208 / 241
番外編【お正月編 海side】
1
しおりを挟む
ーーーー…
「……はぁ、はぁ……ひっく……、ん……」
「柳……そんなに美味しい?」
「はぁ……ん……、ぺろ……う、ん……おいし……」
「そう。じゃあ、交替」
「んっ、む~……! やだぁ……まだ、足りないよ……」
「それはオレも同じだ。全然、足りない」
「やっ、や~!」
ギシリと軋むベッドの上で。
オレは自分の妻である、まだ幼い少年の体躯を組み敷いた。衣服はぐちゃぐちゃに乱れており、人前には決して出られない姿の妻。しかしれっきとした男であり、来年度には大学を受験することのできる年齢だ。だが、同じ年頃の男と比べれば身体が未成熟のため、実年齢よりもうんと幼く見える。
傍から見れば、嫌がる少年を押し倒しているこの様は警察に通報をされても文句は言えない構図といえるのだが、夫婦であるという前提を取り去っても、ここに至る経緯を説明すれば、無理強いは一切していないとわかってもらえることだろう。
そう。時刻は今より、1時間ほど前に遡るだろうか。
「ん、や……、海さんっ……僕、まだ……」
「ああ。悪い。放りはしないから、そう泣くな」
「ふぇっ……ひっく……」
ポロポロと涙を零す様は、何とも言えない感情にさせる。背徳感、とでも言うのだろうか?
そしてもしもこれを、他の男に見せていたらと思うと、無性に腹立たしくもなってくる。
まぁ、泣いている理由も、泣かせている理由も。
呆れてしまうほど馬鹿らしいものなのだが。
1時間前。
「おっかわり~♪」
「おうおう。いい飲みっぷりだなぁ! ほら、た~んと飲め! ぐいっと飲め!」
「あいっ! しどうりゅう! いっきしま~す!」
上下ジャージ姿の柳は腰に手を当て、まるで風呂上りの牛乳瓶を一気に飲み干してしまうように、瓶ビールをごくごくと飲み始めた。
法律では飲むことを禁止されている年齢で、通常ならば周りにいる大人も含め止めなければならない所なのだが、あまりにも意外な一面を目にしてしまったため、とりあえず様子見をしようという結論に至った。
「ぷぁっ! びーるおいしい~! えへへへ~」
「おう! 次は焼酎いってみるか!」
「いってみる~!」
酒好きの真城が喜んで柳に酒を注ぐ。柳はというと、酔っ払って呂律も回っていない様子だが、酒が何でも美味いようで止まることなく、次から次へと注がれていく酒をがぶがぶと飲み干していく。
オレの妻は酒好きだった。
「面白いだろ、此奴。ちょっといじくったら、すぐに乗っかってくるし」
「以前にも飲ませていたんですね」
「前のは事故だ。水と間違えて飲んじまった結果だ」
「同じでしょう」
「けれど、こんな楽しいくせに、一端寝たら飲む前と飲んだ後のことをすっかり忘れるんだぜ」
「はぁ……」
駄目な大人が何かをほざいている。
甘酒を作っているあの魅色が目にしたら、さらに煩くなるというのに。
「ああ~!! なんてことなの!?」
ほら来た、煩い。
「柳ちゃんにお酒を飲ませるなんて、貴方たち! いったい何を考えているのよ!?」
「甘酒はできたのか?」
「できたわよ! けどそんなことよりっ、貴方たち、大人のくせして何てことしたの! 早く止め……」
「みいろちゃん。おさけ、おいしいよ~♪ 一緒に飲も~♪ えへへへ~」
「何この可愛い子! 着せ替えしたくなるほど可愛すぎるじゃない!」
「ああ、前に酒を飲ませた時にお前、自分の振袖着せて柳を着せ替え人形にして遊んでやがったな」
よし決めた。コイツ等と縁を切ろう。そうしよう。
「写真撮ってあるから、今度画像を送ってやる。すげえ可愛いぞ」
ふむ……真城は一時保留にしておいてやるか。
「みいろちゃんも、いっしょにのも? ね?」
「や~ん! 飲む~」
「……! それに触れないでください。魅色」
魅色が柳に近づこうとした瞬間、オレは彼女の手首を掴んで制止した。いくらこの子がこの女と友好関係にあるといっても、男と女だ。しかも片方は酔っ払っていて無防備にも程がある有様だ。易々と近づけるわけにはいかない。
すると、掴まれた魅色はキッとした鋭い眼光でオレを睨んできた。
「何よ。柳ちゃんが貴方の妻だから? 言っておきますけどね、私は貴方たちの関係を認めたわけじゃなくってよ」
「認めていなくとも、ソレは私のモノです。自分のモノに易々と触れられるのは非情に不愉快だ」
「もの~? ぼく、ものなの~? おぶじぇなの~? えへへへ~♪」
「ああ、物だな。よかったな~柳。そこの赤髪美形に貰われたぞ」
「やった~! ぼく、かいさんにもらわれてうれしい~! おいわいにもういっぱい!」
「おう飲め飲め!」
「あいっ! いっきしま~す!」
「「……」」
やはり、そろそろ止めるべきだろうか?
「柳。それ以上は止めなさい。体に触ります」
「ええ~? やだ~。ぼく、まだのめるもん~」
珍しくも。駄々をこねる子どものように、一升瓶を腕に抱えて離さない様を見せる柳。いやいやと首を横に振って、しかし顔だけはふにゃふにゃと笑っている。普段ならこんな姿、決して見せることはないが、酔っ払いはこんなものかと、興味を別の方へ持っていくことにする。
「魅色の甘酒を待っていたのでしょう? そっちの酒はやめて、甘酒にしなさい」
「あま、ざけ……」
「そう。甘酒」
「うん! あまざけにまぜてのむ! ぼく、ちゃんぽんする!」
駄目だこれは。
「柳。甘酒だけにして、それはこちらに渡しなさい」
「かいさんもいっしょにのも? うわばみごろし、おいしいよ。ぼく、かいさんについであげるね」
「私ももう止めにします。だからお前も……」
「ねぇ、かいさん……だめ?」
「……」
目を潤ませて上目遣いで頼まれた。
「かいさん……ぼくといっしょに、のも?」
「……」
今度は首を傾げてきた。
「ね?」
「……一杯だけですよ」
「飲むのかよ」
「でも、許しちゃうわよね。これは」
あと一杯で止まるのなら、付き合おう。
オレは柳にグラスを差し出した。
「……はぁ、はぁ……ひっく……、ん……」
「柳……そんなに美味しい?」
「はぁ……ん……、ぺろ……う、ん……おいし……」
「そう。じゃあ、交替」
「んっ、む~……! やだぁ……まだ、足りないよ……」
「それはオレも同じだ。全然、足りない」
「やっ、や~!」
ギシリと軋むベッドの上で。
オレは自分の妻である、まだ幼い少年の体躯を組み敷いた。衣服はぐちゃぐちゃに乱れており、人前には決して出られない姿の妻。しかしれっきとした男であり、来年度には大学を受験することのできる年齢だ。だが、同じ年頃の男と比べれば身体が未成熟のため、実年齢よりもうんと幼く見える。
傍から見れば、嫌がる少年を押し倒しているこの様は警察に通報をされても文句は言えない構図といえるのだが、夫婦であるという前提を取り去っても、ここに至る経緯を説明すれば、無理強いは一切していないとわかってもらえることだろう。
そう。時刻は今より、1時間ほど前に遡るだろうか。
「ん、や……、海さんっ……僕、まだ……」
「ああ。悪い。放りはしないから、そう泣くな」
「ふぇっ……ひっく……」
ポロポロと涙を零す様は、何とも言えない感情にさせる。背徳感、とでも言うのだろうか?
そしてもしもこれを、他の男に見せていたらと思うと、無性に腹立たしくもなってくる。
まぁ、泣いている理由も、泣かせている理由も。
呆れてしまうほど馬鹿らしいものなのだが。
1時間前。
「おっかわり~♪」
「おうおう。いい飲みっぷりだなぁ! ほら、た~んと飲め! ぐいっと飲め!」
「あいっ! しどうりゅう! いっきしま~す!」
上下ジャージ姿の柳は腰に手を当て、まるで風呂上りの牛乳瓶を一気に飲み干してしまうように、瓶ビールをごくごくと飲み始めた。
法律では飲むことを禁止されている年齢で、通常ならば周りにいる大人も含め止めなければならない所なのだが、あまりにも意外な一面を目にしてしまったため、とりあえず様子見をしようという結論に至った。
「ぷぁっ! びーるおいしい~! えへへへ~」
「おう! 次は焼酎いってみるか!」
「いってみる~!」
酒好きの真城が喜んで柳に酒を注ぐ。柳はというと、酔っ払って呂律も回っていない様子だが、酒が何でも美味いようで止まることなく、次から次へと注がれていく酒をがぶがぶと飲み干していく。
オレの妻は酒好きだった。
「面白いだろ、此奴。ちょっといじくったら、すぐに乗っかってくるし」
「以前にも飲ませていたんですね」
「前のは事故だ。水と間違えて飲んじまった結果だ」
「同じでしょう」
「けれど、こんな楽しいくせに、一端寝たら飲む前と飲んだ後のことをすっかり忘れるんだぜ」
「はぁ……」
駄目な大人が何かをほざいている。
甘酒を作っているあの魅色が目にしたら、さらに煩くなるというのに。
「ああ~!! なんてことなの!?」
ほら来た、煩い。
「柳ちゃんにお酒を飲ませるなんて、貴方たち! いったい何を考えているのよ!?」
「甘酒はできたのか?」
「できたわよ! けどそんなことよりっ、貴方たち、大人のくせして何てことしたの! 早く止め……」
「みいろちゃん。おさけ、おいしいよ~♪ 一緒に飲も~♪ えへへへ~」
「何この可愛い子! 着せ替えしたくなるほど可愛すぎるじゃない!」
「ああ、前に酒を飲ませた時にお前、自分の振袖着せて柳を着せ替え人形にして遊んでやがったな」
よし決めた。コイツ等と縁を切ろう。そうしよう。
「写真撮ってあるから、今度画像を送ってやる。すげえ可愛いぞ」
ふむ……真城は一時保留にしておいてやるか。
「みいろちゃんも、いっしょにのも? ね?」
「や~ん! 飲む~」
「……! それに触れないでください。魅色」
魅色が柳に近づこうとした瞬間、オレは彼女の手首を掴んで制止した。いくらこの子がこの女と友好関係にあるといっても、男と女だ。しかも片方は酔っ払っていて無防備にも程がある有様だ。易々と近づけるわけにはいかない。
すると、掴まれた魅色はキッとした鋭い眼光でオレを睨んできた。
「何よ。柳ちゃんが貴方の妻だから? 言っておきますけどね、私は貴方たちの関係を認めたわけじゃなくってよ」
「認めていなくとも、ソレは私のモノです。自分のモノに易々と触れられるのは非情に不愉快だ」
「もの~? ぼく、ものなの~? おぶじぇなの~? えへへへ~♪」
「ああ、物だな。よかったな~柳。そこの赤髪美形に貰われたぞ」
「やった~! ぼく、かいさんにもらわれてうれしい~! おいわいにもういっぱい!」
「おう飲め飲め!」
「あいっ! いっきしま~す!」
「「……」」
やはり、そろそろ止めるべきだろうか?
「柳。それ以上は止めなさい。体に触ります」
「ええ~? やだ~。ぼく、まだのめるもん~」
珍しくも。駄々をこねる子どものように、一升瓶を腕に抱えて離さない様を見せる柳。いやいやと首を横に振って、しかし顔だけはふにゃふにゃと笑っている。普段ならこんな姿、決して見せることはないが、酔っ払いはこんなものかと、興味を別の方へ持っていくことにする。
「魅色の甘酒を待っていたのでしょう? そっちの酒はやめて、甘酒にしなさい」
「あま、ざけ……」
「そう。甘酒」
「うん! あまざけにまぜてのむ! ぼく、ちゃんぽんする!」
駄目だこれは。
「柳。甘酒だけにして、それはこちらに渡しなさい」
「かいさんもいっしょにのも? うわばみごろし、おいしいよ。ぼく、かいさんについであげるね」
「私ももう止めにします。だからお前も……」
「ねぇ、かいさん……だめ?」
「……」
目を潤ませて上目遣いで頼まれた。
「かいさん……ぼくといっしょに、のも?」
「……」
今度は首を傾げてきた。
「ね?」
「……一杯だけですよ」
「飲むのかよ」
「でも、許しちゃうわよね。これは」
あと一杯で止まるのなら、付き合おう。
オレは柳にグラスを差し出した。
0
お気に入りに追加
575
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした
メイ(旧名:Mei)
ファンタジー
この度、書籍化が決定しました!
1巻 2020年9月20日〜
2巻 2021年10月20日〜
3巻 2022年6月22日〜
これもご愛読くださっている皆様のお蔭です! ありがとうございます!
発売日に関しましては9月下旬頃になります。
題名も多少変わりましたのでここに旧題を書いておきます。
旧題:スキル『日常動作』は最強です~ゴミスキルだと思ったら、実は超万能スキルでした~
なお、書籍の方ではweb版の設定を変更したところもありますので詳しくは設定資料の章をご覧ください(※こちらについては、まだあげていませんので、のちほどあげます)。
────────────────────────────
主人公レクスは、12歳の誕生日を迎えた。12歳の誕生日を迎えた子供は適正検査を受けることになっていた。ステータスとは、自分の一生を左右するほど大切であり、それによって将来がほとんど決められてしまうのだ。
とうとうレクスの順番が来て、適正検査を受けたが、ステータスは子供の中で一番最弱、職業は無職、スキルは『日常動作』たった一つのみ。挙げ句、レクスははした金を持たされ、村から追放されてしまう。
これは、貧弱と蔑まれた少年が最強へと成り上がる物語。
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
乙女ゲーム?悪役令嬢?王子なんて喜んで差し上げます!ストーカーな婚約者など要りません!
愛早さくら
恋愛
リジーは公爵令嬢だ。当然のように幼い頃から、同じ年の王太子スペリアの婚約者だった。
よくある政略結婚。
しかしリジーは出来ればスペリアから逃れたいと思っていた。何故なら……――スペリアがリジーの、とんでもないストーカーだったからだった……。
愛が重いを通り越して明確にストーカーな婚約者スペリアから逃れたいリジーの的外れな暗躍と、それを凌駕するスペリアのストーカー力!
勝つのはどっちか?
今、滑稽な戦いが幕を開ける……!
・キャプションには語弊があります。
・基本的にはコメディベースの明るい印象のお話にするつもりです!
・地味に他の異世界話と同じ世界観。
・魔法とかある異世界が舞台。
・CPは固定です。他のキャラとくっつくことはありません。
・当て馬イッパイぱらだいす。
・主人公は結局ストーカーからは逃れられませんが多分ハッピーエンド。
闇を照らす愛
モカ
BL
いつも満たされていなかった。僕の中身は空っぽだ。
与えられていないから、与えることもできなくて。結局いつまで経っても満たされないまま。
どれほど渇望しても手に入らないから、手に入れることを諦めた。
抜け殻のままでも生きていけてしまう。…こんな意味のない人生は、早く終わらないかなぁ。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
悪役令嬢?何それ美味しいの? 溺愛公爵令嬢は我が道を行く
ひよこ1号
ファンタジー
過労で倒れて公爵令嬢に転生したものの…
乙女ゲーの悪役令嬢が活躍する原作小説に転生していた。
乙女ゲーの知識?小説の中にある位しか無い!
原作小説?1巻しか読んでない!
暮らしてみたら全然違うし、前世の知識はあてにならない。
だったら我が道を行くしかないじゃない?
両親と5人のイケメン兄達に溺愛される幼女のほのぼの~殺伐ストーリーです。
本人無自覚人誑しですが、至って平凡に真面目に生きていく…予定。
※アルファポリス様で書籍化進行中(第16回ファンタジー小説大賞で、癒し系ほっこり賞受賞しました)
※残虐シーンは控えめの描写です
※カクヨム、小説家になろうでも公開中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる