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理不尽な調教 7
しおりを挟む「ひゃあああぁーーっ! やめ……っ! ひぃーーっ!!」
「やめ? あ? そこは、ありがとうございますだろうが。嬉しくねぇのかよ、イかせてやってんのに」
……嬉しくないわ、馬鹿野郎ぉぉっ!!
壁に設えられた複数のベルト。それで壁面に貼り付けられ、源之助の萎えた一物が小さな穴から壁の外に出された。
動けないよう、腰や太腿をベルトで拘束され、四肢もベルトで壁に固定される。
何をされるのかと戦々恐々だった少年の口に枷をし、ナイジェルは鼻歌まじりで部屋の外に出た。
専用の道具の中を通って壁の外に飛び出した源之助の御立派様。それに、にい~っと卑な笑みを浮かべ、彼は用意していたガーゼをローションに浸して、怯えた一物を優しく撫でてやる。
「ふぐっ?! ううっ?」
されることを悟って、源之助は腰を引こうとするが、締め付けるベルトに阻まれてピクリとしか動けない。
「勃ってきたな。可愛いぞ? ほら、気持ち悦いだろ?」
むくむく起き上がった幼い一物がみっちり収まるよう、道具のネジを巻いて、ナイジェルが穴の大きさを調整する。
すっかり勃ちあがった源之助の一物は、壁を通してその先端だけが出ている状態だ。それを可愛がり丹念に磨くナイジェル。
「ふはっ、すげぇエロいな。恥ずかしい汁が垂れてんぞ? もう少し我慢しろや」
ケラケラ嗤いながら執拗に先端を磨くローションガーゼ。焦れったくも荒い布目に刺激され、源之助は眼を見開いて暴れた。
……イくっ! ヤバいっ!! やめてぇぇーっ!!
「ふ……っ! うううーっ! うぐっ! ~~~~っ!!」
全身を仰け反らせて達した源之助の体内で、いつものスイッチが入る。途端に湧き起こる愉悦の嵐。
凄まじい快感が背筋を貫き、髪を振り乱して源之助は身悶えた。
……やだあっ! 無理ぃぃ! もう死ぬ、死ぬ、死ぬぅぅ!!
鎮まったばかりな身体を抉るように、ナイジェルの極悪な手管が少年をイかせまくる。そんな愉しそうな彼を見つけ、他の男達も何をしてるのかと寄ってきた。
「お頭? なにして…… あ~~、コレか」
「あやや、コレな。まあ、コレなら良いんじゃ? 気持ち悦くするだけだし?」
壁越しに酷く暴れる音が聞こえ、盗賊達は苦笑する。くぐもった呻きから察するに、口枷をされているようだと。
「気持ち悦いなあ? すげぇ感じるだろ、コレ」
「まあ、素直に佳がっとけ。お頭が満足するまで」
「犬は使わないんすか? 連れてきましょうか?」
次々に聞こえる不穏な会話。
……犬ぅっ? あいつらに舐め回されたら、それこそ死んじまうよぉぉっ! 勘弁してっ! 助けて、コフィンっっ!!
「ふぐううぅぅっ! ふーっ、ふーっ! うぐうっ!!」
ゾリゾリ鈴口あたりを集中狙いし、ナイジェルは興奮気味にガーゼで磨いた。ひくひくと戦慄く狭い入り口が、くぱぁ……っと開いて、噴き出す白濁液。
たぱたぱ滴るソレが堪らず、はあ……っと蕩けた吐息を彼はもらした。
……いい。すげぇ悦んでんな? 気持ち悦いか?
ふっと慈愛に満ちた笑みを浮かべ、真っ赤に熟れた先端を磨き倒すナイジェル。
お仕置きの中でも甘めなモノだ。気持ち悦いだけで、特に酷いことはしない。いつもなら犬に舐め回させて、泣き叫ぶ獲物を眺めるだけのナイジェルだが、今は自ら可愛がってやりたくて堪らなかった。
……が、これこそが源之助にとって、最低最悪な拷問になることを彼は知らない。
……死ぬ、死ぬ、死ぬぅぅぅっ! コフィンんんっ!!
『……全く。知らないってのは恐ろしいね』
眼を裏返して、凄絶な色欲の炙りに蕩ける源之助。出なくなっても可愛がりをやめないナイジェル。
しかたなしに転がったコフィンを目にし、ナイジェルは当たり前のように拾って投げた。
『勝者、源之助~、リバース発動っ!』
途端にナイジェルの様子が変わる。
ぼう…っと緩んだ眼差しの彼を見て、仲間達が訝しげに声をかけた。
「どうしやした? お頭」
「グエン……?」
「ああ、愉しんできますか? 代わりますよ?」
「ああ」
持っていたガーゼを渡し、ナイジェルは部屋の中に入っていく。そこには死物狂いで身悶える少年。
その姿に股間を滾らせ、ナイジェルが柔らかな尻を掴む。
「グエン……?」
涙でぐちゃぐちゃな源之助の顔にキスを落とし、彼は口枷を外してやった。
「ナイジェルっ! 挿れてっ! 僕の中に沢山出してっ!!」
「……ああ」
掴んだ尻を大きく割り開き、慣らしもせずにナイジェルは己の一物を突き入れる。柔肉を巻き込むように捩じ込まれた猛りが、源之助の悦いところを刺激しつつ掻き回された。
「くあ……っ! 悦いっ! もっとぉぉ!」
「……ああっ」
獰猛に息を荒らげ、ナイジェルが激しく衝き上げる。
「出してっ! 早くっ! 一杯ぃぃ……ふあっ?!」
どぢゅっと身体が浮き上がるほど深く穿たれ、一瞬、源之助の呼吸が止まった。……が、次の瞬間放たれた精が中を満たし、灼けつくように体内で暴れまわっていた愉悦を落ち着ける。
……あ…… 助かったぁ…… でも……
まだ足りない。
「もっとぉ…… もっと、してぇぇ……」
切迫した状況から解放され、少年の声が甘く舌っ足らずに変わった。鼻を抜けるような吐息が艶めかしい。
「……ああ。たくさん……な?」
夢現を漂いながら、ナイジェルも夢中になって源之助の体内を慰めてやる。奥にハメるほど高まる興奮。神の寵愛に触れ、ギンギンに昂る彼の御立派様。
何度も何度も注がれる精に悦び、うねり締め付ける狭い孔。壁に押し付けられて逃げようもない少年を挟み込み、これ以上ないくらい深く打ち上げるナイジェルの剛直。
萎える気配すら見せないソレを受け入れ、源之助は心の底から幸せだった。
……気持ち悦い。もっと…… もっと出してぇ…… あっ!
「あぁんっ! 悦いっ! 出して、一杯ぃぃっ! ひゃっ?!」
「……出すよ。一杯」
壁越しに感じる甘い雰囲気。
それに眼を据わらせつつ、外の男らは壁に生えた真っ赤な果実を可愛がる。
「良いよなあ、お頭。あんな素直で淫乱な子供を独占してて」
「まあ、そう言うなって。俺等にもおこぼれがあるんだし?」
含み嗤いながら、糖度の上がった二人を壁越しに手伝い、源之助を可愛がる盗賊達。
『ええ環境ですな。神様も悦んでますわ』
……なんか、文字が違わねぇか?
『……気の所為どす』
しれっと嘯くコフィン。
せっかくのリバースの権限を、己に突っ込ませることにしか使えない源之助。
世の理不尽を一身に背負い、今日も調教されていく少年である。
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