胡蝶の夢に生け

乃南羽緒

文字の大きさ
上 下
13 / 139
弐の抄 花見

其の伍

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

護堂先生と神様のごはん あやかし子狐と三日月オムライス

栗槙ひので
キャラ文芸
中学校教師の護堂夏也は、独り身で亡くなった叔父の古屋敷に住む事になり、食いしん坊の神様と、ちょっと大人びた座敷童子の少年と一緒に山間の田舎町で暮らしている。 神様や妖怪達と暮らす奇妙な日常にも慣れつつあった夏也だが、ある日雑木林の藪の中から呻き声がする事に気が付く。心配して近寄ってみると、小さな子どもが倒れていた。その子には狐の耳と尻尾が生えていて……。 保護した子狐を狙って次々現れるあやかし達。霊感のある警察官やオカルト好きの生徒、はた迷惑な英語教師に近所のお稲荷さんまで、人間も神様もクセ者ばかり。夏也の毎日はやっぱり落ち着かない。 護堂先生と神様のごはんシリーズ 長編3作目

キャロルの猫は紅茶がお好き

あた
キャラ文芸
私、八嶋アリスは紅茶を飲むと赤い線が見えて、気を失ってしまう。 ある日、友人たちと向かった紅茶専門店で倒れてしまい……。 京都の紅茶専門店で繰り広げられる、日常系カフェミステリー

嗅ぎ煙草

あるちゃいる
キャラ文芸
 俺は浮浪者である  名前は言いたく無い  昼間は寝ている事が多いのだが、最近見掛ける変な奴の話をしようと思う。  とある浮浪者の日常  ちょっとカテゴリーが分からないので、キャラ文芸にしてみる。きっとアルファポリスの担当者が上手いこと分けてくれるだろうと期待する。    

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

逆転する悪魔のパラベラム ~かつて最強と呼ばれた伝説のソロプレイヤーが、クラスの女子に頼まれてゲーム大会に出場する話~

呂暇郁夫
キャラ文芸
LC学園高等学校。 日本で初めて「ゲーム特化」の一芸入試を採用したこの高校には、全国で選りすぐりのプロゲーマーが集まっている。 が、そんなことは”この世でもっとも模範的な委員長”をめざす亜熊杏介には関係がなかった。 ゲーム? みんなが好きなら好きにすればいいんじゃないか? 杏介は学園一の善良な高校生として、毎日を平和に過ごしている。 教室の壁や空気と同化して過ごすことを理想としており、だれからの注目も望んでいない。 ――だというのに。 「お願い――あたしといっしょに『電甲杯』に出てくれないかな?」 ある日の唐突な言葉が、彼の人生に波乱をもたらすことになる。 ――これは、だれよりも偽物のゲーマーが、いつか本物に至るまでの物語。

【外伝・完結】神獣の花嫁〜いざよいの契り〜

一茅苑呼
恋愛
こちらは『神獣の花嫁シリーズ』の外伝となります。 本編をご存じなくとも、こちら単体でもお読みいただけます。 ☆☆☆☆☆ ❖大神社の巫女 可依(かえ)23歳 夢占いが得意な最高位のかんなぎ        ✕ ❖萩原(はぎはら)尊臣(たかおみ)29歳 傲岸不遜な元国司、現萩原家当主 ────あらすじ──── 「まさかとは思うが、お前、俺に情けを交わして欲しいのか?」 「お戯れをっ」 ───自分の夢占に間違いはない。 けれども、巫女の身でありながら殿御と夜を共にするなど、言語道断。 「わたくしは、巫女でいたいのです」 乞われても、正妻のある方のもとへ行けるはずもなく。 「……息災でな」 そして、来たるべくして訪れる別れ。 ───これは、夫婦の契りが儚いものだった世のお話です。 ※表紙絵はAIイラストです。

後宮の隠れ薬師は、ため息をつく~花果根茎に毒は有り~

絹乃
キャラ文芸
陸翠鈴(ルーツイリン)は年をごまかして、後宮の宮女となった。姉の仇を討つためだ。薬師なので薬草と毒の知識はある。だが翠鈴が後宮に潜りこんだことがばれては、仇が討てなくなる。翠鈴は目立たぬように司燈(しとう)の仕事をこなしていた。ある日、桃莉(タオリィ)公主に毒が盛られた。幼い公主を救うため、翠鈴は薬師として動く。力を貸してくれるのは、美貌の宦官である松光柳(ソンクアンリュウ)。翠鈴は苦しむ桃莉公主を助け、犯人を見つけ出す。※表紙はminatoさまのフリー素材をお借りしています。※中国の複数の王朝を参考にしているので、制度などはオリジナル設定となります。 ※第7回キャラ文芸大賞、後宮賞を受賞しました。ありがとうございます。

マーちゃんの深憂

釧路太郎
キャラ文芸
 生きているもの死んでいるものに関わらず大なり小なり魔力をその身に秘めているものだが、それを上手に活用することが出来るモノは限られている。生まれつきその能力に長けているものは魔法使いとして活躍する場面が多く得られるのだが、普通の人間にはそのような場面に出会うことも出来ないどころか魔法を普通に使う事すら難しいのだ。  生まれ持った才能がなければ魔法を使う事すら出来ず、努力をして魔法を使えるようになるという事に対して何の意味もない行動であった。むしろ、魔法に関する才能がないのにもかかわらず魔法を使うための努力をすることは自分の可能性を極端に狭めて未来を閉ざすことになる場合が非常に多かった。  しかし、魔法を使うことが出来ない普通の人たちにとって文字通り人生を変えることになる世紀の大発明が今から三年前に誕生したのだ。その発明によって魔力を誰でも苦労なく扱えるようになり、三年経った今現在は日本に登録されている魔法使いの数が四千人からほぼすべての国民へと増加したのだった。  日本人の日本人による日本人のための魔法革命によって世界中で猛威を振るっていた魔物たちは駆逐され、長きにわたって人類を苦しめていた問題から一気に解放されたのである。  日本のみならず世界そのものを変えた彼女の発明は多くの者から支持され、その名誉は永遠に語り継がれるであろう。 設定・用語解説は別に用意してあります。 そちらを見ていただくとより本編を楽しめるとは思います。 「マーちゃんの深憂 設定・用語集」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/863298964/650844803

処理中です...