398 / 755
第十四章 新婚旅行編其の二 観光するにゃ~
393 京の娯楽にゃ~
しおりを挟む京に滞在して五日目。今日は朝からキツネ店主にガイドをしてもらい、京の娯楽を楽しむ事にする。
服装は、和装はやめてみた。一昨日、街に立て札があったので、読んでみたら王様の件を除いたわし達の事が書かれていたので、実験の為に、いつもの服装にしてみた。もちろん武装は解除している。
わしの普段着は白い着流しなのだが、リータ達に合わせて洋装にしてみた。大蚕の糸で作られたスーツ姿にサングラスで歩こうとしたが、鏡を見てサングラスは外した。わしはナメ猫じゃないからな。
ちなみにコリスは、ピンクのワンピースとリボンだ。リスの姿で歩くには服を着ないといけないので、少しでもゆったりした服装にしてあげた。
昔作って渡したのだが、コリスは服を着るのは窮屈なのか、ぜんぜん着てくれなかったので、出番が来て若干うれしい。
キツネ店主はわし達の姿を見て、かなり興奮していた。珍しい服装なので、商売に繋がると考えているようだ。
街の住人も物珍しいのか、わし達をガン見する人が多い。まぁ立て札に天皇家の客人となっていたので、声を掛けて来る人がいないので無視して歩く。
そうして目的地の歌舞伎小屋へと入ると、畳席左手の三階にある上桟敷へと通される。
ふ~ん……日本で見た歌舞伎の小屋と作りは一緒じゃな。そりゃそうか。そのまま近代に受け継がれているんじゃから、代わり映えするわけがない。
たしか、上桟敷ってお高くてなかなか取れないって聞いてたけど、厳昭は頑張ってくれたのかな? いや、京一番の大店と言っていたし、年間フリーパスでも持っているのかもしれんな。
わし達がわいわいと歌舞伎の開演を待っていると幕が上がり、歌舞伎役者が次々と出て来た。その演技を、リータ達は役者に念話を繋いで聞いていたのだが、難しい顔をしている。
「うぅぅ。言葉はわかるのに、言っている意味がわかりません」
「動きは面白いんだけどニャー……シラタマ殿は、わかっているニャ?」
わしも半分ぐらいしかわからん……かと言って、バラすのもかっこ悪いし、博識っぽく答えておくか。
「歌舞伎は難しいからにゃ~。演目を前もって知っていないと楽しめないにゃ」
「じゃあ、シラタマ殿も面白くないんニャ」
「わたしもあきた~」
どうやらわしが楽しんでいない事は、メイバイにバレバレだったようだ。さらにコリスがわしをこねくり回すので、キツネ店主に無理を言って、静かに席を立つ。
次の目的地は、数十メートル歩いた先にある建物、寄席だ。
寄席に入ると観客の大爆笑が聞こえ、リータ達は何事かとわしを見るので、静かにするように言って、予約してあったであろう二階の下桟敷に座る。
すると、ちょうど演目が終わったらしく、若手らしき男はお辞儀をして下がって行った。
「ここは先ほどとは違い、笑顔の人が多いですね」
「何を笑っていたニャー?」
皆におやつと飲み物を回していると、リータとメイバイが質問して来た。
「これは落語と言ってにゃ。面白い話をして、観客を笑わせていたんにゃ」
「へ~。東の国では演劇はありましたけど、ここは変わった事をしているのですね」
「一人で、こんなに多くの人を笑わせるなんて出来るんニャ! 凄いニャー!」
「さて、次の人が出て来たし、笑わせてもらおうにゃ。次の話は……『猫皿』かにゃ?」
マクラを聞いたわしは、知ったか振って言ってみたら、当たっていた。
「猫皿」とは、茶屋に居た汚い猫が、エサを食べるのに使っていた皿が高級品だった為、商人が猫と共に格安で買い取ろうとする話。
リータ達は噺家の動きとコロコロ変わる口調に笑い、最後のサゲでは吹き出して笑っていた。
そうして噺家が頭を下げて袖に消えて行くと、リータとメイバイは、笑いながらわしを見る。
「面白かったです~」
「騙そうとした人が、逆に騙されるなんて考えられなかったニャー!」
「にゃはは。気に入ってくれたようだにゃ」
「次も猫の話ですか?」
「もう一回聞きたいニャー!」
「猫の話は、そんにゃにないかにゃ?」
「残念です」
「残念ニャー」
え? そこで笑っていたの?? まさかわしが買われそうになった猫と重なって、笑っていたわけじゃないじゃろうな。わしはいつも身たしなみに気を付けておるぞ?
わしの心配を他所に、次の演目、江戸からやって来た噺家の「時そば」でも、リータ達は大笑いし、次の「子別れ」では涙を流していたが、最後のサゲの意味が伝わらなかったようだ。
「いい話だったのに、皆さんは、なんで最後は笑っていたのですか?」
「子は鎹と言ってにゃ、夫婦の間を取り持つには、子供が大事な役割をしているんにゃ」
「言ってる意味がわからないニャー」
「鎹ってのはだにゃ……」
リータとメイバイ達に説明をしてみるが、わし達の住む地と日ノ本では、家の建て方が違うのでなかなか伝わらない。なので、家を作る時に大事なパーツだと言って、なんとか納得してくれたが、また違う謎が生まれたようだ。
そうして説明していると祭り囃のような軽快な音が聞こえて来て、リータ達は舞台に目を向ける。
「「はい、どうも~」」
袖から出て来た二人の男は漫才師。中央に立つと、ボケまくり、ツッコミまくりの大爆笑。
リータ達は、最初は人の頭を叩く事に驚いていたが、すぐに話術に引き込まれ、腹を抱えて笑っている。
お~。久し振りの漫才じゃ……落語も好きなんじゃが、関西に住むわしからしたら、こっちのほうが馴染み深い。しゅっちゅうテレビでやっていたからな。
感慨深いのう……うっ。ちょっと目に涙が……
わしが涙を流しながら笑っていると、キツネ店主には、涙が出るほど面白かったと思われたようだ。リータ達も同じように目を擦っていたので、意味は違うが、変な勘繰りはされずに済む事となった。
それから二組目のハリセンを持つ漫才師が袖に下がると、正午の鐘の音が聞こえて、一時中断となった。リータ達はやや名残惜しそうだったが、わし達は寄席を出て、次の目的地に移動する。
次はお昼。寄席の近くにあった蕎麦屋に入り、座敷に通してもらう。
「一枚、二枚、三枚、四枚……いま、何時ニャー?」
「へい。二時です」
「三枚、四枚……いま、何時ニャー?」
「へい。二時です」
「三枚、四枚……」
「「「「あははははは」」」」
蕎麦屋に入った事で、「時そば」を思い出したリータ達はマネて笑っているが、わしは微笑ましく見ているだけだ。
子供達がテレビで見て、マネをしている姿を思い出すのう。あの時は、いまいち意味がわかっておらんかったけど、それでも笑っておった。リータ達はどうじゃろうな。
皆に感想を聞きながら待っていると、天ざるそばが並んだので食べ始めようとするが、リータ達は作法がわからないと言うので、キツネ店主に教えてもらう。
「まずはですね。そばだけを箸で持ち上げて、口に……」
「ズルズル~」
キツネ店主の説明の最中に、わしは薬味を全てつゆにぶち込んで、すすってしまった。懐かしいそばが目の前にあっては、辛抱たまらん。猫まっしぐらだ。
「ちょ、シラタマさん! 何してまんの!?」
「にゃ? あ、ああ。美味しそうだったから、ついにゃ。ズルズル~」
「そばは、まずは香りを楽しむのが通の食べ方ですがな~」
「わし達は通じゃにゃいから、普通の食べ方を教えてやってにゃ。ズルズル~」
「はぁ……もうええですわ。この緑色のワサビだけは苦手な人もいるから、気を付けておくんなまし」
わしが食べ続けるのでキツネ店主は諦めてしまい、普通の説明をしていた。何か小声でブツブツ言っていたので、念話で盗み聞きしてみたら、自分も通の食べ方は好きではないと言っていた。
どうやらわし達を騙して笑おうとしていたわけではなく、親切心で、通の説明をしようとしていたようだ。
キツネ店主の講習が終わり、リータやメイバイ達も食べ始めると、各々英語で感想を述べる。
「エミリちゃんの作るうどんとは違う味で、美味しいですね~」
「天ぷらも、エミリの作るモノより、サクサクして美味しいかもニャ……」
「ここの料理人は腕がいいみたいだにゃ。おそらく長年、そばと天ぷら一筋に作って来たから美味しいんにゃ。そんにゃ匠とエミリを比べちゃ、かわいそうにゃ~」
「これを一筋ですか……だからこんなに美味しいのですね」
「そっか~……でも、エミリだって、美味しい物をいっぱい作れるニャー」
「にゃはは。そうだにゃ。……熱いそばと、いなり寿司を追加するけど、みんにゃはどうするにゃ?」
「「「「食べる!!」」」」
キツネ店主以外、全員一致したので、わし達はおかわりまでしてモリモリ食べる。
コリスに至っては、ざるそばをわんこそばのようにして食べるので、店員を呼んで手持ちの物を食べていいか聞いたら、了承してくれた。仕込んでいたそばが尽きそうだったから、渡りに船と、逆に喜ばれた。
そうしてわし達がドカ食いしていると、キツネ店主は青い顔をして、わしにギリギリ聞こえる声で呟いた。
「どんだけ食べるねん……」
その声に、わしはキツネ店主の懐事情の話かと思ったが、リータ達の食べる姿を見て、箸が止まった。
あれ? リータとメイバイって、あんなに大食いだったっけ? そう言えば、昨日もお昼を食べたあとに、大量に出したサンドイッチまでペロリと食べておったけど……まさか……
「にゃあにゃあ?」
「なんですか?」
「リータとメイバイって、最近食べ過ぎじゃにゃい?」
「え……そう言えば、いくらでも入ってしまうニャー」
「私も、すぐにお腹が減ってしまいます……」
「やっぱりイサベレ病にゃ~!!」
強くなり過ぎた弊害は、こんなところにも出ていた。イサベレと同じく魔力量が少ない地では、食べ物から魔力を補おうとしているようだ。
「どどど、どうしましょう?」
「このままじゃ、家計を圧迫するニャー!」
そう言えば、わしもよく何かを食べていたな。単に昔の食生活が酷かったから食い意地が張っていたのかと思っていたが、わしもイサベレ病に掛かっていたのかもしれない。
でも、そこまでの大食いでは……あ、吸収魔法を常に使っているからかも?
「まぁわし達はお金持ちにゃし、お金の事は心配するにゃ。それでも気になるにゃら、吸収魔法を使えばたぶん大丈夫にゃ」
ひとまずリータ達は安心してくれたでので、今度イサベレにも吸収魔法を教えて、空腹を満たしてもらう事になった。
コリスは……美味しい物をいっぱい食べたいから、吸収魔法は使いたくないんですか。そうですか。
食事が済めば、会計はキツネ店主に丸投げ。接待費用から出してもらう。
え? 足りない? わし達が食べ過ぎ? 高級店だったの!? それはすみません!!
食べた物は仕方がない。わしのポケットマネーから出してやった。
次の娯楽はどうするかと聞いたら、もうチケットは購入済みとのこと。なのでわし達はわいわいお喋りしながら、京を闊歩するのであった。
* * * * * * * * *
「なんだあの集団は?」
シラタマ達とすれ違った馬車に乗る、立派な着物を着ている太ったタヌキは、目の前に座る髭を伸ばしたタヌキに尋ねる。
「あの容姿は……異国の者ですね」
「異国だと?」
「数日前から、天皇家が招き入れたと聞きました。奉行が失脚したのも、異国の者のせいらしいです」
「奉行はいい奴だったのに……。と言う事は、奴等のせいで上納金が減ったのか。……よし! 奴等を城に呼び出せ」
「しかし天皇家が身柄を預かっているので、まずはそちらにお声掛けするのが筋かと……」
「城に入れさえすれば、あとは何とでもなる。私はこの京の城主だ。会いたいとでも言っておけば、会わざるを得ないだろう。誰かを追わせて連れて来い」
「はっ!」
髭タヌキは馬車を止めると外に出て、タヌキ侍にシラタマ達を追わせる指示を出す。
「さて、徳川家に楯突く者かどうか、しっかりと確かめぬとな」
タヌキ城主はニヤリと笑い、馬車に揺られて帰って行くのであった。
0
お気に入りに追加
1,168
あなたにおすすめの小説
半身転生
片山瑛二朗
ファンタジー
忘れたい過去、ありますか。やり直したい過去、ありますか。
元高校球児の大学一年生、千葉新(ちばあらた)は通り魔に刺され意識を失った。
気が付くと何もない真っ白な空間にいた新は隣にもう1人、自分自身がいることに理解が追い付かないまま神を自称する女に問われる。
「どちらが元の世界に残り、どちらが異世界に転生しますか」
実質的に帰還不可能となった剣と魔術の異世界で、青年は何を思い、何を成すのか。
消し去りたい過去と向き合い、その上で彼はもう一度立ち上がることが出来るのか。
異世界人アラタ・チバは生きる、ただがむしゃらに、精一杯。
少なくとも始めのうちは主人公は強くないです。
強くなれる素養はありますが強くなるかどうかは別問題、無双が見たい人は主人公が強くなることを信じてその過程をお楽しみください、保証はしかねますが。
異世界は日本と比較して厳しい環境です。
日常的に人が死ぬことはありませんがそれに近いことはままありますし日本に比べればどうしても命の危険は大きいです。
主人公死亡で主人公交代! なんてこともあり得るかもしれません。
つまり主人公だから最強! 主人公だから死なない! そう言ったことは保証できません。
最初の主人公は普通の青年です。
大した学もなければ異世界で役立つ知識があるわけではありません。
神を自称する女に異世界に飛ばされますがすべてを無に帰すチートをもらえるわけではないです。
もしかしたらチートを手にすることなく物語を終える、そんな結末もあるかもです。
ここまで何も確定的なことを言っていませんが最後に、この物語は必ず「完結」します。
長くなるかもしれませんし大して話数は多くならないかもしれません。
ただ必ず完結しますので安心してお読みください。
ブックマーク、評価、感想などいつでもお待ちしています。
この小説は同じ題名、作者名で「小説家になろう」、「カクヨム」様にも掲載しています。
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる