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王子と令嬢の初めての日2※
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ビアンカの濡れた下着をそっと取り去ると、そこには淡い下生えに囲まれたぴったりと閉じた蜜壺があった。可愛らしいそれに俺は感嘆の息を漏らす。
「……君の体には可愛らしくない部分なんて存在しないようだな」
指でそっと蜜壺に触れるとビアンカは、顔を真っ赤にして涙目でこちらを睨んだ。
「そ……そんな恥ずかしいことを言わないでくださいませ! それとあまり見ないで……」
「見ないというのは無理だな。今からここをよく解さなければならないからな」
最初から指を挿れると中を傷つけてしまうかもしれない。俺はビアンカの足を手で軽く開き、逡巡せずにそこに唇を寄せた。
「フィリップ様!?」
彼女から可愛らしい抗議の声が上がるが気にせず蜜壺に口をつける。そしてすでにぬかるんでいるそこに舌を這わせた。
形をなぞるように花弁をゆっくりと舐め、零れる蜜を掬い取るように蜜口に舌を入れ中を丁寧にかき回す。彼女の中は熱くてとても狭い。柔らかな肉襞を解きほぐすようにじっくりと舌を出し入れすると彼女の体が小さく震えた。
「ふ……うっ……」
こっそり様子を窺うと声を殺しビアンカは感じているようだった。嬉しくなって俺は奥へ奥へと舌を差し込みぬるつく膣内を夢中で舐め、蜜を啜った。
「やっ……ふぃりっぷさまっ! やぁんっ」
彼女が可愛らしい声を上げるところを重点的に攻めていくと、ビクビクと腰が跳ね甘い声が段々大きくなっていく。
より大きな刺激を与えようと可愛らしい花芽に唇を寄せ吸いつくと、彼女はひと際大きな嬌声を上げて体を緊張させた後にぐったりと弛緩させた。同時に蜜壺の奥からとろとろと蜜が溢れてくる。
……これが達する、というやつか。
自分の愛撫でビアンカが達したのが嬉しくて俺の心は満足感で満ちた。もっと、もっと気持ちよくしてやりたいな……。
実はこの部屋には王家の者がスムーズに性交を行うための媚薬のようなものもあるのだが。俺はそんなものを使う気はさらさらない。自分の手で愛し、それで愛する人に快楽に耽ってもらうのが愛ある性交だと俺は思うのだ。
「ビアンカ、大丈夫か」
「フィリップ様……っ」
ビアンカは息を切らせながら顔を頬を紅潮させている。俺はその横に寝そべるとその華奢な体を抱きしめ、銀の美しい髪を撫でた。
「辛いなら、少し休むか? 君が平気なら続けるが……」
訊ねると彼女は胸に頭を押しつけながらぎゅうぎゅうと抱きついてくる。
「……大丈夫です。だけど、その」
「なんだ? なんでも言ってくれ」
旋毛に何度も口づけしながら俺が問うとビアンカは真っ赤になった顔を上げた。
「はしたないところを見せてしまうのが……恥ずかしいですわ」
「君の気持ちよさそうな姿はとても愛らしいぞ。……もっと君に気持ちよくなってもらう努力をしてもいいだろうか。ビアンカ、可愛い君をもっと見せてくれ」
「ひぇっ……。メ……メインヒーロー様め……!!」
ビアンカの口から飛び出た謎の言葉に俺はきょとんとして首を傾げてしまう。
その俺の顔を凝視したビアンカは少し目を逸らし『……あざとい……』と胸を押さえながら小さく呟いた。あざといなんて言われたのは人生で初めてだな。
「……フィリップ様は、その、いいんですの? さっきからわたくしばかりで……」
「それは後でいい。三日も人払いをしているんだ、まずは可愛い君を沢山見たい」
囁きながら頬に口づけし、また秘所に手を伸ばす。
もっと俺の手で愛おしい人を乱したい。
先ほど解した蜜壺はそっと指を這わせると、蜜がとろりと指に絡む。口づけを交わしながら蜜壺を撫で花芽を擦ると彼女の体が小さく震えた。
「やぁっ……あっ」
ビアンカが愛らしい声で啼きながら俺に縋る。それが嬉しくて俺は花芽を、蜜口の浅いところを……彼女がよがる場所をじっくりと指で刺激し続けた。
「ふぃりっぷ、さまぁっ……! あっ、ぁあっ」
ビアンカが愛らしい声を上げ白い裸体をくねらせながらまた達する。女神のような容姿の彼女が、一人の雌として乱れる姿ははとても煽情的だ。
長い時間弄びとろとろになった蜜壺に指を一本挿れてみると、隘路がぎゅっと締めつけてくる。その熱くしなやかな道をゆっくりと開くとビアンカは少し苦しそうに眉根を寄せた。
「大丈夫か、ビアンカ」
「だ……大丈夫です……!」
そうは言うが違和感がかなりあるのかもしれないな。
苦しそうに皺の寄った眉間や唇にキスをし彼女の緊張を解そうとしながら、俺はビアンカの膣内の感じるところを探っていった。
「んっ……」
感じる場所に触れたのだろう、ビアンカから吐息と共に甘い声が漏れる。その場所を中心に刺激していくと苦しそうだった彼女の声はどんどん蕩けるようなものになっていった。
「可愛いな、ビアンカ……」
指で膣内をかき回しながら花芽を擦る。すると彼女は俺の首に抱きつき、蜜壺を愛撫している手をぎゅっと腿で挟み込んだ。
「やっ……フィリップさま、わたくし、また、またっ……」
彼女は声を上げビクリと大きく体を震わせながら再び達する。そして余韻に身を震わせ息を整えつつ俺を涙目で睨んだ。
「も……もう! わたくしばかり……!」
「ビアンカばかりでいいんだ。この行為は最初はどうしても女性に負担がかかるから、ちゃんと慣らさないと」
俺がそう言うとビアンカは可愛く頬を膨らませた。……そんな顔をしても性急に進める気は俺にはないぞ。ビアンカの体が第一だ。
「少し疲れただろう? 休憩しようか。メイドに昼食を用意させるから待っていてくれ……一緒にベッドで食べよう」
彼女の額に口づけし上着を身に纏いながら寝台から降りる。すると背後にいる彼女から……。
「……やっぱり千人位抱いている気が……」
そんな呟きが聞こえて俺は思わず苦笑した。
「……君の体には可愛らしくない部分なんて存在しないようだな」
指でそっと蜜壺に触れるとビアンカは、顔を真っ赤にして涙目でこちらを睨んだ。
「そ……そんな恥ずかしいことを言わないでくださいませ! それとあまり見ないで……」
「見ないというのは無理だな。今からここをよく解さなければならないからな」
最初から指を挿れると中を傷つけてしまうかもしれない。俺はビアンカの足を手で軽く開き、逡巡せずにそこに唇を寄せた。
「フィリップ様!?」
彼女から可愛らしい抗議の声が上がるが気にせず蜜壺に口をつける。そしてすでにぬかるんでいるそこに舌を這わせた。
形をなぞるように花弁をゆっくりと舐め、零れる蜜を掬い取るように蜜口に舌を入れ中を丁寧にかき回す。彼女の中は熱くてとても狭い。柔らかな肉襞を解きほぐすようにじっくりと舌を出し入れすると彼女の体が小さく震えた。
「ふ……うっ……」
こっそり様子を窺うと声を殺しビアンカは感じているようだった。嬉しくなって俺は奥へ奥へと舌を差し込みぬるつく膣内を夢中で舐め、蜜を啜った。
「やっ……ふぃりっぷさまっ! やぁんっ」
彼女が可愛らしい声を上げるところを重点的に攻めていくと、ビクビクと腰が跳ね甘い声が段々大きくなっていく。
より大きな刺激を与えようと可愛らしい花芽に唇を寄せ吸いつくと、彼女はひと際大きな嬌声を上げて体を緊張させた後にぐったりと弛緩させた。同時に蜜壺の奥からとろとろと蜜が溢れてくる。
……これが達する、というやつか。
自分の愛撫でビアンカが達したのが嬉しくて俺の心は満足感で満ちた。もっと、もっと気持ちよくしてやりたいな……。
実はこの部屋には王家の者がスムーズに性交を行うための媚薬のようなものもあるのだが。俺はそんなものを使う気はさらさらない。自分の手で愛し、それで愛する人に快楽に耽ってもらうのが愛ある性交だと俺は思うのだ。
「ビアンカ、大丈夫か」
「フィリップ様……っ」
ビアンカは息を切らせながら顔を頬を紅潮させている。俺はその横に寝そべるとその華奢な体を抱きしめ、銀の美しい髪を撫でた。
「辛いなら、少し休むか? 君が平気なら続けるが……」
訊ねると彼女は胸に頭を押しつけながらぎゅうぎゅうと抱きついてくる。
「……大丈夫です。だけど、その」
「なんだ? なんでも言ってくれ」
旋毛に何度も口づけしながら俺が問うとビアンカは真っ赤になった顔を上げた。
「はしたないところを見せてしまうのが……恥ずかしいですわ」
「君の気持ちよさそうな姿はとても愛らしいぞ。……もっと君に気持ちよくなってもらう努力をしてもいいだろうか。ビアンカ、可愛い君をもっと見せてくれ」
「ひぇっ……。メ……メインヒーロー様め……!!」
ビアンカの口から飛び出た謎の言葉に俺はきょとんとして首を傾げてしまう。
その俺の顔を凝視したビアンカは少し目を逸らし『……あざとい……』と胸を押さえながら小さく呟いた。あざといなんて言われたのは人生で初めてだな。
「……フィリップ様は、その、いいんですの? さっきからわたくしばかりで……」
「それは後でいい。三日も人払いをしているんだ、まずは可愛い君を沢山見たい」
囁きながら頬に口づけし、また秘所に手を伸ばす。
もっと俺の手で愛おしい人を乱したい。
先ほど解した蜜壺はそっと指を這わせると、蜜がとろりと指に絡む。口づけを交わしながら蜜壺を撫で花芽を擦ると彼女の体が小さく震えた。
「やぁっ……あっ」
ビアンカが愛らしい声で啼きながら俺に縋る。それが嬉しくて俺は花芽を、蜜口の浅いところを……彼女がよがる場所をじっくりと指で刺激し続けた。
「ふぃりっぷ、さまぁっ……! あっ、ぁあっ」
ビアンカが愛らしい声を上げ白い裸体をくねらせながらまた達する。女神のような容姿の彼女が、一人の雌として乱れる姿ははとても煽情的だ。
長い時間弄びとろとろになった蜜壺に指を一本挿れてみると、隘路がぎゅっと締めつけてくる。その熱くしなやかな道をゆっくりと開くとビアンカは少し苦しそうに眉根を寄せた。
「大丈夫か、ビアンカ」
「だ……大丈夫です……!」
そうは言うが違和感がかなりあるのかもしれないな。
苦しそうに皺の寄った眉間や唇にキスをし彼女の緊張を解そうとしながら、俺はビアンカの膣内の感じるところを探っていった。
「んっ……」
感じる場所に触れたのだろう、ビアンカから吐息と共に甘い声が漏れる。その場所を中心に刺激していくと苦しそうだった彼女の声はどんどん蕩けるようなものになっていった。
「可愛いな、ビアンカ……」
指で膣内をかき回しながら花芽を擦る。すると彼女は俺の首に抱きつき、蜜壺を愛撫している手をぎゅっと腿で挟み込んだ。
「やっ……フィリップさま、わたくし、また、またっ……」
彼女は声を上げビクリと大きく体を震わせながら再び達する。そして余韻に身を震わせ息を整えつつ俺を涙目で睨んだ。
「も……もう! わたくしばかり……!」
「ビアンカばかりでいいんだ。この行為は最初はどうしても女性に負担がかかるから、ちゃんと慣らさないと」
俺がそう言うとビアンカは可愛く頬を膨らませた。……そんな顔をしても性急に進める気は俺にはないぞ。ビアンカの体が第一だ。
「少し疲れただろう? 休憩しようか。メイドに昼食を用意させるから待っていてくれ……一緒にベッドで食べよう」
彼女の額に口づけし上着を身に纏いながら寝台から降りる。すると背後にいる彼女から……。
「……やっぱり千人位抱いている気が……」
そんな呟きが聞こえて俺は思わず苦笑した。
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