誰にも言えない初恋

山本未来

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恋の病

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「なぁ~翔!

お前さ~俺の話し聞いてる?

最近のお前なんか変だぞ~

部活中も気合入ってない感じだし

心、ここにあらずって感じで

俺の話しも上の空で聞いてないし、、

何かあったのか?」


昼休み偶然廊下で拓哉とすれ違い

拓哉と話していた僕は

最近不眠症と言うか身体に力が

入らないと言うか家でも学校でも

ぼんやりする事が多くなっていて

そんな僕を拓也は心配してくれて

いつも話しかけてくれるけど

話しの途中でぼんやりする事が

多かった


「あっ!ごめん、ごめん

来週彼女と遊びに行くんだろ~

仲良くて羨ましいよ~」


僕は、はっとして、拓也にそう言った


「それって昨日話した内容だぞ~

翔、本当に大丈夫か?!

何か悩みあるんだったらいつでも

聞くし元気だせよ!」


拓也がそう言うと同時にチャイムが鳴り

僕は教室に向かった


僕の席は窓側の席の後ろから

2番目


先生からはよく見えない席だから

いつも窓から外の景色を眺めていた

今日は快晴で真っ青の空が

広がっている


だけど僕の心は重いというか

うつ病?!って思う程やる気が

起きなくて部活に行くのも面倒で

とりあえず仕方なく毎日行ってはいるけど

毎日家に早く帰る事ばかり考えている


玲奈ちゃんママとSEXしている

夢を見た日に玲奈ちゃんママに会って

あの日から僕は毎日、毎日

玲奈ちゃんママの事ばかり考えていて


頭から離れなくて苦しい状態が

続いている


部活が終わると急いで家に帰り

公園や玲奈ちゃんママの家の前を

通って帰えり家につくと

布団に潜り混んで玲奈ちゃんママの事

考えて妄想したり会いたい

会いたいって心が数え切れないほど

叫んだり、、

時には涙が溢れて悲しくなったり


今までに経験した事がない感情が

溢れてこれが恋の病と言うものなのか


本当に僕の心は病気のような

状態になっていた


あの日から1ヶ月以上経っているけど

まったく会えないし会えないのに想いが

どんどん募っていって


食欲もないから最近ズボンも

ぶかぶかになるほど痩せてきた


どうしたら玲奈ちゃんママの事が

頭から離れるのか

誰か教えてくれ~!!

って言う程苦しかった


そして夜中の0時位になると

毎晩のように胸がキュ~ンとなって

切ない想いが込み上げて来て


玲奈ちゃんママを抱きたい気持ちが

溢れてきて


裸で抱き合い濃厚なキスを交わし

身体中にキスをしまくり

合体して腰を動かし愛し合う

そんな妄想を繰り返していた


その時間だけは苦しさはなく

気持ち良くて快感というか

スッキリする感じで、、


だから毎晩、毎晩、僕は

夜中になっても

寝つけず部活でとても疲れている

はずなのに寝れなくて何度も

何度も目が覚めては朝を迎える


そんな状態がずっと続いていた


だから毎日頭がぼんやりしていたし

勉強も部活も身に入らない状態だった


そんなある日、たまたま風邪を

ひいてしまい熱が出て2日程

学校を休んで寝込んでいた


朝10時頃電話が鳴り

僕は熱ぽい身体を起こして電話に出た


「もしもし~藤井ですけど、、」


僕は眠そうな疲れた鼻声で電話に出た


「もしもし、、」


その途端頭がパニックになった

それは予期せぬ驚きの電話だったんだ






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