普通?なお嬢様は追いかけられ、捕まり、諦める。

12歳14歳 内政部署＆ボスの仕事

2 地獄の3時間

．．．ただいま正座をさせられ、怒られているティーナであります…

――――――――3時間前――――――――――

「お前生きてたのか？！」「どこにいたんだ！？」「本当にティーナかぁ！？」「今いくつになったんだ？！」「どこにいたんだ！」「お前いなくて地獄だったぞ！！」

．．．．．心配してくれているのは良いんですが、最後の人、地獄だったって……地獄だったってなんですか？！？！？！














おおまいがー



ここに．．．ここに．．．般若様が




「ティーナ」（ﾆｯｺﾘ）

「ひぃっ」

「弁解は？」

「あ！あ！あ！．．．ありません」

「よろしい。そこに直りなさい」

ニッコリ笑顔で名前を呼ばれて、いつもより低い声で言い訳を聞かれても……何も答えられません！！

あぁ、リン、リーナ、無事に帰られるように祈ってください．．．（ｶﾞｯｸﾘ）


――――――――1時間後――――――――――

「ですから、あなたはダメなんです。いいですか、戻るなら戻ると一言言ってからでしょう。不思の森に行った時も」

「．．．」

――――――――さらに1時間後――――――――――

「いいです？あの時もいきなり拾い物をしてきて、何か問題が起きた後では遅いんです。そもそも城に入れることが問題なんですよ？？」

「．．．．．．（あ、足が痺れてきたよォォォォ）」

――――――――さらに1時間後――――――――――

「良いですね。これからは報告連絡を大事に……いえ、約束してくださいね。いいですか？ティーナ」

「はいぃぃぃぃぃぃぃぃ」

「それならばいいです。」

もうもう、心身ともにHPはゼロです。





先輩、説教中は見て見ぬふりをして、終わったらお菓子をくれるとか辞めてください！！まぁ、お菓子は貰いますが