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満月のお話。
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リヒトが、中庭に設えられたガゼボの手すりから半身を乗り出して、夜空に浮かぶ月を見上げていた。
どこも欠けていない月は、円く、大きく、夜空にやわらかな光を放っている。
リヒトの銀の髪と、白くなめらかな肌が月光に溶けてしまいそうで、ユリウスはしずかに息を呑んだ。
真実、月に住まう神が居るならば、なるほど確かにこんな姿をしているのかもしれない。
月神デァモントの使者として、ハーゼという存在を祀りあげた狂信者たちの気持ちは、ユリウスには永劫理解することはできないが、しかし月の光を浴びるリヒトの神々しいほどの姿にはたしかに胸を打たれるものがあった。
「リヒト」
月神に連れ去られないように、名前を呼ぶことでリヒトの意識をこちらへ向けさせると、満月からユリウスへと視線を映したリヒトがこれ以上はないほど可愛い顔でうふふと笑った。
「ユーリ様、すごいです」
満月よりもきれいな金色の瞳をパチパチと瞬かせて、リヒトが夜空を指さした。
「ユーリ様の髪と、おんなじ色です」
ものすごい発見をした、というように意気揚々と告げてくるのが可愛くて、ユリウスは思わず華奢な背を引き寄せてひたいにキスを落とした。
嬉しそうに細められた目が、その焦点をしっかりと結ぶようになったのは、つい最近のことだった。
ユリウスとシモンが考えた、五感の治療法。
本当に治るのだろうかという不安の中、リヒトは辛抱強く戦った。そしてついに聴覚を取り戻し、それに続いて視覚も正常なものとなったのだ。
触覚と、味覚と、嗅覚。残り三つの感覚が治るかどうかは誰にもわからない。聴覚と視覚が正常に働くようになったことで奇跡は使い果たしているのかもしれない。
それでも、リヒトが笑うから。
ユリウスの腕の中で、可愛らしく、しあわせそうに笑うから。
この子にすべてを与えてあげたい、とユリウスは強く思う。
「ユーリ様、ユーリ様。月に模様があるなんて、僕、思ってもみませんでした」
物の形も正確に捉えられないほどぼやけていたリヒトの世界。
視力を取り戻したオメガは、ユリウスにとって当たり前だったことのひとつひとつに驚き、それを共有してくれる。
「満月で夜の空がこんなに明るくなるなんて! すごいですね、ユーリ様」
月に手をかざして月光を受け止め、リヒトが月よりもなお輝いている瞳にユリウスを映す。
見えるものすべてをいとおしむ様子がどうしようもなく可愛くて、ユリウスはほろりと笑った。
「リヒト、あんまりはしゃぐと転ぶよ」
ガゼボの中にはベンチがあるだけだが、バランスをうまくとれないリヒトの動きは危うい。
耳が聞こえて、目が見えるようになったおかげで、部屋の中だけで完結していたリヒトの世界はすこし広がった。それでも、まだこうして中庭に出て遊ぶことがせいぜいで、夜の散歩だってこれが二回目なのだった。
ユリウスが注意を促した途端に、リヒトの体が手すりの方へと傾いだ。
十分に予測していたユリウスが、さりげない仕草でリヒトの背を支えた。
自分が転びかけたことに気づいていないリヒトは、細い顎を上げ、手すりに寄りかかるようにして月を見つめている。
風にそよぐ銀糸の髪。そこからふわりと、甘いオメガの香りが漂う。
そして、甘さの影に爪を立てたような、かなしみの匂いも不意にその存在を強めた。
さっきまであんなに楽しそうだったのに……。
ユリウスはおのれのオメガの繊細な横顔を探るように見た。
「ゆぅりさま」
視線は夜空へ向けたまま、ぽつり、とリヒトが呟いた。
「月の神様は、月に居ますか?」
子どものような質問に虚を突かれ、ユリウスは心臓が冷える心地を味わった。
月神信仰のデァモント教団。そこで刻み込まれた記憶が、リヒトの中から消えることはないのだろう。
満月の夜に散歩なんてしなければ良かった。「ユーリ様月が大きいです。すごいです」とリヒトがあんまり嬉しそうに言ったから、つい外へと誘ってしまったけれど……月光浴などせずに大人しく室内でリヒトを膝に乗せて過ごせば良かった、とユリウスは苦い思いを飲み下しつつ、
「どうだろうね」
と答えた。
「リヒト。神様は月だけじゃなく色んな場所に居るというよ。月の神様、太陽の神様、星の神様、風の神様、水の神様、大地の神様……」
ひとつずつ指を折っていくと、リヒトがポカンとしたように唇を開いた。
「そんなに居るのですか?」
「まだまだ。花の神様も居るし……そうだなぁ、トイレの神様も居るよ」
「ふぁ……」
呆気にとられたようなおかしな声が、リヒトの喉から漏れた。
トイレ、と繰り返したリヒトが、
「どんなお姿なんでしょう?」
と首を傾ける。
月から気が逸れたからだろう。かなしみの匂いが薄らいでいて、ユリウスはホッとした。
「さぁリヒト、そろそろ部屋に戻ろうか。夜風も冷えてきた」
ユリウスはベンチに置いてあった薄手のショールでリヒトを包み、そう促す。
リヒトはもうすこし残っていたそうな素振りを見せたが、体力に乏しい彼は体調を崩しやすいので、ユリウスが先んじて気を付けてあげなければならなかった。
「きみがあんまり月に夢中になってると、そのまま吸い込まれてしまわないか心配になっちゃうよ。ねぇ、僕のオメガ」
リヒトをひょいと抱っこしてそう告げると、金色の瞳が丸くなり、それから小さな笑い声を漏らした。
「月が僕を吸い込みますか?」
「わからないよ? 僕のオメガはとっても可愛いからね。僕が月なら絶対にきみを吸い込んでる」
「ユーリ様が、お月様?」
うふふ。おかしそうに肩を竦めて、リヒトが両腕をユリウスの背に回してくる。
無防備に身を預け、抱っこで運ばれることに慣れたリヒトの体重を腕に感じながら、ユリウスはガゼボの階段を下りた。
夜だというのに満月の光を受けて、地面には二人の影が落ちていた。
「リヒト、ほら、僕たちの影がひとつになってる」
「わぁ……。本当ですね。すごい」
なんでも「すごい」と表現するオメガが可愛い。
僕のリヒトはなんでこんなに可愛いんだろう。
毎日のように浮かぶ疑問は、いまだ解明されることもなく、今日もユリウスの内側へと積もっていった。
満月のお話。了
どこも欠けていない月は、円く、大きく、夜空にやわらかな光を放っている。
リヒトの銀の髪と、白くなめらかな肌が月光に溶けてしまいそうで、ユリウスはしずかに息を呑んだ。
真実、月に住まう神が居るならば、なるほど確かにこんな姿をしているのかもしれない。
月神デァモントの使者として、ハーゼという存在を祀りあげた狂信者たちの気持ちは、ユリウスには永劫理解することはできないが、しかし月の光を浴びるリヒトの神々しいほどの姿にはたしかに胸を打たれるものがあった。
「リヒト」
月神に連れ去られないように、名前を呼ぶことでリヒトの意識をこちらへ向けさせると、満月からユリウスへと視線を映したリヒトがこれ以上はないほど可愛い顔でうふふと笑った。
「ユーリ様、すごいです」
満月よりもきれいな金色の瞳をパチパチと瞬かせて、リヒトが夜空を指さした。
「ユーリ様の髪と、おんなじ色です」
ものすごい発見をした、というように意気揚々と告げてくるのが可愛くて、ユリウスは思わず華奢な背を引き寄せてひたいにキスを落とした。
嬉しそうに細められた目が、その焦点をしっかりと結ぶようになったのは、つい最近のことだった。
ユリウスとシモンが考えた、五感の治療法。
本当に治るのだろうかという不安の中、リヒトは辛抱強く戦った。そしてついに聴覚を取り戻し、それに続いて視覚も正常なものとなったのだ。
触覚と、味覚と、嗅覚。残り三つの感覚が治るかどうかは誰にもわからない。聴覚と視覚が正常に働くようになったことで奇跡は使い果たしているのかもしれない。
それでも、リヒトが笑うから。
ユリウスの腕の中で、可愛らしく、しあわせそうに笑うから。
この子にすべてを与えてあげたい、とユリウスは強く思う。
「ユーリ様、ユーリ様。月に模様があるなんて、僕、思ってもみませんでした」
物の形も正確に捉えられないほどぼやけていたリヒトの世界。
視力を取り戻したオメガは、ユリウスにとって当たり前だったことのひとつひとつに驚き、それを共有してくれる。
「満月で夜の空がこんなに明るくなるなんて! すごいですね、ユーリ様」
月に手をかざして月光を受け止め、リヒトが月よりもなお輝いている瞳にユリウスを映す。
見えるものすべてをいとおしむ様子がどうしようもなく可愛くて、ユリウスはほろりと笑った。
「リヒト、あんまりはしゃぐと転ぶよ」
ガゼボの中にはベンチがあるだけだが、バランスをうまくとれないリヒトの動きは危うい。
耳が聞こえて、目が見えるようになったおかげで、部屋の中だけで完結していたリヒトの世界はすこし広がった。それでも、まだこうして中庭に出て遊ぶことがせいぜいで、夜の散歩だってこれが二回目なのだった。
ユリウスが注意を促した途端に、リヒトの体が手すりの方へと傾いだ。
十分に予測していたユリウスが、さりげない仕草でリヒトの背を支えた。
自分が転びかけたことに気づいていないリヒトは、細い顎を上げ、手すりに寄りかかるようにして月を見つめている。
風にそよぐ銀糸の髪。そこからふわりと、甘いオメガの香りが漂う。
そして、甘さの影に爪を立てたような、かなしみの匂いも不意にその存在を強めた。
さっきまであんなに楽しそうだったのに……。
ユリウスはおのれのオメガの繊細な横顔を探るように見た。
「ゆぅりさま」
視線は夜空へ向けたまま、ぽつり、とリヒトが呟いた。
「月の神様は、月に居ますか?」
子どものような質問に虚を突かれ、ユリウスは心臓が冷える心地を味わった。
月神信仰のデァモント教団。そこで刻み込まれた記憶が、リヒトの中から消えることはないのだろう。
満月の夜に散歩なんてしなければ良かった。「ユーリ様月が大きいです。すごいです」とリヒトがあんまり嬉しそうに言ったから、つい外へと誘ってしまったけれど……月光浴などせずに大人しく室内でリヒトを膝に乗せて過ごせば良かった、とユリウスは苦い思いを飲み下しつつ、
「どうだろうね」
と答えた。
「リヒト。神様は月だけじゃなく色んな場所に居るというよ。月の神様、太陽の神様、星の神様、風の神様、水の神様、大地の神様……」
ひとつずつ指を折っていくと、リヒトがポカンとしたように唇を開いた。
「そんなに居るのですか?」
「まだまだ。花の神様も居るし……そうだなぁ、トイレの神様も居るよ」
「ふぁ……」
呆気にとられたようなおかしな声が、リヒトの喉から漏れた。
トイレ、と繰り返したリヒトが、
「どんなお姿なんでしょう?」
と首を傾ける。
月から気が逸れたからだろう。かなしみの匂いが薄らいでいて、ユリウスはホッとした。
「さぁリヒト、そろそろ部屋に戻ろうか。夜風も冷えてきた」
ユリウスはベンチに置いてあった薄手のショールでリヒトを包み、そう促す。
リヒトはもうすこし残っていたそうな素振りを見せたが、体力に乏しい彼は体調を崩しやすいので、ユリウスが先んじて気を付けてあげなければならなかった。
「きみがあんまり月に夢中になってると、そのまま吸い込まれてしまわないか心配になっちゃうよ。ねぇ、僕のオメガ」
リヒトをひょいと抱っこしてそう告げると、金色の瞳が丸くなり、それから小さな笑い声を漏らした。
「月が僕を吸い込みますか?」
「わからないよ? 僕のオメガはとっても可愛いからね。僕が月なら絶対にきみを吸い込んでる」
「ユーリ様が、お月様?」
うふふ。おかしそうに肩を竦めて、リヒトが両腕をユリウスの背に回してくる。
無防備に身を預け、抱っこで運ばれることに慣れたリヒトの体重を腕に感じながら、ユリウスはガゼボの階段を下りた。
夜だというのに満月の光を受けて、地面には二人の影が落ちていた。
「リヒト、ほら、僕たちの影がひとつになってる」
「わぁ……。本当ですね。すごい」
なんでも「すごい」と表現するオメガが可愛い。
僕のリヒトはなんでこんなに可愛いんだろう。
毎日のように浮かぶ疑問は、いまだ解明されることもなく、今日もユリウスの内側へと積もっていった。
満月のお話。了
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初めましてこんばんは。
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素敵な作品をありがとうございました!
るるさん、初めまして!
この度はたくさんある作品の中から『溺愛アルファの完璧なる巣作り』を見つけていただきありがとうございました!
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タイトル通り、ユーリがひたすらにリヒトを溺愛するお話なのですが(笑)、るるさんのお言葉通りユーリの愛の巣がどんどん豊かになっていくことと思います。
嬉しいコメント、本当にありがとうございます!!
新年早々より拙作をお読みいただきありがとうございました!
何度も涙したとのお言葉めちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます。
ユーリもきっと、リヒトと結ばれたときは胸の中でガッツポーズして叫んでたと思います(笑)
長いお話なのに最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。