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10 アルタニア帝国 帝都1
R-21 栄養ドリンクの効果
しおりを挟む「さ、さっき一回ヤッたから、そこまで多くしなくても大丈夫かな~??」
「いいではないか、いいではないか」
地下140階のセーフティーエリア、温泉に入っていたヤルモは後退るが、悪代官みたいになったイロナから逃げられるわけもなく、バックドロップを喰らった。
「喰らえ~~~!!」
「グボボボボ……」
からの、高速手コキと高速フェラダブルのコンボ。お互い湯船の中だというのにヤリたい放題。そして、早くも三発イカされたヤルモは、イロナにポイッと投げられて地面にドサッと落ちた。
「た、助けて……」
「さあ! 続きはテントでだ!!」
ヤルモが地面を這いずり回っていても、イロナは待った無し。ヤルモの肩甲骨にムリヤリ指を差し込んで軽々運ぶ。常人なら骨が粉々になってもおかしくないのに、ヤルモは防御力があるせいで怪我は無し。テントの中に投げ捨てられた。
「ふむ……ふにゃふにゃだな」
「ちょ、ちょっと休憩を……」
「飲め!!」
たった十数分で四回も発射したヤルモのヤルモは元気無し。しかし、このための栄養ドリンクだ。
イロナにビンを口にムリヤリ捩じ込まれたヤルモは一気に飲み干した。
「おお~。凄い効き目だな」
「な、なんで……俺のアホ~~~!」
栄養ドリンクのおかげで、ヤルモのヤルモは復活。そこにイロナが股がった。
「あんっ!」
「おっふ……」
あんなことをされたのに、イロナの秘部にお邪魔したヤルモは快感。小刻みに上下するイロナの動きが気持ちいいらしい。
イロナも気持ちいいのか、息を乱れさせて楽しんでいる。
「ウッ!」
なのに、ヤルモが先にイッてしまった。
「ハァハァ……まだ硬いままだな。このまま続けさせてもらうぞ。ハァハァ」
「いや、次は俺の番だ!」
栄養ドリンクのおかげか、ヤルモは元気ハツラツ。イロナを持ち上げて、立った状態で腰を振りまくる。いわゆる、駅弁だ。
「あ……いい……あん! こんなの初めて~~~!!」
不安定な体勢で攻撃を受けたイロナは、初めての快感でグロッキー状態。それでもヤルモは男らしく腰を振り続けて、イロナを倒すのであった。
イロナが絶頂に達すると、ヤルモは急いで寝袋に優しく下ろした。
「ハァハァ……凄くよかったぞ」
「俺も、もう少しでイクところだった……」
ヤルモがイクと言った場所は、あの世。イロナはイッた瞬間、ヤルモを絞め殺す勢いで抱きついたから死に掛けたのだ。
「ハァハァ……ならば、このまま続けろ」
「え??」
「我慢するから出すまで続けろと言っているのだ。ハァハァ」
イロナ、勘違い。あの世ではなく発射のほうだと思っているようだ。しかし、ヤルモはあまりやりたくない。
「絞め殺したりしない??」
「いま殺されたいか? ハァハァ」
「ヤラせていただきます!」
抜くも地獄、抜かぬも地獄なら、せめてヌク快感を取るヤルモ。
「あんっ……もう少しゆっくり……ああ!」
上に乗るヤルモを絞め殺さないように胸の前で手を組むイロナは、敏感な時に刺激されては乙女のようになっている。
そんな顔を見せられてはヤルモのSっ気が刺激され、徐々に腰の動きが早くなって来た。
「だから……ああん! ま、まだぁぁ?」
「も、もう少し……」
本当は、まだまだイキそうにないヤルモ。栄養ドリンクのおかげで硬さは十分なのだが、すでに五回もイッているから時間が掛かっているのだ。
「ま、また……く、くるぅぅ!!」
「うぐふう。ウッ!!」
ついに、イロナは抜かずの二連続絶頂。その瞬間ヤルモの首に抱きつき、足もカニバサミで力強く挟んだものだから、ヤルモの体はバッキバキ。しかしイロナはその状態で痙攣していたので、ヤルモは最後までイケた模様。
それも、あの世まで……
こうして二人は、抱き合ったまま夢の中へと旅立ったのであったとさ。
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