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第四章
73話 神さまというのは
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白い廊下にふたり分の足音が響く。
どこかの小児科から聞こえる子どもたちのはしゃぐ声、患者と看護師による他愛のない会話。どこかの病室から漏れる咳込む音。すべての音がふしぎと遠い。反対に脳内を占めるは自身の鼓動の音ひとつ。
独特な匂いに包まれながらすすめる歩みは急いているのに重たくて、たった十数メートルの距離が百メートルのように感じる。
ここに来るまでのタクシーのなか、会話はひとつもなかった。
『霊安室』のプレートが掲げられた部屋の前に、ひとりの男がすわっている。
如月蓮十郎。駆け付けた兄妹の顔を見るや立ち上がってふたりを胸に抱きしめた。父の腕からするりと抜けて千秋が扉のノブに手をかける。その手がわずかにふるえているのを伊織は見た。けれどなにも言えなかった。自分もまた、ふるえる手を抑えるように千秋の服の裾を掴んで離さなかったから。
キィ、と扉はゆっくり開いた。
薫りくる白檀の香りに目を細め、千秋は入室する。
それほど広さのない部屋にまっ白なベッドと掛布団。横たわる人の顔には布がかぶせられて、まるでテレビドラマのワンシーンのよう。
千秋が布に手をかける。布がずれた。
彼の息がわずかに荒くなるのがわかった。布の下から覗いた顔が、もはやこれが現実であることを語ってしまったから。
※
試合会場の観客席は静かなものである。
席に深く腰かけて項垂れる井龍と、呆然と虚空を見つめる播磨。中津川はムッと押し黙ったまま視線を試合に向けている。
天谷夏子はあわただしく桜爛顧問のもとへ赴き、残された諸星杏奈は携帯を握りしめてうつむいた。
──大神もまた。
「──…………」
虚ろに曇る両の眼に、視線の先にある試合は映らない。
向かう先なき憤りとやるせなさ、受け入れがたい現実を前に、かの大神謙吾でさえも心中は混沌に包まれて、ひどい無力感に圧し潰されそうだった。
──事故だった。
──小児科病棟の患者が知らせてくれて。
──熊のぬいぐるみをとろうとして足を滑らせたって。
──あのベランダ、お気に入りなんだって前に言ってたんだ。
──ほんとうに……言葉がない。
次兄・慎吾のことばである。
電話口で兄は泣いていた。これまで何百人と死を見送ってきたであろう彼が、口惜しさを前面に押し出して声をふるわせるのを、十七年ともに生きてきた弟も初めて聞いた。
「ゲームセット ウォンバイ──」
どこかのコートで試合が終わる。
けれどいま、この観客席に座る選手の耳にそのコールは届かない。すこし離れたフェンスのところでD1を担う杉山と蜂谷が気合をいれる声がした。その声で状況を把握したのは諸星杏奈だった。彼女は前席でうつむく中津川のもとへ歩み寄り、ちいさく声をかけた。
試合じゃない? と。
中津川はハッと顔をあげて、播磨を見る。彼はいまだ茫然自失のままうごかない。視線を杏奈にもどした中津川は「ありがとう」と頭を下げて立ち上がった。抜け殻のようなペアを引きずるようにしてコートへ向かう。
その背中にむけて杏奈はさけんだ。
「かならず勝つように、って!」
階段を下りる中津川の足が止まる。
引きずられるように足を動かしていた播磨も、ゆっくりと杏奈を見上げた。
「伝言──伊織が聞いたお姉さんの伝言。桜爛の人たちに『かならず勝つように』って。……」
「…………」
とたん、播磨のどんぐり眼から大粒の涙がこぼれる。
中津川は返事をする代わりに、手にしたラケットを空へ掲げた。
すでにコート入りしていた杉山と蜂谷が困惑した表情で相手を見た。なぜ彼らが号泣しているのか、才徳レギュラー陣はまだ知らない。
その凶報は、試合を終えた選手たちに続々と伝えられた。
初めに試合を終えたS2の明前、仙堂はまもなく聞き及ぶ。それほど接点のなかった明前でさえ沈痛な面持ちを隠すことはできない。ましてともに練習をこなしてきた仙堂の動揺たるや、いつも冷静沈着な彼にはめずらしいほどの狼狽えであった。
関東大会閉会式にて、桜爛大附はその燃えるような赤い学校ジャージもむなしく、火が消えたような静けさで閉会式にのぞむ。
すでに迎えの車を手配していた大神の仕切りにより、複数台に分かれて二校の選手が病院へとむかった。車中にはいずれも会話はなく、選手たちはただ迫りくる現実との対面に怯えるばかりであった。
黒塗りの車が病院の駐車場に並ぶ。
中から学校ジャージの選手たちが降り立って、慌ただしく院内へと駆けこんだ。周囲の入院患者や見舞客から好奇の視線が向けられる。しかし彼らはかまうことなく案内された棟の地下階へ。
キュッ、と。
だれかのスニーカーが床を鳴らした。
その音で、とある一室の前に座る男が集団に気がついた。つい数か月前までテレビのなかで活躍していた──如月プロ。かつてコートのなかで雄叫びをあげていた猛々しさは見る影もなく、憔悴しきった顔に笑みを浮かべ、ゆっくりと会釈をした。
選手たちは一室へ目を向ける。
扉は開け放たれていた。
室内に明かりは灯っておらず、ろうそくの火がゆらりと揺蕩うばかり。
「!」
大神が息を呑んだ。
鎮座するベッドの前に、立ち尽くすふたつの影を見た。先ほど観客席から別れた兄妹が身を寄せ合ってベッドに横たわる人影を見つめている。
だれひとり、室内へ入ることはできなかった。
選手たちは戸惑った視線を如月蓮十郎へ向ける。すると彼は身振りで上を指さした。ロビーに行こう、と言っているらしい。
「もうずっとああなんだ」
蓮十郎は言った。
ロビーにあがってきた選手たちは、邪魔にならぬよう身を縮めて蓮十郎を囲むようにして隅に固まる。
「顔を見てからずっと座りもせず泣きもせず──一度いろんな手続きをするためにあの場を離れたんだけど、戻ったらまだあの体勢でさ。ああそうだ、あとキミ……大神くん」
「はい」
「いろいろ迷惑かけてたんだってな。本当にありがとう」
「いえ。……」
「最終的な診断は脳挫傷だそうだ。友だちになった小児科のおんなの子が、ベランダから熊のぬいぐるみを落としちまったってんで、それが妙なとこにひっかかってたんで身を乗り出して取ろうとしたんだと。運動神経には自信があったろうし、あんな低いところじゃ落ちてもそうそうたいした怪我にもならねえと、おもってたんだろうなあ」
「如月さんが駆けつけたときには、もう?」
「いや。まだ先生たち──キミのお兄さんか。が、頑張ってくれてた」
「…………」
「先生がね。さいごに教えてくれたよ」
「え?」
「もう意識もなかったし、声もはっきり出てなかったけど──うわごと言ってたんだって」
「うわごと」
そばにいてるよ、って。
といった蓮十郎のことばに桜爛の選手はぐっとうつむき、中には崩れ落ちるものもいた。これまで堪えていた涙があふれ出る瞬間であった。播磨や本間は嗚咽を漏らして泣きじゃくる。その様を見つめながら井龍はたったひと言、
「すみません」
とだけつぶやいた。
それからまもなく、選手たち一行はあの兄妹のあいだに割って入る気にもなれず、最終的な対面は葬儀のときにおこなうことを蓮十郎に伝えた。いまはただ、つかの間の家族団らん時間にしてほしかった。
大神家の車で各人は家に送られた。
謙吾さま、と。
大神の運転手が、つぶやいた。
彼はいつも愛織の通院時に車を出してやっていた橋倉というベテラン運転手である。七浦姉妹がこちらへ越してきてから三か月も接点はなかったものの、十一月にむかえた橋倉の誕生日には、愛織から日ごろの感謝を込めたプレゼントを受け取るような仲でもあった。
すでに成人する子どもを持つ橋倉からすれば、今回のことはあまりにも痛ましい。
「神さまというのは、時に残酷なことをなさいますね。……」
声をふるわせて彼は言った。
対する大神は車窓からぼんやりと外を眺めたまま、橋倉に問いかける。
「片翼をへし折られた鷹は──飛べるかな」
「は、……?」
「いや──なんでもない」
大神が窓に頭をあずける。
もはや喉が詰まって、ことばがつづかなかった。
どこかの小児科から聞こえる子どもたちのはしゃぐ声、患者と看護師による他愛のない会話。どこかの病室から漏れる咳込む音。すべての音がふしぎと遠い。反対に脳内を占めるは自身の鼓動の音ひとつ。
独特な匂いに包まれながらすすめる歩みは急いているのに重たくて、たった十数メートルの距離が百メートルのように感じる。
ここに来るまでのタクシーのなか、会話はひとつもなかった。
『霊安室』のプレートが掲げられた部屋の前に、ひとりの男がすわっている。
如月蓮十郎。駆け付けた兄妹の顔を見るや立ち上がってふたりを胸に抱きしめた。父の腕からするりと抜けて千秋が扉のノブに手をかける。その手がわずかにふるえているのを伊織は見た。けれどなにも言えなかった。自分もまた、ふるえる手を抑えるように千秋の服の裾を掴んで離さなかったから。
キィ、と扉はゆっくり開いた。
薫りくる白檀の香りに目を細め、千秋は入室する。
それほど広さのない部屋にまっ白なベッドと掛布団。横たわる人の顔には布がかぶせられて、まるでテレビドラマのワンシーンのよう。
千秋が布に手をかける。布がずれた。
彼の息がわずかに荒くなるのがわかった。布の下から覗いた顔が、もはやこれが現実であることを語ってしまったから。
※
試合会場の観客席は静かなものである。
席に深く腰かけて項垂れる井龍と、呆然と虚空を見つめる播磨。中津川はムッと押し黙ったまま視線を試合に向けている。
天谷夏子はあわただしく桜爛顧問のもとへ赴き、残された諸星杏奈は携帯を握りしめてうつむいた。
──大神もまた。
「──…………」
虚ろに曇る両の眼に、視線の先にある試合は映らない。
向かう先なき憤りとやるせなさ、受け入れがたい現実を前に、かの大神謙吾でさえも心中は混沌に包まれて、ひどい無力感に圧し潰されそうだった。
──事故だった。
──小児科病棟の患者が知らせてくれて。
──熊のぬいぐるみをとろうとして足を滑らせたって。
──あのベランダ、お気に入りなんだって前に言ってたんだ。
──ほんとうに……言葉がない。
次兄・慎吾のことばである。
電話口で兄は泣いていた。これまで何百人と死を見送ってきたであろう彼が、口惜しさを前面に押し出して声をふるわせるのを、十七年ともに生きてきた弟も初めて聞いた。
「ゲームセット ウォンバイ──」
どこかのコートで試合が終わる。
けれどいま、この観客席に座る選手の耳にそのコールは届かない。すこし離れたフェンスのところでD1を担う杉山と蜂谷が気合をいれる声がした。その声で状況を把握したのは諸星杏奈だった。彼女は前席でうつむく中津川のもとへ歩み寄り、ちいさく声をかけた。
試合じゃない? と。
中津川はハッと顔をあげて、播磨を見る。彼はいまだ茫然自失のままうごかない。視線を杏奈にもどした中津川は「ありがとう」と頭を下げて立ち上がった。抜け殻のようなペアを引きずるようにしてコートへ向かう。
その背中にむけて杏奈はさけんだ。
「かならず勝つように、って!」
階段を下りる中津川の足が止まる。
引きずられるように足を動かしていた播磨も、ゆっくりと杏奈を見上げた。
「伝言──伊織が聞いたお姉さんの伝言。桜爛の人たちに『かならず勝つように』って。……」
「…………」
とたん、播磨のどんぐり眼から大粒の涙がこぼれる。
中津川は返事をする代わりに、手にしたラケットを空へ掲げた。
すでにコート入りしていた杉山と蜂谷が困惑した表情で相手を見た。なぜ彼らが号泣しているのか、才徳レギュラー陣はまだ知らない。
その凶報は、試合を終えた選手たちに続々と伝えられた。
初めに試合を終えたS2の明前、仙堂はまもなく聞き及ぶ。それほど接点のなかった明前でさえ沈痛な面持ちを隠すことはできない。ましてともに練習をこなしてきた仙堂の動揺たるや、いつも冷静沈着な彼にはめずらしいほどの狼狽えであった。
関東大会閉会式にて、桜爛大附はその燃えるような赤い学校ジャージもむなしく、火が消えたような静けさで閉会式にのぞむ。
すでに迎えの車を手配していた大神の仕切りにより、複数台に分かれて二校の選手が病院へとむかった。車中にはいずれも会話はなく、選手たちはただ迫りくる現実との対面に怯えるばかりであった。
黒塗りの車が病院の駐車場に並ぶ。
中から学校ジャージの選手たちが降り立って、慌ただしく院内へと駆けこんだ。周囲の入院患者や見舞客から好奇の視線が向けられる。しかし彼らはかまうことなく案内された棟の地下階へ。
キュッ、と。
だれかのスニーカーが床を鳴らした。
その音で、とある一室の前に座る男が集団に気がついた。つい数か月前までテレビのなかで活躍していた──如月プロ。かつてコートのなかで雄叫びをあげていた猛々しさは見る影もなく、憔悴しきった顔に笑みを浮かべ、ゆっくりと会釈をした。
選手たちは一室へ目を向ける。
扉は開け放たれていた。
室内に明かりは灯っておらず、ろうそくの火がゆらりと揺蕩うばかり。
「!」
大神が息を呑んだ。
鎮座するベッドの前に、立ち尽くすふたつの影を見た。先ほど観客席から別れた兄妹が身を寄せ合ってベッドに横たわる人影を見つめている。
だれひとり、室内へ入ることはできなかった。
選手たちは戸惑った視線を如月蓮十郎へ向ける。すると彼は身振りで上を指さした。ロビーに行こう、と言っているらしい。
「もうずっとああなんだ」
蓮十郎は言った。
ロビーにあがってきた選手たちは、邪魔にならぬよう身を縮めて蓮十郎を囲むようにして隅に固まる。
「顔を見てからずっと座りもせず泣きもせず──一度いろんな手続きをするためにあの場を離れたんだけど、戻ったらまだあの体勢でさ。ああそうだ、あとキミ……大神くん」
「はい」
「いろいろ迷惑かけてたんだってな。本当にありがとう」
「いえ。……」
「最終的な診断は脳挫傷だそうだ。友だちになった小児科のおんなの子が、ベランダから熊のぬいぐるみを落としちまったってんで、それが妙なとこにひっかかってたんで身を乗り出して取ろうとしたんだと。運動神経には自信があったろうし、あんな低いところじゃ落ちてもそうそうたいした怪我にもならねえと、おもってたんだろうなあ」
「如月さんが駆けつけたときには、もう?」
「いや。まだ先生たち──キミのお兄さんか。が、頑張ってくれてた」
「…………」
「先生がね。さいごに教えてくれたよ」
「え?」
「もう意識もなかったし、声もはっきり出てなかったけど──うわごと言ってたんだって」
「うわごと」
そばにいてるよ、って。
といった蓮十郎のことばに桜爛の選手はぐっとうつむき、中には崩れ落ちるものもいた。これまで堪えていた涙があふれ出る瞬間であった。播磨や本間は嗚咽を漏らして泣きじゃくる。その様を見つめながら井龍はたったひと言、
「すみません」
とだけつぶやいた。
それからまもなく、選手たち一行はあの兄妹のあいだに割って入る気にもなれず、最終的な対面は葬儀のときにおこなうことを蓮十郎に伝えた。いまはただ、つかの間の家族団らん時間にしてほしかった。
大神家の車で各人は家に送られた。
謙吾さま、と。
大神の運転手が、つぶやいた。
彼はいつも愛織の通院時に車を出してやっていた橋倉というベテラン運転手である。七浦姉妹がこちらへ越してきてから三か月も接点はなかったものの、十一月にむかえた橋倉の誕生日には、愛織から日ごろの感謝を込めたプレゼントを受け取るような仲でもあった。
すでに成人する子どもを持つ橋倉からすれば、今回のことはあまりにも痛ましい。
「神さまというのは、時に残酷なことをなさいますね。……」
声をふるわせて彼は言った。
対する大神は車窓からぼんやりと外を眺めたまま、橋倉に問いかける。
「片翼をへし折られた鷹は──飛べるかな」
「は、……?」
「いや──なんでもない」
大神が窓に頭をあずける。
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