淫魔(サキュバス）に支配された女学園～淫らに喘ぐ学生～

魔物ハンターとサキュバス

姫路（ひめじ） 優衣（ゆい） 身長158ｃｍ Ｂ78 Ｗ53 Ｈ76 Ｃカップ ①

「優衣。あなたのおかげでようやく潜入で来たわ」
「あなたは……あの」
「ええ、カフェで出会った時、あなたの身の回りの出来事。すべて私が仕組んだことなの」

　そこにはカフェで出会ったお姉さんがいました。
　ただものではないと思っていましたが一体……。

「あなた……何者ですか？」

　お姉ちゃんが……若菜お姉ちゃんが銃を向けます。
　まずいです。このままだと、あの人も……！

「残念だけど、それはもう使えないようにしました」
「そんなことあるわけ……っ！？」

　お姉ちゃんが引き金を何度も引きますが、なにも発砲音がしません。
　気が付けば、先ほどまでの感覚が薄れて、今なら脱出できます！

「お姉ちゃん。ごめんっ！！」
「っ！？　優衣！！」

　おぼつかない足取りでなんとかカフェのお姉さんの元にまでたどり着きます。

「もう、大丈夫よ。あとは任せて」

　どこからか取り出した毛布を私の体にかけてくれます。
　
（あったかい……）

　やけに暖かく感じる毛布は人のぬくもりのように感じました。
　気分が落ち着き、気を抜けばすぐに眠ってしまいそうな母のぬくもりです。

「くっ！　理事長！！　お願いします！！」
「あらあら、どうしましたか？」

　空間が歪み、現れたのは理事長先生と詩衣里さんです。
　２人とも先ほどとは服装が変わっていて、布きれ一枚だけを羽織い。奴隷のような服装をしています。

「誰ですか、ムルト様に……サキュバス様に逆らう愚か者はっ！？」
「うっとうしいわね。早く、あの方の元へと……っ！？

　誰から見てもわかるほどにうっとうしい態度をとっていた二人はお姉さんを見ると驚愕の表情を浮かべます。

「あ、あなたは……雫さん！？」
「久しぶりね、優紀さん。正気に戻りましたか？」
「そ、そんな……あなたは確か……うぅ、頭がっ！」

　２人とも頭を抱えて、動けなくなっています。
　そんな二人に対し、雫さんと呼ばれたお姉さんは柏手を打ちました。
　パンッと大きな音が空間に木霊します。
　
「さて、ちょっと手荒になるけど目を覚ましてもらいます。美羽さん、準備はいい？」
「はい。問題ないですよ」

　気が付けば、出入り口にカウンターの店員さんが出没しています。
　その手に持っているのは……私の鞭？

「「１、２の、３！！」」

　パン！　バチン！　バチバチ！！　パアン！！

　その瞬間、鼓膜が破れるかと思うほどの大量の破裂音がそこかしこで聞こえました。