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もう学校行かない!
しおりを挟む泣きじゃくる私に
お母さんは何も聞かず
ただ抱きしめてくれていた
どれ位泣いていただろう
多分一時間以上泣いていた気がする
少し落ち着いた私にお母さんは
「どうしたの?
よほど辛い事があったんだね、、」
と、とても心配そうに
悲しいそうに言った
「酷いことされたり
言われたりするから
もう学校に行かない、、」
私は泣きながら言葉を詰まらせ
そう言った
「でも、、学校行かなかったら
高校も行けなくなるかもしれないし
勉強も分からなくなるし
休みながらでもなんとか行けない?」
お母さんは目を潤ませながら言った
「嫌だ、、
もう絶対に行かない!
学校行く位だったら
死んだ方がまし!」
私は大声で叫んだ
その後、お母さんは自分の学生時代の
辛かった体験やそれを乗り越えた事
あと1年ちょっと頑張れば
卒業も出来るし
高校にも行けるから頑張る事出来ないか、、
など色々な話しをしてくれていた
私はその話を聞きながらも
やはりあのクラスに戻る事は
出来ないと言う思いの方が強くて
一生懸命話してくれている
お母さんの言葉も
ほとんど耳に入らなかった
お母さんを悲しませてる事の
罪悪感よりも
今の自分の苦しい心の状態を
なんとかしたいと言う事で
精一杯だった
私は夜になっても泣き続けたけれど
どんなに泣いても心の中が
晴れる事はなくて
ただ学校が怖いと言う思いと
クラスメイトが怖いと
言う思いで頭の中はいっぱいだった、、
お母さんはかなり憔悴していたけれど
夜ご飯を作ってくれた
だけど少ししか喉を通らず
自分の部屋でずっとずっと泣いた
明日の朝を迎えるのが怖かった
もう朝など来なければ
いいのにって思った
学校なんて無くなれば
いいのにって思った
だけどいつも通り朝がやって来た
辛い辛い朝がやって来た、、
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