普通の少女は歌姫

楼雫

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1年生

…めんどくさい

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「黒木鈴、高校1年生。」

















「終わり?」

「うん」

「いや!!いやいやいやいや!もう少しちゃんとやってくれー!!!」

「えっめんどくさい」

「お願いします」

「...はぁ」
こんなんでも担任になるしね、しょうがない。

「分かった」

「おお!」

「黒木鈴、高校1年生。趣味は音楽全般とお菓子や小物作り。七色プロダクション所属黒猫のルナ。主に歌とダンスと提供。最近は四色の歌でブルームの4人とコラボ。クイーンの名を貰ってます」

「おお!今度俺にも提供してくれ!あとお菓子を作ってくれ!」


「(無視)」

「なら共演した時に作ってくれ」

「まぁそれなら」
「よしっ!」


ナイト、クイーン、この名はチェスにそってある。理事長である社長が始めたことだ。社長が認めたひと握りの人に与える…名を与えられても、偉くなる訳ではない。まぁ、あとは想像して…


「あぁ、嫌いなことはめんどくさいこと。」

「おぉう、そうか」













鐘が鳴る。

「そろそろ行くか」
「はい」

クラスに行く...はぁめんどくさい
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