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「時」探し
夢か現
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誰かが歌っている。
哀しいメロディが流れてくる。
誰かが泣き声より哀しい声で歌っていて、壊れたオルゴールの様に同じメロディで。
私はソレを探していて。
私は探さなきゃいけなくて。
もう二度と同じ過ちを、惨劇を繰り返さないように。
目をさまさなきゃ。
***
私の目に、少女の後ろ姿が映った。
「大変ッ」
少女は何かに向かって走りだした。
「急いで蛇口を閉めなきゃ!」
私の目の前に大きな、とても大きな蛇口が現れた。
天を仰ぐと高い高い上に、蛇口の栓がある。
「ん……よいしょ……」
小さな少女は懸命によじ登り、栓の傍まで来た。
(うっ。凄い臭いだ……)
鼻を摘まんでも、その臭いは強烈で、腐敗した果物や食物のような、涙が出るような刺激臭に、目眩がする。
その蛇口は、黒い泥のような液体を止める事なく流していた。
「ん゛―――!」
少女はその小さな手で、大きな大きな栓を閉めようと体全体を使い押し動かそうとしている。
ビクともしない栓をそれでも諦めずに、その時、少女は私の存在に気づいた。
「お願い! お姉さんも手伝って! もう時間がないの。このままじゃ絵描きさんが泣けないの。お願い……」
とても慌てているが、その眼差しはとても力強くまっすぐで真剣で。
何かにとても悔いながらも、何かを助けてる為にとても懸命に。
尚且つ、今でも泣き崩れそうに瞳を揺らしていた。
それでも私は一瞬躊躇した。
その子は、私の幼い時の顔にとてもよく似ていたからだ。
とても不思議だったけれど、でも今はこの蛇口から流れる水を先に止めなければ……。
全然ビクともしない。
二人でせーのッで押しても、手が痛くなるだけで動く気配はしない。
「ッっ」
力を入れすぎて、爪にヒビが入ってしまった。
少し血が出たけれど、気をつければ大丈夫だ。
「お姉さん! ごめんね。ありがとう。後は私一人で頑張りますから止めて下さい」
にこりと可愛いらしく笑った。
「一人でって! そんなの無理だよ」
『そうだよ』
私の後ろで声がして振り返る。
『君一人でできるかい?』
ああ―…!!
「絵描きさん!」
先に叫んだのは少女だった。
トンッと蛇口の栓の上へ飛び乗った。
間違いない。
彼はあの【オーバードライブ】で泣いていた【西の国の王子様】だ。
『昔の名前だよ。遥か昔の……』
蛇口の栓へと視線を落とし、ゆっくりと目を瞑った。
「絵描きさん! 私、また会えなくなるのはイヤだよ。絵描きさんは化物じゃないって分かってるもん! 私……」
ピタリと蛇口から水が流れるのが止んだ。彼は相変わらず目を瞑りこちらを見ようとしない。
『これは君の夢の中の俺だ。本当の絵描きにはもう会えない。彼に会ったらいけない。忘れてくれ』
「絵描きさん!」
少女はずっと名前を呼び続ける。
だが、彼の目は硬く瞑られたまま。
『夢をささげる。生まれてきた全ての者に。なんてもう俺には言える資格ないし』
蛇口を閉めた先に海が見えた。
とても綺麗な海で、パシャリ、パシャリと何かが跳ねる。
(人魚だ……)
少女もそれを涙を浮かべながら見ている。
フッと人魚が尾を使って、水渋きを浴びさせる。
その水渋きの中をフッとあの男の人が消えてゆく。
(行ってしまう……)
「絵描きさん――!」
少女の声がずっとずっとずっと響いたまま、
彼は姿を消してしまった。
少女は泣きながら、西の国の王子が消えた場所まで走りだした。
私も少女の後を追うように走り出したのに
ドンッとと見えない壁にぶつかり尻餅を着いた。
少女にはそんな壁は現れず、西の国の王子が消えた場所へ着くと消えていった。
「「待って」」
私は手を伸ばした。
手を伸ばして少女の「時」に触れようとしたときに、誰か、私とよく似た声と私の声が重なったんだ。
「イタタタ……」
その人も見えない壁にぶつかり尻餅をついていた。
顔は頭を押さえた手で見えないけれど。
「可笑しな夢だわ……」
ゆっくりと頭を押さえた手をどける。
「絵描きさんと会えたり……私と私とそっくりな人がいたり」
(え――…!?)
顔が現れた女の人は、あの小さな少女と同じ顔で、
私とそっくりな顔をしていた。同時に私達はお互いを見て、
「「えっ」」
と驚いた。
その女の人は、私と同じ年かもしれない。
赤いワンピースに一つの赤いリボンで長い髪を結んでいる。
「鏡を見ているみたい……」
私は薄い青色のパジャマだし髪も肩に届かないくらいの中途半端の長さで
似てもにつかない格好だけれど、
鏡を見るようにそっくりな女の人が私の前に立っているのだ。
「夢の中で、蛇口を閉めようとしていたら、貴方が現れて……絵描きさんも現れて……不思議な夢だと思ってたのに……」
私は何も言えなかった。
私はさ迷ううちに彼女の夢の中に入ってしまったのかもしれないけれど、
それを上手く言えなかったから。
説明しても分かってもらえないかもだけど、そして私達はまた同時に同じ質問をしたのだ。
「貴方は誰なの……?」
お互い分かるはずもないのに。分からないから探すのだけれど、どうやら私は、彼女に会うにはまだ早すぎたみたいだ。
「また会いましょう」
彼女は何かを察知したのか微笑んだ。
――ええ…… 必ず。
会わなければいけない気がする。
それでも私は、もっともっとオーバードライブの中をさ迷って彼に会わなければいけない気がする。
何故だか分からないけれど、けれど、ほら、また闇が私を包み込む。
とても不安だけれども、私の目の前の女の人が笑ってくれるから。
だからまだ頑張ってみたいと思うんだ。
哀しいメロディが流れてくる。
誰かが泣き声より哀しい声で歌っていて、壊れたオルゴールの様に同じメロディで。
私はソレを探していて。
私は探さなきゃいけなくて。
もう二度と同じ過ちを、惨劇を繰り返さないように。
目をさまさなきゃ。
***
私の目に、少女の後ろ姿が映った。
「大変ッ」
少女は何かに向かって走りだした。
「急いで蛇口を閉めなきゃ!」
私の目の前に大きな、とても大きな蛇口が現れた。
天を仰ぐと高い高い上に、蛇口の栓がある。
「ん……よいしょ……」
小さな少女は懸命によじ登り、栓の傍まで来た。
(うっ。凄い臭いだ……)
鼻を摘まんでも、その臭いは強烈で、腐敗した果物や食物のような、涙が出るような刺激臭に、目眩がする。
その蛇口は、黒い泥のような液体を止める事なく流していた。
「ん゛―――!」
少女はその小さな手で、大きな大きな栓を閉めようと体全体を使い押し動かそうとしている。
ビクともしない栓をそれでも諦めずに、その時、少女は私の存在に気づいた。
「お願い! お姉さんも手伝って! もう時間がないの。このままじゃ絵描きさんが泣けないの。お願い……」
とても慌てているが、その眼差しはとても力強くまっすぐで真剣で。
何かにとても悔いながらも、何かを助けてる為にとても懸命に。
尚且つ、今でも泣き崩れそうに瞳を揺らしていた。
それでも私は一瞬躊躇した。
その子は、私の幼い時の顔にとてもよく似ていたからだ。
とても不思議だったけれど、でも今はこの蛇口から流れる水を先に止めなければ……。
全然ビクともしない。
二人でせーのッで押しても、手が痛くなるだけで動く気配はしない。
「ッっ」
力を入れすぎて、爪にヒビが入ってしまった。
少し血が出たけれど、気をつければ大丈夫だ。
「お姉さん! ごめんね。ありがとう。後は私一人で頑張りますから止めて下さい」
にこりと可愛いらしく笑った。
「一人でって! そんなの無理だよ」
『そうだよ』
私の後ろで声がして振り返る。
『君一人でできるかい?』
ああ―…!!
「絵描きさん!」
先に叫んだのは少女だった。
トンッと蛇口の栓の上へ飛び乗った。
間違いない。
彼はあの【オーバードライブ】で泣いていた【西の国の王子様】だ。
『昔の名前だよ。遥か昔の……』
蛇口の栓へと視線を落とし、ゆっくりと目を瞑った。
「絵描きさん! 私、また会えなくなるのはイヤだよ。絵描きさんは化物じゃないって分かってるもん! 私……」
ピタリと蛇口から水が流れるのが止んだ。彼は相変わらず目を瞑りこちらを見ようとしない。
『これは君の夢の中の俺だ。本当の絵描きにはもう会えない。彼に会ったらいけない。忘れてくれ』
「絵描きさん!」
少女はずっと名前を呼び続ける。
だが、彼の目は硬く瞑られたまま。
『夢をささげる。生まれてきた全ての者に。なんてもう俺には言える資格ないし』
蛇口を閉めた先に海が見えた。
とても綺麗な海で、パシャリ、パシャリと何かが跳ねる。
(人魚だ……)
少女もそれを涙を浮かべながら見ている。
フッと人魚が尾を使って、水渋きを浴びさせる。
その水渋きの中をフッとあの男の人が消えてゆく。
(行ってしまう……)
「絵描きさん――!」
少女の声がずっとずっとずっと響いたまま、
彼は姿を消してしまった。
少女は泣きながら、西の国の王子が消えた場所まで走りだした。
私も少女の後を追うように走り出したのに
ドンッとと見えない壁にぶつかり尻餅を着いた。
少女にはそんな壁は現れず、西の国の王子が消えた場所へ着くと消えていった。
「「待って」」
私は手を伸ばした。
手を伸ばして少女の「時」に触れようとしたときに、誰か、私とよく似た声と私の声が重なったんだ。
「イタタタ……」
その人も見えない壁にぶつかり尻餅をついていた。
顔は頭を押さえた手で見えないけれど。
「可笑しな夢だわ……」
ゆっくりと頭を押さえた手をどける。
「絵描きさんと会えたり……私と私とそっくりな人がいたり」
(え――…!?)
顔が現れた女の人は、あの小さな少女と同じ顔で、
私とそっくりな顔をしていた。同時に私達はお互いを見て、
「「えっ」」
と驚いた。
その女の人は、私と同じ年かもしれない。
赤いワンピースに一つの赤いリボンで長い髪を結んでいる。
「鏡を見ているみたい……」
私は薄い青色のパジャマだし髪も肩に届かないくらいの中途半端の長さで
似てもにつかない格好だけれど、
鏡を見るようにそっくりな女の人が私の前に立っているのだ。
「夢の中で、蛇口を閉めようとしていたら、貴方が現れて……絵描きさんも現れて……不思議な夢だと思ってたのに……」
私は何も言えなかった。
私はさ迷ううちに彼女の夢の中に入ってしまったのかもしれないけれど、
それを上手く言えなかったから。
説明しても分かってもらえないかもだけど、そして私達はまた同時に同じ質問をしたのだ。
「貴方は誰なの……?」
お互い分かるはずもないのに。分からないから探すのだけれど、どうやら私は、彼女に会うにはまだ早すぎたみたいだ。
「また会いましょう」
彼女は何かを察知したのか微笑んだ。
――ええ…… 必ず。
会わなければいけない気がする。
それでも私は、もっともっとオーバードライブの中をさ迷って彼に会わなければいけない気がする。
何故だか分からないけれど、けれど、ほら、また闇が私を包み込む。
とても不安だけれども、私の目の前の女の人が笑ってくれるから。
だからまだ頑張ってみたいと思うんだ。
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