おっぱいの、女神さま。

遊虎りん

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いわば変態の始り

さらば、変態!

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その後、俺達は楽しい優雅な一時を香ばしい珈琲の香りが鼻孔を擽るお洒落な喫茶店で過ごした。

「そこで俺はジョンにこう言ったんだよ。おっぱいに興味がないなんて、君はゲイなのかい?」

肩を竦めて笑う。一連の会話、仕草に意味はない。
俺の言動に意味を求めるとしたらそれは、きっと大変な労力と無駄な時間を費やすであろう。

「あー、なんか暇潰しなのに、損した気分!時間を返せ、おっぱい野郎」

健一は笑った。みんなも笑った。

「最後まで聞いてくれてありがとう。せめてものお礼にここは俺が払うよ」

財布を出してみんなの分のお茶代を払った。
喫茶店を出るとそれぞれ自分の日常へと戻っていった。

電話が鳴る。

「お疲れ様です。あ、その件に関しましては…」

俺も忙しい日々に戻る。
一度、後ろを向いて美咲ちゃに視線を向けた。

さらば、おっぱいの女神さま。
明日の活力を得られました、ありがとう!
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