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133、細谷とみんなで夕食
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空side
「ご飯できたよー」
「「はーい」」
細谷とお話してる間に陽ちゃんと城崎先生が作ってくれた。
「ありがとう。美味しそう。」
中華の美味しそうな匂いがする。
炒飯、餃子、唐揚げ、レバニラ炒め、青椒肉絲が机に並んでいた。
「「「「いただきます。」」」」
「っ美味しい!空、こんな美味しいもん食べれるとか羨ましい!」
「ありがとう、おかわりあるから沢山食べてね。」
「ありがとうございます!」
陽ちゃんと城崎先生は嬉しそうに細谷を見ている。
僕も食べなきゃ。
学校では細谷と一緒に食べてたんだから大丈夫。
そう思うのに陽ちゃんたち以外の人と食べるのは久しぶりでなかなか口が開かない。
「中華スープもあるよ。熱いから気をつけてね。」
……コクリ、
陽ちゃんが卵とネギが入ったスープを入れてくれた。
多分みんな僕が食べれてないのは気付いてる。
けど、あえて3人で話して僕が自分のペースで食べれるようにしてくれた。
数分経って、少し気持ちも落ち着いたから何度か深呼吸をしてからゆっくり口を開きスープを飲んだ。
優しい味で飲みやすい。
「美味しい、ありがとう。」
「いいえ、ゆっくり飲んだらいいからね。」
コクリ、
陽ちゃんはそう言ってニコッと笑顔を見せてくれた。
城崎先生と細谷も嬉しそうな顔でこっちを見ていた。
「それ美味しい?」
「美味しいよ。食べてみる?」
コクリ
細谷が青椒肉絲を少量よそってくれた。
スープが飲めたからこれも食べれるかな、なんとなくできる自信があった。
「っ……っ、美味しい。」
「そうだろ~!それ俺が味付けしたんだ笑」
城崎先生がどっちが作ったか全部教えてくれて、気になって少しずつ全て食べてみることにした。
さっきまで口を開けることすら難しかったのに全種類食べることがきた。
「全部美味しい。ありがとうございます。」
「「いいえ~」」
「食べれそうで良かった。」
コクリ
陽ちゃんの言葉に城崎先生もウンウンと頷いている。
みんな心配してくれてたんだ、感謝の気持ちでいっぱいになった。
「ご飯できたよー」
「「はーい」」
細谷とお話してる間に陽ちゃんと城崎先生が作ってくれた。
「ありがとう。美味しそう。」
中華の美味しそうな匂いがする。
炒飯、餃子、唐揚げ、レバニラ炒め、青椒肉絲が机に並んでいた。
「「「「いただきます。」」」」
「っ美味しい!空、こんな美味しいもん食べれるとか羨ましい!」
「ありがとう、おかわりあるから沢山食べてね。」
「ありがとうございます!」
陽ちゃんと城崎先生は嬉しそうに細谷を見ている。
僕も食べなきゃ。
学校では細谷と一緒に食べてたんだから大丈夫。
そう思うのに陽ちゃんたち以外の人と食べるのは久しぶりでなかなか口が開かない。
「中華スープもあるよ。熱いから気をつけてね。」
……コクリ、
陽ちゃんが卵とネギが入ったスープを入れてくれた。
多分みんな僕が食べれてないのは気付いてる。
けど、あえて3人で話して僕が自分のペースで食べれるようにしてくれた。
数分経って、少し気持ちも落ち着いたから何度か深呼吸をしてからゆっくり口を開きスープを飲んだ。
優しい味で飲みやすい。
「美味しい、ありがとう。」
「いいえ、ゆっくり飲んだらいいからね。」
コクリ、
陽ちゃんはそう言ってニコッと笑顔を見せてくれた。
城崎先生と細谷も嬉しそうな顔でこっちを見ていた。
「それ美味しい?」
「美味しいよ。食べてみる?」
コクリ
細谷が青椒肉絲を少量よそってくれた。
スープが飲めたからこれも食べれるかな、なんとなくできる自信があった。
「っ……っ、美味しい。」
「そうだろ~!それ俺が味付けしたんだ笑」
城崎先生がどっちが作ったか全部教えてくれて、気になって少しずつ全て食べてみることにした。
さっきまで口を開けることすら難しかったのに全種類食べることがきた。
「全部美味しい。ありがとうございます。」
「「いいえ~」」
「食べれそうで良かった。」
コクリ
陽ちゃんの言葉に城崎先生もウンウンと頷いている。
みんな心配してくれてたんだ、感謝の気持ちでいっぱいになった。
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