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最終章 伝説の最果てで蝶が舞う

帝都征伐部隊

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 晴天とは言い難い、灰色の雲の多い空を、巨大な飛行物体が飛んでいる。
 萌木の王が魔法によって顕現させた、大型の輸送装置である。円卓会議での決定通り、帝国へ派遣する第一陣の収容を終え、昼過ぎには帝国に向けて出発していたのだ。
 輸送装置の外見は驚くほどに何の装飾もなく、のっぺりとした非光沢質の外装に覆われている。内部から外が窺えるところといったら、進行方向に向かって正面にある大きな窓だけだ。だがそれも、外側から中を見ることはできない。
 この装置を見た諸王は、そのあまりに簡素な見た目に驚いていたようだが、紫の王が結界魔法で部品を組み立てる過程を見守っていた金の王は、外観に反して眩暈がするくらいに複雑な内部構造を知っていたので、他の王たちの反応に苦笑を漏らした。
 非光沢質な外装は、陽の光による反射で外敵に気づかれないためのもので、一つしかない窓も、できるだけ内部の様子を悟られないための措置である。内部からは外が見えるのに、外からは内部が全く窺えないのは、そういう特殊な構造の透明な板を具現化したのだと言っていた。
 理論さえ整えられて魔力さえ保てば何でも作れるのが、この魔法の良いところだからね、と笑った萌木の王を思い出した金の王は、装置の操縦に注力しつつ、そっと息を吐き出した。
 萌木の王は何でもないことのように言ったが、そもそも理論を整えることがまず難しい筈だ。恐らく金の王には想像もつかないほどの努力の末に完成した装置なのだろうが、それでも完成させてしまったという事実自体が奇跡のようである。当代の諸王は誰もが歴史上で一、二を争うほどに優れているとは聞いていたが、それはきっと間違いではないのだろう。そしてそれが神の采配だと言うのならば、そうでもしなければこの危機を脱することができないということなのだ。
 金の王は、身が引き締まる思いで、操縦桿に相当する球体に当てている手に力を込めた。
 萌木の王曰く、できるだけ直感で動かせるような機構を考えた、と言うこの透明な球体は、触れさせた十本の指の挙動によって飛行装置を操ることができる、という代物だ。上下の移動、左右への旋回、各領域ごとの浮力の調整、速度の調整、その他もろもろを、十指の動きだけで制御できる脅威の装置だが、その分すべての指をその都度ばらばらに動かさなければならないため、操縦自体はかなり難しい。
 日頃より錬金魔術師として細かい作業や機構に慣れている金の王は、なんとかそれをこなしていたが、操縦士が彼でなかったら、帝国に辿り着く前に墜落していた可能性すらあるだろう。
(やっぱり、僕以外の人にこれを操縦しきれるとは思えない。…………もしかして、僕があそこで操縦を買って出るって、判っていたのかな……?)
 なんとなくそんなことを考えて、考えすぎかと自ら否定した金の王だったが、ここに萌木の王が居たならば、幼い王の内心を見抜いたうえで、実はあながち間違いでもない、とほくそ笑んだことだろう。だが、彼がそれを金の王に伝えることはない。どうしても複雑化してしまう操縦機構に頭を悩ませていた萌木の王に、それとなく助言を寄越したのは、銀の王だったのだから。
「それにしても、外装も内装も随分お粗末な乗り物よねぇ。こんなに殺風景な上に、中には人やら騎獣やらがぎっしりなんですもの。妾、気分が悪くなってしまうわぁ」
 もう少し目を楽しませる気はなかったのかしら、と不満を漏らす薄紅の女王に、金の王が苦笑する。
「時間の制約がある中で機能性と持続性を重視した結果、内装にまでは手が回らなかったそうですよ」
「あらん。萌木の王がそんな言い訳をわざわざ貴方にしたの?」
「ええと、……シェンジェアン王が絶対に文句を言うだろうから、言われたらこう伝えてくれ、と、仰せつかったので……」
「まあ、相変わらず失礼な男ねぇ」
 そう言って返した薄紅の王だったが、機嫌を損ねた訳ではなさそうだ。そのことにほっとした金の王の頭を、大きくてごつごつした手が撫でる。
「出発以降ずっと操縦しっぱなしだが、大丈夫か小僧? 交代が必要になったらいつでも言えよ?」
 いつの間にか傍に来ていたのは、橙の王だった。金の王が彼の気遣いに礼を述べると、今度は横からちゃかすような声が降って来る。
「なーに言ってんだよライオテッド王。あんたみてぇなガサツな男にゃこいつの操作は絶対無理だね。器用な俺とか新赤の王でワンチャンって感じか? まあそういう訳だから、交代して欲しかったら俺か赤の王に頼めよ。多分俺らなら墜落はさせないと思うからさ」
 機体ぶん回して全員吐かせる可能性はあるけど、と続いた言葉に、薄紅の王が盛大に顔を顰める。
「リィンスタット王のお言葉、前半は同意ですけれど、後半は遺憾ですわ。空を飛ぶという行為であることを考えれば、わたくしにも十分操作できると思いますの」
 おっとりとした声でそう言ったのは緑の王だ。たおやかな笑みを浮かべている彼女だったが、しかし目は笑っていない。当代だけなのか代々そうなのかは知らないが、どの王もとにかく何故か負けず嫌いなんだよなぁ……、と金の王は思った。
「いやぁ、勿論っすよぉ! パウリーネ殿もランファ殿もダリア殿も、これくらいきっと朝飯前だと思いますけど、麗しい皆さんのお手を煩わせる訳にはいかないじゃないっすかぁ!」
 ちゃっかり白の王まで入れているあたり、本当にさすがだなぁこの王様は、と思った金の王に、同じことを思ったのか、近くにいた白の王がころころと笑った。
「あら、私までカスィーミレウ王やシェンジェアン王のお仲間に入れてくれるのですね」
「当然じゃないですか! ダリア殿のその白い手にこういう重労働は押し付けたくないですから!」
「その重労働を、一番若いギルディスティアフォンガルド王にお任せしてしまっているのですけれど……」
 ほう、と息を吐いて、金の王を気遣うような視線を向けた白の王に、黄の王が満面の笑みを浮かべる。
「良いんですよ! こいつ男ですから!」
 本当に、清々しいまでに男性蔑視の王である。
 相変わらずな黄の王に苦笑した金の王は、しかしそこで、はて、と首を傾げた。
「あの、皆さん、何故ここに集まってきたのですか? 確か、兵たちの士気を上げるために声掛けをしに行くと仰って、皆さん散り散りになられていましたよね?」
 同乗しているはずの赤の王と青の王、そして黒の王の姿はここにはないが、それ以外の王が勢揃いしている。王たちがここを離れてからそれなりに時間が経っているから、声掛けが終わったのかもしれないが、こんなに全員同じようなタイミングで集まるとは思えなかった。
 一方、問われた側の王たちの反応は様々であった。橙の王と白の王は苦笑し、緑の王はそっと目を伏せ、薄紅の王は盛大に溜息を吐く。そして黄の王だけが、とても面白そうな顔をして口を開いた。
「いやぁ、ほら、俺ら皆バラバラに声掛けに行ったじゃん? そしたらちょうど一番向こうの方でグランデル王とミゼルティア王がばったり出くわしたみたいで、あっという間に大げんかになってさぁ。赤と青の兵は互いの王様の応援始めるし、他の国の兵たちも珍しいってんで見物する奴が続出で、もう声掛けどころじゃなくなっちまったんだよなぁ。さすがにここまでは騒ぎが届いてないみたいだけど、後ろの方はもうお祭り騒ぎだぜ? グランデル王もミゼルティア王も、戦前いくさまえだからさすがに魔法は自粛してんだけど、その分舌が回る回る。いやぁ話してたら俺も盛り上がってきた! もっかい観に行こうかな!」
「い、いや、あの、や、やめた方が良いのでは……」
 金の王がそう言うのとほぼ同時に、橙の王が黄の王の首根っこを掴まえる。
「やめとけ! お前さんが行くと火に油になる未来が見えるわい!」
「ええー! 折角の祭りなんだから楽しまないとぉ!」
 ごねる黄の王を、薄紅の王が軽く睨む。
「あんな野蛮なものを祭りだなんて、妾は認めないわ。確かにあの二人の顔が美しいことは認めるけれど、それならそれで、その顔をもっと生かした祭りにすべきでしょう?」
「はいはい! ランファ殿がそう言うなら俺もそう思います! 観に行くのやめます!」
 片手を挙げてそう宣言する黄の王を、橙の王が残念なものを見る目で見る。緑の王は、そんなやり取りを見て溜息を吐きだした。
「まったく、これからが正念場だというときに、ミゼルティア王もグランデル王も何を考えていらっしゃるのでしょう。同じ国を統べる者として、全く理解できませんわ」
 軽蔑を含んだその声に、白の王がまあまあと優しく微笑んだ。
「私も先ほど少しだけお二人の様子を見ましたけれど、思わず笑ってしまうくらいに見事な舌戦でした。間近でそれを見ていた兵たちも、随分と緊張がほぐれた様子。結果的に、いい意味で肩の力が抜ける機会になったと思いますよ。あのお二人のことですから、そこまで計算ずくだったのかもしれません」
 ころころと笑った白の王に、黄、橙、薄紅、緑の王が、すっと真顔になる。
「や、それは絶対ないっす」
「あり得んなぁ」
「顔は良くてもオツムは残念だもの」
「何も考えていないに決まっています。愚劣の極みですわ」
 間髪入れずに受けた反論に、白の王が困った微笑みを浮かべる。ちなみに金の王は、何を言っても正解にはならないような気がしたので、大人しく黙っていた。懸命な子である。
「そーいやギルヴィス王、帝国まではあとどんくらいかかりそう?」
 思いついたように発された黄の王の問いに、金の王が現在の航路と地図を確かめる。
「もうそろそろで、道のりの半分を越えるところです。なので、ここまでかかった時間と同じくらいの時間がかかると思って頂ければ良いかと」
「りょーかい。ありがとな。しっかしそうすると、グランデル王とミゼルティア王にはそろそろ切り上げて戻って来て貰いたいところっすねぇ」
「そうだなぁ。現地での具体的な動きを確認する必要があるしなぁ」
 そう言った橙の王に、他の王たちも頷く。
 だが、ちょうどそんな王たちの声に応えるかのように、少々速足の足音が近づいて来た。そう、赤の王と青の王である。
「皆さんもうお集まりでしたか。遅れてしまったようで申し訳ない。きゃんきゃんとうるさい厄介者に絡まれておりまして」
「先に絡んで来たのはてめぇだろうが!」
「そのすぐに大きな声を出す癖はどうにかならないのですか? これだから野蛮な国は嫌なのです」
「そっちこそ、普段クールぶってるくせに沸点低いのはどうにかならねぇんですかねぇ? 自分で作ったキャラなら最後まで貫けよ中途半端野郎」
「それこそ貴方には言われたくない!」
 やってきて早々にまたもや喧嘩を始めた二人の王に、広げていた扇子をぱちんと閉じた薄紅の王が、つかつかと歩み寄る。そしてそのまま彼女は、手にした扇子で二人の王の頭を思いっきり引っ叩いた。
「いい加減にしてちょうだい! うるさいったらないわ! 貴方たちの価値なんてその美しい顔だけなのだから、下品な口を閉じてオブジェにでもなっていなさいな!」
 きりりと眉を吊り上げた妖艶な美女に叱咤された二人は、しかし反論しようと口を開く。
「この野蛮な男だけならまだしも、私にまで下品な口だと仰るか! 言葉が過ぎるでしょう!」
「いやあの、さすがに俺も顔しか価値がないってのは否定したいんだが……」
 片や苛烈に、片や少々腰を低くしての反論だったが、薄紅の王はそんな二人の口を引っ叩いた。
「お黙り!」
 容赦のない一撃に、二人の王がひりひりとする口を押さえつつ、ようやく黙る。それを見て満足そうに頷いた薄紅の王は、残りの王の方へと向き直った。
「オブジェは放っておいて、現地での作戦会議を始めましょう」
 流れるような一言に、金の王が思わずおずおずと薄紅の王を窺う。
「あ、あの、でも、よろしいのでしょうか……? グランデル王とミゼルティア王にも、会議にご参加頂いた方が良いのではないかと思うのですが……」
 他にも黒の王の姿もないのだが、黒の王についてはほとんど個人行動になるのだろうから、わざわざ今呼ぶ必要はないのだろう、と金の王は思った。
「あらん、気にしなくて良いのよぉ。本当に必要なことなら、どうせ止めたって口出ししてくるわ。それすらできないようでは、それこそオブジェぐらいの価値しかなくなってしまうもの」
 かなり厳しい言葉に、しかし赤の王も青の王も何も言わない。ここで何か言ったらまた扇子が飛んで来るに決まっているからである。
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