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第三部 〜新たな力〜
第百三十話
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「あともう一つ。僕が使ってた魔法について教授に聞いてきましたよ」
「おぉ!教授は何か言っていたかい?」
ディビックとアルージェが話している内容に攻撃魔法研究会のメンバーは、手を止めて耳を傾けている。
「結論から言いますと教えるのは可能だそうです。ですが、条件があります」
「まぁ、そうだろうね。それでその条件とは?」
なんの対価も無しに教えてもらえるとは誰も思っていないようだ。
そしてアルージェはコルクスから言われた、新魔法体系のメリットとデメリット。
それとリスクついて話す。
使用者のイメージ次第ではどんな魔法でも行使できるようになる。
だが新魔法体系を学び始めたら、今までの努力は全部水の泡になる。
まともに運用できるようになるまでアルージェは一年近くかかったことを話す。
「なるほど・・・」
ディビックは黙り込む。
「あまりにも重い内容だ。少し研究会のみんなで考えたい。しばらく研究会はこの話を検討したいので、活動は休止とさせてもらう」
ディビックがアルージェにそういうと、メンバー全員もうんうんと頷いている。
「そうですね、将来もかかっていると思いますので僕が言えるのはここまでです。もし疑問点なんかがあれば僕に声をかけるか、直接コルクス教授の元に行ってください。それでは僕はこれで失礼します」
アルージェが攻撃魔法研究会室を後にする。
入った初日でお休みになったのでミスティとエマもアルージェと一緒に部屋を出る。
「なぁ、アルージェ。新魔法体系とは何だ?」
ミスティがアルージェに尋ねる。
「説明が難しいんですが、ミスティさんは僕が魔法を発動しているとこ見たことあると思います。その時、何か違和感なかったですか?」
「違和感・・・、そういえばカレン教授が怒っていたな」
「えっ?そうなんですか!?」
「うむ、驚くということはそれではないか。後は発動が他の学生に比べて早かったのは覚えているが・・・」
「そうです。本来魔法の行使には詠唱が必要になります。でも僕は詠唱をせずに魔法の行使ができます」
アルージェが右手に魔方陣を展開して、実際に炎の玉を空に打ち上げて見せる。
「確かに詠唱をしていなかったな」
カレン教授の授業では的などを狙う時、安全性の観点から少し離れたところで行う。
その為、学生がどんな詠唱を行っているかわからないのである。
「なぁ、アルージェ。せっかく攻撃魔法研究会と顔を繋いでもらったが、私も新魔法体系とやらを学びたい」
ミスティは正面からアルージェの目を見つめる。
「さっき皆さんにお話ししていたことミスティさんも聞いていたと思いますが、それは大丈夫ですか?」
「あぁ、問題ない。私は魔法についてはほとんどそこまで歴は長くない。今ならまだ新魔法体系に切り替えてもすぐに順応できると思う」
「わ、私も。私も新魔法体系で学びたい。私は昔から魔法を使ってたから大変だと思うけど、それでも私だけ置いてけぼりなんて嫌だ」
「わかりました。なら決意が揺るがないうちに教授のところに行きましょうか!」
アルージェはミスティとエマをコルクス教授のもとへ連れていく。
「教授ー、いますかー?」
アルージェは研究室に入り、教授を呼ぶ。
「また、お前か。何当たり前の様に入ってきてんだ。鉱石も貰ったからここに用はないだろ」
コルクスは研究机で何かを書いていたが立ち上がりアルージェ達の方へ寄ってくる。
「実は後ろにいる二人が新魔法体系を学びたいと言ってまして、連れてきました」
「あぁ?昨日お前に伝えたことはちゃんと言ったんだろうな?」
「もちろん伝えてますよ!えーと、こちらがミスティさん。こちらエマです」
「ふん、そうか。なら、こいつらは覚悟できてる奴らってことだな」
コルクスは顔を歪め笑う。
「アルージェ、本当にこの方大丈夫なのか?明らかに今悪人しか出来ないような笑い方をしていたが・・・」
ミスティが不安になりアルージェに耳打ちする。
「大丈夫ですよ。あぁ見えて本当にいい教授なので」
アルージェはグッと親指を立てる。
「ぐえっ!」
空気玉が飛んできて、アルージェの後頭部に当たる。
「ここまで聞こえんてんだよ。あほが」
コルクスが杖をおろす。
「お前ら二人は今日から毎日ここに通え。授業のことは俺のほうから学園長に言っといてやる。やりたいことが有っても、ここに来た後でやれ。わかったか?」
「承知した」
「わ、わかりました」
「あと、眼鏡のお前、その首飾りは邪魔になるから明日から外してこい」
コルクスはエマの首飾りを指さして言う。
「で、でも・・・」
「これからお前らには魔力を直接の制御する術をしってもらう。その障壁内で魔力が暴発したら死ぬぞ?いいのか?」
「あ、あ、明日から外してきます!」
「初めからそう言えばいいものを。まぁいい、今日は体内にある魔力の制御をおこなう。その首飾りはあの机にでも置いておけ」
「は、はい!」
エマはそそくさと首飾りを外し、指定された机の上に置く。
アルージェは初めて魔力操作を教えてもらった時のことを思い出し、コルクスに尋ねる。
「教授、もしかして二人もあの激痛のやつやるんですか?」
「あっ?んなわけねぇだろ。あれは研究のついでだよ。もっと効率のいい方法を見つけたから、これからはそっちだ」
「あっ、そうなんですね。よかった・・・」
さすがに二人があんな激痛を受けなきゃいけないのは、さすがに気が引ける。
「なら、二人とも頑張ってください!僕は図書館に行きますので!」
ミスティとエマに声をかける。
「あぁ、アルージェもな」
「アルージェ君も頑張って下さい!」
二人に見送られてルーネと一緒に図書館に向かう。
「おぉ!教授は何か言っていたかい?」
ディビックとアルージェが話している内容に攻撃魔法研究会のメンバーは、手を止めて耳を傾けている。
「結論から言いますと教えるのは可能だそうです。ですが、条件があります」
「まぁ、そうだろうね。それでその条件とは?」
なんの対価も無しに教えてもらえるとは誰も思っていないようだ。
そしてアルージェはコルクスから言われた、新魔法体系のメリットとデメリット。
それとリスクついて話す。
使用者のイメージ次第ではどんな魔法でも行使できるようになる。
だが新魔法体系を学び始めたら、今までの努力は全部水の泡になる。
まともに運用できるようになるまでアルージェは一年近くかかったことを話す。
「なるほど・・・」
ディビックは黙り込む。
「あまりにも重い内容だ。少し研究会のみんなで考えたい。しばらく研究会はこの話を検討したいので、活動は休止とさせてもらう」
ディビックがアルージェにそういうと、メンバー全員もうんうんと頷いている。
「そうですね、将来もかかっていると思いますので僕が言えるのはここまでです。もし疑問点なんかがあれば僕に声をかけるか、直接コルクス教授の元に行ってください。それでは僕はこれで失礼します」
アルージェが攻撃魔法研究会室を後にする。
入った初日でお休みになったのでミスティとエマもアルージェと一緒に部屋を出る。
「なぁ、アルージェ。新魔法体系とは何だ?」
ミスティがアルージェに尋ねる。
「説明が難しいんですが、ミスティさんは僕が魔法を発動しているとこ見たことあると思います。その時、何か違和感なかったですか?」
「違和感・・・、そういえばカレン教授が怒っていたな」
「えっ?そうなんですか!?」
「うむ、驚くということはそれではないか。後は発動が他の学生に比べて早かったのは覚えているが・・・」
「そうです。本来魔法の行使には詠唱が必要になります。でも僕は詠唱をせずに魔法の行使ができます」
アルージェが右手に魔方陣を展開して、実際に炎の玉を空に打ち上げて見せる。
「確かに詠唱をしていなかったな」
カレン教授の授業では的などを狙う時、安全性の観点から少し離れたところで行う。
その為、学生がどんな詠唱を行っているかわからないのである。
「なぁ、アルージェ。せっかく攻撃魔法研究会と顔を繋いでもらったが、私も新魔法体系とやらを学びたい」
ミスティは正面からアルージェの目を見つめる。
「さっき皆さんにお話ししていたことミスティさんも聞いていたと思いますが、それは大丈夫ですか?」
「あぁ、問題ない。私は魔法についてはほとんどそこまで歴は長くない。今ならまだ新魔法体系に切り替えてもすぐに順応できると思う」
「わ、私も。私も新魔法体系で学びたい。私は昔から魔法を使ってたから大変だと思うけど、それでも私だけ置いてけぼりなんて嫌だ」
「わかりました。なら決意が揺るがないうちに教授のところに行きましょうか!」
アルージェはミスティとエマをコルクス教授のもとへ連れていく。
「教授ー、いますかー?」
アルージェは研究室に入り、教授を呼ぶ。
「また、お前か。何当たり前の様に入ってきてんだ。鉱石も貰ったからここに用はないだろ」
コルクスは研究机で何かを書いていたが立ち上がりアルージェ達の方へ寄ってくる。
「実は後ろにいる二人が新魔法体系を学びたいと言ってまして、連れてきました」
「あぁ?昨日お前に伝えたことはちゃんと言ったんだろうな?」
「もちろん伝えてますよ!えーと、こちらがミスティさん。こちらエマです」
「ふん、そうか。なら、こいつらは覚悟できてる奴らってことだな」
コルクスは顔を歪め笑う。
「アルージェ、本当にこの方大丈夫なのか?明らかに今悪人しか出来ないような笑い方をしていたが・・・」
ミスティが不安になりアルージェに耳打ちする。
「大丈夫ですよ。あぁ見えて本当にいい教授なので」
アルージェはグッと親指を立てる。
「ぐえっ!」
空気玉が飛んできて、アルージェの後頭部に当たる。
「ここまで聞こえんてんだよ。あほが」
コルクスが杖をおろす。
「お前ら二人は今日から毎日ここに通え。授業のことは俺のほうから学園長に言っといてやる。やりたいことが有っても、ここに来た後でやれ。わかったか?」
「承知した」
「わ、わかりました」
「あと、眼鏡のお前、その首飾りは邪魔になるから明日から外してこい」
コルクスはエマの首飾りを指さして言う。
「で、でも・・・」
「これからお前らには魔力を直接の制御する術をしってもらう。その障壁内で魔力が暴発したら死ぬぞ?いいのか?」
「あ、あ、明日から外してきます!」
「初めからそう言えばいいものを。まぁいい、今日は体内にある魔力の制御をおこなう。その首飾りはあの机にでも置いておけ」
「は、はい!」
エマはそそくさと首飾りを外し、指定された机の上に置く。
アルージェは初めて魔力操作を教えてもらった時のことを思い出し、コルクスに尋ねる。
「教授、もしかして二人もあの激痛のやつやるんですか?」
「あっ?んなわけねぇだろ。あれは研究のついでだよ。もっと効率のいい方法を見つけたから、これからはそっちだ」
「あっ、そうなんですね。よかった・・・」
さすがに二人があんな激痛を受けなきゃいけないのは、さすがに気が引ける。
「なら、二人とも頑張ってください!僕は図書館に行きますので!」
ミスティとエマに声をかける。
「あぁ、アルージェもな」
「アルージェ君も頑張って下さい!」
二人に見送られてルーネと一緒に図書館に向かう。
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