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第四章
70話 土俵は同じですから
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D1試合も佳境にある。
アイフォーメーションによるゲームメイクも、杉山の野性的嗅覚と抜群な身体能力の前にはいま一歩及ばず。彼の華麗な身のこなしは、翻弄しにかかる一色徳英を逆に翻弄した。どれほど取りにくい場所にボールが来ても、股抜きや背面打ちなどの小技を駆使してつなげるテニス。味方の蜂谷が見ても惚れ惚れする。
ゲームカウント6-5、才徳のマッチポイントをむかえる。
蜂谷はわらった。
「お前のソレは天賦の才だな」
「ソレってどれ?」
「いやいろいろ──とにかくホント、テニスをするために生まれてきたみたいな奴だなっておもってさ」
「それは大阪おったときから言われたで。『テニスの申し子や』て。んははははは」
「うん、間違ってない」
「な、なんや。えらい褒めるやん」
「獲ろうぜ、ゲーム」
「────」
彼らしくもない言葉だった。
だから、杉山もらしくない真面目な顔で拳をかかげた。
「たのむで親友!」
「ああ」
蜂谷は拳で返した。
サーバーは一色徳英の若狭、リターナーは杉山。やはりここでも若狭のポジションはセンター寄りだった。この瀬戸際にきてアイフォーメーションを崩さないのはある種、彼らの意地なのかもしれない。前衛の長井は後ろ手になにかを合図し、ゆっくりと腰を落とす。フォーメーションチェンジのサインだろう。が、杉山にそんなものは関係ない。
サーブがセンターへ。杉山はバックハンドに構えた。視界の端で長井がわずかにクロスコースへと動くのが見えた。いや、もしかするとこれは杉山の冴え渡る勘が見せた幻覚かもしれない──しかし杉山のリターンはすでにコースを定めている。
ストレート。
「!」
打球は、案の定クロスコースを塞がんと飛び出た長井の左手側を抜け、後衛から前に駆けてきた若狭の正面へ飛ぶ。若狭がボレーの構えをとった。蜂谷の踵がわずかに浮く。
「クロスケアッ」
杉山がさけぶ。
同時に放たれたボールは蜂谷の足もとへ。蜂谷が体勢を崩す。しかしラケットは地面につく前にしっかりとボールを捉えていた。スライスの回転を添えてそのまま、おおきく弧を描くように長井の頭上を越えてベースラインへ。
アッとうしろへ駆けだした若狭だが、もう遅い。
ボールはゆるやかにベースオンライン上へ沈んだ。
「ろ、ロブボレー……」
長井がつぶやいた。
「ゲームセット! ウォンバイ才徳 ゲームカウント7-5」
外野から才徳陣営の歓声が轟く。
噎せ返るほどの熱気を背中に受けた才徳D1ペア。
「ナーイスショット」
「ナイスリターン」
関東大会準決勝、才徳学園対一色徳英高校の戦いはS1試合の結果を待たずして、才徳学園の決勝進出が確定した。
────。
「こうも先に決められちゃ立つ瀬がねえな」
倉持がカラッとわらう。
とかなんとか言いつつ、勝敗を決するという重責から免れたその顔には松工戦にはみられなかった清々しいほどの笑みが浮かんでいる。変に気負いがなくなり、肩も軽そうだ。
しかし、大神の顔を見るやその顔からは笑みが消えた。
「北條貴匡、試合したことあるか?」
「一色徳英の北條か。……いや、ねえな。ただ」
あんたは、と大神の視線が下に向いた。
如月千秋。
「あるんじゃねえか。たしか昨年の関東大会で桜爛と一色徳英が当たってたでしょう」
「よく覚えてるね。まあ、なかなかいい選手だったとおもうけど──君がやるの?」
と、千秋は倉持を見た。
初めて真正面から見つめられ、倉持はらしくもなくたじろぐ。
「はい。……」
「ふうん──じゃあいいこと教えてあげるよ。北條のメンタルは並みのことじゃあ崩れない。スタミナ、テクニック、コントロールすべてが整った、稀にみる逸材だ。僕が他校の試合を見て『おもしろい』とおもった選手が、大神以外であとふたりいる。そのうちのひとりだよ」
「そ、────」
倉持は閉口した。
周囲で聞いていた星丸が「ちょっとぉ」と泣きそうな声をあげる。
「それのどこがいいことなんスかぁ。めっちゃ心へし折ってくるじゃないスかぁ」
「せや、このクソ兄貴。余計なこと言わんなホンマに!」
「イタイイタイイタイ──」
と、伊織にヘッドロックをかまされた千秋に、倉持はずいと顔を近付けた。
「でも大神と試合したら、どうです?」
「え?」
「北條、勝つと思いますか」
「あー。……」
千秋の目は半月型に細められ、ゆっくりと大神に向けられた。大神は端正な顔を固めて静かに見つめ返す。
「いい勝負だろうけど──大神が僕以外に負けるところは、いまのところ想像できないな」
「そうですか。なら俺もいけるとおもいます」
倉持はラケットバッグを肩にかけた。
一同の視線が彼に向く。彼は、わらっていた。
「大神に敵わねえなら、土俵は同じですから」
コートへ入ってゆく倉持の背中を眺めてから、千秋はふたたび大神へ視線を移した。
「彼のランク基準、どうなってんの?」
「アイツは単純馬鹿だから、俺が勝てねえ相手じゃねえかぎりは自分も勝てるって線引きしてるんでしょう。まあ、そう考えるに足る実力があるからこそだけれども。……」
「ははっ、おっもしろいなァ彼。まだ試合見てないのに気に入っちゃった」
「見るともっと気に入るでしょうね」
と、ニヒルな笑みを浮かべた大神も、ベンチコーチに入るためコートへ足を踏み入れた。
すでにコートには、一色徳英S1北條貴匡が待ち構えている。すでに倉持とはトスを済ませたらしい。新しいボール缶から取り出したニューボールの手触りをたしかめる。
一色徳英にベンチコーチはいなかった。
倉持はぐっと腿裏を伸ばしながら、大神に問う。
「アドバイスは?」
「ああ──」
と、北條を一瞥。
その視線に気が付いた彼は、眼鏡の奥の瞳を伏せて目礼した。一挙手一投足から育ちのよさがうかがえる。さすがは進学校である。どうも、とフランクに声をかけてから大神はふたたび倉持に視線をもどした。
その表情にはめずらしく茶目っ気のある笑みが浮かぶ。倉持、とつぶやいた声はいやに小声だった。
「おまえの強みってなんだ?」
「えっ。……と、そうだな。スタミナとメンタルには自信があるけど」
「ああ、あとは」
さらに声音がちいさくなる。
つられて倉持も囁くようにいった。
「バックハンドのショットにはわりかし自信あるかな。あとスマッシュ」
「ほかは?」
「──ま、まあ瞬発力とかコントロールとかも得意な方だぜ」
「もっとだ」
「なんなんだよ──そうだな、あとはゲームメイクなんかはいいセンいってるとおもう、けど」
「ほーう」
と。
いきなりふつうの声音で相槌を返した大神は、ぎろりと倉持を睨み付けた。
「いいか、それがテメーの強みだ。それに加えて俺から言わしてもらうと、テメーのフォアハンドのスピンショットはわるくねえ。前に出たときのボレーの狙いもな」
「お、おう──それじゃもう全部だな」
「だからそう言ってんだよ。つまるとこ、テメーはとにかくサーブをしっかり入れてけってことだ。気が急いてもトスは妥協すんなよ」
「あ。そうか」
サンキュー、と倉持は拳で大神の肩を小突く。
なるほどたしかに。
倉持の口角が自然とあがる。自分の口から、おのれの得意分野を発してみるとショットに対する自信が溢れてくるのがわかった。もともとミスを恐れて逃げる性格ではない。そんなことは大神も重々承知である。が、未知数である北條貴匡を前にして実力以上の力を出すには必要な自信であった。
倉持の指がストリングスをパキ、と鳴らす。
北條がゆっくりとコートへ入る。
ここに、関東大会準決勝最終戦がはじまる。
アイフォーメーションによるゲームメイクも、杉山の野性的嗅覚と抜群な身体能力の前にはいま一歩及ばず。彼の華麗な身のこなしは、翻弄しにかかる一色徳英を逆に翻弄した。どれほど取りにくい場所にボールが来ても、股抜きや背面打ちなどの小技を駆使してつなげるテニス。味方の蜂谷が見ても惚れ惚れする。
ゲームカウント6-5、才徳のマッチポイントをむかえる。
蜂谷はわらった。
「お前のソレは天賦の才だな」
「ソレってどれ?」
「いやいろいろ──とにかくホント、テニスをするために生まれてきたみたいな奴だなっておもってさ」
「それは大阪おったときから言われたで。『テニスの申し子や』て。んははははは」
「うん、間違ってない」
「な、なんや。えらい褒めるやん」
「獲ろうぜ、ゲーム」
「────」
彼らしくもない言葉だった。
だから、杉山もらしくない真面目な顔で拳をかかげた。
「たのむで親友!」
「ああ」
蜂谷は拳で返した。
サーバーは一色徳英の若狭、リターナーは杉山。やはりここでも若狭のポジションはセンター寄りだった。この瀬戸際にきてアイフォーメーションを崩さないのはある種、彼らの意地なのかもしれない。前衛の長井は後ろ手になにかを合図し、ゆっくりと腰を落とす。フォーメーションチェンジのサインだろう。が、杉山にそんなものは関係ない。
サーブがセンターへ。杉山はバックハンドに構えた。視界の端で長井がわずかにクロスコースへと動くのが見えた。いや、もしかするとこれは杉山の冴え渡る勘が見せた幻覚かもしれない──しかし杉山のリターンはすでにコースを定めている。
ストレート。
「!」
打球は、案の定クロスコースを塞がんと飛び出た長井の左手側を抜け、後衛から前に駆けてきた若狭の正面へ飛ぶ。若狭がボレーの構えをとった。蜂谷の踵がわずかに浮く。
「クロスケアッ」
杉山がさけぶ。
同時に放たれたボールは蜂谷の足もとへ。蜂谷が体勢を崩す。しかしラケットは地面につく前にしっかりとボールを捉えていた。スライスの回転を添えてそのまま、おおきく弧を描くように長井の頭上を越えてベースラインへ。
アッとうしろへ駆けだした若狭だが、もう遅い。
ボールはゆるやかにベースオンライン上へ沈んだ。
「ろ、ロブボレー……」
長井がつぶやいた。
「ゲームセット! ウォンバイ才徳 ゲームカウント7-5」
外野から才徳陣営の歓声が轟く。
噎せ返るほどの熱気を背中に受けた才徳D1ペア。
「ナーイスショット」
「ナイスリターン」
関東大会準決勝、才徳学園対一色徳英高校の戦いはS1試合の結果を待たずして、才徳学園の決勝進出が確定した。
────。
「こうも先に決められちゃ立つ瀬がねえな」
倉持がカラッとわらう。
とかなんとか言いつつ、勝敗を決するという重責から免れたその顔には松工戦にはみられなかった清々しいほどの笑みが浮かんでいる。変に気負いがなくなり、肩も軽そうだ。
しかし、大神の顔を見るやその顔からは笑みが消えた。
「北條貴匡、試合したことあるか?」
「一色徳英の北條か。……いや、ねえな。ただ」
あんたは、と大神の視線が下に向いた。
如月千秋。
「あるんじゃねえか。たしか昨年の関東大会で桜爛と一色徳英が当たってたでしょう」
「よく覚えてるね。まあ、なかなかいい選手だったとおもうけど──君がやるの?」
と、千秋は倉持を見た。
初めて真正面から見つめられ、倉持はらしくもなくたじろぐ。
「はい。……」
「ふうん──じゃあいいこと教えてあげるよ。北條のメンタルは並みのことじゃあ崩れない。スタミナ、テクニック、コントロールすべてが整った、稀にみる逸材だ。僕が他校の試合を見て『おもしろい』とおもった選手が、大神以外であとふたりいる。そのうちのひとりだよ」
「そ、────」
倉持は閉口した。
周囲で聞いていた星丸が「ちょっとぉ」と泣きそうな声をあげる。
「それのどこがいいことなんスかぁ。めっちゃ心へし折ってくるじゃないスかぁ」
「せや、このクソ兄貴。余計なこと言わんなホンマに!」
「イタイイタイイタイ──」
と、伊織にヘッドロックをかまされた千秋に、倉持はずいと顔を近付けた。
「でも大神と試合したら、どうです?」
「え?」
「北條、勝つと思いますか」
「あー。……」
千秋の目は半月型に細められ、ゆっくりと大神に向けられた。大神は端正な顔を固めて静かに見つめ返す。
「いい勝負だろうけど──大神が僕以外に負けるところは、いまのところ想像できないな」
「そうですか。なら俺もいけるとおもいます」
倉持はラケットバッグを肩にかけた。
一同の視線が彼に向く。彼は、わらっていた。
「大神に敵わねえなら、土俵は同じですから」
コートへ入ってゆく倉持の背中を眺めてから、千秋はふたたび大神へ視線を移した。
「彼のランク基準、どうなってんの?」
「アイツは単純馬鹿だから、俺が勝てねえ相手じゃねえかぎりは自分も勝てるって線引きしてるんでしょう。まあ、そう考えるに足る実力があるからこそだけれども。……」
「ははっ、おっもしろいなァ彼。まだ試合見てないのに気に入っちゃった」
「見るともっと気に入るでしょうね」
と、ニヒルな笑みを浮かべた大神も、ベンチコーチに入るためコートへ足を踏み入れた。
すでにコートには、一色徳英S1北條貴匡が待ち構えている。すでに倉持とはトスを済ませたらしい。新しいボール缶から取り出したニューボールの手触りをたしかめる。
一色徳英にベンチコーチはいなかった。
倉持はぐっと腿裏を伸ばしながら、大神に問う。
「アドバイスは?」
「ああ──」
と、北條を一瞥。
その視線に気が付いた彼は、眼鏡の奥の瞳を伏せて目礼した。一挙手一投足から育ちのよさがうかがえる。さすがは進学校である。どうも、とフランクに声をかけてから大神はふたたび倉持に視線をもどした。
その表情にはめずらしく茶目っ気のある笑みが浮かぶ。倉持、とつぶやいた声はいやに小声だった。
「おまえの強みってなんだ?」
「えっ。……と、そうだな。スタミナとメンタルには自信があるけど」
「ああ、あとは」
さらに声音がちいさくなる。
つられて倉持も囁くようにいった。
「バックハンドのショットにはわりかし自信あるかな。あとスマッシュ」
「ほかは?」
「──ま、まあ瞬発力とかコントロールとかも得意な方だぜ」
「もっとだ」
「なんなんだよ──そうだな、あとはゲームメイクなんかはいいセンいってるとおもう、けど」
「ほーう」
と。
いきなりふつうの声音で相槌を返した大神は、ぎろりと倉持を睨み付けた。
「いいか、それがテメーの強みだ。それに加えて俺から言わしてもらうと、テメーのフォアハンドのスピンショットはわるくねえ。前に出たときのボレーの狙いもな」
「お、おう──それじゃもう全部だな」
「だからそう言ってんだよ。つまるとこ、テメーはとにかくサーブをしっかり入れてけってことだ。気が急いてもトスは妥協すんなよ」
「あ。そうか」
サンキュー、と倉持は拳で大神の肩を小突く。
なるほどたしかに。
倉持の口角が自然とあがる。自分の口から、おのれの得意分野を発してみるとショットに対する自信が溢れてくるのがわかった。もともとミスを恐れて逃げる性格ではない。そんなことは大神も重々承知である。が、未知数である北條貴匡を前にして実力以上の力を出すには必要な自信であった。
倉持の指がストリングスをパキ、と鳴らす。
北條がゆっくりとコートへ入る。
ここに、関東大会準決勝最終戦がはじまる。
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