【完結】婚約者様。今、貴方が愛を囁いているのは、貴方が無下に扱っている貴方の婚約者ですわよ
「お願いです、私の月光の君。美しい貴女のお名前を教えては頂けませんでしょうか?」 とある公爵家での夜会。一人テラスに出て綺麗な夜空を眺めていた所に一人の男性が現れ、大層仰々しく私の手を取り先程の様な事をツラツラと述べられたのですが…… 私、貴方の婚約者のマリサですけれども? 服装や髪型にまで口を出し、私を地味で面白味の無い女に仕立てるだけでは飽き足らず、夜会のエスコートも誕生日の贈り物すらしない婚約者。そんな婚約者が私に愛を囁き、私の為に婚約破棄をして来ると仰ってますけれど……。宜しい、その投げられた白い手袋。しかと受け取りましたわ。◆◆ 売られた喧嘩は買う令嬢。一見、大人しくしている人ほどキレたら怖い。 ◆◆ 緩いお話なので緩いお気持ちでお読み頂けましたら幸いです。
誤字脱字の報告ありがとうございます。随時、修正させて頂いております。
誤字脱字の報告ありがとうございます。随時、修正させて頂いております。
あなたにおすすめの小説
あなたのことを忘れない日はなかった。
仏白目
恋愛
ノウス子爵家には2人の娘がいる
しっかり者の20歳の長女サエラが入婿をとり子爵家を継いだ、
相手はトーリー伯爵家の三男、ウィルテル20歳 学園では同級生だつた とはいえ恋愛結婚ではなく、立派な政略結婚お互いに恋心はまだ存在していないが、お互いに夫婦として仲良くやって行けると思っていた。 結婚するまでは・・・
ノウス子爵家で一緒に生活する様になると
ウィルテルはサエラの妹のリリアンに気があるようで・・・
*作者ご都合主義の世界観でのフィクションでございます。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
夫のかつての婚約者が現れて、離縁を求めて来ました──。
Nao*
恋愛
結婚し一年が経った頃……私、エリザベスの元を一人の女性が訪ねて来る。
彼女は夫ダミアンの元婚約者で、ミラージュと名乗った。
そして彼女は戸惑う私に対し、夫と別れるよう要求する。
この事を夫に話せば、彼女とはもう終わって居る……俺の妻はこの先もお前だけだと言ってくれるが、私の心は大きく乱れたままだった。
その後、この件で自身の身を案じた私は護衛を付ける事にするが……これによって夫と彼女、それぞれの思いを知る事となり──?
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
夫は私を愛してくれない
はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」
「…ああ。ご苦労様」
彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。
二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
一気に読ませて頂きました!面白っかたです!読めて良かったです!
エリック、ツッコミどころ満載でした~ ((´∀`*))ヶラヶラ
こっこ様
感想ありがとうございます
エリックは歩く矛盾男だものでw楽しんで頂けたのでしたら幸いです
本作、読んで下さりありがとうございました
何度も「体系」と出てきますが「体型」の間違いではないでしょうか?
べっちー様
誤字のご連絡ありがとうございます
修正させて頂きました
ランキングよりお邪魔しました。
続きがどうなるのか気になります~♪
13話の最期のエリック、どれが悪かったのか?それがわからないから駄目なんじゃんと思わず突っ込んじゃいました😅
にゃおん様
感想ありがとうございます
ありがたい事に皆様のおかげでランキングに入る事が出来、こうして読んで頂けて大変嬉しいです
エリックは理解力が無いと言うか、理解したくないのでしょう。だから駄目なんじゃん、な男です
続き……構想がはっきりと出来上がった暁には、頑張ります!
本作、読んで下さりありがとうございました
エリックに婚約者の事、一任していたことも間違いだったと思うけど。母が、よく見ていればと嘆いてますけどね。かなりしっかりと手綱を引っ張るくらいで無ければ、見て無いところでやらかす人だと思います。このエリック母ならいい嫁姑関係が築けただろうなって、これだけは気の毒ですね。
どこが間違っていたかだなんて。あれもこれもと思い浮かばない時点で、まだ見ぬご養子さんに期待するしかなさそう。
kunoenokou様
感想ありがとうございます
仰る通り、ここまで言われても何が悪かったのか分かっていない時点で、きっとやらかします
父親もそれを分かっていて見張り役の補佐をつけようとしているのに、エリックは理解してません
やって来る養子の子もきっと大変でしょうね
本作、読んで下さりありがとうございました
おはようございます。初めまして!マリサのセリフにスッキリ‼️今からよく眠れそうです。続きも待ってます。
なつみかん様
感想ありがとうございます
マリサのセリフでスッキリして下さったのなら嬉しいです
よく眠れましたでしょうか。
本作を読んで下さりありがとうございました。また、次作もありましたらよろしくお願いします
初めてコメント致します。
面白かったので一気に読破しました。
エリックは母親のボヤキを読む限り、
「祖母に溺愛された三文安一人っ子」
と見ました。でなきゃこんな自己愛強すぎる救いようのないバカに育つはずがないので。
父親はまともそうなのに……。
花散里様
感想ありがとうございます
祖母の言う事を鵜呑みにするあたり、そうでしょう
きっと祖母が、自分が育てた方が立派な当主になる、とでも言って小さな頃から子育てに横槍を入れていたのかも知れませんね
本作を読んで下さりありがとうございました
面白く読みました。
いや、この男、あとを継がないほうが、皆のためだよ。
くぅ様
感想ありがとうございます
楽しく読んで頂けて、とても嬉しいです
きっと碌な事にならないのが分かっていて父親も色々と手を打とうとしています
が、エリックが中継ぎ当主として大人しくしているか、それとも隙を見ていらん事をするのかは……
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。