Lotus 便利屋はカフェにいる

おまけ

第二部完結記念座談会 その２

正人「えーと、ですね……『なめてんのか、コラ。どいつもこいつも勝手ばっかりしやがって。ちったあ役に立ちやがれ』とガラの悪い人が怒ってるので、仕切り直してもらって良いですか？」

和美「なにさ、それ。エラソーに。うちらが動いてあげなきゃどうにもならないくせにー」

今日子「まったくです」

正人「（それを言ったら……）ま、まあ。お題があるので、これが終われば帰っていいそうなので」

和美「お題ー？」

正人「おまえらはもう大人しくしりとりでもやってろと……」

和美「しりとり？　ばっかじゃないの」

正人「（こうでもしないと場がもたないからだと……）」

美登利「ああ、もういいよ。やってあげればそれで気がすむんでしょ？」

正人「そうですよ」

今日子「美登利さんがおっしゃるなら」

和美「しょうがないなあ」

宮前「決まったんならさっさとやろうぜ。大人が飲みだす前に」

正人「じゃあ先輩からお願いします」

美登利「チョコレート」

和美「と。東京特許許可局」

今日子「食う寝る処に住む処」

正人「ろー……ロールプレイングゲーム」

琢磨「む……ムサカ」

誠「カーネル関数」

巽「ウパニシャッド哲学」

亜紀子「く、空前絶後」

宮前「……ゴルフ」

達彦「不倫」

一同「…………」

達彦「あ？　なに引いてんだよ。さっさと終わらせてやったんだろ」

和美「引くわー」

今日子「引きますね」

美登利「もう、帰ろ帰ろ」

正人「（そうなるよな）えと、これにてお開きです。第三部でまたお会いしましょう。ありがとうございました！」

美登利「さっきからどこに向かってしゃべってるのさ？」

正人「（突っ込まないで……）」