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最後の裁判
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分厚いカーテンの締められた薄暗い部屋。上座にある椅子に腰掛けるはにこりと微笑みを浮かべたハートの王様。
その王様の前に引っ立てられるかのように連れてこられた私は、三時間休みなく攻め立てられていたせいでまともに立っていることもできなかった。
ぺしゃりとその場に突っ伏した私を咎めることなく、あらかじめ指示されていたらしい兵士達によって口元に宛がわれる吸い飲み。与えられた水分を全て飲み干せば、カッと喉が焼け付くような感覚と共に次第に頭がはっきりとしてくる。気付け薬か何かだったのだろう。強引に引きずり出された理性により、なんとか呼吸を整えた私はそこでようやく周囲を見渡すことができた。
十畳程の室内は家具らしい家具は何もなく、壁際には兵士達が何人も控えている。私の両サイドにも二人、そして王様の背後に控えるようにも二人。私一人に対して随分と過剰防衛に見えたのだが、王様は気にすることなく震える私を見下ろしながら口を開く。
「さて、待たせたな客人よ。これよりお前の裁判を始める」
「さい、ばん……」
「そうだ。お前がこの国に相応しいか否か、この目で確かめた上で判断を下す」
意味が解らない。ぼんやりとそう思ったが、この人は否やの返事を認めないことを私はもう知っている。
私が恐る恐る頷けば、王様は従順な私の態度に満足そうに頷いた。そして手に持っていた杖で私を指すと、静かに兵士達に命令を下す。
「始めよ」
「「「はい、陛下」」」
兵士達が異口同音に御意を告げる。それが合図だった。
私に群がる幾つもの手。かろうじて身に纏っていた服はあっという間に破り捨てられ、生まれたままの姿になった私を囲む大勢の男。
舌なめずりをする者。下卑た笑いを浮かべる者。欲に息を荒くしている者。皆が皆私を犯そうとしているのは明白であり、ここに集められた兵士達は私を犯すために居たのだと私はようやく理解したのだ。
「ま、待って! なんなの! やだ、ぁっ♡」
きゅんと子宮が疼く。恐怖の中に混じる期待。見せ掛けだけの抵抗はあっという間にねじ伏せられ、冷たい床に転がされた私の上に覆いかぶさってくる影。
先程までシリコンを咥え込んでいた蜜壷は今だ熱く潤っており、そこに既に硬くそそり立ったものが何度か擦り付けられる。掴まれた足が大きく広げられたかと思うと、ずぶずぶと入り込んできたものに私の喉は悲鳴を上げた。
「はぁ、ぁっ♡♡ あ、ぁー……っ♡♡」
玩具とは違う熱を持ったそれを私の蜜壷は奥の奥までくわえ込んだ。肌と肌のぶつかる音を響かせながら抽送が始まり、カリ首が内壁を抉り、丸い鈴口が子宮口と何度もキスを繰り返す。
入ってくるたびにもっととねだるようにその太く逞しいものにしゃぶりつき、抜けていくたびに行かないでと言うように追いすがる私の蜜壷。
まごう事なき淫乱だ。最早言い訳のしようもない。だって気持ち良いのだ。
抜き差しされる度にぞくぞくとした快感が腰から全身に駆け巡り、頭を真っ白に染めて思考を蕩けさせる。理性をかなぐり捨てて本能のままに快感を貪りつくすことのなんと甘美なことか。
「ぁっ、ぁあっ♡♡ はっ、ぁんっ、あっあぁっ♡♡」
とちゅっ♡ ばちゅっ♡ と結合部から粘着質な水音を響かせながらまぐわう。私の中を堪能している名も知らぬ兵士は、私の足を掴んで夢中になって腰を振っている。
それが可愛くて抱きつこうとしたのだが、別の兵士が背後から私の上半身を抱えて胸を揉みしだき始めた。大きな掌がぐにぐにと胸を掴み、痛いくらいに乳首を引っ張られる。ぴゅっ♡ と母乳が飛び出したかと思うと、腰を振っていた兵士が私の乳首にむしゃぶりついてきた。赤ちゃんみたいで可愛くて、強く吸い付かれるのがとても気持ちが良い。
「はぁ、んっ♡♡ あっ、吸っちゃ♡ あっ、ぁあっ♡♡ あんっ♡♡ あっ、おっぱい、もっと、優しく、揉んで……っ♡♡ あぁっ♡♡」
私の乳首をちゅうちゅうと吸いながら腰を打ち付けてくる兵士の頭を抱え込んでいると、背後に居た兵士が私の言葉を聞いて胸を揉む力を抑えてくれる。
まるで母乳を搾り出すような手つきに変わったかと思うと、あいている方の乳首からまたぴゅっ♡ と母乳が飛びだした。いつまで出るんだろう、なんて疑問が浮かんではすぐに消える。打ち付けられる腰のスピードが上がってきたからだ。
「ぁっ、はっあ、あっぁあっ、ぁ、あぁっ!♡ あっぁーっ、あっんぁあっ♡♡ 出るのっ、出ちゃうのっ!?♡♡ 出して、奥で、奥で出してぇっ♡♡」
散々中で出される気持ちよさを叩き込まれた私の身体が射精を逃す筈もなく、懸命に腰を振る兵士を逃がすまいとその腰に足を絡みつかせる。
そして彼の腰使いの激しさが増していくたびに高まっていく快感に、喉から迸る嬌声もまた甲高いものへと変わっていき、彼がその欲望を吐き出す頃には私もまたその絶頂の端を掴んでいた。
「あっぁあーっ♡♡ イくっ♡♡ あっああっ♡ イっちゃう♡♡ 出されて、イっちゃ♡♡ あぁああ、ぁっ!!♡♡♡」
どぷん、と中で濃くも熱い精液が吐き出された。ピストン運動を繰り返す玩具からとめどなく潤滑油が出されていたのも気持ちよかったが、やはり本能的に違うと解るのだろう。
私の中に全てを収め、子宮口に先端をぐりぐりと押しつけながら射精される気持ちよさに私もまた絶頂を迎える。吐き出された精子を一滴残らず子宮で飲み干すと、半ば萎えてしまったものがずるりと引き抜かれた。寂しさに蜜壷が震え、私の唇からもまた物欲しげな吐息が漏れる。
散々快楽を教え込まれた身体は一度程度の絶頂では満足からは程遠く、次の兵士が欲に塗れた瞳で私を見下ろしながら近づいてきたことに喜んでしまう自分を、もう隠すことなどできなかった。
「はぁ……♡ 入れて、ぇ♡」
足を広げて誘えば、今度は騎乗位でのセックスになった。自分の自重で奥の奥までくわえ込むことが出来る悦びに胸が高鳴る。
背後から延々と私の胸を揉んでいた兵士もまた着いてきたかと思うと、私の母乳をまぶした指をアナルへと入れてくるではないか。
驚きに身を硬くしたのも束の間、ぐにぐにと中を解される感覚に違和感を覚える間もなく下からの突き上げが始まってしまった。身体の中で内壁越しに指と肉棒が擦れ合っている。
そうして驚くほどに痛みを感じることなくアナルは拡張されていき、気付けば私はアナルでもまた快感を感じるようになっていた。
「あっはぁぁっ♡♡ あっ、なんでっ♡♡ あっ、うしろ、初めて、なのにっ♡♡♡ あっぁんっ♡♡ こんな、きもちぃっ♡♡ や、ぁあっ♡♡♡」
自分からも腰を振って蜜壷を犯す肉棒が子宮口をごりごりと抉る気持ちよさに身悶えながらも、アナルを犯される未知の快感に更に嬌声を上げる。
視界の端で王様が美しい笑みを浮かべて私を見下ろしているのが解った。これのどこが裁判なのかわからない。解るのは、今の私はただただ犯される雌であるということだけだ。そして私はもう自らが淫らな雌であることを否定できないでいるというだけだ。
するとずるんとアナルを拡張していた指が引き抜かれた。そして下からの突き上げが無くなったかと思うと、腰をしっかりと捕まれて固定される。律動が無くなったことに腰をくねらせる前に、私のアナルに熱いものが宛がわれる。背後の兵士の熱い吐息が私の耳にかかった。
ああ、犯される。そう理解した瞬間、緩んだ括約筋を押し広げながらアナルの中に硬く熱い欲がゆっくりと埋め込まれていく。
「ぁ、ぁあ、あ──っ、はっ、あ……っ!♡ 苦し……っ♡♡ んっ、んんぅ……っ♡ はっ、ん──っ♡ お腹、いっぱいになっちゃぅ……♡」
アナルと蜜壷、二つの穴にずっぽりとおさまった二本の肉棒。内壁越しに擦れあうそれを感じながら、余すことなく満たされているという充足感を同時に感じた。
中でぴくぴくと脈打っていることすら解る。多少の息苦しさは感じたものの、それ以上の快楽と期待が私の胸の内を占めていた。
「ぁ、あ♡ ゆっくり♡ ゆっくり、動いてっ♡♡ ぁっ、あぁっ!♡♡」
私を犯す二人が中の締め付けに慣れた頃、律動は再開された。背後の兵士は荒い呼吸で耳を舐め、アナルだけでなく水音で私の耳まで犯している。蜜壷を抉る前の兵士もまた、私の胸を揉みしだき乳首を摘みあげてその感触を楽しんでいる。それだけで私は蕩けてしまいそうなくらい気持ちが良かった。
しかし最初こそゆっくりだった二人の腰使いは段々と激しいものになっていき、そうなれば私の身体に与えられる快感もまた激しい荒波のようなものへと変わっていく。浅いピストンは深いストロークへと切り替わり、蜜壷から子宮口を何度もノックされ、アナル側から外から子宮を刺激されて女と言う性を激しく揺さぶる。
気付けば二人の抽送は私の腰が砕けそうな程のものになっていた。二人の兵士に挟まれた私は逃げ出すことなどできず、中を抉り、犯し、穿つ肉棒のなすがままになる。
「うあっあっ♡♡ あっぁああっ♡♡♡ あっはぁっあ♡♡♡ あっ激しっ♡♡ あっぁあっあっあんっ♡♡♡♡ あっふあっあ、ぁああっ♡♡♡ 中っぁ、こしゅれっ♡♡♡ きもひっ、あっぁあーっ♡♡♡ きちゃぅっ♡♡♡ イっちゃうっ♡♡♡♡ きもちぃっの、いっぱい、くるぅっ♡♡♡♡」
ずちゅっ♡ ぐちゅっ♡ と容赦のない律動に卑猥な水音は絶え間なく響き続け、絶頂を間近にして痙攣する中を穿ち続ける肉棒は、二つとも私の中で一滴残らず射精していった。
びゅぅ♡ と吐き出された精子を搾り取るように締め付けながら、私もまた恍惚とした顔で二人分の精子を体の中で受け止める。中を隙間なく満たされていた筈なのに、更にそこから熱い精液で余すことなく満たされる幸福感はきっと女しか知ることが出来ない喜びだろう。
アナルの気持ちよさも完全に理解した。腸内をかき混ぜられ引き抜かれる時と、外から子宮を突き上げられる時に眩暈がしそうな快感が背骨から脳髄へと駆け上がるのだ。
ずるりと引き抜かれていく肉棒に寂しさを感じたものの、それでも追いすがる程ではなかった。
だって私の周りには、未だ欲に塗れた瞳で私を見下ろす兵士が何人も居たのだから。肉欲の宴は始まったばかりだった。
それから私は何度も犯された。中に出されたものが零れてくる暇も与えられないまま、次々に勃起したものが私の中に突きたてられた。
立ち上がった兵士に駅弁状態で蜜壷を貫かれた時はその先端が子宮口にはまり込んできたためにそれだけでも軽い絶頂に至っていたと思う。
それでも落とされないように必死にしがみついたところで背後からアナルを犯された瞬間、私の視界がぐるりと裏返るほどの衝撃を受けた。
自分の脚のつかない状態で結合部に自重が集中しているのだ。その時の私は今までにないくらい奥の奥まで犯されていて、子宮口にはまり込んでいた先端は間違いなく子宮内に到達していただろう。
「あっ、これらめっ♡♡ あっぁああっ♡♡♡ 変になりゅっ♡♡♡♡ きもちっよしゅぎっ♡♡♡ あっぁああっ♡♡♡♡ えぐっちゃ、やぁっ♡♡♡♡ はっあ──っんん!♡♡ あっ、子宮っ♡♡♡♡ しきゅう、いじめないれぇっ♡♡♡♡ こわれ、ちゃっ♡♡♡♡ あっぁああぁっ!♡♡♡♡」
ごちゅっ♡ ごちゅっ♡ と容赦のないピストン運動を繰り返される中、下腹部に手を当てられると子宮の中を抉られているのが、アナルから子宮を押しつぶされているのがとてもよく解って、あまりの気持ちよさにお腹をぽんぽんとされるだけで私は呆気なくイってしまった。
そうしてイく度に私の中が痙攣するのが気持ちいいのだろう。何度も何度も二人揃って私の子宮を苛めてくるのだ。私の「いや」は届くはずもなかった。上辺だけの拒絶だと見抜かれていたから。
そのせいだろうか。身悶える私を屈強な腕で押さえつけながら、絶頂して締め付ける中を無理矢理割り開いて律動を繰り返す。イったばかりの身体を貪りつくすように何度も何度も腰を打ち付けられて、子宮に直接精液を吐き出され、アナルの中に大量の精子を打ち捨てられた時には最早私は何度絶頂したか解らなくなっていた。
「んっ♡♡ また、イっちゃ♡ ぁ、あ──はぁ♡♡♡ あっぁー……あんっ♡♡ あっ♡♡ もっ、休ませ、うぁああぁ♡♡ 入って、きたぁ♡♡♡」
ようやく地面に足が着いても、休憩は与えられなかった。
四つんばいの格好を取らされた私の蜜壷に入ってくる猛々しいもの。そしてぱっくりと口を空けていたアナルには、アナルビーズと言う玩具がつぷんつぷんと埋め込まれていく。棒状のそれは根元にいくにつれて段々とビーズが大きくなっていく代物で、全て飲み込む頃にはアナルの届いてはいけないところまで届いてしまっているようだった。
何より今までにないくらい先端がぐいぐいと腸壁越しに子宮を押し上げているのが解る。これで蜜壷をガンガンに突かれたら絶対に気持ちいいに決まっている。
どきどきと胸が高鳴る中、ハムスターの尻尾のように短く飛び出ている取っ手をぐりぐりと左右に抉られ、私の喉から汚い嬌声が漏れる。前後のピストン運動も気持ちいいが、これもまたたまらない。
「んぐっぅ♡♡ はっあ、ぁ♡♡♡ あっあぐっ♡♡ あっうぁっ♡♡♡ あっぐり、ぐりって、あ♡♡♡ んぁあっ♡♡♡♡」
カチ、と音がした。途端に腸内を満たしているビーズが震えだし、私の身体もまたびくんと跳ねる。
ビーズが震えるということは腸壁越しに子宮自体を揺さぶられている訳で、それだけで絶頂しかけたところで律動が始まる。
ずるん、と動き始めた肉棒に私の頭の中で快感がスパークする。
「はっぁあーっ♡♡♡♡ あっぁあっ、あっんぅっ♡♡♡♡ イくっイくイくイくイくっ♡♡♡♡ まっ、ぁっん──っ、ひっ、んンっ♡♡♡♡ はぁ……っあ、あっ♡♡♡ ぁあっ!♡♡♡ イってるっ♡♡♡♡ イってるの、ぉっ♡♡♡♡ あっぁあっ、あっうあっ、あっ、ふぅっ、んっんっ♡♡♡♡♡ あんっ♡♡ んっひぁっあ、あっ♡♡♡♡♡」
滝のような愛液を垂らしながら、私はイっている中をごりごりと抉るように何度も突き上げてくる肉棒をぎゅうぎゅうと痛いくらいに締め付けていた。
犬のように四つんばいの姿勢を取らされ、腰を高くつき上げた体勢を取っているせいでカリ首が強くGスポットを擦りあげるのがたまらなく気持ちが良い。はふはふと必死に呼吸を繰り返す。中に出された精液をかきだすような容赦のないピストンに合わせて揺れる胸。乳首が床に擦れることすら、今の私には快感だ。
どぷん、どぷん♡♡ と精液が吐き出された頃には私の脳味噌はもううまく働いていなかったと思う。それなのに次の兵士は容赦なく私のアナルからアナルビーズを引き抜くものだから、飛びかけていた私の意識は強制的に引き戻された。
丸いビーズが何度も何度も括約筋を強制的に広げ腸壁をごりごりと叩いていくせいで、気持ちよさに頭の中で快感が何度もはじけたのだ。
「ひぁっあ!!♡♡ あ、ぁ──っ♡♡ それっ、らめぇっ♡♡♡♡」
二つの穴が一時的に解放されたが、すぐにそこを埋めるものは用意される。蜜壷に入ってきたのはなだらかな流線を描くシリコンバイブだった。
ローターの仕込まれた先端部分は細いのに中ほどは膨らんでいて、根元に向かってまた細くなっている。つまり一度くわえ込んだら抜け辛い構造をしている。そして太いところはびっしりといぼに覆われている。つまりGスポットをようしゃなく苛める作りになっている。
それがぐりぐりと蜜壷の中に埋め込まれていく。先端はあっさりと入った。太い部分を飲み込む際は少し苦しかったが、一度くわえ込んでしまえば別になんてことはなかった。それよりもぞりぞりといぼが内壁を擦るのがたまらなく気持ちがよかった。
「はっ、んっ♡♡ ぁ──きもちぃ、あ、ぁ──っ♡♡♡」
そしてそれだけでは飽き足らず、子宮口の中に入れろというように細い先端がぐっぐっと何度も押し付けられる。何度も男根をくわえ込んで柔らかくなっていた子宮口がその異物を拒む筈もなく、くぷん♡ と入り込んできたそれに私の身体が大きく跳ねる。背中を抑える大きな掌がなければ、まるでまな板の上の鯉のように跳ねる私の身体があったことだろう。
完全に子宮まで入り込んでしまった。何度も精液を飲み干しているそこは、中からも外からも散々苛められたせいで僅かな刺激で絶頂を迎えてしまうというのに。
そうして私にバイブを飲み込ませた兵士は、いわゆる寝バッグの姿勢でアナルの中に肉棒を押し込んできた。長く太いそれは先程のアナルビーズが苛めていた結腸部分にまで届きそうなほどで、入ってはいけない壁の向こう側に入れろというように先端で何度もノックされる。
「ぉっ、お♡♡ ぁ、そこっだめ、ぁ♡♡♡ あっ、入っちゃ、ぁ♡♡♡ ぁっ、んぁああぁああっ!?♡♡♡♡♡♡」
足を閉じたままでいるせいで狭い中をぐいぐいと割り開いて入ってきたもの。当然ノックだけで済ませてくれるはずもない。ぐぽんっ♡ といけない音を立てて中に入ってきたそれに私の喉から嬌声が迸り、同時に蜜壷の中に入れられていたバイブのスイッチも入れられた。
子宮内でシリコンに包まれたローターが震え始め、Gスポットを刺激するいぼが、結腸を越えて子宮を押しつぶす肉棒が、荒れ狂うような快感が私に襲い掛かる。ばちばちと瞼の裏ではじける何か。びくびくと跳ねる身体を兵士に押さえつけられるせいで逃げ場もない。
「あっぁああぁっ♡♡♡♡ ひぐっ、ぅっ♡♡♡♡ あっうあっあ、はぁっ♡♡♡♡♡♡ ぁああ、あっ、んっあ♡♡♡♡♡♡ あぁっ、あっあんっ!!♡♡♡♡♡♡ あっぁあーーっ!!♡♡♡♡♡♡」
最早言葉を紡ぐこともできない。過ぎた快感に身悶え絶頂を繰り返す中を強引に突き上げられるこの快楽! 一度覚えてしまえばもう戻れず、脳みそが連続絶頂による苦痛さえも快感に摩り替えてしまう。
床に押し付けられるように何度も何度も腰を打ち付けられ、肉芽が床に擦れることで更なる快感を産んでいるのは間違いなく誤算だろう。
身体も頭もぐずぐずに蕩けた私は最早快感を享受することしかできず、揺さぶられるがままに喘ぎ、兵士達の欲望を全身で受け止める。
そうして手を変え品を変え、何度も何度も犯された。穴という穴を塞がれ、あらゆる道具を使用された。
余りの責めに意識を飛ばしそうになった時は更なる快感によって強制的に意識を引き戻され、全身を精液で汚され、全て終わる頃には指一本動かすことができないほどに疲労していた。
そうしてその場に居た兵士どころかいつの間にか増えていた兵士達の相手を全て終えた私は、無様に打ち捨てられたかのように床に転がされていた。
私が犯され、獣のように交わる様を黙って見ていた王様は、そこでようやく口を開く。
「よく解った。それでは客人よ、判決を言い渡す」
しかし私には王様の言葉の意味が解らなかった。満足そうに頷いている王様をぼんやりと見上げる。
返事をしないことに怒られることはなかった。耳朶を打つ声はむしろ慈悲すら感じられる。
「お前こそ次のアリスに相応しい。客人よ、お前に一度だけこの世界に渡る権利を与える。元の世界に戻ってなおこの世界を恋しいと思い、この世界の男達と再度まぐわいたいと願い、この世界で生きると覚悟を決めた時、今一度この世界の土を踏むがいい。ただし二度と元の世界には戻れぬ。しかしお前が培ってきた全てを打ち捨てる価値があるほどの快楽をお前にやると約束しよう。そしてお前がこの世界を存続させる為の、新たなる女王となることを期待している」
朗々と告げられた言葉。ぼやけた頭に不思議と染み渡るそれはまるで福音のようだった。
その言葉の意味を問う余裕もない私は身体に蓄積された疲労に抗えず、ゆっくりと目を閉じる。
涙に濡れた視界で最後に映したのは、慈しむような瞳で此方を見下ろしているハートの王様だった。
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