ホントの気持ち

かんこ

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48、話し合い

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名取side

空が寝たのを確認し、城崎先生と神山先生と退院後のことを話すため個室に移動した。

「えっと、空が退院した後の事なのですが…」

どう話を進めるか考えていると城崎先生が話を進めてくれた。

「神山も名取先生から退院後のこと相談されたんだよな?神山は何て答えたんだ?」

「俺は今、お見舞いとして俺ら2人が午前と午後で入れ違いで来てるから退院後も同じように入れ違いで空くんと一緒にいれるんじゃないかなって思ってそう答えた。
でも、そうなると空くんの移動が多くなっちゃうかなって」

「俺も同意見だ。
確かに、家は近いが移動はあるな…
あと夕紀は名取先生が1番安心できると思うから俺らで良いのかなって思った。夕紀に聞かないとそこは分からないな。」

空の事をとても考えてくれてる。

「ありがとうございます。
お2人ともありがとうございます。
お2人の気持ちはとても嬉しいです。
 神山先生には言ったのですが、そこまでお2人に甘えてもいいのか、負担にならないかが…」

「負担とか思ってないですっ!」

城崎先生が勢いよく言った。

「俺は夕紀と一緒にいることは楽しいし、何より名取先生の力になりたいです!」

「ありがとうございます。
……えっと、お2人に甘えても良いですか?」

「「もちろんです!!」」

2人は声を合わせて引き受けてくれた。
俺一人じゃどうもできない。
2人が力になってくれるなら、空と一緒にいてくれるなら俺は嬉しいし安心できる。
本当に心強い。

「ありがとうございます。
空の事これからもよろしくお願いします。」



それから、3人で空と誰がいつ一緒にいれるかなどを話し合った。
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