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4話 未熟な成熟

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車の助手席で揺られる私は、きっと緊張した顔をしているのだろう。隣でハンドルを握るおじさんは気さくにいつものように話しかけてくるが、私はこれから二人でお風呂に入るという予定に、今はすっかり緊張してしまっていた。

前日の夜中までは楽しみで仕方がなかったが、いざとなると怖気付くやつだ。

「さて、そろそろ着くよ」

「えっと、とりあえずお互いに受付すませて……だよね」

私はおじさんに顔を向けながら段取りを確認する。お互いに入館受付を済ませて、片方の部屋で合流。廊下に監視カメラはあるがどうやら死角があるのだとか。

私たちには都合が良いが、そんな状況はどうなのだろうか。

「さて、おや。ちょっと混んでそうだな」

おじさんが施設の駐車場に車を停めながら、駐車されている車を見渡して言う。

私はうまくやれるだろうか。


~~~


「驚くくらいすんなりいけたね」

私はおじさんと一緒に、個室温泉の脱衣所の中にいた。まるで私の緊張は無駄だったと言うかのように本当にすんなりと行ったのだった。

最近できたばかりとの事で、勝手にスーパー銭湯のようなものを想像していたが、思ったより緩いというかなんと言うか。カッチリとルールがある訳ではないようだった。

「さて、この温泉は一時間の時間制限あるから早速入ろうか」

私は隣で服を脱ぎ始めたおじさんをチラッと見て、自分の履いているスカートの留め具を外して、床にスルリと落とした。

そう、このお店は各個室は1時間の制限があり、なおかつ延長は無いとの事。難しい事はよく分からないが、きっとこのシステムで回転率を良くしているんだろう、とかおじさんが言っていた。

「あ、そう言えばお互いに裸を見るのは初めてだっけ」

そんな事を言うおじさんは既に裸体になっていた。特別引き締まっていたり筋肉質であるわけではない、きっと良くある体型。そして、恐らく勃ちつつある股間の……。これで見るのは2回目だ。

私も上を脱ぎ、ブラに手を掛ける。フロントホックタイプのそれを外すと、胸がたゆんと少し揺れた。今までは無かった感覚に、小さくとも感動する。

「おっ、しっかりと見るとおっぱいやっぱり形いいね。それにパンパンに張ってそうだ」

おじさんの股間がびくりと反応しているのが見えた。

私は続いてショーツを脱ぎ、おじさんの視線がそこに注がれる。下ろしたショーツのクロッチのぬるりとしたシミからつぅ、と粘液の糸が引いて切れた。

「え、あれ」

そんな反応をした私に、おじさんは少し嬉しそうだった。

「色々期待してくれてたりするんだ?」

私は、意識していた部分ときっと無意識にあったであろう期待を認知してしまい、顔を伏せた。


~~~


体をお互いに洗い、温泉に浸かる。この間およそ二十分少し。ほんとうはお互いに体を洗ったりできると楽しかったのかもしれないが、時間がない。

「いや、やっぱり温泉は気持ちいいな。施設が施設だけに料金はかかるけど」

おじさんは肩まで湯に浸かりながら私を見る。私は胸の少し上あたりまで浸かりながら頷く。たしかに温泉は気持ちいい。

「さて、体があったまってきたら早速搾ろうか」

おじさんはお湯の中を小さな波を立てながら近づいて来て、私の肩に手を置いて軽く引き寄せてきた。そしてその手を胸にずらして、下から支えるように重ねてきた。

「さすが、若いだけあっておっぱいがしっかり重力に反発してるね」

「小さいから、じゃないの?」

おじさんは私のなだらかな胸の斜面を優しく揉み始める。相変わらずちくちくとするがだいぶ慣れてきた気がする。

「どう?乳首、ぷっくり膨らんできたけど」

私の胸の頂点にある、乳首はたしかにぷくんと膨らみ、まるで今から始まる事に期待しているみたいで少し恥ずかしさを覚える。ただ、今は母乳を出す事に集中しよう。

「気持ち良さ、もある」

私の答えにおじさんは少し満足げな顔をして、指で私の乳首をこねはじめた。

「おっぱい、触った感じだと前より張り詰めてるね。桜菜はまだ子供なのにおっぱいパンパンに溜めちゃってるんだ?変態だなぁ」

「ちょっ……母乳はおじさんのせいでしょ」

「仮にそうだとしても、搾ってもらいに来てるのは変態だろ?」

おじさんは私の乳首をキュッとつねる。まるで電気が乳首に流されたような、ピリッとした感覚に、私は背中を軽く反らせた。

「桜菜、かわいい反応するね。こっちおいで」

おじさんは一度私の胸から手を離すと、私の手を引いて温泉の縁に向かう。

「縁に腰掛けて、もっと身体も胸も見せて」

私は言われるままに腰を掛け、おじさんに向かい合う。ちょうど目の前におじさんの股間があり、今はもう固そうに天を向いている。

「おじさんも、すごく変態じゃん」

「なら、相性も良さそうだね」

そんな事を言いながら、おじさんは再び私の片胸に指を這わせて揉み出し、少し屈むようにして……

「あっ、やぁ……」

私は情けない声を上げる。それもそうだ。おじさんの口が私の乳首と乳輪をぱくりと含み、ぬるぬるした舌が舐め回してきたのだから。今までの人生でそんな事をされる必要が無かった事だ。初めての感覚に、口から吐息が漏れる。

「やっぱり、吸った方が出るんじゃないかな」

私は両手で自分の顔を押さえて隠し、声を殺す。その間も指も舌も唇も、私の胸を執拗に責め……私の初めての母乳を搾ろうとしてくる。

「ふぅ……はぁっ……やっ、だ……これ……」

「やっばいな……お前、本当に可愛いぞ」

おじさんはそんな事を囁く。ゾクゾクと背中がざわつくのを感じた。そんな言葉も、いままで掛けられた事はなかった。

「桜菜、大丈夫か?かなり息上がってるが」

「へ、へーき……おじさん、続けて欲しい……」

「がんばろうな」

私は、段々と自分の脳みそも意識もどろどろに溶けて流れていってしまうような感覚に襲われる。まるで夢でもみている、そんな感覚。

自分の息が上がり、小さな胸を懸命に上下させ、体を時折くねらせる。私は確信は無いが、きっとその時が近い事がなんとなしに分かりはじめてきた。

「ん、桜菜……見てみな」

おじさんの声に視線を下に向ける。おじさんと目が合うと、おじさんの視線が私の胸を向いた。彼の指につままれた乳首、その先からお湯や汗とは違う、少し白く濁った液体が垂れ始める。

そして、おじさんの片手が私の胸全体を掴んでぎゅっと握り、一方は口内で舌にねぶられ、吸い上げられ……

「んっ……んぁ……あッ!!」

ついに、その時が訪れた。

乳首から、黄色みを帯びた乳白色が飛び散り、お湯に落ちて溶けてゆく。そして……

「あ、桜菜……おしっこも出しちゃうなんてマジ、変態だぞ」

私の股間から、シューッと音を立てて尿がお湯に向かって飛んでいた。


~~~


「おじさん、超飲むじゃん……」

私はあれからおじさんに母乳を飲まれ続けていた。量自体は胸のキャパのせいで少ないようだったが、おじさんは方胸が空になるともう片方にもしゃぶりついて吸い出していた。

「そりゃ、桜菜が本来なら出せないおっぱいな訳だし、飲まないともったいないしな」

「そ、そうかな……」

私は少し落ち着いてきて、温泉の縁に腰を下ろしたまま、両手を背中側の床につけて、少し仰反るような格好でゆっくりと息をする。おじさんはそんな私に半ば抱きつくようにして胸を吸う。

「気持ちよかったんだ?」

しばらくしておじさんが顔を上げた。母乳が尽きたのかもしれない。私の胸は唾液と母乳でぬるりと光を反射していた。

「……ま、まぁ。うん」

「そっか。良かった」

「よ、良かったのかな」

「良かったでしょ。……と、それはそうと、なら頑張ったご褒美をあげようかな」

私はおじさんに目を合わせる。

「ちょくちょく気になってたんだけど、桜菜、おまたぬるぬるだし、気持ちよくしてあげようかなって」

「ん?どういう?」

おじさんは、私の股間の、まだ薄く陰毛が生えている下腹部、膀胱のあたりを撫でてきた。それから、私の陰毛に指を這わせてザリザリと音を立てた後、指が割れ目に触る。

私は反射的に脚を閉じ気味にしてしまう。というか今の今まで、大股を広げていた事に今更気づいたりもする。

ゴクリと喉を鳴らし、私はおじさんの指の動きを視線で追う。私の割れ目を優しくなぞりつつ、たまに指先をその中に埋めてくる。

くちゅっと音がする。ぬるぬると滑る指に腰が軽く動く。少し、脚を開いてみた。おじさんの指が少し深く突き刺さる。少しの痛みと、ぬるつく中を動く指先から得られる妙な感覚。

「気持ちいいかな」

おじさんは指を動かしたまま、私を見上げてくる。私は頷いて返し、途端に恥ずかしくなって顔を手で隠す事にした。



~~~


ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅっとリズミカルに響く水音。気付けば私は温泉の中に立ち上がり、はしたなく大きくガニ股を開き、おじさんの指が2本も私の股間の割れ目に根元まで飲み込まれている。

最初に比べるとかなり早いスピードで出入りする指。私の割れ目から溢れる泡立ちと、時折したたる粘液の糸。腰がたまにカクリカクリと揺れてしまう。

「桜菜……お前、本当に最高だよ」

「ほ、ほんと……?」

おじさんは頷いて、さらに指の速度を上げ、私はその瞬間に何かのスイッチが入ってしまったかのようにガクガクと腰を動かし始めてしまう。

「初めて、なんだよな反応的に……なら、お前変態だよやっぱり……」

そう言うと彼は、私の中の指をくっと曲げて、私の中を強めに摩り上げる。途端に視界が真っ暗になった。


~~~


「大丈夫?」

「え?」

私はおじさんの声を聞いて、自分の意識がどこかに行ってしまっていた事に気付く。いつのまにかおじさんに抱かれながら湯船の外にいた。

「初イキおめでと」

「え、はつ……?何?」

「大人に近づいたって事だよ」

私は何がなんだかわからないままだったが、とりあえずお礼を言う。そしてふと温泉入り口にあったタイマーに目をやった。残り十五分。

「あ、あのさおじさん」

「どした?」

「なんか私だけ気持ちよくしてもらってばっかりだし、私もなんかしたい」

「え?桜菜ちゃんミルクもらったけど」

私は、顔が熱くなるのを感じた。あぁ、色々あり過ぎたがそうだ。私は今日、母乳をだして、さらに飲まれているんだった。

「ほ、ほかには!?」

「え、そ、そうだな……じゃあ、キスしよっか」

「き、キス……」

「どう?」

「す、する!」

私はおじさんの腕の中から起き上がり、向かい合う。頭がいまだにほわほわする。そんな状況で、私は良く分からないままおじさんと唇を重ねた。おじさんは私のほっぺたを片手を重ねながら優しく撫でてくれる。

「口、あけて」

おじさんに言われるまま、口を開き、そして舌を絡める。知らない事だったがきっとそうだろうて思った。

ぐちゅぐちゅと唾液が混ざる音がする。頭のとろけた中身も、一緒に混ぜられているような気分になる。

「桜菜……最初は、ほんとにちょっとした関係のつもりだったのに、お前ってやつは……」

おじさんは、私の身体を抱き締めると、ゆっくりと床に寝る。

「桜菜、セックスするぞ」

おじさんはそう言われて、私のふとももを掴んで股を開き、割れ目に固くなった肉棒を押し当てる。押し込まれて割れ目が少し開く。

「おじ、さん」

「ゆっくりやるからな」

「うん……♪」

おじさんは、肉棒の先端をぐちゅぐちゅと私の入口に浅く入れたり、出したりをして慣らしてくれる。きっと早く挿入たいだろうに、気を遣ってくれる。

私は、自分の下腹部が熱くなっているのに気付いた。

「桜菜、最高だお前」

そう言って、おじさんは一気に腰を突き上げた。

私は声を上げる。いや、上げたはずだった。それが悲鳴なのか嬌声なのかすら判断はつかないだろうが、しかしそれは身体を重ねて押しつぶすようにしつつ、重ねられたおじさんの唇に消されてしまう。

バチュンバチュンバチュンと今までに無い音が鳴り響き、私は襲いくる快楽に目を白黒させる。息も満足にできない。おじさんは私の最奥を肉棒で撫で上げながら、私の唇も舌で犯す。お互いの吐息が口元で混ざり合って、またどちらかが吸い、唇が重なる。

胸も押しつぶされ、痛い。けどそれよりも幸せが優っていた。

「桜菜ッ!桜菜ッ!」

私の名前を呼びながら、早くなるおじさんの動き。

本能で分かる。おじさんはきっと私に子供を宿そうとしている。私に、きっと産んで欲しいと思っている。保健体育で習った。この後は確か……おじさんの……

ピピピピピ

突然鳴り響く音に、おじさんも私も飛び上がった。タイマーが残り五分を示していた。時間。

「あ、あっ、やばい」

おじさんの慌てた声、そして引き抜かれる肉棒。ぬるぬるとテラついている。

「さ、桜菜ちゃん、早く着替えないと!清掃の人が扉前に来ちまう」

私は、未だに固そうなおじさんの肉棒をぼうっと見つめていた。


~~~


私たちは、恐らくなんとか間に合ったのだろう。しかしドライヤーなどを使う時間は無かったので、二人とも髪がしっとりとしたまま、車の中にいた。

「や、ヤバかったね」

私が言うとおじさんは何度も頷いていた。二人してせっかく流した身体に脂汗を流していたりする。

「か、帰ろうか」


~~~


時刻は昼の少し前。親には遊びに行くと伝えてあるからまぁ、いい時間だろうか。

しかしそれより気になる事がある。

「さ、ここら辺でいいかな?」

おじさんは車を停めて私に言ってくる。

「うん、けどおじさん……いいの?」

「ん?」

「たぶん、えと……しゃ、射精……できてないよね」

「う」

私はシートベルトを外して、おじさんに近づく。

「い、いや……あそこで時間来て良かったよ。ごめんねなんか……」

「わ、私今でもいいよ……おじさん……私の中で射精したかったんだよね?」

「いや、そう……いやいや。ゴム……コンドームも無いし、無しだよナシ!」

私はおじさんを下から見上げる。あの時最後までいっていたらどうなっていたのか。しっかりとわかるわけじゃないが、期待みたいなものがあったのは確かだった。

「それに、もし、中に出しても今は洗えないし」

「でも、それだと……おじさん」

おじさんは、少し困ったような顔をして私を抱き寄せてきた。


~~~


「ん、どほぉ?ひもちひい?」

私は車の中で、おじさんの肉棒を口に咥えていた。今更ながらこんなに太いものが自分の股に出入りしていたとは。

私は言われるままに舌を動かして、おじさんの肉棒を口内で舐め上げる。視線だけを動かした見上げると、おじさんは気持ち良さそうだ。

「桜菜、ごめん、出そうだから口から出していいよ」

私はおじさんのその言葉には従わなかった。一体どうなるのか、何が起きるのか、そんな興味もあったから。

「ちょ、さな……ッぐ……ッ」

そして、私の口内と喉に、どろどろとしたものが注ぎ込まれた。びくびくと震える肉棒。私は口に注がれるそれを反射的に飲み下していく。お腹が、あつい。


~~~


「ごめん、飲まなくて良かったのに」

おじさんはそんな事を言うが、私としては満足だった。今までに無い体験に快楽。

「えへっ、ごちそうさま」

「桜菜……お前な……」

私は困ったような嬉しそうなおじさんの顔をみて、くすりと笑う。それから未だに汚れている肉棒を見て、もう一つ思いついた。

「おじさんのおちんちん拭いてあげるね」

そう言って、私は履いているショーツを脱ぐ。

「お、おい……」

おじさんの反応を少し楽しみながら、私はショーツの内側、クロッチの部分で拭き上げる。まだ尿道に残っていた精液が私のショーツにどろりと粘りついた。

「ふふ、おじさん。また遊びにいこ。また楽しいところ探しといてよ」

私はそんな事をいいながら、ショーツを履いて、スカートを軽くたくしあげる。そして恐らくおじさんの精液がねばりついたあたりを、股間の秘所に指で擦り付けるのを見せた。

「おまえなぁ……」

「じゃ、また」

私は車を降りる。

「桜菜。分かった。本気で色々考えとく」

「遊び場所?」

「色々だよ。またな」

私はおじさんの車のドアを閉めて、少し離れてから手を振った。

帰り道、股間のズキズキとした痛みに少しぎこちない歩き方になってしまった。

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