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❇閑話❇ 絆されました 〜裏〜 2 ☆
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『……こうだ、覚えろ』
そういうと豪は仔犬をベッドでひっくり返し、大きな枕が幾つもある場所にもたれさせた。
そして風月の股間で震える一物に、べろりと舌を這わせる。
『ひゃああぁぁっ? ひいっ? や……っ、あ…違……っ! んうぅぅっ!』
『……今、嫌っつったな? あとでお仕置きすっから』
『違…っ、違うのぉぉ、やじゃないっ、ふあっ?!』
はあはあ息を荒らげ、切なげに寄せられた眉。涙でぐしゃぐしゃな顔を仰け反らせる仔犬の艶かしさよ。
思わず彼の頭に掴まる細い指の力ない動きが心地好く、豪は大した意味もない軽口を叩いた。
『嫌じゃなきゃ何なんだよ。あ?』
ねちねち厚ぼったい舌を押し付け、彼は一口で呑み込めそうな可愛らしいモノを唇に含む。すると風月が足をバタつかせて、必死に答えた。
『やじゃないぃ……ぃ、き、気持ち悦ぃぃょぉ…… あひゃっ?!』
それを耳にした途端、豪の頭が激しく蠢く。
……気持ち悦いのは知ってるが、おまえっ! 気持ち悦いって口にしたのは初めてじゃないかっ? 言えよっ! いくらでも悦くしてやっから、言えっ!!
獰猛に暴れまわる雄の劣情。それに煽られ、豪は初めての口淫に怯える風月を、丹念に嬲ってやった。
『やっ! 違…っ、駄目ぇっ、あひっ! 出るっ! 出ちゃうぅぅっ!!』
訂正しつつ身悶え、身体を前のめりにして泣き喚く仔犬。しかしその抵抗も虚しく、少年は豪の口の中で盛大に弾けた。
かくかく痙攣する膝で頭を挾まれ、豪は低く笑う。掻き混ぜるように髪を掴む小さな手が堪らない。
未だに萎えない少年の御立派様を口の中で弄び、散々余韻を刺激してやってから、豪は身体を風月と入れ換えて、その頭を己のモノに押し付ける。
『舐めなくて良い、それは今度愉しませてもらうから……』
言うが早いか、彼は風月の口に一物を押し込むと、ごちゅごちゅ掻き回して衝き上げた。
『おぶ…っ? ん…ぅ……、ん、んんっ』
四つん這いにさせた仔犬の口を一杯にし、喉元までガンガン突っ込む豪。
これまでの悪戯や興奮で彼も限界だったのだ。出したくて出したくて堪らなく、もはや気狂いじみた性欲に抗えない。
そこにきて、可愛く佳がる仔犬様だ。眼福をとおりこした至福で、勝手に盛った股間が爆発しそうである。
『上手いぞ? 口を開けて力を抜け。とにかく、入れさせろ……』
……この歳で暴発とかっ! ありえねぇからぁぁーっ!!
ふーっ、ふーっ、とケダモノのように荒らいだ息を詰め、奥歯を噛み締めながら豪は風月の中に思いの丈をブチまけた。
勢いあまり、その喉の中ほどまで暴いてしまったのは御愛嬌。
何度も中を掻き回して、うっとり夢心地な顔で豪は己を引き抜いた。ずるっと喉から彼のモノが引き出された途端、風月は崩折れ、酷く咳き込む。
『かは…っ! ぅげ…、……はぁ、の…のひょが……』
うつ伏せて激しく咽る少年を訝り、その髪を掴んで豪は仔犬を上向かせる。
『どしたい? 呑んじまったのか? 大丈夫だ。悪いモンじゃねえ……か……ら……』
上向かされ、無意識に開いた風月の口は涎塗れ。それに交じる白い筋が幾重にも口の中で重なり、暴かれた喉の中にも絡まっていた。
しかも泣き腫らした顔の現役中学生男子。全身に花びらが舞い散る艶めかしい姿。とてつもなく背徳的な光景に、豪は軽く仰け反る。
……俺まみれ? なあ? 最高か? これ。
『あ~、突っ込み過ぎたな。悪い。喉が痛いか?』
『いひゃぃ…… 焼ひぇ……っ、ごふっ、やひぇあ……みひゃぃ……』
……うっわ~、なんのご褒美だよ、これぇぇ。
ほろほろ涙しながら舌っ足らずな声ですすり泣く仔犬。
『……ひょうず? ほく、ひょうずにれきひゃ?』
ほにゃりと健気に笑う仔犬。
両親が死んで以来、大勢から罵られることはあっても褒められたことなどない風月は、上手だと豪に褒められ感無量である。
その儚い笑顔に興奮し、豪自身が驚くほど凄まじい劣情が湧き起こる。この顔をさせているのが自分だと思うと、もう止まらない。
『そういや、お仕置きがまだだったな。痛いと思うが、我慢しろよ?』
一度開通してしまったなら、二度、三度も同じと、豪は復活した一物を仔犬に突きつけた。
『ひゅる…… できぅ…… んむ……』
されることを察して、大きく口を開ける仔犬様。
それに見事絆され、拾った仔犬を可愛がる豪。
……かああぁぁーっ、堪らんっ!! 拡げてやるっ! 徹底的にっ!!
こうなりゃついでだと思った豪。そんな彼に、思う存分、イラマまで仕込まれてしまった風月だった。
「……アレって僕のためだったんだ? え……?」
さらに後日。それ系のサイトを開いて、赤裸々なアレコレを閲覧していた風月は、スパンキングにローションやオイルが必須なことを知る。
乾いた皮膚は何かの弾みで裂けたりとか予測不能なことも起きる。ゆえにローションなどで潤いを与え、事故を防ぐのだ。しかもぬるぬるにされた皮膚は、叩いた時、非常に良い音をたてる。
お互いの耳すら心地好くなるよう、豪は予めローションを塗ったのだろう。
……そういや、ぱあんって、やけに良い音が。
己がされていたこともプレイの一環に過ぎず、犬の躾みたいだと嘲笑われたようなアレも、言葉責めという遊びなのだと理解し始めた御子様。
奥の深い世界を紐解き、少しずつ独学で学ぶ仔犬の姿を、今の豪は知らない。
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