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旅立ち

第14話

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シェリーとそんな会話をしていると、いつのまにかマルコスが倒した二人組を抱えていたので
「マルコス、その2人はどうするの」
と聞くとマルコスは真剣な顔で
「後で縛って兵士にでも突き出すよ」
と言ってきたので安心していると、マルコスは笑顔で
「よっ、勇者様色男」
とおちょっくってきたので
「マルコスー」
と目は笑わないで、笑顔で言うと、マルコスが二人組をロープで縛りながら
「おちょくって悪かったって、それよりも二人とも無事か?」
と聞いてきたので
「俺は無事だけど、シェリーは」
と心配しながら聞くと
「うん、何処も怪我してないよ」
と笑顔で答えてくれたので一安心した

そんなこんなで騒動が終わり、俺たちは改めて飯を食いに行こうと歩く為にシェリーから離れ、レストランに向かおうとすると、シェリーが俺の背中に抱きついてきたので、
「シェリーどうしたの?」
と優しく聞いてみると
「離れたく無い」
と言われたのであんな事あったし仕方ないしなどうしようかなと考えていると、マルコスがまたニヤニヤしていたので、マルコスを睨みつけてからシェリーに
「これだと歩きづらいから手を繋ごうか」
と優しく声をかけると
「うん、分かった」
とシェリーは背中から離れて、俺に手を差し出してきたので、俺はシェリーの手を握りレストランに向かう事にした。

レストランに着くとシェリーは今日は真っ先に席には行かず、俺の手を握っていたので、俺はシェリーをエスコートして席に座らせて、食事をした。

食事を終え、部屋に帰るとシェリーが不安そうな顔で
「今日は一緒に寝よう」
と言ってきたので、俺で安心できるならと考え
「分かった、今日は一緒に寝ようか」
と優しく言って、シェリーと一緒に寝る事にした。

ベットにシェリーと一緒に入るとシェリーは抱きついてきて、俺は抱きついてきたシェリーの頭を撫でていた、撫でているとシェリーは寝息を立てて寝てしまい、俺も寝るかと思い目を閉じた。

そして次の日を迎えると
「セイン、シェリー今から支度をしてくれ」
と言うマルコスの声で俺達は起きた

支度を終え、レストランで朝食を取り、ホテルを出て行く事になり、マルコスが手続きをしているとイレーナさんがこちらを見つけ
「シェリー、またおいでね」
と言うとシェリーは笑顔で
「今度は自分のお金で泊まりに行くね」
と言うとイレーナも笑顔で
「じゃ、その時は安くしておくね」
と言うと2人は笑いあっていたので、良いなと思っていると、イレーナさんが俺の肩を叩き
「シェリーの事を頼んだわよ」
と笑顔で頼んできたので、
「任せてよ」
と笑顔で返したら、マルコスが
「セイン、シェリーそろそろ行くぞ」
と呼んでいたので俺たちはイレーナさんに手を振りながら
「またね」「さようなら」
と別れの挨拶すると
「またおいでね」
と別れの挨拶をしてくれた。
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