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お兄様の防御力が高くて乙女ゲームが始まらない・3※
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ロリが少しだけいじられます。
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わたくしはマクシミリアンを遠くから見ることを控えることに決めた。
だってわたくしがマクシミリアンのお顔が好きだって知って以来、お兄様ったらマクシミリアンのことを見ているとものすごく悲しそうな顔をするんだもの。
正直、推しの観察ができないのは辛いけど。同じ空気を吸えているだけで僥倖だと思おう!
そもそもマクシミリアンはわたくしのバッドエンドフラグの持ち主なのだし。
……お兄様の悲しい顔は、見たくないし。
そういえばこの前、お兄様に『褐色のお肌が好きなの? 僕も焼いて褐色っぽくした方がいい?』って訊ねられたりもしたわね。
そんなにしてまで妹の好みに近づきたいの、お兄様! シスコンがすぎる!
だけどお兄様の奇麗な白いお肌は焼いても赤くなって皮が剥けるだけだと思います。
『お兄様はそのままで素敵なんだからマクシミリアンの真似をしなくてもいいんじゃ……』って言ったらお兄様は『じゃあ、このままで頑張るね』って言いながらとても嬉しそうに笑った。
……一体なにを頑張る気なのかしら。
そして季節は過ぎ……。
わたくしはもうすぐ七歳になろうとしている。
「はぁ……お日様があったかいね。ビアンカ」
「お兄様、サンドイッチが食べづらいです。離れてくださいませ」
「天使と離れるなんて、僕には考えられないよ!!」
相変わらずというか、今日も絶賛お兄様のお膝の上。
春のうららかな日差しの中、お兄様に後ろから抱きつかれながらお庭でピクニックもどきを開催中なのです。
レジャーシート……はないので大きな布を広げ、その上にコックのラヨシュが作ってくれたサンドイッチが詰まったバスケットを並べて、お兄様とそれを摘みながらのんびり過ごす時間はとても穏やかで心地よい。
――後ろのお兄様の体温が少し暑苦しいけど。
そして紅茶を淹れてくれているのは。マ、マ、マクシミリアンなの!
推しの淹れてくれる紅茶なんてわたくし、いくら課金すればいいんだろう。
お小遣いはそんなに使う方じゃないから結構貯まってるし、小さな家一軒分くらいのお金は課金できるはずなんだけど。
そんなことを考えながら流麗な動作で紅茶を淹れ、優雅に一礼して去って行くマクシミリアンの方を横目で眺めていたら。
「……よそ見は、しちゃダメだよ」
お兄様に甘く耳元で囁かれて、耳朶を軽く食まれた。
お……お兄様!! なにをしてるんですか!
「ビアンカ。僕といる時は僕だけを見て」
ぴちゃり、と耳元で……いや、耳の中で水音がする。
お兄様に舌を耳の穴に差し込まれたんだ。
「おにーさまっ……!」
お兄様の片手で頭を固定され、ぬるぬると刺激するように耳に舌を出し入れされる。
背筋にぞくりとした感覚が走りわたくしは困惑した。
お兄様を、止めなければ。
そう思っているのに……その未知の感覚に身を震わせ、翻弄されてしまう。
卑猥な水音が鼓膜を震わせて脳まで響いているみたいで、その生々しい音を聞いていると下腹部がきゅっと切なくなったような気がした。
お兄様の舌は耳の穴をたっぷり犯した後に耳の裏側を這って首筋に下りた。
にゅるり、と舌が何度も首筋を這い、時折柔らかな肉に軽く歯を立てられる。
その刺激に反応し跳ねる小さな体の動きを抑え込んで、お兄様はわたくしを嬲り続けた。
不思議と不快じゃない。だけどこんなの、困る……!
「ひゃっ……う……っ」
「よそ見、しない?」
「しません! しませんからお兄様っ……。舐めるの……やらっ……」
「……僕のこと、好き?」
「おにーさま……すきですっ……!!」
必死にそう言うとお兄様は艶やかに微笑んで、頬に唇を何度も落としてからようやく行為を止めてくれた。
……これって、兄妹スキンシップの範疇でいいの? いや、ダメよね!!
というかお兄様、十二歳のショタよね!? どこでそんなテクニック覚えてくるの……!
わたくしはお兄様の腕の中で息も絶え絶えになりながらそんなことを考える。
(もしかして。どなたかと、もう……)
シュラット侯爵家は高位貴族だ。
わたくしの知らない間にお兄様は、閨の手ほどき……なんて授業をお受けになっているのかもしれない。
それを想像すると胸の奥がチリチリと焦げつくような、とても不快な気持ちになった。
「ほら、ビアンカ。あーんして」
さっき、あんなことをしてきたくせに、無邪気な顔でサンドイッチを差し出すお兄様を見ているとなんだか腹が立ってきて。
「……お兄様。妹とこんなことばかりしていたらお嫁さんが来なくなりますわよ?」
ジト目でわたくしが憎まれ口を口にすると、お兄様は目を丸くしてキョトンとした表情になった。
なんですかそのお顔。めちゃくちゃ可愛いじゃない……。
「僕は一生ビアンカといるから、お嫁さんなんていらないよ?」
……お兄様はそんな、とんでもないことを言い出した。
お兄様、貴族家の嫡男としてそれはどうかと思います。
わたくしは後ろから抱っこされたまま、お兄様から差し出されたサンドイッチを口にした。
なんだか二人羽織みたいだけどお兄様が解放してくれないのだから、しょうがないわ。
うん、美味しい……。卵サンドの卵のお味がとても濃厚ね。
「そういえばね、ビアンカ。フィリップ王子との婚約話が持ち上がっていたのだけど。お父様に丁重にお断りして頂いたから」
のんびりとサンドイッチを咀嚼していたら、お兄様からそんな爆弾発言が飛び出した。
ゲーム中のわたくしは、フィリップ王子の愛されない婚約者という立場だった。
フィリップ王子ルートでは婚約者である王子に近づくヒロインに嫉妬し彼女を殺害しようとして、悪役令嬢は国外追放の刑に処されてしまうんだけど……。
ゲーム中では子供の時にフィリップ王子の容姿に一目惚れしたビアンカが父に頼んで無理やり婚約者になった……という流れだったので王子にさえ会わなければ婚約者フラグ、そしてバッドエンドフラグは立たないんじゃ、なんて思っていた。
けれどビアンカが我儘を言い出さなくても、家格的にそういう話になってもおかしくなかったのね。
…………とにかく婚約がなくなったってことは、王子ルートのバッドエンドフラグはパキリと折れたわけよね。
「……勅命を、よく断れましたわね」
「他にも婚約者候補の家があったからね。そちらの方が家格が高かったし辞退の理由にさせてもらったよ」
なるほど、それなら納得できる。
「ビアンカは世界一可愛い天使だから、王子も一目見たら夢中になっただろうし。可愛いビアンカを見られる前にお断りできてよかったね!」
お兄様はそう言ってうっとりとした顔でわたくしの頬を撫でた。
わたくしは美少女だけれど悪役令嬢顔だし、お兄様の買い被りすぎだと思うわ。
なにはともあれ。
お兄様のお陰でわたくしのバッドエンドフラグは、また折れたようだった。
……お兄様、本当にすごいわね。
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わたくしはマクシミリアンを遠くから見ることを控えることに決めた。
だってわたくしがマクシミリアンのお顔が好きだって知って以来、お兄様ったらマクシミリアンのことを見ているとものすごく悲しそうな顔をするんだもの。
正直、推しの観察ができないのは辛いけど。同じ空気を吸えているだけで僥倖だと思おう!
そもそもマクシミリアンはわたくしのバッドエンドフラグの持ち主なのだし。
……お兄様の悲しい顔は、見たくないし。
そういえばこの前、お兄様に『褐色のお肌が好きなの? 僕も焼いて褐色っぽくした方がいい?』って訊ねられたりもしたわね。
そんなにしてまで妹の好みに近づきたいの、お兄様! シスコンがすぎる!
だけどお兄様の奇麗な白いお肌は焼いても赤くなって皮が剥けるだけだと思います。
『お兄様はそのままで素敵なんだからマクシミリアンの真似をしなくてもいいんじゃ……』って言ったらお兄様は『じゃあ、このままで頑張るね』って言いながらとても嬉しそうに笑った。
……一体なにを頑張る気なのかしら。
そして季節は過ぎ……。
わたくしはもうすぐ七歳になろうとしている。
「はぁ……お日様があったかいね。ビアンカ」
「お兄様、サンドイッチが食べづらいです。離れてくださいませ」
「天使と離れるなんて、僕には考えられないよ!!」
相変わらずというか、今日も絶賛お兄様のお膝の上。
春のうららかな日差しの中、お兄様に後ろから抱きつかれながらお庭でピクニックもどきを開催中なのです。
レジャーシート……はないので大きな布を広げ、その上にコックのラヨシュが作ってくれたサンドイッチが詰まったバスケットを並べて、お兄様とそれを摘みながらのんびり過ごす時間はとても穏やかで心地よい。
――後ろのお兄様の体温が少し暑苦しいけど。
そして紅茶を淹れてくれているのは。マ、マ、マクシミリアンなの!
推しの淹れてくれる紅茶なんてわたくし、いくら課金すればいいんだろう。
お小遣いはそんなに使う方じゃないから結構貯まってるし、小さな家一軒分くらいのお金は課金できるはずなんだけど。
そんなことを考えながら流麗な動作で紅茶を淹れ、優雅に一礼して去って行くマクシミリアンの方を横目で眺めていたら。
「……よそ見は、しちゃダメだよ」
お兄様に甘く耳元で囁かれて、耳朶を軽く食まれた。
お……お兄様!! なにをしてるんですか!
「ビアンカ。僕といる時は僕だけを見て」
ぴちゃり、と耳元で……いや、耳の中で水音がする。
お兄様に舌を耳の穴に差し込まれたんだ。
「おにーさまっ……!」
お兄様の片手で頭を固定され、ぬるぬると刺激するように耳に舌を出し入れされる。
背筋にぞくりとした感覚が走りわたくしは困惑した。
お兄様を、止めなければ。
そう思っているのに……その未知の感覚に身を震わせ、翻弄されてしまう。
卑猥な水音が鼓膜を震わせて脳まで響いているみたいで、その生々しい音を聞いていると下腹部がきゅっと切なくなったような気がした。
お兄様の舌は耳の穴をたっぷり犯した後に耳の裏側を這って首筋に下りた。
にゅるり、と舌が何度も首筋を這い、時折柔らかな肉に軽く歯を立てられる。
その刺激に反応し跳ねる小さな体の動きを抑え込んで、お兄様はわたくしを嬲り続けた。
不思議と不快じゃない。だけどこんなの、困る……!
「ひゃっ……う……っ」
「よそ見、しない?」
「しません! しませんからお兄様っ……。舐めるの……やらっ……」
「……僕のこと、好き?」
「おにーさま……すきですっ……!!」
必死にそう言うとお兄様は艶やかに微笑んで、頬に唇を何度も落としてからようやく行為を止めてくれた。
……これって、兄妹スキンシップの範疇でいいの? いや、ダメよね!!
というかお兄様、十二歳のショタよね!? どこでそんなテクニック覚えてくるの……!
わたくしはお兄様の腕の中で息も絶え絶えになりながらそんなことを考える。
(もしかして。どなたかと、もう……)
シュラット侯爵家は高位貴族だ。
わたくしの知らない間にお兄様は、閨の手ほどき……なんて授業をお受けになっているのかもしれない。
それを想像すると胸の奥がチリチリと焦げつくような、とても不快な気持ちになった。
「ほら、ビアンカ。あーんして」
さっき、あんなことをしてきたくせに、無邪気な顔でサンドイッチを差し出すお兄様を見ているとなんだか腹が立ってきて。
「……お兄様。妹とこんなことばかりしていたらお嫁さんが来なくなりますわよ?」
ジト目でわたくしが憎まれ口を口にすると、お兄様は目を丸くしてキョトンとした表情になった。
なんですかそのお顔。めちゃくちゃ可愛いじゃない……。
「僕は一生ビアンカといるから、お嫁さんなんていらないよ?」
……お兄様はそんな、とんでもないことを言い出した。
お兄様、貴族家の嫡男としてそれはどうかと思います。
わたくしは後ろから抱っこされたまま、お兄様から差し出されたサンドイッチを口にした。
なんだか二人羽織みたいだけどお兄様が解放してくれないのだから、しょうがないわ。
うん、美味しい……。卵サンドの卵のお味がとても濃厚ね。
「そういえばね、ビアンカ。フィリップ王子との婚約話が持ち上がっていたのだけど。お父様に丁重にお断りして頂いたから」
のんびりとサンドイッチを咀嚼していたら、お兄様からそんな爆弾発言が飛び出した。
ゲーム中のわたくしは、フィリップ王子の愛されない婚約者という立場だった。
フィリップ王子ルートでは婚約者である王子に近づくヒロインに嫉妬し彼女を殺害しようとして、悪役令嬢は国外追放の刑に処されてしまうんだけど……。
ゲーム中では子供の時にフィリップ王子の容姿に一目惚れしたビアンカが父に頼んで無理やり婚約者になった……という流れだったので王子にさえ会わなければ婚約者フラグ、そしてバッドエンドフラグは立たないんじゃ、なんて思っていた。
けれどビアンカが我儘を言い出さなくても、家格的にそういう話になってもおかしくなかったのね。
…………とにかく婚約がなくなったってことは、王子ルートのバッドエンドフラグはパキリと折れたわけよね。
「……勅命を、よく断れましたわね」
「他にも婚約者候補の家があったからね。そちらの方が家格が高かったし辞退の理由にさせてもらったよ」
なるほど、それなら納得できる。
「ビアンカは世界一可愛い天使だから、王子も一目見たら夢中になっただろうし。可愛いビアンカを見られる前にお断りできてよかったね!」
お兄様はそう言ってうっとりとした顔でわたくしの頬を撫でた。
わたくしは美少女だけれど悪役令嬢顔だし、お兄様の買い被りすぎだと思うわ。
なにはともあれ。
お兄様のお陰でわたくしのバッドエンドフラグは、また折れたようだった。
……お兄様、本当にすごいわね。
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