の魔法防御値6点だから……魔術威力71点までだったらローランは
耐えられるぞぉ!?(一同歓声)
T君:おぉーっマジかぁ!?(喜*>Д<)つまり軍師孔明がダメージ算出のダイス
3個を振って――出目の合計が「10点」以上だった場合はローランが戦闘
不能、「9点」以下だった場合はローランが生き残れるのか!?
K君:うぬぅ~3D6点の期待値は「10.5点」だから、少しだけ軍師孔明の方が
優勢かなぁ!?(>ω<;)
T君:いやっ、K君のダイス運ならば、英雄ローランが生き残れる可能性も充分に
あるはずだっ!(d*>皿<)(一同爆笑)
K君:さらっと失礼な事を言うなぁ!(>□<。笑)では、いざ尋常に勝負ぅ!!
(ダイス3個を振る)……あわわ、1つ目のダイスは出目「2」だぁ!?
T君:よしよしっ!(転がる残りのダイス2個を眼で追う)……うわっ、2つ目の
ダイスは出目「5」だぁ!?(;>皿<)残る最後のダイスの出目が「3」
以上だったら、ローランが戦闘不能になるぅ!?
K君:うわぁ~緊張するぅ!?(>△<;)果たして最後のダイスの出目はッ!?
(転がる最後のダイス1個を眼で追う)……あぁ~っこれは2、おっ、いや、
出目「5」だぁ!?(>□<;歓喜)やったぁーっ、出目の合計「12点」
だから、軍師孔明の魔術威力73点だぁぁーっ!?(一同大歓声)
T君:ぐあぁーッマジかぁぁー!?(;>Д<)くそぉ~僅かオーバーキル1点だ
が……英雄騎士ローランが、戦闘不能になったぁぁーっ!?(一同大歓声)
K君:うぅーむ、しかし人形師ピノもまさか相方の《英雄譚》を二度も失うことに
なるとは…!(>ω<。残念)さて、ピノの進退をどうするかなぁ……?
T君:そこは《魔導書使い》人形師ピノッキオの“生みの親”である、K君に判断を
任せるが……ピノにはまだ攻撃手段もあるし、最後1個の《聖痕》を維持
して戦場に留まれば、伝説の聖遺物《聖典》を獲得する可能性はまだ残って
ると俺は思うぜ? まぁ~どのみち英雄ローランは助からない、だからここ
では……ピノが保有する最後1個の《聖痕》は使わないでくれないか!?
(>Д<。b)(一同歓声)
K君:おぉーっ、主君の勝利を信じて託す感じかぁ!(>ω<。b)だが良いのか
ローラン……今ならまだ助かるのだぞ!?(一同爆笑)
T君:それ絶対に「助からない」台詞だよ!?(笑;>□<)
K君:よしっ決めた、英雄騎士の遺志を継ぎ、ピノは戦い続けるぞ!(>□<*b)
T君:ありがとよ(>ω<。b)そして、英雄騎士ローランの戦いは……ここまで
だぜ!!(一同大歓声)
◆◇◆
対峙する英雄二騎の聖剣が幾号も激突し、
黄金閃光と白銀閃光の衝撃波が膨れ上がる――
刹那、周囲の戦場風景がサァッと塗り替わる。
視界に顕れたのは――
雲海を纏う山渓と大河、
天を焦がす紅焔と黒煙、
幾万の戦船と軍兵、そして轟く鬨の喊声――
紅焔に捲かれた戦船上に転移され、
剣戟を鍔迫り合わせた英雄二騎――
皇帝カールⅠ世と十二勇将の騎士ローランは、冷静に戦況を掴む。
「これは――」
「魔術師の英雄譚の結界聖方具か…!」
彼方の戦船上には――軍師・諸葛亮孔明が悠然と仁王立つ。
「許されよ、これは戦争なのだ…!!」
焔風に呟くと同時に、軍師孔明が白羽扇を天地一閃する。
その瞬間、幾万の火炎弓矢が天を飛翔する。
その光景を睨み据え、騎士ローランは思考を巡らせた。
『主君の《聖痕》が有れば、あるいは――』
ふとその時、騎士ローランの脳裏に言霊が溢れる――
◆
『あの数の敵軍を相手取るのは無謀、皇帝に救援を求むべきだ…!
角笛を鳴らせ、ローラン…!』
『我らは皇帝の殿軍ぞ、敵軍勢を退ける事こそが使命のはず…!
騎士の誇りを忘れたか、オリヴィエ…!』
◆
対峙する嘗ての主君と、背後にいる今の主君を相眺め、
己が境遇を嘲笑すると、英雄騎士は悠然と聖剣を握り構えた。
運命を共にした聖剣が呼応する様に、静かに白銀の閃光を纏う。
「主を死地に招くなど以ての外、是非に及ばず…これも我が運命ならば
ただ抗うのみ…! 万物を斬り裂く不滅の刃よ、全てを斬り裂け…!
『不滅の聖剣-デュランダル-』…!!」
英雄騎士の咆哮と共に斬り放たれた剣撃一閃が、空間を斬り裂くと同時に、
着弾する幾万の火炎鏃弓がその視界を紅焔と陽炎が喰い千切る――!!
数刻後、聖方具の結界が煌めき砕け散る中――
英雄騎士ローランの体躯もまた光霊子となって消滅していく。
「ローラン、なぜ御前は――」
カール大帝の問い掛けに、騎士ローランは静かに微笑み返す。
「ここも我が進む道の途中なれば…またお逢いする事もありましょう、
御武運を…カール王…」
英雄騎士ローランが、光霊子の風となり消滅する――
皇帝カールⅠ世は、静かに聖剣を胸に掲げた。
「さらばだ、ローラン…また逢おう…」
◆◇◆
T君:あぁ~っ俺が操作する《英雄譚》最後の守護騎士――《Ⅶ.戦車》こと英雄
騎士ローランが敗退してしまったぁ!?(>□<。)あぁ~寂しいなぁ~!
(そう言いながら、ローランのPC用紙を手元のファイルに片付ける)
K君:英雄騎士ローランはホントに良い好敵手だったなぁ…(>ω<。b)
T君:そして、これでいよいよ《迷宮戦争》も最終局面に突入だな!(d*>皿<)
と言いつつ、とりあえず今日はもう遅いから解散するかな?(笑)(←この
時すでに夜8時、セッション開始から10時間が経過してました笑)
K君:よし、それじゃあ「迷宮戦争・最終決戦」の決着は次回持ち越しという事に
して――《グリモワールRPG・迷宮戦争編》の第6話を終了しましょう!
(>□<*b)
T君:了解、お疲れ様でしたぁ~!(d*>Д<)いよいよ次回は最終話かな?
K君:いやぁ~本当に楽しみだね!(>ω<*b)
<次回につづく…!>
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