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海だったのか
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「しょらいしょらい、将来の夢を持ちましょう。将来の夢を持つと、将来役に立ちますからね。」
教壇の上で先生が言います。偉そうです。本当かな、本当かな、たかしくんは思いました。
「先生!!本当ですか!!将来の夢を持つと将来役に立つのですかー!!」
勢い余ってたかしくんが質問します。
「役にタツノオトシゴ。」
先生が言いました。
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
先生、唇をとんがらせて、タツノオトシゴの物真似をしています。
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「せ、先生ふざけてるよー。だめだだめだー!!」
「だめだこれー。だめだこれー。」
「もうだめだー。だめだこれー。」
「だめです。だめです。」
落胆する生徒たち。みんな机に手を投げ出して、だらーんとしています。
「だめだー。だめだー。」
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「ふ、ふざけるなよ.....。ふざけるなよ.....。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ.....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ........
「人が真剣に質問しているのに.....。質問しているのに.....。」
たかしくんは怒り始めました。
ゴゴゴゴゴ.....ゴゴゴゴゴ.....
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「ふざけるなー!!」
「そうだそうだ!!ふざけるなー!!」
生徒たちの怒り爆発!!
シュンシュンシュンシュン!!
シュンシュンシュンシュン!!
鉛筆や消しゴムが先生に向かって飛んでいきます。
シュンシュンシュンシュン!!
シュンシュンシュンシュン!!
サササッ!!
机の下に隠れる先生。
「隠れクマノミ。隠れクマノミ。」
そうか、ここは、海だったのか!!
完
教壇の上で先生が言います。偉そうです。本当かな、本当かな、たかしくんは思いました。
「先生!!本当ですか!!将来の夢を持つと将来役に立つのですかー!!」
勢い余ってたかしくんが質問します。
「役にタツノオトシゴ。」
先生が言いました。
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
先生、唇をとんがらせて、タツノオトシゴの物真似をしています。
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「せ、先生ふざけてるよー。だめだだめだー!!」
「だめだこれー。だめだこれー。」
「もうだめだー。だめだこれー。」
「だめです。だめです。」
落胆する生徒たち。みんな机に手を投げ出して、だらーんとしています。
「だめだー。だめだー。」
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「ふ、ふざけるなよ.....。ふざけるなよ.....。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ.....ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ........
「人が真剣に質問しているのに.....。質問しているのに.....。」
たかしくんは怒り始めました。
ゴゴゴゴゴ.....ゴゴゴゴゴ.....
「役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。役にタツノオトシゴ、シュピーシュピー。」
繰り返す先生。
「ふざけるなー!!」
「そうだそうだ!!ふざけるなー!!」
生徒たちの怒り爆発!!
シュンシュンシュンシュン!!
シュンシュンシュンシュン!!
鉛筆や消しゴムが先生に向かって飛んでいきます。
シュンシュンシュンシュン!!
シュンシュンシュンシュン!!
サササッ!!
机の下に隠れる先生。
「隠れクマノミ。隠れクマノミ。」
そうか、ここは、海だったのか!!
完
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