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あの人が来てくれる
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僕はあの日、公園であの人に逢ってから
公園に行く度にあの人の側に
わざとらしく近寄って行った
気がついて欲しくてじーっと見つめたり
あの人達の周りを分けもなく歩いてみたり
でも沢山のママ友達と楽しそうに話を
しているので、なかなか気づいてくれない時も
あったけど僕に気が付いて
ニコって微笑んでくれると
僕はそれだけで嬉しかった
あの人の子供は僕の弟と同い年ぐらいに見えた
女の子で沢山の友達とドロ遊びをしていて
砂でお団子を作ったりバケツに水を
入れたりしていた
その側であの人は楽しそうに
みんなと話をしていた
今日もお母さんと弟が公園に行くと言うので
「僕も行く~」
って付いてきた
僕と弟は走り回ったり三輪車に乗ってたり
自転車に乗ったりしていた
その側にお母さんがいて
退屈そうにしていたので走って行き話かけた
「お母さん、この前一緒に話してた人と
仲いいの?」
「斎藤さんの事かな?
たまたま野球チームの
拓也君のお母さんと斎藤さんも
知り合いでその話を斎藤さんにしたら
気が合って話が盛り上がったんだよ
とっても話やすい人で仲良くなったの!」
「そうなんだ~
拓也君のお母さんとも仲がいいんだね
そしたら今度、拓也君と拓也君のお母さんと
斎藤さんに僕の家に来てもらおうよ~」
「そうだね、今度誘ってみようか?
楽しそうだからお母さん頑張ってご馳走つくるわ」
「やった~!!」
「僕、斎藤さんに言って来るね」
僕はダッシュで斎藤さんの側に行くと
「拓也君のお母さんが僕の家来て
僕のお母さんがご飯作るから
斎藤さんも僕の家に来て!」
と息を切らしながら言った
斎藤さんはびっくりした顔で
僕を見つめると笑顔で
「行きたいけど本当に行っていいの~」
って優しいしい声で言った
「いいよ~!絶対来てね!
お母さんに連絡するように
言っておくからね
約束だよ!」
僕は嬉しくてまたダッシュで
お母さんの方へ向った
お母さんはなぜだかとても嬉しそうだった
斎藤さんが僕の家に来てくれる!
「やった!!」
僕はなぜか空に向って高く
飛び跳ねていた
夏休みも、もうすぐ終わりを迎える
まだ蒸し暑い夕方の出来事だった
公園に行く度にあの人の側に
わざとらしく近寄って行った
気がついて欲しくてじーっと見つめたり
あの人達の周りを分けもなく歩いてみたり
でも沢山のママ友達と楽しそうに話を
しているので、なかなか気づいてくれない時も
あったけど僕に気が付いて
ニコって微笑んでくれると
僕はそれだけで嬉しかった
あの人の子供は僕の弟と同い年ぐらいに見えた
女の子で沢山の友達とドロ遊びをしていて
砂でお団子を作ったりバケツに水を
入れたりしていた
その側であの人は楽しそうに
みんなと話をしていた
今日もお母さんと弟が公園に行くと言うので
「僕も行く~」
って付いてきた
僕と弟は走り回ったり三輪車に乗ってたり
自転車に乗ったりしていた
その側にお母さんがいて
退屈そうにしていたので走って行き話かけた
「お母さん、この前一緒に話してた人と
仲いいの?」
「斎藤さんの事かな?
たまたま野球チームの
拓也君のお母さんと斎藤さんも
知り合いでその話を斎藤さんにしたら
気が合って話が盛り上がったんだよ
とっても話やすい人で仲良くなったの!」
「そうなんだ~
拓也君のお母さんとも仲がいいんだね
そしたら今度、拓也君と拓也君のお母さんと
斎藤さんに僕の家に来てもらおうよ~」
「そうだね、今度誘ってみようか?
楽しそうだからお母さん頑張ってご馳走つくるわ」
「やった~!!」
「僕、斎藤さんに言って来るね」
僕はダッシュで斎藤さんの側に行くと
「拓也君のお母さんが僕の家来て
僕のお母さんがご飯作るから
斎藤さんも僕の家に来て!」
と息を切らしながら言った
斎藤さんはびっくりした顔で
僕を見つめると笑顔で
「行きたいけど本当に行っていいの~」
って優しいしい声で言った
「いいよ~!絶対来てね!
お母さんに連絡するように
言っておくからね
約束だよ!」
僕は嬉しくてまたダッシュで
お母さんの方へ向った
お母さんはなぜだかとても嬉しそうだった
斎藤さんが僕の家に来てくれる!
「やった!!」
僕はなぜか空に向って高く
飛び跳ねていた
夏休みも、もうすぐ終わりを迎える
まだ蒸し暑い夕方の出来事だった
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