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しおりを挟む「あ、ぁ·····~~~っ♡」
抗うすべもなく、涙を流す。
"俺がどれだけ優介を愛してるか"
そんな甘い言葉を貰う権利は、自分にはない。けれど、この汚い心を打ち明けることもしたくない。
彼に嫌われるのが怖い。
傷つけたくなくて、そして同じくらいに傷つきたくない。
「あ·····っ♡」
予告無く押し込まれてゆく大きな熱を、優介は震えながら受け入れた。
「はぁ·····っはぁ·····♡あ、ぁ·····♡はい、っちゃあ·····♡」
「キュンキュン締め付けてくる····優介のナカ、あったかくて、気持ちいいよ」
後ろから耳元へ囁かれる。彼のものが根元まで押し込まれると、強い快感が体を駆け抜けた。
奥で脈打つ男根が苦しい。優介は甘い呼吸を繰り返した。
「動くよ·····」
駄目と叫びかけた優介は、引き抜かれたそれに、舌を突き出す。
「────あ"ぅっ♡」
バチュンと濁った水温と共に、禍々しい棒が優介の中へ押し戻され、そしてゆっくりと引き抜かれる。
痛みや嫌悪感はこれっぽっちもなかった。
「あ"ぁっ♡や、らぁっ·····あっ♡あ、あ、あっ♡」
「優介、優介·····」
甘い声が名前を呼びながら、執拗に奥をなで上げる。
優介が達してもなお、凶器を打ち付けられ続ける。
とうとう、最奥へ熱いものを吐き出された。引き抜かれた刺激で、優介は再び軽く絶頂した。
ベッドへ倒れ込んだ優介の尻から、濃い白濁が溢れ出した。
「あっ·····♡」
敏感になった身体は仰向けにされ、彼によって股を開かされる。
再びあてがわれたものは、既に硬くなっていた。
「あ、ダメ·····♡」
「ダメじゃないだろ?」
反りあがった熱が、つぼみに当てられる。優介の奥は快楽を期待し、ヒクヒクと痙攣していた。
「欲しくて、泣いちゃいそうだね」
何度も首筋に吸い付かれる。
「ああ·····♡」
焦らされるように亀頭で入口を擦られる。優介の陰茎からは、ひっきりなしに透明な蜜が溢れ出した。
「まるで、女の子の愛液みたいだ」
意地悪な声が囁く。
「いや·····っ♡はぁ·····言わな、で·····」
「何度でも注いであげるからね」
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