上 下
30 / 102

 理不尽な王子 8

しおりを挟む

「ひゃああぁぁーっ!!」

「ああ、可愛いね。君、初参加だろう? 洗礼が終わったばかり? 僕と婚約しようよ」

「おい、抜けがけすんなっ! 次は俺だからな? 溢れさせてやるぜ」

「そうそう、粗相させた奴の戦利品って決めただろ? まあ、後になるほど有利だけどさ。くじ運のなさを怨みな」

 ソファーに座る青年に抱きかかえられ、源之助は次々とやってくる若者達に犯されていた。

『今どきの若者はすごいでんなあ。ゲーム感覚で嫁選びですかい。まあ、あんさんは落とせまへんけど』

 ……なんでっ! くあ……っ!

 リドルの濡れ場に夢中だった少年は、いつの間にか周りを取り囲む青年達に気づかず、さらっと抱き上げられ暗がりのソファーに連れ込まれたのだ。
 後はお察し。裸に剥かれて全身舐め回され、散々イかされたあげく、今はマングリ返しで突っ込みまくられている。

 ごちゅごちゅ中を掻き回しながら、源之助の最奥に精を放つ若者たち。そのたびにイって、神の絶頂の余韻も跳ね返る源之助の頭は、蕩けて真っ白である。

 ……ひぐっ! 悦いぃぃーーっ!! もっとぉっ!!

『……素直になりましてん。善き哉善き哉。たんと搾ってやりんさい』

 飽くことない貪欲な身体。精を求めて佳がり狂う少年に、周りは雄の劣情を爆発させる。
 幼い子供に粗相をさせようと悪ふざけで始めた貴族の若者達は、イきっぱでトロトロな少年に激しい征服欲を覚えた。

「なん……だ、これ。色っぽ過ぎるぞ? まだ洗礼を終えたばかりだろうに」

「……せっま。すげぇ狭いよっ! まだ開発中の身体に間違いはない……けどぉぉっ?!」

 ぐにゅりと蠢き、呑み込むような少年の柔肉に絡みつかれ、絞り上げられ、若者の一人が苦悶の雄叫びをあげる。

 まるで心臓が奥に移動してしまったかのように、源之助の腹がバクバクする。これを鎮められるのは精を注がれた時のみ。
 それを識る身体は、男達から精を貪りつくそうと、生き物のように蠢いていた。

「っかあぁぁーっ! 悦いぃっ! なんだ、これっ、堪んねえぇぇっ!!」

 ひいひい呻ぎつつ精を吐き出す若者と、それを根本から絞るような源之助の狭い孔。ぶるぶる震えながら引き抜いた若者は、精も根も尽き果てた顔で、うっとり喘いでいた。
 
「……そこまでか? そんなに気持ち悦いのか?」

「…………………」

 ごくっと大きく息を呑み、ゲーム感覚で源之助を可愛がっていた若者達の目が色を変える。



「ひうっ!! んんっ! も…っ……ひょっ、あひゃあぁぁんっ!!」

 もはや自分が何を口ばしっているのかも分からない。快楽落ちしトロトロな源之助は、貪欲に精を求めて自ら腰を振った。

 ……熱いっ! もっとぉ、もっと出してっ、これをなんとかしてぇぇっ!!

 イっては奥に流れていく精の濁流。そして食らう、神の絶頂のカウンター。ぎゅんぎゅん疼く源之助の腹は、イキ過ぎてドロドロに溶けていた。

「うおおぉっ! なんだこれっ、めっちゃ吸い付く……っ、いや、吸い込むっ? うわあっ!」

 ガンガン腰を突き上げ、若者達は獣じみた雄叫びをあげる。

「抜ひゃ……なひぃ…れっ! もっと……、一杯、しひぇぇ……っ!」

 絶倫で大量吐精な男どもをピンポイントで煽る少年のおねだり。

「……してやらぁ、泣きじゃくってるくせに好き者だなぁ、お前っ!」

「任せろ、満足するまで注いでやろうじゃないか」

「そういや、誰が粗相させるか競ってたんだよな、続きだっ!!」

 寄って集って源之助の孔に突っ込み、精を注ぐ若者達。彼らが果てるまで、時間はたっぷりあった。

 ちなみに天上では、佳がり狂う源之助の余波を受けて身悶える神様。多くの若者の精を吐き出し、神もまた狂喜乱舞する。 

《……ぁぁああっ! やっぱり最高だよ、君ぃぃっ!! うくぅぅ…うっ!!》

 そんな神様の狂態を静かに見守るコフィンがいたことを、誰も知らない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

よくある婚約破棄なので

おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。 その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。 言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。 「よくある婚約破棄なので」 ・すれ違う二人をめぐる短い話 ・前編は各自の証言になります ・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド ・全25話完結

【R18】お嫁さんスライム娘が、ショタお婿さんといちゃらぶ子作りする話

みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。 前話 【R18】通りかかったショタ冒険者に襲い掛かったスライム娘が、敗北して繁殖させられる話 https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/384412801 ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで

もしも○○だったら~らぶえっちシリーズ

中村 心響
恋愛
もしもシリーズと題しまして、オリジナル作品の二次創作。ファンサービスで書いた"もしも、あのキャラとこのキャラがこうだったら~"など、本編では有り得ない夢の妄想短編ストーリーの総集編となっております。 ※ 作品 「男装バレてイケメンに~」 「灼熱の砂丘」 「イケメンはずんどうぽっちゃり…」 こちらの作品を先にお読みください。 各、作品のファン様へ。 こちらの作品は、ノリと悪ふざけで作者が書き散らした、らぶえっちだらけの物語りとなっております。 故に、本作品のイメージが崩れた!とか。 あのキャラにこんなことさせないで!とか。 その他諸々の苦情は一切受け付けておりません。(。ᵕᴗᵕ。)

壁穴屋

うしお
BL
酒場の看板にぶら下がる小さな輪。それは、酒場の地下に『壁』と『穴』を売る店『壁穴屋』が存在する証。 これは、公然の秘密である『壁穴屋』を楽しむある冒険者のお話。 【ノービルの街】全9話。壁穴・若者モブ複数攻。 【ルイロシュクの街】全13話。媚薬・おっさんモブ複数攻。 【エルデラの街】全45話。淫具・鬼畜ショタ複数攻。 【番外・マルスケスの街】本編17話。主に攻ショタ視点。筆下ろし。+オマケ4話。本編登場淫具、体験談。 【ディレーテの街】全68話。裏メニュー。モンスター姦。 【ティロドミアの街】連載中。人外博覧会。異形専用肉便器体験。

【R18】ひとりで異世界は寂しかったのでペット(男)を飼い始めました

桜 ちひろ
恋愛
最近流行りの異世界転生。まさか自分がそうなるなんて… 小説やアニメで見ていた転生後はある小説の世界に飛び込んで主人公を凌駕するほどのチート級の力があったり、特殊能力が!と思っていたが、小説やアニメでもみたことがない世界。そして仮に覚えていないだけでそういう世界だったとしても「モブ中のモブ」で間違いないだろう。 この世界ではさほど珍しくない「治癒魔法」が使えるだけで、特別な魔法や魔力はなかった。 そして小さな治療院で働く普通の女性だ。 ただ普通ではなかったのは「性欲」 前世もなかなか強すぎる性欲のせいで苦労したのに転生してまで同じことに悩まされることになるとは… その強すぎる性欲のせいでこちらの世界でも25歳という年齢にもかかわらず独身。彼氏なし。 こちらの世界では16歳〜20歳で結婚するのが普通なので婚活はかなり難航している。 もう諦めてペットに癒されながら独身でいることを決意した私はペットショップで小動物を飼うはずが、自分より大きな動物…「人間のオス」を飼うことになってしまった。 特に躾はせずに番犬代わりになればいいと思っていたが、この「人間のオス」が私の全てを満たしてくれる最高のペットだったのだ。

モブだった私、今日からヒロインです!

まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。 このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。 そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。 だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン…… モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして? ※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。 ※印はR部分になります。

悪役令息に憑依したけど、別に処刑されても構いません

ちあ
BL
元受験生の俺は、「愛と光の魔法」というBLゲームの悪役令息シアン・シュドレーに憑依(?)してしまう。彼は、主人公殺人未遂で処刑される運命。 俺はそんな運命に立ち向かうでもなく、なるようになる精神で死を待つことを決める。 舞台は、魔法学園。 悪役としての務めを放棄し静かに余生を過ごしたい俺だが、謎の隣国の特待生イブリン・ヴァレントに気に入られる。 なんだかんだでゲームのシナリオに巻き込まれる俺は何度もイブリンに救われ…? ※旧タイトル『愛と死ね』

前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています

矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜 ――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。 ――持たなければ、失うこともない。 だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。 『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』 基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)

処理中です...