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飛竜探しの旅
怪しげな魔法使い
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屋敷でのイザックとの話が終わる頃、昼をすぎた時間だった。
これから出発すれば日没頃には次の町に移動できるというアデルの意見があり、フェルンの町を出発することになった。
イザックや町の人たちと別れの挨拶を済ませた後、俺たちは厩舎に向かった。
屋内に繋がれた馬は元気な様子で毛並みが整い、町の誰かが世話をしてくれたことが見て取れた。
それぞれに馬を引いて町の入り口に来たところで、ふらりとトマが現れた。
すぐに俺たちを見送りにきたのだと理解した。
「旅の方々、町の者とは纏う空気が違うと思ったら、ずいぶんな実力者なんだね」
「俺は違いますけど、二人は間違いなく強いです」
「よかったら、また立ち寄っておくれ。お達者で」
トマが手を振ってくれたので、こちらも大きく手を振り返した。
彼もそうだったが、フェルンの町は親切な人が多いようだ。
町の入り口から少し離れたところで馬に乗る。
徐々に加速して街道を走り出すと、さわやかな風が頬を撫でた。
昨日までと同じようにアデルの馬が先導するように走っている。
初めて通る見慣れない景色の中、風を切るように馬と駆ける。
アデルとハンク、二人とは一定の間隔をおいているため、会話のない状態で移動を続けた。
声を発することがない状況では、自然と意識は自分の内側に向かっていく。
――馬を走らせながら通過する道に思いが及んだ。
バラム以上に王都から離れているのに、街道はそれなりに整備されている。
日常において考えることは少ないが、ランス王国の歴史は古い。
俺が転生したこととは無関係に、この国あるいはこの世界には積み上げられたものがいくつもある。
今では考えられないことだが、危険分子のベルンだけでなく、ランスとロゼル、デュラスのように平和な国同士でさえ争っていた。
そのことに思いをはせると、この世界は明確に存在して、そこに生きる人たちによって構成された空間だと実感させられる。
馬に乗ったまま白昼夢を見るような状態になっていたが、前を走るアデルの馬が減速したことに気づいて、意識が現実に引き戻された。
「……あれ、どうしたんだ」
疑問に思いながら、馬の速度を加減する。
徐々に減速して歩くような速さになった。
理由が分からない状況だったので、速度を上げてアデルに近づいた。
「何かありましたか?」
「人影が見えたと思ったら、逃げるように街道脇の林に逃げたのよ」
「おれにも見えていたが、不審な動きだったな」
ハンクも近づいてきて、同じ姿を目にしたことを伝えた。
俺は自分の内面に意識が向いていたので、その気配に気づかなかった。
「まさかとは思うが、ベルンの連中がうろついてるってことはないよな」
ハンクはおどけた調子で口にしながらも、警戒心を表すように馬を下りた。
目になじんだ光景ではあるものの、その身のこなしは軽い。
「何があるか分からないから、注意するのよ」
「そりゃ、もちろんだ」
アデルが声を飛ばすと、ハンクは陽気に応じた。
彼女はそこまで用心深くないはずだが、ベヒーモスのことがあったばかりで慎重になっているのかもしれない。
馬を下りてハンクに同行すべきか考えていると、木々の隙間からハンクに向けて何かが飛んできた。
「――うぉっ、なんだ!?」
ハンクは人間離れした身のこなしでそれをかわした。
俺とアデルの頭上へと通過したのは火球だった。
「ちょっと、何するのよ!」
アデルが怒りながら馬を下りた。
すぐさま彼女を追って臨戦態勢に入る。
「相手は何人ですか?」
「見えたのは一人。他にも隠れているのなら、正確な人数は分からないわ」
アデルは不愉快そうな声を漏らした後、ハンクの背を追っていった。
二人に遅れないように足を運んだところで、ハンクの姿が見えないことに驚いた。
「あれ、いつの間に……」
「えっ、どこに行ったのかしら」
俺と同じようにアデルも驚いたようで、追跡する足を止めていた。
「どうしましょうかね」
「不意打ちの可能性もあるから、勢いで林に入るのは賢明ではないわ」
「もっともです」
おそらく、ハンクを除いて――そう言葉を続けたくなった。
そう言いたくなるほど、彼の力は測り知れないものだ。
アデルと二人で林の手前に立っていると、何かが近づく気配があった。
俺とアデルは顔を見合わせた後、前方に目を向けた。
「――よっと、そこの中でとっ捕まえたぜ」
「その手を放せ、無礼者っ」
ハンクは林の中で虫でも捕まえたかのように軽い調子だった。
ローブを着た小柄な男の首根っこを掴んでいるが、縄などで拘束しているわけではない。
ただ、ハンクがわずかに殺気を放っており、それを察することができないほど愚かではないのか、必要以上に男は抵抗を見せない。
「……それ、魔法使いみたいだけれど」
「ああっ、おれに魔法を見舞ったのもこいつだろうな。他に気配はなかった」
「ハンクが言うのなら間違いないでしょうね。ところで、どうするつもり?」
アデルの問いかけにハンクは空いた手で頭をぽりぽりとかいた。
それを見て、彼が何も考えていないことに気づいてしまった。
「いやー、何だか勢いで捕まえちまった。とりあえず、いきなり魔法をぶっ放す野郎はまともじゃねえだろう」
「それはもっともですね。ベルンの関係者の可能性もありそうですし」
俺がベルンという単語を口にすると、男はあからさまな反応を見せた。
「どう見ても、ただの旅人には見えないわね」
「引き渡すにしても、兵士のエドワルドは帰っちまったからな」
「ここから距離はあるけれど、この先に行けば国境があるわ。そこにランスとメルツの兵士がいるはずだから、ランスの兵士を呼んでくるのはどうかしら」
アデルが腕組みをしながら言った。
彼女にしては珍しく、迷いの色が浮かぶように見えた。
「その間はどうする?」
ハンクの疑問は妥当だった。
それに抵抗しそうな男を馬で運ぶのも難しい気がした。
「その辺の木に縛っておけばいいんじゃない?」
「おいおい、さすがにそれは寝覚めが悪くなるぞ」
「そうですね。モンスターが絶対に現れないとも限らないですから」
男の様子に目を向けると、どうにか逃げ出せないかと探るような素振りが見られたが、ハンクがそんな隙を見せるはずもない。
俺が逃げようとしても無駄だと目線で示したら、男は敵意を隠そうともしない目を見せた後、露骨に顔を背けた。
これから出発すれば日没頃には次の町に移動できるというアデルの意見があり、フェルンの町を出発することになった。
イザックや町の人たちと別れの挨拶を済ませた後、俺たちは厩舎に向かった。
屋内に繋がれた馬は元気な様子で毛並みが整い、町の誰かが世話をしてくれたことが見て取れた。
それぞれに馬を引いて町の入り口に来たところで、ふらりとトマが現れた。
すぐに俺たちを見送りにきたのだと理解した。
「旅の方々、町の者とは纏う空気が違うと思ったら、ずいぶんな実力者なんだね」
「俺は違いますけど、二人は間違いなく強いです」
「よかったら、また立ち寄っておくれ。お達者で」
トマが手を振ってくれたので、こちらも大きく手を振り返した。
彼もそうだったが、フェルンの町は親切な人が多いようだ。
町の入り口から少し離れたところで馬に乗る。
徐々に加速して街道を走り出すと、さわやかな風が頬を撫でた。
昨日までと同じようにアデルの馬が先導するように走っている。
初めて通る見慣れない景色の中、風を切るように馬と駆ける。
アデルとハンク、二人とは一定の間隔をおいているため、会話のない状態で移動を続けた。
声を発することがない状況では、自然と意識は自分の内側に向かっていく。
――馬を走らせながら通過する道に思いが及んだ。
バラム以上に王都から離れているのに、街道はそれなりに整備されている。
日常において考えることは少ないが、ランス王国の歴史は古い。
俺が転生したこととは無関係に、この国あるいはこの世界には積み上げられたものがいくつもある。
今では考えられないことだが、危険分子のベルンだけでなく、ランスとロゼル、デュラスのように平和な国同士でさえ争っていた。
そのことに思いをはせると、この世界は明確に存在して、そこに生きる人たちによって構成された空間だと実感させられる。
馬に乗ったまま白昼夢を見るような状態になっていたが、前を走るアデルの馬が減速したことに気づいて、意識が現実に引き戻された。
「……あれ、どうしたんだ」
疑問に思いながら、馬の速度を加減する。
徐々に減速して歩くような速さになった。
理由が分からない状況だったので、速度を上げてアデルに近づいた。
「何かありましたか?」
「人影が見えたと思ったら、逃げるように街道脇の林に逃げたのよ」
「おれにも見えていたが、不審な動きだったな」
ハンクも近づいてきて、同じ姿を目にしたことを伝えた。
俺は自分の内面に意識が向いていたので、その気配に気づかなかった。
「まさかとは思うが、ベルンの連中がうろついてるってことはないよな」
ハンクはおどけた調子で口にしながらも、警戒心を表すように馬を下りた。
目になじんだ光景ではあるものの、その身のこなしは軽い。
「何があるか分からないから、注意するのよ」
「そりゃ、もちろんだ」
アデルが声を飛ばすと、ハンクは陽気に応じた。
彼女はそこまで用心深くないはずだが、ベヒーモスのことがあったばかりで慎重になっているのかもしれない。
馬を下りてハンクに同行すべきか考えていると、木々の隙間からハンクに向けて何かが飛んできた。
「――うぉっ、なんだ!?」
ハンクは人間離れした身のこなしでそれをかわした。
俺とアデルの頭上へと通過したのは火球だった。
「ちょっと、何するのよ!」
アデルが怒りながら馬を下りた。
すぐさま彼女を追って臨戦態勢に入る。
「相手は何人ですか?」
「見えたのは一人。他にも隠れているのなら、正確な人数は分からないわ」
アデルは不愉快そうな声を漏らした後、ハンクの背を追っていった。
二人に遅れないように足を運んだところで、ハンクの姿が見えないことに驚いた。
「あれ、いつの間に……」
「えっ、どこに行ったのかしら」
俺と同じようにアデルも驚いたようで、追跡する足を止めていた。
「どうしましょうかね」
「不意打ちの可能性もあるから、勢いで林に入るのは賢明ではないわ」
「もっともです」
おそらく、ハンクを除いて――そう言葉を続けたくなった。
そう言いたくなるほど、彼の力は測り知れないものだ。
アデルと二人で林の手前に立っていると、何かが近づく気配があった。
俺とアデルは顔を見合わせた後、前方に目を向けた。
「――よっと、そこの中でとっ捕まえたぜ」
「その手を放せ、無礼者っ」
ハンクは林の中で虫でも捕まえたかのように軽い調子だった。
ローブを着た小柄な男の首根っこを掴んでいるが、縄などで拘束しているわけではない。
ただ、ハンクがわずかに殺気を放っており、それを察することができないほど愚かではないのか、必要以上に男は抵抗を見せない。
「……それ、魔法使いみたいだけれど」
「ああっ、おれに魔法を見舞ったのもこいつだろうな。他に気配はなかった」
「ハンクが言うのなら間違いないでしょうね。ところで、どうするつもり?」
アデルの問いかけにハンクは空いた手で頭をぽりぽりとかいた。
それを見て、彼が何も考えていないことに気づいてしまった。
「いやー、何だか勢いで捕まえちまった。とりあえず、いきなり魔法をぶっ放す野郎はまともじゃねえだろう」
「それはもっともですね。ベルンの関係者の可能性もありそうですし」
俺がベルンという単語を口にすると、男はあからさまな反応を見せた。
「どう見ても、ただの旅人には見えないわね」
「引き渡すにしても、兵士のエドワルドは帰っちまったからな」
「ここから距離はあるけれど、この先に行けば国境があるわ。そこにランスとメルツの兵士がいるはずだから、ランスの兵士を呼んでくるのはどうかしら」
アデルが腕組みをしながら言った。
彼女にしては珍しく、迷いの色が浮かぶように見えた。
「その間はどうする?」
ハンクの疑問は妥当だった。
それに抵抗しそうな男を馬で運ぶのも難しい気がした。
「その辺の木に縛っておけばいいんじゃない?」
「おいおい、さすがにそれは寝覚めが悪くなるぞ」
「そうですね。モンスターが絶対に現れないとも限らないですから」
男の様子に目を向けると、どうにか逃げ出せないかと探るような素振りが見られたが、ハンクがそんな隙を見せるはずもない。
俺が逃げようとしても無駄だと目線で示したら、男は敵意を隠そうともしない目を見せた後、露骨に顔を背けた。
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