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第1章ルーキーPartⅡ『天空のラビリンス』
第17話 ワルキューレ飛ぶ/―支援チーム―
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ティルトローターヘリが有明へと飛ぶ。
布平たちはヘリの搭乗員シートに腰を降ろし、備え付けの情報無線から有明の事件現場に関する情報を引き出していた。布平の前の2つのシートはパイロットとコパイロットで、そのシートの裏側に搭乗員用の情報無線端末のコンソールがある。
布平はヘリに乗り次第、そのコンソールに取り付いた。そして、無線を警視庁本庁の通信部付きのデータバンクに繋げると現在発生中当該事件の項目を調べるように無線の向こうのオペレータに指示を出す。
「こちら第2科警研、担当現場の詳細情報の照会をお願いします」
「了解」
オペレータが答える。すでに、有明の現場から出ている協力要請のために、これだけのメッセージで有明1000mビルの事件内容が引き出せるのだ。手にしてた小型マイクを口元から話し機内のスピーカーに聞き耳を立てる。
「現在、有明1000mビル国際未来世界構想サミット会場に爆破による破壊工作が発生、当該建築物は情報犯罪者による操作により一切のビル機能が停止。これに対し、サミット警備チームにより、1000mビル第1・第2・第3ブロックとの連絡は確保成功。最上階層第4ブロックは犯人による破壊工作により現在も分断中。サミット参加者の安否は不明。
また、特攻装警4号、6号は当該建築物の不通により連絡不能。特攻装警1号、3号を1000mビル、最上階層ブロックへと突入させるミッションを実行中。特攻装警5号は地上待機中。なお、サミット警備本部本部長・近衛警備1課長が、本事件を担当」
布平は無線で得られた情報をじっと思案していた。その後に言葉を漏らす。
「アトラスとセンチュリーだけを送り込むのね、なぜエリオットも一緒に投入できないのかしら?」
布平のその言葉にパイロットの彼が声をかけてくる。
「班長さん、本庁の警備部の方の話だと、上層階に突入しようとしたヘリ部隊が突入に失敗したそうですよ」
「それ、どういうこと?」
「知り合いの警備部のほうに聞いたら、なんでもビル内のテロリストからエネルギー兵器で反撃されたそうです。それで高速ヘリが一機墜落してヘリによる強行突入は失敗したそうです」
「じゃあ、アトラスたちの突入はヘリじゃないって事になるわね。どうやってアトラスたちを送るかはわからない?」
「さぁ、そこまでは――、ただ、現在、ビル周辺で大規模な報道管制と立ち入り規制が敷かれているそうですからかなり大掛かりな方法をとってるんじゃないでしょうか?」
「わかった、ありがとう」
布平はパイロットに礼を言う。そして、無線を切り眉一つ動かさずに次のステップへと進む。無線を一般通信回線へと切り換える。ターミナル上のタッチパネルでアクセス先を指定すると、ニュース情報提供をサービスする情報ネット専門のニュースサービス会社へとその回線を繋いだ。
その情報無線からはコンピュータ合成で流暢な成人女性の声がする。
『こちらノレッジニュースインフォメーションサービス、ヴォイスシグナルチャンネル、音声IDコードをどうぞ』
「布平志乃ぶ、IDナンバーAX88013」
『音声IDコード確認、声紋照合確認、問い合せ用件をどうぞ』
その情報通信ネットはコンピューターがアクセス者の音声信号を認識してくれるため、声だけでアクセスする事ができる。布平は欲する情報に関する項目を告げた。
「有明地内の1000mビルにおいて発生中の事件に関する情報」
『了解、検索中につき少々お待ち下さい」
そこで少しのタイムラグが起こる。脇に座っていた互条が話し掛けてくる。
「志乃ぶ、警察の内部情報だけでは足りないの?」
「えぇ、警察本体だけでは詳細な情報は望めないからね、それに一般マスコミの方が独自の情報をもってることも有りえるし」
そう言って、布平は通信の続きを待った。数秒ほどしてレスポンスが返ってくる。
『問い合せ用件への当該情報は以下の通りです、まず警察からの公式情報は――」
「パス」
布平が割り込みをかける。すでに得られた情報はいらない。
『次に独自の確認/未確認情報、有明1000mビルは爆破事件と推測され、ビル関係者のコメントを含む推測によるとサミット狙いのテロとの見方を濃くしています』
「テロやて?!」
布平の背後のシートで一ノ原が抜けた声を上げた。その後ろで桐原が静かに告げ、互条が補足した。
「これは、非公式に処理されるわね」
「テロ事件の情報は市民に混乱を招くものね」
そして互条はさらに布平に訊ねた。
「志乃ぶ。このニュースサービス、ずいぶん詳しすぎない?」
「これマスコミやジャーナリスト向け専門の特別なニュース回線なのよ」
「ねぇ、志乃ぶ?」
「なに?」
「あなたどうして、そんなものを使えるの?」
互条の問いに志乃ぶは意味ありげな笑みを浮かべる。言葉としては返答は無かったが、その笑みだけで十分だ。
「知らないほうがよさそうね」
それ以上の詮索はとりあえずやめた。
『1000mビルの設備やシステムは全て停止中、これは停電等の外因的事故ではなく情報犯罪者や悪質なコンピュータウィルスによるものと思われる。次いで、周辺空域からビル内を無人ドローンで空撮。独自調査した結果によると、内部において戦闘行為が確認されている。戦闘を行なっているのは、当該サミット会場の第4ブロックの警備を担当している警視庁の武装警官部隊・盤古東京方面部部隊で、戦闘に加わる正体不明の人影も確認されている。
また事件発生当時、特攻装警のフィールが、サミットに参加する英国王立科学アカデミーの警護に同行しており、アカデミーメンバーと同様にビル内にとじ込められていると推測され、空撮によってもその姿の一部が確認されているとの情報もある。なお、その後の空撮ではフィールの姿は未確認。次いで、サミット関連の――」
布平は通信を切る。そして思案げに窓の外を見た。
窓の外の眼下には有明の新都心の姿がある。その東の外れに1000mビルがあった。
ふと五条がつぶやく。
「これは、戦闘は不可避ね」
「フィール――、一般装備のみで戦闘装備は無いはずよね」
五条の言葉に桐原が告げる。それに対して布平が続けた。
「まずいわね。エネルギー兵器を駆使する敵に一般装備レベルなんて無茶だわ」
そして、布平は機体後方の荷室に積まれた、エリオット用の追加装備に視線をはしらせる。
「だから、所長はこれをもってこいって言ったのね」
そこにあったのはエリオット用の特殊装備。エリオットを空中投下するさいに用いるジェットパック装備だ。最高高度で2000mからの空中投下を可能にし、作戦エリアへの強行突入を可能にするものだ。布平の言葉に桐原が言う。
「これ、このあいだの南本牧の作戦で使用したものよね」
「えぇ、そうよ」
桐原に布平が答えれば五条がさらに告げる。
「おそらく、アトラスとセンチュリーを先に突入させて、エネルギー兵器を抑止して、後から重装備のエリオットを空中から強行突入させようってプランなんでしょうね」
「そう言う事でしょうね。でも、そうなるとなおさらフィールが心配だわ」
隣から互条の言葉に布平が呟く。
「援護が間に合えばいいんだけど――」
「それって」
互条の言葉を沈黙が包む。布平は横目で互条を見つめた。
後ろのシートでは、布平たちの会話に、一ノ原と金沢がしきりに何かを話している。
「フィール。大丈夫でしょうか?」
「そらもちろん平気に決まってるわ。そんな簡単に負けるようなやわなあの子やないで」
「はい」
「ゆき、そんなに心配やの?」
一ノ原の言葉に金沢はそっと頷いた。金沢のすこし辛そうな表情を一ノ原はじっと見つめた。
機内には、ヘリのメインエンジンの重い音が鈍く響いている。それは、密閉された機内では精神的に重圧となる。だれしもその気分を圧迫されかねない。
ふと、その後ろから金沢の肩へ手が伸びてくる。後ろの席では桐原が金沢の顔を覗き込んでいる。彼女を気遣い静かな目線でじっと見つめている。桐原の優しくも力強い視線に気づいた金沢は、返す言葉を無くし考えたふうになる。一ノ原は、桐原と金沢のやりとりを言葉なく見守る。やがて、金沢は大きく頷いてその気持ちを吐いた。
「あたし、フィールの任務のことを知れば知るほど、こう云う時がいつか来るんじゃいかって漠然と考えてましたけど、まさか、本当に来るなんて――」
桐原は金沢の不安を聞き、口元に意識的な笑みを浮かべては再び話し掛ける。
「ゆき」
「はい」
「だからこそ、私たちが行くんじゃなくて? フィールだけじゃなくみんなのために」
桐原のその言葉に金沢の心の片隅に小さなランプが灯った。しかし、それは一ノ原も同じだった。
「そうや、直美の言う通りやで」
2人の言葉に金沢はこくりと頷いた。その顔からは暗い色はなりをひそめた。かわりに沸き起こったのは小さな勇気の様なものである。金沢は表情を緩ませ笑みを浮かべた。その時、前の座席から布平の声がした。
「聞いて、有明の警備本部から緊急連絡よ」
布平たちはヘリの搭乗員シートに腰を降ろし、備え付けの情報無線から有明の事件現場に関する情報を引き出していた。布平の前の2つのシートはパイロットとコパイロットで、そのシートの裏側に搭乗員用の情報無線端末のコンソールがある。
布平はヘリに乗り次第、そのコンソールに取り付いた。そして、無線を警視庁本庁の通信部付きのデータバンクに繋げると現在発生中当該事件の項目を調べるように無線の向こうのオペレータに指示を出す。
「こちら第2科警研、担当現場の詳細情報の照会をお願いします」
「了解」
オペレータが答える。すでに、有明の現場から出ている協力要請のために、これだけのメッセージで有明1000mビルの事件内容が引き出せるのだ。手にしてた小型マイクを口元から話し機内のスピーカーに聞き耳を立てる。
「現在、有明1000mビル国際未来世界構想サミット会場に爆破による破壊工作が発生、当該建築物は情報犯罪者による操作により一切のビル機能が停止。これに対し、サミット警備チームにより、1000mビル第1・第2・第3ブロックとの連絡は確保成功。最上階層第4ブロックは犯人による破壊工作により現在も分断中。サミット参加者の安否は不明。
また、特攻装警4号、6号は当該建築物の不通により連絡不能。特攻装警1号、3号を1000mビル、最上階層ブロックへと突入させるミッションを実行中。特攻装警5号は地上待機中。なお、サミット警備本部本部長・近衛警備1課長が、本事件を担当」
布平は無線で得られた情報をじっと思案していた。その後に言葉を漏らす。
「アトラスとセンチュリーだけを送り込むのね、なぜエリオットも一緒に投入できないのかしら?」
布平のその言葉にパイロットの彼が声をかけてくる。
「班長さん、本庁の警備部の方の話だと、上層階に突入しようとしたヘリ部隊が突入に失敗したそうですよ」
「それ、どういうこと?」
「知り合いの警備部のほうに聞いたら、なんでもビル内のテロリストからエネルギー兵器で反撃されたそうです。それで高速ヘリが一機墜落してヘリによる強行突入は失敗したそうです」
「じゃあ、アトラスたちの突入はヘリじゃないって事になるわね。どうやってアトラスたちを送るかはわからない?」
「さぁ、そこまでは――、ただ、現在、ビル周辺で大規模な報道管制と立ち入り規制が敷かれているそうですからかなり大掛かりな方法をとってるんじゃないでしょうか?」
「わかった、ありがとう」
布平はパイロットに礼を言う。そして、無線を切り眉一つ動かさずに次のステップへと進む。無線を一般通信回線へと切り換える。ターミナル上のタッチパネルでアクセス先を指定すると、ニュース情報提供をサービスする情報ネット専門のニュースサービス会社へとその回線を繋いだ。
その情報無線からはコンピュータ合成で流暢な成人女性の声がする。
『こちらノレッジニュースインフォメーションサービス、ヴォイスシグナルチャンネル、音声IDコードをどうぞ』
「布平志乃ぶ、IDナンバーAX88013」
『音声IDコード確認、声紋照合確認、問い合せ用件をどうぞ』
その情報通信ネットはコンピューターがアクセス者の音声信号を認識してくれるため、声だけでアクセスする事ができる。布平は欲する情報に関する項目を告げた。
「有明地内の1000mビルにおいて発生中の事件に関する情報」
『了解、検索中につき少々お待ち下さい」
そこで少しのタイムラグが起こる。脇に座っていた互条が話し掛けてくる。
「志乃ぶ、警察の内部情報だけでは足りないの?」
「えぇ、警察本体だけでは詳細な情報は望めないからね、それに一般マスコミの方が独自の情報をもってることも有りえるし」
そう言って、布平は通信の続きを待った。数秒ほどしてレスポンスが返ってくる。
『問い合せ用件への当該情報は以下の通りです、まず警察からの公式情報は――」
「パス」
布平が割り込みをかける。すでに得られた情報はいらない。
『次に独自の確認/未確認情報、有明1000mビルは爆破事件と推測され、ビル関係者のコメントを含む推測によるとサミット狙いのテロとの見方を濃くしています』
「テロやて?!」
布平の背後のシートで一ノ原が抜けた声を上げた。その後ろで桐原が静かに告げ、互条が補足した。
「これは、非公式に処理されるわね」
「テロ事件の情報は市民に混乱を招くものね」
そして互条はさらに布平に訊ねた。
「志乃ぶ。このニュースサービス、ずいぶん詳しすぎない?」
「これマスコミやジャーナリスト向け専門の特別なニュース回線なのよ」
「ねぇ、志乃ぶ?」
「なに?」
「あなたどうして、そんなものを使えるの?」
互条の問いに志乃ぶは意味ありげな笑みを浮かべる。言葉としては返答は無かったが、その笑みだけで十分だ。
「知らないほうがよさそうね」
それ以上の詮索はとりあえずやめた。
『1000mビルの設備やシステムは全て停止中、これは停電等の外因的事故ではなく情報犯罪者や悪質なコンピュータウィルスによるものと思われる。次いで、周辺空域からビル内を無人ドローンで空撮。独自調査した結果によると、内部において戦闘行為が確認されている。戦闘を行なっているのは、当該サミット会場の第4ブロックの警備を担当している警視庁の武装警官部隊・盤古東京方面部部隊で、戦闘に加わる正体不明の人影も確認されている。
また事件発生当時、特攻装警のフィールが、サミットに参加する英国王立科学アカデミーの警護に同行しており、アカデミーメンバーと同様にビル内にとじ込められていると推測され、空撮によってもその姿の一部が確認されているとの情報もある。なお、その後の空撮ではフィールの姿は未確認。次いで、サミット関連の――」
布平は通信を切る。そして思案げに窓の外を見た。
窓の外の眼下には有明の新都心の姿がある。その東の外れに1000mビルがあった。
ふと五条がつぶやく。
「これは、戦闘は不可避ね」
「フィール――、一般装備のみで戦闘装備は無いはずよね」
五条の言葉に桐原が告げる。それに対して布平が続けた。
「まずいわね。エネルギー兵器を駆使する敵に一般装備レベルなんて無茶だわ」
そして、布平は機体後方の荷室に積まれた、エリオット用の追加装備に視線をはしらせる。
「だから、所長はこれをもってこいって言ったのね」
そこにあったのはエリオット用の特殊装備。エリオットを空中投下するさいに用いるジェットパック装備だ。最高高度で2000mからの空中投下を可能にし、作戦エリアへの強行突入を可能にするものだ。布平の言葉に桐原が言う。
「これ、このあいだの南本牧の作戦で使用したものよね」
「えぇ、そうよ」
桐原に布平が答えれば五条がさらに告げる。
「おそらく、アトラスとセンチュリーを先に突入させて、エネルギー兵器を抑止して、後から重装備のエリオットを空中から強行突入させようってプランなんでしょうね」
「そう言う事でしょうね。でも、そうなるとなおさらフィールが心配だわ」
隣から互条の言葉に布平が呟く。
「援護が間に合えばいいんだけど――」
「それって」
互条の言葉を沈黙が包む。布平は横目で互条を見つめた。
後ろのシートでは、布平たちの会話に、一ノ原と金沢がしきりに何かを話している。
「フィール。大丈夫でしょうか?」
「そらもちろん平気に決まってるわ。そんな簡単に負けるようなやわなあの子やないで」
「はい」
「ゆき、そんなに心配やの?」
一ノ原の言葉に金沢はそっと頷いた。金沢のすこし辛そうな表情を一ノ原はじっと見つめた。
機内には、ヘリのメインエンジンの重い音が鈍く響いている。それは、密閉された機内では精神的に重圧となる。だれしもその気分を圧迫されかねない。
ふと、その後ろから金沢の肩へ手が伸びてくる。後ろの席では桐原が金沢の顔を覗き込んでいる。彼女を気遣い静かな目線でじっと見つめている。桐原の優しくも力強い視線に気づいた金沢は、返す言葉を無くし考えたふうになる。一ノ原は、桐原と金沢のやりとりを言葉なく見守る。やがて、金沢は大きく頷いてその気持ちを吐いた。
「あたし、フィールの任務のことを知れば知るほど、こう云う時がいつか来るんじゃいかって漠然と考えてましたけど、まさか、本当に来るなんて――」
桐原は金沢の不安を聞き、口元に意識的な笑みを浮かべては再び話し掛ける。
「ゆき」
「はい」
「だからこそ、私たちが行くんじゃなくて? フィールだけじゃなくみんなのために」
桐原のその言葉に金沢の心の片隅に小さなランプが灯った。しかし、それは一ノ原も同じだった。
「そうや、直美の言う通りやで」
2人の言葉に金沢はこくりと頷いた。その顔からは暗い色はなりをひそめた。かわりに沸き起こったのは小さな勇気の様なものである。金沢は表情を緩ませ笑みを浮かべた。その時、前の座席から布平の声がした。
「聞いて、有明の警備本部から緊急連絡よ」
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