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第一章
俺の特殊能力
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「んじゃ、今から特殊能力教えるから適当にモンスター狩ってくれない?」
「いや、まず謝罪しろよ」
「えっ? 異世界に召喚されても文句の一つもない日常に不満を持った陰キャを召喚したはずなんだけど」
「畜生何一つ間違ってねえ!」
俺は思わず大声でそう叫ぶ。
だってあっちの世界ではいじめられっ子陰キャだ。こっちの世界でチート能力&ウハウハライフが出来れば万々歳だろう。
「じゃあ、そなたの能力を伝えよう――」
この時俺は『超魔力』とか『魔剣』とかそんな事を思い浮かばせていた。
魔剣って能力なのか?
「それは」
だが、そんなモノよりよっぱど良いものだったのだ。俺にとっては。
「『対象の生物の性格を変えることが出来る能力』だ」
「……えっ?」
この時俺はあまりその意味を理解していなかった。
だって性格『臆病』を『勇敢』にしたところで別に? みたいな感じだった。
「まあもっと言えば『性的嗜好』も変えれるという事だな」
「あっ」
この時俺はその能力の意味を理解した。
この世の全てが俺のモノだと確信した。
「ケモミミロリも幼女も幼女も幼女も性奴隷に出来る」
「おっさん、アンタの性癖何か聞いてねぇんだよ」
「おおお、おっさん!? 見た目麗しき国王様をおっさん呼ばわり!?」
じゃあまず『勝手に召喚してスンマセン』くらい言えや。
「じゃあ1000万アウルムーーまあ大体1000万円とやらと同じ価値の魔金貨100枚くらいやるからさっさとモンスター退治に……」
「アンタ絶対いつか復讐するぞ」
俺はそんな捨て台詞を吐いてその場を立ち去る。
俺が向かう先は――奴隷商だ。
「いや、まず謝罪しろよ」
「えっ? 異世界に召喚されても文句の一つもない日常に不満を持った陰キャを召喚したはずなんだけど」
「畜生何一つ間違ってねえ!」
俺は思わず大声でそう叫ぶ。
だってあっちの世界ではいじめられっ子陰キャだ。こっちの世界でチート能力&ウハウハライフが出来れば万々歳だろう。
「じゃあ、そなたの能力を伝えよう――」
この時俺は『超魔力』とか『魔剣』とかそんな事を思い浮かばせていた。
魔剣って能力なのか?
「それは」
だが、そんなモノよりよっぱど良いものだったのだ。俺にとっては。
「『対象の生物の性格を変えることが出来る能力』だ」
「……えっ?」
この時俺はあまりその意味を理解していなかった。
だって性格『臆病』を『勇敢』にしたところで別に? みたいな感じだった。
「まあもっと言えば『性的嗜好』も変えれるという事だな」
「あっ」
この時俺はその能力の意味を理解した。
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「ケモミミロリも幼女も幼女も幼女も性奴隷に出来る」
「おっさん、アンタの性癖何か聞いてねぇんだよ」
「おおお、おっさん!? 見た目麗しき国王様をおっさん呼ばわり!?」
じゃあまず『勝手に召喚してスンマセン』くらい言えや。
「じゃあ1000万アウルムーーまあ大体1000万円とやらと同じ価値の魔金貨100枚くらいやるからさっさとモンスター退治に……」
「アンタ絶対いつか復讐するぞ」
俺はそんな捨て台詞を吐いてその場を立ち去る。
俺が向かう先は――奴隷商だ。
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