歪んだ少女と拗れた男

高2の夏

束縛

夏休みは西山の家でビデオを見せられ、それと共に行為をするのが続いた。
西山の見せるビデオは軒並みレイプもの、それも中出し前提のものばかりだった。ときには惨むごいと思えるものもあったが、西山はそんなシーンも美咲の顔を押さえて見せつけた。
美咲のM心は加速していった。どんなビデオ内の行為でも西山にならされていいと思い始めていた。そして、そんな美咲の心の動きを西山は見透かしていた。

ある日、西山は先に帰宅し、美咲が一人でマンションへ行く日があった。
インターホンを押すと鍵が開けられる音がした。しかし、ドアは開かれなかった。
不思議に思いながら美咲はドアを開けて玄関に入ると西山が待ち伏せし、美咲を羽交締はがいじめにした。
美咲の手を後ろに回すと、西山が用意していた手錠で拘束した。
「先生…！」
声を上げた美咲の口にタオルを回して、口枷くちかせにする。美咲はうんうん唸りながら西山に促されるままベッドまで連れていかれる。
ベッドに美咲を押し倒すと、西山は美咲にアイマスクをした。視界が奪われた美咲は恐怖と期待でいっぱいになった。
そして何もわからないまま下半身の下着を脱がされ、足はロープでガニ股に開くように縛り上げられた。
美咲は無様な格好を西山に晒している。だがそこで西山がどんな顔をしているかは美咲にはわからない。

西山は満足げに見下ろしながら笑うと、美咲の顔の辺りにしゃがみ込み、口枷のタオルを外す。
「んぁ…」
苦しそうに息を吸い込んだ美咲の口に容赦なく西山は巨大な自らを突っ込んだ。
唐突な出来事に美咲は苦しそうに呻うめく。
「んぐ、んぐぐぅ…」
西山は構わず美咲の頭を押さえつけながら腰を振る。美咲の口元はよだれが垂れてぐちゃぐちゃになっている。
美咲はこんなひどい扱いを受けながらも興奮していた。特に喉奥に先端が当たると時折身体を跳ねさせた。
西山の腰の動きは激しくなり、美咲はビクビクと身体を震わせる。
「ぅ、く…」
西山は快感の声を抑えながら、美咲の口の中で果てた。美咲の口は西山の精液で満たされた。
西山が射精すると同時に美咲も軽くイったようで、身体がプルプルと震えている。
「ほら、私の体液、飲んでよ。」
西山は口をぽかんと開けた美咲に囁く。美咲は口を閉じて喉をゴクリと鳴らしてドロっとした濃ゆい精液を飲み込む。
初めての飲精に、美咲は幸福感と不快感の混じった不思議な感覚を覚えた。

西山はすぐ美咲の割れ目を攻めに移った。しかしそこを見ると既にぐっしょりと濡れており、その姿にまたいやらしい笑みを浮かべた。
人差し指と中指を割れ目に突っ込むと、いつもより激しく、大きく指を抜き差しして大きな音を立てた。
ぐちょ、ぐちゅ、ぬちゅ
「ほら、もう濡れてる。」
美咲は恥ずかしそうに首を振るが秘部は現実を示すように水音を響かせた。
そんな割れ目に西山は一度射精したにも関わらず再び大きくなったものを当てた。
亀頭で入り口を擦り、美咲を焦らす。
「あ、あ…」
「お願いしてごらん。」
「ん…せんせ…挿れて…」
美咲は耐えられなさそうに僅かに腰をくねらせる。
「それじゃわかりませんよ。」
「んん…せんせ…の…おちんぽ…美咲に…ちょうだい…」
西山が腰を落とすと小さな秘裂に巨大な亀頭が飲み込まれる。何度見ても神秘的な光景に西山もにやつく。
美咲の腰はビクビクと跳ね、逃げるように引けるがそれを西山は押さえつけて奥までものを挿入する。
「んあああああっ！」
美咲は視界を奪われているせいか、感度が普段よりも高まっていた。
挿入だけで普段の何倍もの快感を感じていた。
その分、膣の締め付けも強くなる。西山は快感で吐息が漏れた。
その締め付けを味わうようにゆっくりと抜き差しし、次第に速度を速める。いつも以上に結合部からは水音が立ち、美咲の愛液が激しく泡立っていた。
ずちゅ、ぐちゅ
美咲は時折悲鳴にも近い声を上げながら何度もイった。
そして、最後に西山が果てるときはこれ以上ないほどに痙攣し、腰を浮かせて激しくイった。

「気持ちよかった？」
「はい…せんせぇ…」
溶けるような声で快感を露わにして美咲は答えた。
「あのぉ…いつ取ってくれるんですか…？」
美咲はまだあられもない姿に縛られたままだ。
「ん？私が満足するまでそのまま。」
そう言って西山は再び美咲に攻めかかろうとするのであった。