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本編
第七話 満月の密会②*
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「嘘……っ!? や、ぁあ……っ!」
ちゅ……っ、と内股の付け根部分に口づけられて甲高い悲鳴が上がる。
「ひぁ……!?」
それと同時に下着の上からとんでもない場所に指を滑らされ、びくんっ! と背中が仰け反った。
「あぁ……、濡れてる……」
「や、ぁ……っ!」
愛液の染み込んだ場所をそっと撫でられ、あまりの羞恥にルージュの全身は赤く染まり上がる。
「ナイト……ッ! やめ……っ」
「下着の上からでも、ココが濡れてるのがよくわかる……」
「んぁ……っ!」
下着越しに愛液の溢れ出る蜜壺の入口へとほんの少しだけ指先を押し付けられ、あまりの羞恥から涙が溢れ出す。
「すげー嬉しい。感じてくれてたんだな」
「!」
その声があまりにも嬉しそうで、一瞬どうしたらいいのかわからなくなってしまう。
今、ルージュを追い詰めている彼は、ルージュの恋人であるライトとそっくりだけれどライトではない。
こんなこと、絶対に許したらダメなのに。
「ルージュのイくところ、見せて?」
「あ……っ!」
そんなルージュの動揺と躊躇を見て取ったのか、ナイトが甘く笑みながら濡れそぼる蜜口の上にある花芽へと指を滑らせてきて、びく、と身体が震えた。
「ほら……、ココ」
「ぁあ……っ!」
敏感なそこを優しく挟み込むようにしながら揉み込まれると、背筋に甘い痺れが流れていく。
「こんなふうに擦られるの、気持ちいい?」
「ぁぁあ……っ!」
緩急をつけながら刺激され、それと同時に蜜口の周りも残りの指先で器用に擦られて、びくびくと腰が揺れ動く。
「ルージュ……、可愛い……」
「ぁあ……っ、ん……っ!」
「あぁ……、イけそうだな……」
甘く囁きながら達することを促され、目の奥にちかちかとした光が舞う。
「ルージュ……ッ」
どこか切羽詰まったような、ライトと同じその声は決定打だった。
きゅっ、と強く花芽を摘み取られ、今までにない大きな刺激がルージュの背筋を脅かしてきて……。
「! ひ……っ、ぁぁああ……――――っ!」
ぞくぞくとした快感が溢れ出し、ルージュは手元のシーツを握り締めると絶頂に身体を震わせていた。
「……あ……っ、ぁ……っ」
強すぎる快楽はすぐには引かず、ルージュは小刻みに身体を震わせながら胸を喘がせる。
だが、少しずつ熱が引いていき、ほんの少しだけ冷静さを取り戻したその瞬間。
「――っ」
ぶわ……っ、と涙が溢れ出し、ルージュは顔を覆って泣き出してしまっていた。
「……ぅ……っ」
「……ルージュ? どうしたんたよ? 気持ち良かっただろ?」
肩を震わせて押し殺した泣き声を洩らすルージュの姿に、途端ナイトは慌てたように顔を覗き込んでくる。
「今、イッたもんな? 痛かったわけじゃないよな? ちゃんと気持ちよかったよな?」
「っ」
「イッた時のルージュの顔、めちゃくちゃ可愛かったぜ?」
「……っ!」
宥めるようにルージュの髪を撫で、嬉しそうに笑いながら額にキスを落とされてもルージュの涙は止まらない。
「もしかして、イクこと自体初めてだったのか?」
だから怖かったのかと心配そうに尋ねられ、ますます涙が溢れ出す。
――初めての絶頂。
それは、結婚するまでは、と、ずっと取っておいてくれたから。
「……ラ、イト……」
「!」
ルージュの口から泣きながら零れ落ちたその名前に、ナイトの瞳が愕然と見開かれた。
「……ラ、イト……ッ!」
ルージュが初めてこういうことをする相手はライトのはずだった。
けれど、今、ここにそのライトはいない。
「こ、んなの……」
ここにいるのは、ライトにそっくりな彼だけれどライトではない。
「……ラ、イト……ッ、たす、けて……」
「――っ!」
すすり泣くようなルージュのその哀願に、ナイトの顔が驚愕と痛みの入り混じった表情で辛そうに歪んだ。
「……ごめん」
「……っ」
ルージュからそっと身体を離したナイトに苦し気に謝られ、喉の奥がひっくと引き攣った。
「……こうやってルージュに触れられることが嬉しすぎて暴走した」
「……っ」
見つめられ、そっと伸びてきた手にびくっ、と肩が震える。
そんなルージュの怯えを感じ取ったらしいナイトは哀し気に手を引っ込めて、触れることの叶わなかった手をぐっと強く握り締める。
「……ほんと、ごめんな……?」
申し訳なさそうに謝られても、どう言葉を返したらいいのかわからない。
意に沿わない行為は無理矢理と同じだが、なぜかナイトを責め立てる気になれなかった。
「でも、オレはルージュのことが本気で……っ」
「……ライトのことが好きなの……」
苦し気に吐き出される気持ちの吐露に、それを最後まで聞くことなく、ルージュは静かに口を開く。
「!」
「……ライトじゃなくちゃ嫌……」
「っ」
そう……、ルージュの婚約者であり、恋人はライトだけ。
ずっとずっと、幼い頃から好きだった相手。
ナイトのことは純粋に可哀想だとは思うけれど、その気持ちを受け入れることはできないのだ。
「……わかったよ」
弱々しく納得し、ナイトはベッドから離れていく。
「今日のところはこれで引き下がる」
それでもぐっ、と悔し気に唇を噛み締めて、真っすぐルージュを見つめてくる。
「……でも、オレだって本気だから」
「っ」
その瞳は真剣で、ルージュは小さく息を呑む。
自分の気持ちに嘘がつけないことは、ルージュはもちろん、ナイトも同じ。
その想いを拒否することはできても、否定することは誰にもできない。
「ルージュのことを好きな気持ちは、アイツにも……、誰にも負けない自信がある」
ルージュのことを優しく包み込んでくれるライトの愛とは違い、ナイトからは激しい炎のようなものが向けられてぞくりとする。
それが決して嫌悪からのものではないことが、ルージュを激しく動揺させる。
「……ずっと、ずっと、ルージュに触れたくて。やっとその願いが叶って……っ」
溜まりに溜まった感情を吐き出すように告げ、ナイトは握り締めた拳をダン……ッ! と壁に叩きつけた。
「……諦められるわけないだろ……っ!」
「! ナ、イト……」
「必ず、振り向かせてみせるから」
今夜はもう引き下がると言った通りに窓へと向かいながら、それでもナイトは強い瞳でルージュへ視線を投げてくる。
「ライトよりも、オレの方がいいって思わせてみせるから」
「っ」
「オレのことを好きになれよ」
ライトとは違う、激情の浮かぶ鋭い瞳に囚われて言葉を失った。
「……オレを、拒まないでくれ……」
「ナ、イト……」
そう、最後だけ酷く辛そうな表情をして窓の外へ消えたナイトに、ツキン……ッ、と胸の奥に痛みが走った。
――ライトそっくりなナイトのことを、心の底から拒めない。
例えそれが恋ではなかったとしても。
ナイトが消えた夜空には、大きく輝く満ちた月。
その満月を見上げながら、ルージュは呆然とその場に佇んでいた。
ちゅ……っ、と内股の付け根部分に口づけられて甲高い悲鳴が上がる。
「ひぁ……!?」
それと同時に下着の上からとんでもない場所に指を滑らされ、びくんっ! と背中が仰け反った。
「あぁ……、濡れてる……」
「や、ぁ……っ!」
愛液の染み込んだ場所をそっと撫でられ、あまりの羞恥にルージュの全身は赤く染まり上がる。
「ナイト……ッ! やめ……っ」
「下着の上からでも、ココが濡れてるのがよくわかる……」
「んぁ……っ!」
下着越しに愛液の溢れ出る蜜壺の入口へとほんの少しだけ指先を押し付けられ、あまりの羞恥から涙が溢れ出す。
「すげー嬉しい。感じてくれてたんだな」
「!」
その声があまりにも嬉しそうで、一瞬どうしたらいいのかわからなくなってしまう。
今、ルージュを追い詰めている彼は、ルージュの恋人であるライトとそっくりだけれどライトではない。
こんなこと、絶対に許したらダメなのに。
「ルージュのイくところ、見せて?」
「あ……っ!」
そんなルージュの動揺と躊躇を見て取ったのか、ナイトが甘く笑みながら濡れそぼる蜜口の上にある花芽へと指を滑らせてきて、びく、と身体が震えた。
「ほら……、ココ」
「ぁあ……っ!」
敏感なそこを優しく挟み込むようにしながら揉み込まれると、背筋に甘い痺れが流れていく。
「こんなふうに擦られるの、気持ちいい?」
「ぁぁあ……っ!」
緩急をつけながら刺激され、それと同時に蜜口の周りも残りの指先で器用に擦られて、びくびくと腰が揺れ動く。
「ルージュ……、可愛い……」
「ぁあ……っ、ん……っ!」
「あぁ……、イけそうだな……」
甘く囁きながら達することを促され、目の奥にちかちかとした光が舞う。
「ルージュ……ッ」
どこか切羽詰まったような、ライトと同じその声は決定打だった。
きゅっ、と強く花芽を摘み取られ、今までにない大きな刺激がルージュの背筋を脅かしてきて……。
「! ひ……っ、ぁぁああ……――――っ!」
ぞくぞくとした快感が溢れ出し、ルージュは手元のシーツを握り締めると絶頂に身体を震わせていた。
「……あ……っ、ぁ……っ」
強すぎる快楽はすぐには引かず、ルージュは小刻みに身体を震わせながら胸を喘がせる。
だが、少しずつ熱が引いていき、ほんの少しだけ冷静さを取り戻したその瞬間。
「――っ」
ぶわ……っ、と涙が溢れ出し、ルージュは顔を覆って泣き出してしまっていた。
「……ぅ……っ」
「……ルージュ? どうしたんたよ? 気持ち良かっただろ?」
肩を震わせて押し殺した泣き声を洩らすルージュの姿に、途端ナイトは慌てたように顔を覗き込んでくる。
「今、イッたもんな? 痛かったわけじゃないよな? ちゃんと気持ちよかったよな?」
「っ」
「イッた時のルージュの顔、めちゃくちゃ可愛かったぜ?」
「……っ!」
宥めるようにルージュの髪を撫で、嬉しそうに笑いながら額にキスを落とされてもルージュの涙は止まらない。
「もしかして、イクこと自体初めてだったのか?」
だから怖かったのかと心配そうに尋ねられ、ますます涙が溢れ出す。
――初めての絶頂。
それは、結婚するまでは、と、ずっと取っておいてくれたから。
「……ラ、イト……」
「!」
ルージュの口から泣きながら零れ落ちたその名前に、ナイトの瞳が愕然と見開かれた。
「……ラ、イト……ッ!」
ルージュが初めてこういうことをする相手はライトのはずだった。
けれど、今、ここにそのライトはいない。
「こ、んなの……」
ここにいるのは、ライトにそっくりな彼だけれどライトではない。
「……ラ、イト……ッ、たす、けて……」
「――っ!」
すすり泣くようなルージュのその哀願に、ナイトの顔が驚愕と痛みの入り混じった表情で辛そうに歪んだ。
「……ごめん」
「……っ」
ルージュからそっと身体を離したナイトに苦し気に謝られ、喉の奥がひっくと引き攣った。
「……こうやってルージュに触れられることが嬉しすぎて暴走した」
「……っ」
見つめられ、そっと伸びてきた手にびくっ、と肩が震える。
そんなルージュの怯えを感じ取ったらしいナイトは哀し気に手を引っ込めて、触れることの叶わなかった手をぐっと強く握り締める。
「……ほんと、ごめんな……?」
申し訳なさそうに謝られても、どう言葉を返したらいいのかわからない。
意に沿わない行為は無理矢理と同じだが、なぜかナイトを責め立てる気になれなかった。
「でも、オレはルージュのことが本気で……っ」
「……ライトのことが好きなの……」
苦し気に吐き出される気持ちの吐露に、それを最後まで聞くことなく、ルージュは静かに口を開く。
「!」
「……ライトじゃなくちゃ嫌……」
「っ」
そう……、ルージュの婚約者であり、恋人はライトだけ。
ずっとずっと、幼い頃から好きだった相手。
ナイトのことは純粋に可哀想だとは思うけれど、その気持ちを受け入れることはできないのだ。
「……わかったよ」
弱々しく納得し、ナイトはベッドから離れていく。
「今日のところはこれで引き下がる」
それでもぐっ、と悔し気に唇を噛み締めて、真っすぐルージュを見つめてくる。
「……でも、オレだって本気だから」
「っ」
その瞳は真剣で、ルージュは小さく息を呑む。
自分の気持ちに嘘がつけないことは、ルージュはもちろん、ナイトも同じ。
その想いを拒否することはできても、否定することは誰にもできない。
「ルージュのことを好きな気持ちは、アイツにも……、誰にも負けない自信がある」
ルージュのことを優しく包み込んでくれるライトの愛とは違い、ナイトからは激しい炎のようなものが向けられてぞくりとする。
それが決して嫌悪からのものではないことが、ルージュを激しく動揺させる。
「……ずっと、ずっと、ルージュに触れたくて。やっとその願いが叶って……っ」
溜まりに溜まった感情を吐き出すように告げ、ナイトは握り締めた拳をダン……ッ! と壁に叩きつけた。
「……諦められるわけないだろ……っ!」
「! ナ、イト……」
「必ず、振り向かせてみせるから」
今夜はもう引き下がると言った通りに窓へと向かいながら、それでもナイトは強い瞳でルージュへ視線を投げてくる。
「ライトよりも、オレの方がいいって思わせてみせるから」
「っ」
「オレのことを好きになれよ」
ライトとは違う、激情の浮かぶ鋭い瞳に囚われて言葉を失った。
「……オレを、拒まないでくれ……」
「ナ、イト……」
そう、最後だけ酷く辛そうな表情をして窓の外へ消えたナイトに、ツキン……ッ、と胸の奥に痛みが走った。
――ライトそっくりなナイトのことを、心の底から拒めない。
例えそれが恋ではなかったとしても。
ナイトが消えた夜空には、大きく輝く満ちた月。
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