9 / 42
旅立ち
三話
しおりを挟む
何かにぶつかったので前を見てみると、マルコスが立っていた
俺は安心して
「マルコス、後ろに、ゴブリンいるから助けて」
と助けを求めたら
「分かってる、俺の後ろに隠れときな」
と言われたので、俺は急いでマルコスの後ろに行くと、ゴブリンがそのまま追って来てマルコスと相対する形になり、マルコスとゴブリンがしばらく睨み合っていると、先にゴブリンが突進してマルコスに襲いかかる、その瞬間、マルコスはいつの間にか抜いていた剣でゴブリンを一刀両断した。
その姿を見てカッコいいと思っていると
「セイン、どうしてこんな所にいるんだ」
とマルコスは少し怒った様な顔して言ってきたので
「一人だけ作業しないのは居心地悪くて、騎士に頼んで仕事をもらってここに来たら、ゴブリンに襲われて、何とか逃げて来たんだ」
と正直に事の経緯を説明すると
「すまないな」
と突然マルコスが謝って来たので、てっきり叱られると思っていた俺は慌て
「何で謝るんですか、ここに来たのは俺の責任ですよ」
と答えると、マルコスは
「作業が欲しいって、セインが言っていたのに、作業を与えなかった俺のミスだ、すまない。だけど作業をする時一言俺に言って欲しかった」
と言われ、一言無かったのは俺のミスだよなーと思いつつ
「マルコスに一言言わなかったのはすみせんでした」
と謝ると、しばらく沈黙が走る、するとマルコスは頭を少し掻きながら
「駄目だ、駄目だ、やっぱり俺こういう話は苦手だなー」
と予想もしていない発言をしたのでビックリしていると
「急にすまないな、叱られるのは慣れているけど、叱るのは慣れてなくてな」
とマルコス少し笑いながら言うと、
「団長が叱るの苦手ってどういうことですか」
と疑問に思い、つい言葉に出てしまった
「王国軍が真面目過ぎて、俺が叱る時がなくてな、それで俺は叱るのが苦手なんだ」
と少し笑いながら答え、続けて
「さて、この話はもう辞めにしようか」
と笑顔でマルコスが俺に手を出して提案すると
「僕も叱られるのは苦手なので辞めにしましょう」
と笑顔でマルコスの手を取った
話が終わったので二人でテントに向かっているとマルコスが
「そういえばセイン、ゴブリンと対峙して傷一つ無く、逃げれたな」
と言ってきたので、
「無我夢中で戦っていたので、良く覚えて無いんだ」
と嘘をつくと
「無我夢中で無傷とは大したもんだな、これは鍛えがいがあるかな」
と期待していたので
「訓練の時はお手柔らかに頼みます」
と頼むとマルコスが笑っていた
俺は安心して
「マルコス、後ろに、ゴブリンいるから助けて」
と助けを求めたら
「分かってる、俺の後ろに隠れときな」
と言われたので、俺は急いでマルコスの後ろに行くと、ゴブリンがそのまま追って来てマルコスと相対する形になり、マルコスとゴブリンがしばらく睨み合っていると、先にゴブリンが突進してマルコスに襲いかかる、その瞬間、マルコスはいつの間にか抜いていた剣でゴブリンを一刀両断した。
その姿を見てカッコいいと思っていると
「セイン、どうしてこんな所にいるんだ」
とマルコスは少し怒った様な顔して言ってきたので
「一人だけ作業しないのは居心地悪くて、騎士に頼んで仕事をもらってここに来たら、ゴブリンに襲われて、何とか逃げて来たんだ」
と正直に事の経緯を説明すると
「すまないな」
と突然マルコスが謝って来たので、てっきり叱られると思っていた俺は慌て
「何で謝るんですか、ここに来たのは俺の責任ですよ」
と答えると、マルコスは
「作業が欲しいって、セインが言っていたのに、作業を与えなかった俺のミスだ、すまない。だけど作業をする時一言俺に言って欲しかった」
と言われ、一言無かったのは俺のミスだよなーと思いつつ
「マルコスに一言言わなかったのはすみせんでした」
と謝ると、しばらく沈黙が走る、するとマルコスは頭を少し掻きながら
「駄目だ、駄目だ、やっぱり俺こういう話は苦手だなー」
と予想もしていない発言をしたのでビックリしていると
「急にすまないな、叱られるのは慣れているけど、叱るのは慣れてなくてな」
とマルコス少し笑いながら言うと、
「団長が叱るの苦手ってどういうことですか」
と疑問に思い、つい言葉に出てしまった
「王国軍が真面目過ぎて、俺が叱る時がなくてな、それで俺は叱るのが苦手なんだ」
と少し笑いながら答え、続けて
「さて、この話はもう辞めにしようか」
と笑顔でマルコスが俺に手を出して提案すると
「僕も叱られるのは苦手なので辞めにしましょう」
と笑顔でマルコスの手を取った
話が終わったので二人でテントに向かっているとマルコスが
「そういえばセイン、ゴブリンと対峙して傷一つ無く、逃げれたな」
と言ってきたので、
「無我夢中で戦っていたので、良く覚えて無いんだ」
と嘘をつくと
「無我夢中で無傷とは大したもんだな、これは鍛えがいがあるかな」
と期待していたので
「訓練の時はお手柔らかに頼みます」
と頼むとマルコスが笑っていた
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!
夕凪五月雨影法師
ファンタジー
AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!!
国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。
幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。
彼はもう限界だったのだ。
「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」
そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。
その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。
その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。
かのように思われた。
「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」
勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。
本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!!
基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。
異世界版の光源氏のようなストーリーです!
……やっぱりちょっと違います笑
また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
タイムワープ艦隊2024
山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。
この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる