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第1章
第1話 成り立ち
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俺が前世の時の名前は、ヴァーチェ・ゼウスとして、神と勇者をやっていた。
その裏では、ヴァイス・サタン、別の地域ではヴァイス・ルシファー、ヴァイス・ルシフェルとして、魔王もしていた。
だが、仲間の裏切りにより…殺された。
そして、1万年後・・・転生した。
つまり、生まれ変わりだ。
今の俺の名前は・・・
アイザック・エリックだ。
いい名前だ。俺は大切に、している。
そして、周りからよく勇者と魔王の顔によく似ていると言われた…
そりゃ、そうだ。生まれ変わりなんだからな?
俺は、この先が不安だ。
何故なら、今から勇者と魔王の学院に入って、勇者か魔王のどちらかを選ばなきゃいけないのだ。
「俺の前世は、勇者と魔王…だったんだがな~…はぁ…」
・・・と、言いながら学院に向かうのだった。
学院に着くと、1人の女の子を囲んでる男共が、居た。
「おい! ねぇちゃん! 俺たちと組もうぜ! そして、夜のお楽しみもしようぜ! なぁ?」
・・・と、言うとその女の子は嫌そうに言った。
「辞めてください! 離してください!!」
と、言っていた。だから俺は、その子を無視する事が出来なくなり、助けることにした。ホント…これは、勇者時代の癖なのか、それとも魔王時代で、優しくなったのか…よく分からん。
「おい、そこのお前らそろそろ、辞めておけ…痛い目に会いたくなければな~」
・・・と、軽いジョークを言ったんだが逆効果で、キレさせたらしい・・・何故だ…?
どうやら、相手は先輩だったらしい。
そこに居る女の子は、俺と同じ同級生だ。
そして何故、こうなったのは…何となくわかった。
とりあえず…説明すると、その女の子はどこなのか、確認しつつ歩いていたら、先輩達に絡まれて、今にあたる。
あの噂は本当だったんだな。
なんだったっけな?
女の美人は色々と困る
だったっけか? 忘れたが・・・。
まぁ、それは置いておいて目標は、俺になった。
「あ゙ぁ? お前は、新入生だろ? って事は、後輩じゃねぇか! だったら、大人しくしt・・・」
次の言葉を発する前に、俺は魔王の力で目を光らせて、先輩達を黙らせて縛らせた。
そうすると、驚きながら泣いている。
『弱いな・・・じゃ、これを見せたら、逃げるだろうか・・・?』
と、心の中で思っていたら、いつの間にか実行していた。
俺は無意識に、勇者の力を出したら、更に驚いて先輩達は逃げた。
うん…やはり、弱いと思ったが気にしないでおこう。
・・・と、俺が行こうとするとその女の子が話しかけてきた。
「あなたは・・・勇者なの…? 魔王なの…?」
・・・と、言われた俺は戸惑った。
何故なら、勇者と魔王を前世の時にしていたからである。だが、それを言えなかったのである。
・・・と、試行錯誤で考えているとその女の子が俺の心を読んだらしい。
「あなたは、前世で…勇者と魔王をしていたんだね」
・・・と、言われた俺はその女の子に向けて言った。
「お前は……心が読めるんだな。なるほどな…」
・・・と、言うとその女の子は驚いて震えながら、言った。
「嫌だった? それとも…私を避けようとする?」
・・・と、言われた。なるほどな…あの子は心を読む魔力と、何かを合わせることで、きっと…嫌われてたんだろうな。よし、決まった。
「お前が気に入った! 仲間にする。着いて来い。」
・・・と、俺は言った。
その女の子は戸惑っていた。
そりゃ、そうだろうな…
他人に『気に入ったから着いて来い』と言われても、困るだけだ。だが、更に追い打ちで…言った。優しげに、そして…楽しそうな声で。
「俺は、いつでも大歓迎だ。お前が飽きるまで、離さないぞ。」
・・・と、俺らしくない言葉を言うと…
「ふふっ///」
・・・と、その女の子は笑いながら言った。
「らしくないなら…言わない方がいいよ…? でも、嬉しい!!」
俺は、その女の子に名前を言った。
「俺の名前は、アイザック・エリックだ。お前は?」
・・・と、その子は幸せな顔で言った。
「ジャスミン・マヤ」
俺は初めて、心の中で思ったのをマヤに発した。
「可愛い……名前だな///」
・・・と、照れながら言った。
「ありがと! あなたもかっこいいよ//// 勇者と魔王さん!」
「・・・辞めてくれ…/////////」
本当に辞めて欲しかった…こんな可愛い女の子に言われると照れた。
「これからもよろしくな(よろしくお願いします)!」
お互いに笑いながら……学院の門を入って試験が始まるのだった。
そして、俺は一応…どっちも受ける事にした。
さぁ…行くぞ。
また、魔王と勇者の座を手に入れて……この世を正す為にな!!!!
だが、この試験でまさかこうなるとは思わなかった。
(続く)
その裏では、ヴァイス・サタン、別の地域ではヴァイス・ルシファー、ヴァイス・ルシフェルとして、魔王もしていた。
だが、仲間の裏切りにより…殺された。
そして、1万年後・・・転生した。
つまり、生まれ変わりだ。
今の俺の名前は・・・
アイザック・エリックだ。
いい名前だ。俺は大切に、している。
そして、周りからよく勇者と魔王の顔によく似ていると言われた…
そりゃ、そうだ。生まれ変わりなんだからな?
俺は、この先が不安だ。
何故なら、今から勇者と魔王の学院に入って、勇者か魔王のどちらかを選ばなきゃいけないのだ。
「俺の前世は、勇者と魔王…だったんだがな~…はぁ…」
・・・と、言いながら学院に向かうのだった。
学院に着くと、1人の女の子を囲んでる男共が、居た。
「おい! ねぇちゃん! 俺たちと組もうぜ! そして、夜のお楽しみもしようぜ! なぁ?」
・・・と、言うとその女の子は嫌そうに言った。
「辞めてください! 離してください!!」
と、言っていた。だから俺は、その子を無視する事が出来なくなり、助けることにした。ホント…これは、勇者時代の癖なのか、それとも魔王時代で、優しくなったのか…よく分からん。
「おい、そこのお前らそろそろ、辞めておけ…痛い目に会いたくなければな~」
・・・と、軽いジョークを言ったんだが逆効果で、キレさせたらしい・・・何故だ…?
どうやら、相手は先輩だったらしい。
そこに居る女の子は、俺と同じ同級生だ。
そして何故、こうなったのは…何となくわかった。
とりあえず…説明すると、その女の子はどこなのか、確認しつつ歩いていたら、先輩達に絡まれて、今にあたる。
あの噂は本当だったんだな。
なんだったっけな?
女の美人は色々と困る
だったっけか? 忘れたが・・・。
まぁ、それは置いておいて目標は、俺になった。
「あ゙ぁ? お前は、新入生だろ? って事は、後輩じゃねぇか! だったら、大人しくしt・・・」
次の言葉を発する前に、俺は魔王の力で目を光らせて、先輩達を黙らせて縛らせた。
そうすると、驚きながら泣いている。
『弱いな・・・じゃ、これを見せたら、逃げるだろうか・・・?』
と、心の中で思っていたら、いつの間にか実行していた。
俺は無意識に、勇者の力を出したら、更に驚いて先輩達は逃げた。
うん…やはり、弱いと思ったが気にしないでおこう。
・・・と、俺が行こうとするとその女の子が話しかけてきた。
「あなたは・・・勇者なの…? 魔王なの…?」
・・・と、言われた俺は戸惑った。
何故なら、勇者と魔王を前世の時にしていたからである。だが、それを言えなかったのである。
・・・と、試行錯誤で考えているとその女の子が俺の心を読んだらしい。
「あなたは、前世で…勇者と魔王をしていたんだね」
・・・と、言われた俺はその女の子に向けて言った。
「お前は……心が読めるんだな。なるほどな…」
・・・と、言うとその女の子は驚いて震えながら、言った。
「嫌だった? それとも…私を避けようとする?」
・・・と、言われた。なるほどな…あの子は心を読む魔力と、何かを合わせることで、きっと…嫌われてたんだろうな。よし、決まった。
「お前が気に入った! 仲間にする。着いて来い。」
・・・と、俺は言った。
その女の子は戸惑っていた。
そりゃ、そうだろうな…
他人に『気に入ったから着いて来い』と言われても、困るだけだ。だが、更に追い打ちで…言った。優しげに、そして…楽しそうな声で。
「俺は、いつでも大歓迎だ。お前が飽きるまで、離さないぞ。」
・・・と、俺らしくない言葉を言うと…
「ふふっ///」
・・・と、その女の子は笑いながら言った。
「らしくないなら…言わない方がいいよ…? でも、嬉しい!!」
俺は、その女の子に名前を言った。
「俺の名前は、アイザック・エリックだ。お前は?」
・・・と、その子は幸せな顔で言った。
「ジャスミン・マヤ」
俺は初めて、心の中で思ったのをマヤに発した。
「可愛い……名前だな///」
・・・と、照れながら言った。
「ありがと! あなたもかっこいいよ//// 勇者と魔王さん!」
「・・・辞めてくれ…/////////」
本当に辞めて欲しかった…こんな可愛い女の子に言われると照れた。
「これからもよろしくな(よろしくお願いします)!」
お互いに笑いながら……学院の門を入って試験が始まるのだった。
そして、俺は一応…どっちも受ける事にした。
さぁ…行くぞ。
また、魔王と勇者の座を手に入れて……この世を正す為にな!!!!
だが、この試験でまさかこうなるとは思わなかった。
(続く)
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