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魔物ハンターとサキュバス
音無(おとなし) 汐音(しおね) 身長165cm B98 W60 H87 Dカップ ②
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「それでは始めましょうか」
「な、なにを」
私は裸で寝室のベッドの上にいる。
雫に命令されるがままに服を脱ぎ捨てて、大の字で寝転んでいる。
「ちょっと古文書に書かれたことを試すだけですよ」
そういって、悪い笑みを浮かべながら雫は腰の上に座った。
人1人分が乗っかっているにも関わらずに重さは感じない。まるで羽がちょこんと置かれているぐらいにか感じない。
「いいですか? 今から行うこと正直に答えてください。嘘は厳禁です」
「はい」
私の口が頭で考えるよりも先に動いてしまう。
すでに私は雫に魅了されているからか理性がうまく働いていない気がする。
「始めます。えいっ」
雫は掛け声とともに私の胸をしたから持ち上げるように触る。
ゆっくりと練りまわす。
微弱な気持ちよさが胸を刺激する。
だけど、さっきまでの土下座での謎の快楽には到底及ばなかった。
「気持ちよさは10点満点中、何点ぐらいですか?」
「……何を基準で?」
「ああ、そうですね。決めてなかったですか……では、汐音が普段、絶頂する気持ちよさで比べてください」
頭の中で考える。
いつもの気持ちよさは徐々に達していくのでいまいちわかりづらい。
だいたいの、おおざっぱな感覚で今の気持ちよさは……
「2点……だと思います」
「そうですか」
満足したかのようにそっと手を放した。
その後、胸の谷間から小さな箱を取り出した。
「―――っ」
何を言っているかわからないけど雫は箱に向けて呪文のように早口で唇を動かすと触れてもいないのにゆっくりと箱が開いた。
―――リーンゴーンリーンゴーン
一定のリズムを奏でた後、オルゴールのように美しい音色が部屋を包み込む。
「汐音。さっき私がしたように自分で胸を揉んでください。ただし、毎回、気持ちよさを点数に出してください」
「はい」
私は言われたとおりに自分の胸をしたから持ち上げるようにして掴んだ。
「んみゃっ!?」
猫のような声を叫んでしまった。
雫に触られたときとは違う。変な気持ちよさを感じました。
「どうしました?」
「あ、あのっ」
なんだか危険な気がする。
中止をしてほしいと伝えようとしたその時だった。
「揉んでください。何点ですか?」
笑顔で雫は命令する。
私の意思など知ったことではないと……
私は……命令されるままに……
「はい」
頷いて、胸を揉み始める。
「5点っ! あっ、ひゃぅ! 7点。うぎっ! あっあっ、じゅ、10点。い、いっちゃう!」
1回、2回、3回と激しく快楽の点数が上がっていく。
私は助けを求めるように雫の方に懇願する。
「しずくっ! わたし、このままだとっ!」
「このままだと?」
「いっちゃうっ! 10点がでてるっ!!」
満点の数字が出ていた。
普段ならすでに絶頂を迎えてしまうほどの快楽に包まれているが、まだ絶頂を迎えられない。
理由はなんとなくわかっていた。
そう、雫の許可なしには絶頂を迎えられない気がしていた。
だから、私は「せんぱい」と呼ぶのをやめて昔の呼び方に戻していた。
世間のことなど知らず、魔物ハンターやサキュバスのことなんか関係なかったあの頃の呼び方に……
そうした方が甘えられると思ったから……
「汐音、やっぱり私を呼ぶときはそっちの方がかわいいですね」
雫はもたれかかるように身体を私に密着させる。
身長差で見上げる形になった私の唇に雫はフレンチキスを絡めてくる。
「んっ。ちゅっ、あぅ、んっ、れろっ、あむっ」
「ん、んっ、んんっっっっ!?」
雫は食事をするようにキスで貪り、その衝動で私はかつてないほどの絶頂を迎える。
全身に快楽がほとばしり、体に流れる血流のように当たり前にオーガリズムを繰り広げる。
そして、私の感じた甘い感情がすべてが口内を伝って、雫の求めて流れていくのを感じる。
「あ、あぅ」
やがて、絶頂を終えると私は指先1つ動かせないぐらいに放心していた。
対して、雫はぺろりと舌を出して、人差し指をなめていた。
「ごちそうさまです」
「ひゃ、ひゃい」
うつろに映る雫の姿はサキュバスのように思えた。
「な、なにを」
私は裸で寝室のベッドの上にいる。
雫に命令されるがままに服を脱ぎ捨てて、大の字で寝転んでいる。
「ちょっと古文書に書かれたことを試すだけですよ」
そういって、悪い笑みを浮かべながら雫は腰の上に座った。
人1人分が乗っかっているにも関わらずに重さは感じない。まるで羽がちょこんと置かれているぐらいにか感じない。
「いいですか? 今から行うこと正直に答えてください。嘘は厳禁です」
「はい」
私の口が頭で考えるよりも先に動いてしまう。
すでに私は雫に魅了されているからか理性がうまく働いていない気がする。
「始めます。えいっ」
雫は掛け声とともに私の胸をしたから持ち上げるように触る。
ゆっくりと練りまわす。
微弱な気持ちよさが胸を刺激する。
だけど、さっきまでの土下座での謎の快楽には到底及ばなかった。
「気持ちよさは10点満点中、何点ぐらいですか?」
「……何を基準で?」
「ああ、そうですね。決めてなかったですか……では、汐音が普段、絶頂する気持ちよさで比べてください」
頭の中で考える。
いつもの気持ちよさは徐々に達していくのでいまいちわかりづらい。
だいたいの、おおざっぱな感覚で今の気持ちよさは……
「2点……だと思います」
「そうですか」
満足したかのようにそっと手を放した。
その後、胸の谷間から小さな箱を取り出した。
「―――っ」
何を言っているかわからないけど雫は箱に向けて呪文のように早口で唇を動かすと触れてもいないのにゆっくりと箱が開いた。
―――リーンゴーンリーンゴーン
一定のリズムを奏でた後、オルゴールのように美しい音色が部屋を包み込む。
「汐音。さっき私がしたように自分で胸を揉んでください。ただし、毎回、気持ちよさを点数に出してください」
「はい」
私は言われたとおりに自分の胸をしたから持ち上げるようにして掴んだ。
「んみゃっ!?」
猫のような声を叫んでしまった。
雫に触られたときとは違う。変な気持ちよさを感じました。
「どうしました?」
「あ、あのっ」
なんだか危険な気がする。
中止をしてほしいと伝えようとしたその時だった。
「揉んでください。何点ですか?」
笑顔で雫は命令する。
私の意思など知ったことではないと……
私は……命令されるままに……
「はい」
頷いて、胸を揉み始める。
「5点っ! あっ、ひゃぅ! 7点。うぎっ! あっあっ、じゅ、10点。い、いっちゃう!」
1回、2回、3回と激しく快楽の点数が上がっていく。
私は助けを求めるように雫の方に懇願する。
「しずくっ! わたし、このままだとっ!」
「このままだと?」
「いっちゃうっ! 10点がでてるっ!!」
満点の数字が出ていた。
普段ならすでに絶頂を迎えてしまうほどの快楽に包まれているが、まだ絶頂を迎えられない。
理由はなんとなくわかっていた。
そう、雫の許可なしには絶頂を迎えられない気がしていた。
だから、私は「せんぱい」と呼ぶのをやめて昔の呼び方に戻していた。
世間のことなど知らず、魔物ハンターやサキュバスのことなんか関係なかったあの頃の呼び方に……
そうした方が甘えられると思ったから……
「汐音、やっぱり私を呼ぶときはそっちの方がかわいいですね」
雫はもたれかかるように身体を私に密着させる。
身長差で見上げる形になった私の唇に雫はフレンチキスを絡めてくる。
「んっ。ちゅっ、あぅ、んっ、れろっ、あむっ」
「ん、んっ、んんっっっっ!?」
雫は食事をするようにキスで貪り、その衝動で私はかつてないほどの絶頂を迎える。
全身に快楽がほとばしり、体に流れる血流のように当たり前にオーガリズムを繰り広げる。
そして、私の感じた甘い感情がすべてが口内を伝って、雫の求めて流れていくのを感じる。
「あ、あぅ」
やがて、絶頂を終えると私は指先1つ動かせないぐらいに放心していた。
対して、雫はぺろりと舌を出して、人差し指をなめていた。
「ごちそうさまです」
「ひゃ、ひゃい」
うつろに映る雫の姿はサキュバスのように思えた。
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