6 / 9
花まつり
しおりを挟む
ふたりのスイートホームは、水回りやLDKなどの共有スペース、それぞれの部屋っていう間取りの、築浅核家族用マンションの一部屋。
大学からは電車じゃないとっていう距離で、乗り継ぎはいいけど普通しか止まらないからちょっと面倒で、最寄り駅からも少し歩かなくちゃいけない。
あえてそういう物件を選んだのは、お互いの友人たちが軽率に来たりできないようにっていう配慮。
ミキの部屋は、実家の時とあまり雰囲気が変わらない「ああ、ミキの部屋だね」って感じの洋室。
ロフトベッドのある部屋で、机と本棚と小ぶりな箪笥があって、気持ちよさそうなフロアラグの上にいくつかクッションが転がっている。
俺の部屋は畳敷きの和室で、見えるところには特に何にも置いてない殺風景な部屋。
寮から運んできたものは全部収納に納まってしまったし、布団敷きなのでこれもまた収納の中に入れてしまえば、目につくところにあるのは机だけ。
そんな感じで、誰の目にもルームシェアしているだけのように見えるけど、これでもちゃんとそれ仕様になっているのだ。
夢の同棲生活だからね。
リビングに置いたソファは、実はベッドになるタイプのもので、座り心地寝心地はミキにさんざん吟味させたものだし。
座面の下の収納には、いつなんどき流されてもいいように、ちゃんと必要なものが入れてある。
俺の布団は一番でかいサイズのものに買い替えてあるし、俺の部屋にも愛し合うのに必要なものはきっちりしっかりそろえてある。
ミキの部屋のロフトはセットしてだけで、今のところ使ったことはない。
毎晩、俺の部屋の俺の布団で、ふたりでお互いを温めあって眠る。
だってほら、スイートホームでの同棲生活だから。
新生活はまだ始まったところで、お互いの生活習慣の違いが目新しくて、擦り合わせが楽しい、そんな時期。
同棲開始から、ほぼ一週間。
入学式もオリエンテーションも終わって、履修登録が始まって、ちょっと大学も落ち着いてきたところ。
だから今度はもっともっとの私生活の充実を図りたい所存。
歩いてすぐのところにはちょっとした遊歩道のついた公園があるから、ミキと一緒に散歩へ出た。
「ふああああああ」
ミキが口を開けて宙を見上げる。
遊歩道が桜並木なのは知っていたけど、思った以上の本数と距離。
それから低い位置には桜以外の花咲く木々。
うっすらと空気が甘い香りに染まっている気がするし、花自体が発光しているんじゃないかって錯覚しそうなくらい、ふんわりと咲き誇っている。
「夜の散歩って、楽しいものなんですね」
ワクワクしているのを隠さないでミキがはしゃぐ。
実家にいるころには一度家に入ったら、夜の間は外出なんてとんでもないって言われていたんだそうだ。
ミキは箱入り息子。
「花がいっぱい」
花園みたいだ。
俺が思うのと同じタイミングで、ミキが笑う。
訳の分からない万能感を覚えてしまうくらい、花爛漫な夜の公園。
こんないっぱい花が咲いていて、昼間だったりしたらもっと調子乗っちゃって、自己肯定感爆発しても不思議じゃないよね。
天地指さす赤子が出来上がるのもわかる。
「花の名前はわかんないけど、これだけ咲いていたらすごいなあって思うよな」
「オレも桜くらいしかわからないです」
「あ、じゃあ俺の方がマシかも。あの低いのは雪柳で、こっちの赤いのは椿っていうのはわかる」
「オレもわかります! あれ、タンポポ」
ミキが笑って地面を指さす。
あちこち眺めながら目で花を楽しんで、コンビニにまで行って、明日の朝ごパンを買って手をつないで帰ってきた。
朝ごパン、だって。
ミキの家のローカル単語。
かわいい。
そして現在。
実家から届いた甘茶を飲んでのんびり過ごしていた夜半前、俺はリビングのソファの上で、ミキに跨られております。
何故に?
「ミキ?」
「先輩……あの……し、しましょう!」
真っ赤な顔で目も潤んじゃって、必死の形相で誘われて、こっちもつられて顔が熱くなる。
だってミキだよ?!
あの、ミキが!
俺を誘ってくれるなんて、一体どうしたことだっていうか誰得っていうか、ねえこれドッキリじゃないよねっていう気分になってしまう。
「す、するって……? ミキ?」
「だから……あの、あ、の、せ……せ、せっく」
ミキの口から『ス』が出る前に、大急ぎで手で口をふさいだ。
それ言われたら、我慢できなくなってしまうだろ!
ふにゃっとミキの眉が下がる。
俺が拒否したと思ったのかな?
ああ、そうじゃなくて。
拒否なんてするはずないんだけど。
手を外したらへの字口になってた。
だーかーらー。
かわいすぎるだろう。
「先輩……」
「嫌なんじゃないから! むしろ、お願いしますな感じなんだけどね、でも、ちょっと待って」
「ダメ……なんですか?」
「全然! けど、急でびっくりしてる。どうしたの?」
「急じゃないです。オレ的にはお待たせしましたって気分です」
言い張るミキの頭をよしよしって撫でて、掌にキスをした。
お待たせしました、ねえ……
「全然、待ってないんだけど?」
「え?」
「あ、同棲は待ってた、そこは確かにそうなんだけど、それはお互いに事情あったし、しょうがないよね」
「はい」
「でもそれ以外は全然待ってない。ゆっくりが楽しい」
ミキは俺が初めての恋人。
好意を持つのも付き合うのも、キスも、体の経験もなにもかも。
俺は自慢できることじゃないけど、付き合う相手が途切れたことがなくて、向こうが積極的なことが多くて、経験はそれなりにある方なんだと思う。
ミキと付き合うまでは、だけど。
ミキとはゆっくりでいい。
ミキのペースがいい。
だって、それがもうすげえかわいいんだ。
「だって、もう二年も経つのに……」
「セックスって付き合った時間でするもんじゃないと思うし、無理して焦ってするもんでもないっしょ。俺はミキと一緒にゆっくり楽しいのがいい」
焦らないでいいんだよ。
だって君は確実に変わっていっている。
君の変化が素敵すぎて、俺は目が離せない。
「俺はミキのこと抱きたい」
「だったら」
「でもミキが気持ちよくて、泣いちゃうくらい幸せで、トロトロなのがいいんだ」
男同士だと受け入れる方に負担がかかるのは致し方ないことだしね、その分準備には念を入れたいし。
何より。
ずっとずっと一緒にいたいと思うから、生活もちゃんと大事にしたい。
無理させて身体を壊したり、大学に通えなくなったり、っていうのは避けたいのだ。
だから、準備にもゆーっくり時間をかけたい。
今夜みたいに散歩したり、一緒に家事をしたり、デートしたり、そういうこともしたいんだ。
そう言い聞かせながら、ミキのあちこちを啄んでいく。
たくさんたくさんちっさいリップ音を鳴らして、ミキの体から力が抜けるのを待つ。
「それにさ、俺、結構手の込んだシチューとか好きなんだよ」
「手の込んだシチュー?」
「シチューってさ、簡単に作ろうと思ったら作れるし、それなりに旨くできるじゃん。でも、こだわって作ることもできてさ、そっちもまた旨いわけ」
「ああ……はい」
「俺は、そうやって料理に手をかけるのも好きだし、手をかけた料理も好き」
だから、ミキとのことも全然待たされたなんて思ってなくて、めっちゃ楽しいのだ。
っていう話をしたら、ミキがそれはそれで、ってフクザツ~な顔をした。
「先輩をお待たせしてないっていうのは安心したけど、でも、あの……」
「ん?」
「ずっとこのままっていうのも、ヤです」
あああああ。
俺のミキがかわいすぎて、そのかわいさで俺を殺しに来る。
自分で言ったくせに、恥ずかしくなったのか俺の胸に顔を伏せてしまったミキがまたかわいくて、俺はぎゅうってミキを抱きしめて悶絶する。
絶対、離さない。
たくさん準備しよう。
ミキがつらくないように。
気持ちよくて泣いちゃうくらいに。
誰にも邪魔されないように、完ぺきに準備して、それでその日を楽しもう。
花盛りの夜に交わしたのは、少し先の、幸せな約束。
大学からは電車じゃないとっていう距離で、乗り継ぎはいいけど普通しか止まらないからちょっと面倒で、最寄り駅からも少し歩かなくちゃいけない。
あえてそういう物件を選んだのは、お互いの友人たちが軽率に来たりできないようにっていう配慮。
ミキの部屋は、実家の時とあまり雰囲気が変わらない「ああ、ミキの部屋だね」って感じの洋室。
ロフトベッドのある部屋で、机と本棚と小ぶりな箪笥があって、気持ちよさそうなフロアラグの上にいくつかクッションが転がっている。
俺の部屋は畳敷きの和室で、見えるところには特に何にも置いてない殺風景な部屋。
寮から運んできたものは全部収納に納まってしまったし、布団敷きなのでこれもまた収納の中に入れてしまえば、目につくところにあるのは机だけ。
そんな感じで、誰の目にもルームシェアしているだけのように見えるけど、これでもちゃんとそれ仕様になっているのだ。
夢の同棲生活だからね。
リビングに置いたソファは、実はベッドになるタイプのもので、座り心地寝心地はミキにさんざん吟味させたものだし。
座面の下の収納には、いつなんどき流されてもいいように、ちゃんと必要なものが入れてある。
俺の布団は一番でかいサイズのものに買い替えてあるし、俺の部屋にも愛し合うのに必要なものはきっちりしっかりそろえてある。
ミキの部屋のロフトはセットしてだけで、今のところ使ったことはない。
毎晩、俺の部屋の俺の布団で、ふたりでお互いを温めあって眠る。
だってほら、スイートホームでの同棲生活だから。
新生活はまだ始まったところで、お互いの生活習慣の違いが目新しくて、擦り合わせが楽しい、そんな時期。
同棲開始から、ほぼ一週間。
入学式もオリエンテーションも終わって、履修登録が始まって、ちょっと大学も落ち着いてきたところ。
だから今度はもっともっとの私生活の充実を図りたい所存。
歩いてすぐのところにはちょっとした遊歩道のついた公園があるから、ミキと一緒に散歩へ出た。
「ふああああああ」
ミキが口を開けて宙を見上げる。
遊歩道が桜並木なのは知っていたけど、思った以上の本数と距離。
それから低い位置には桜以外の花咲く木々。
うっすらと空気が甘い香りに染まっている気がするし、花自体が発光しているんじゃないかって錯覚しそうなくらい、ふんわりと咲き誇っている。
「夜の散歩って、楽しいものなんですね」
ワクワクしているのを隠さないでミキがはしゃぐ。
実家にいるころには一度家に入ったら、夜の間は外出なんてとんでもないって言われていたんだそうだ。
ミキは箱入り息子。
「花がいっぱい」
花園みたいだ。
俺が思うのと同じタイミングで、ミキが笑う。
訳の分からない万能感を覚えてしまうくらい、花爛漫な夜の公園。
こんないっぱい花が咲いていて、昼間だったりしたらもっと調子乗っちゃって、自己肯定感爆発しても不思議じゃないよね。
天地指さす赤子が出来上がるのもわかる。
「花の名前はわかんないけど、これだけ咲いていたらすごいなあって思うよな」
「オレも桜くらいしかわからないです」
「あ、じゃあ俺の方がマシかも。あの低いのは雪柳で、こっちの赤いのは椿っていうのはわかる」
「オレもわかります! あれ、タンポポ」
ミキが笑って地面を指さす。
あちこち眺めながら目で花を楽しんで、コンビニにまで行って、明日の朝ごパンを買って手をつないで帰ってきた。
朝ごパン、だって。
ミキの家のローカル単語。
かわいい。
そして現在。
実家から届いた甘茶を飲んでのんびり過ごしていた夜半前、俺はリビングのソファの上で、ミキに跨られております。
何故に?
「ミキ?」
「先輩……あの……し、しましょう!」
真っ赤な顔で目も潤んじゃって、必死の形相で誘われて、こっちもつられて顔が熱くなる。
だってミキだよ?!
あの、ミキが!
俺を誘ってくれるなんて、一体どうしたことだっていうか誰得っていうか、ねえこれドッキリじゃないよねっていう気分になってしまう。
「す、するって……? ミキ?」
「だから……あの、あ、の、せ……せ、せっく」
ミキの口から『ス』が出る前に、大急ぎで手で口をふさいだ。
それ言われたら、我慢できなくなってしまうだろ!
ふにゃっとミキの眉が下がる。
俺が拒否したと思ったのかな?
ああ、そうじゃなくて。
拒否なんてするはずないんだけど。
手を外したらへの字口になってた。
だーかーらー。
かわいすぎるだろう。
「先輩……」
「嫌なんじゃないから! むしろ、お願いしますな感じなんだけどね、でも、ちょっと待って」
「ダメ……なんですか?」
「全然! けど、急でびっくりしてる。どうしたの?」
「急じゃないです。オレ的にはお待たせしましたって気分です」
言い張るミキの頭をよしよしって撫でて、掌にキスをした。
お待たせしました、ねえ……
「全然、待ってないんだけど?」
「え?」
「あ、同棲は待ってた、そこは確かにそうなんだけど、それはお互いに事情あったし、しょうがないよね」
「はい」
「でもそれ以外は全然待ってない。ゆっくりが楽しい」
ミキは俺が初めての恋人。
好意を持つのも付き合うのも、キスも、体の経験もなにもかも。
俺は自慢できることじゃないけど、付き合う相手が途切れたことがなくて、向こうが積極的なことが多くて、経験はそれなりにある方なんだと思う。
ミキと付き合うまでは、だけど。
ミキとはゆっくりでいい。
ミキのペースがいい。
だって、それがもうすげえかわいいんだ。
「だって、もう二年も経つのに……」
「セックスって付き合った時間でするもんじゃないと思うし、無理して焦ってするもんでもないっしょ。俺はミキと一緒にゆっくり楽しいのがいい」
焦らないでいいんだよ。
だって君は確実に変わっていっている。
君の変化が素敵すぎて、俺は目が離せない。
「俺はミキのこと抱きたい」
「だったら」
「でもミキが気持ちよくて、泣いちゃうくらい幸せで、トロトロなのがいいんだ」
男同士だと受け入れる方に負担がかかるのは致し方ないことだしね、その分準備には念を入れたいし。
何より。
ずっとずっと一緒にいたいと思うから、生活もちゃんと大事にしたい。
無理させて身体を壊したり、大学に通えなくなったり、っていうのは避けたいのだ。
だから、準備にもゆーっくり時間をかけたい。
今夜みたいに散歩したり、一緒に家事をしたり、デートしたり、そういうこともしたいんだ。
そう言い聞かせながら、ミキのあちこちを啄んでいく。
たくさんたくさんちっさいリップ音を鳴らして、ミキの体から力が抜けるのを待つ。
「それにさ、俺、結構手の込んだシチューとか好きなんだよ」
「手の込んだシチュー?」
「シチューってさ、簡単に作ろうと思ったら作れるし、それなりに旨くできるじゃん。でも、こだわって作ることもできてさ、そっちもまた旨いわけ」
「ああ……はい」
「俺は、そうやって料理に手をかけるのも好きだし、手をかけた料理も好き」
だから、ミキとのことも全然待たされたなんて思ってなくて、めっちゃ楽しいのだ。
っていう話をしたら、ミキがそれはそれで、ってフクザツ~な顔をした。
「先輩をお待たせしてないっていうのは安心したけど、でも、あの……」
「ん?」
「ずっとこのままっていうのも、ヤです」
あああああ。
俺のミキがかわいすぎて、そのかわいさで俺を殺しに来る。
自分で言ったくせに、恥ずかしくなったのか俺の胸に顔を伏せてしまったミキがまたかわいくて、俺はぎゅうってミキを抱きしめて悶絶する。
絶対、離さない。
たくさん準備しよう。
ミキがつらくないように。
気持ちよくて泣いちゃうくらいに。
誰にも邪魔されないように、完ぺきに準備して、それでその日を楽しもう。
花盛りの夜に交わしたのは、少し先の、幸せな約束。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
【R18・BL】人間界の王子様とハーフヴァンパイアが結ばれるまでの話
あかさたな!
BL
このお話は予告なくR指定な内容が含まれています(9割はR指定かもしれません)
このお話は人間界の王子とハーフヴァンパイアのラブストーリー。
執着気味なハーフヴァンパイアの熱烈なアピールに掌の上で転がされていく王子が多いです。
体で繋ぎ止めたいハーフヴァンパイアと結構そういう方面に疎いまじめな王子が色々されていく日常です。
ーーーーー
2022.3タイトル変更します!
(仮)→ 人間界の王子様とハーフヴァンパイアが結ばれるまでの話
2022/03/08 完結いたしました。
最後までお付き合いいただき、大変励みになりました。
ありがとうございます。
これからもこのお話を末長く楽しんでいただけると幸いです。
4人の人類国王子は他種族に孕まされ花嫁となる
クズ惚れつ
BL
遥か未来、この世界には人類、獣類、爬虫類、鳥類、軟体類の5つの種族がいた。
人類は王族から国民までほとんどが、他種族に対し「低知能」だと差別思想を持っていた。
獣類、爬虫類、鳥類、軟体類のトップである4人の王は、人類の独占状態と差別的な態度に不満を抱いていた。そこで一つの恐ろしい計画を立てる。
人類の王子である4人の王の息子をそれぞれ誘拐し、王や王子、要人の花嫁として孕ませて、人類の血(中でも王族という優秀な血)を持った強い同族を増やし、ついでに跡取りを一気に失った人類も衰退させようという計画。
他種族の国に誘拐された王子たちは、孕まされ、花嫁とされてしまうのであった…。
※淫語、♡喘ぎなどを含む過激エロです、R18には*つけます。
※毎日18時投稿予定です
※一章ずつ書き終えてから投稿するので、間が空くかもです
離縁しようぜ旦那様
たなぱ
BL
『お前を愛することは無い』
羞恥を忍んで迎えた初夜に、旦那様となる相手が放った言葉に現実を放棄した
どこのざまぁ小説の導入台詞だよ?旦那様…おれじゃなかったら泣いてるよきっと?
これは、始まる冷遇新婚生活にため息しか出ないさっさと離縁したいおれと、何故か離縁したくない旦那様の不毛な戦いである
【BL】SNSで人気の訳あり超絶イケメン大学生、前立腺を子宮化され、堕ちる?【R18】
NichePorn
BL
スーパーダーリンに犯される超絶イケメン男子大学生
SNSを開設すれば即10万人フォロワー。
町を歩けばスカウトの嵐。
超絶イケメンなルックスながらどこか抜けた可愛らしい性格で多くの人々を魅了してきた恋司(れんじ)。
そんな人生を謳歌していそうな彼にも、児童保護施設で育った暗い過去や両親の離婚、SNS依存などといった訳ありな点があった。
愛情に飢え、性に奔放になっていく彼は、就活先で出会った世界規模の名門製薬会社の御曹司に手を出してしまい・・・。
【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集
夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。
現在公開中の作品(随時更新)
『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』
異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ
婚約者は俺にだけ冷たい
円みやび
BL
藍沢奏多は王子様と噂されるほどのイケメン。
そんなイケメンの婚約者である古川優一は日々の奏多の行動に傷つきながらも文句を言えずにいた。
それでも過去の思い出から奏多との別れを決意できない優一。
しかし、奏多とΩの絡みを見てしまい全てを終わらせることを決める。
ザマァ系を期待している方にはご期待に沿えないかもしれません。
前半は受け君がだいぶ不憫です。
他との絡みが少しだけあります。
あまりキツイ言葉でコメントするのはやめて欲しいです。
ただの素人の小説です。
ご容赦ください。
俺の番が変態で狂愛過ぎる
moca
BL
御曹司鬼畜ドSなα × 容姿平凡なツンデレ無意識ドMΩの鬼畜狂愛甘々調教オメガバースストーリー!!
ほぼエロです!!気をつけてください!!
※鬼畜・お漏らし・SM・首絞め・緊縛・拘束・寸止め・尿道責め・あなる責め・玩具・浣腸・スカ表現…等有かも!!
※オメガバース作品です!苦手な方ご注意下さい⚠️
初執筆なので、誤字脱字が多々だったり、色々話がおかしかったりと変かもしれません(><)温かい目で見守ってください◀
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる