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「…出ていけ。言葉での警告はこれで最後だ。次はどんな手を使ってでもお前をここから叩き出してやる」
体術の心得はある。蹴りを決めてランジュが怯んだ隙を突くしかない、…しかし、タオルで胸元を隠した心許ない姿だ。その一瞬の躊躇いが命取りとなってしまった。
ランジュの魔術が完成して気が付く頃には私は身動きが取れなくなっていた。
「……っ、…」
自分の迂闊さに奥歯を強く噛み締める。手の力がなくなり胸元を隠したタオルがはらり、と床に落ちる。
「随分可愛らしいおっぱいだね。手触りがよくてほどよく柔らかいし…乳首も綺麗なピンク色。男に吸われたことがない、処女にあんまり興味なかったけどこれほど美しいからだなら価値はある、かな」
不躾な視線が私の乳房に注がれる。ランジュの指が片方の胸の膨らみにねっとりと這わせられ形を辿られた。濡れた肌は鳥肌が立ち肩が寒さで震える。
私の様子に気が付くとランジュは口元を歪めて腰に手を添えた。
「細い腰…ユイ、ベットに行こう。濡れた身体もタオルで拭いてあげる。でも、ユイの大事なところはぐちゃぐちゃに濡らしちゃうけど」
「…へん、たい」
こんな辱しめを受けたのは初めてでくやし涙が浮かぶ。私はランジュを睨み付けた。
反抗的な態度を取る女など初めて接するだろうがランジュは怯みもせず余裕の顔で受け流した。
私の腰を抱いてベットへと足を向ける。そちらに歩きたくないのに私の足は私よりもランジュの言葉に従う。
「…黒い髪だから、黒い繁みなんだね。手入れしていないの初めて見た」
ベットに腰掛ける。ランジュが私の髪を撫でると一瞬で身体を濡らしていた水滴が乾いた。さらり、と髪に指を通した。魔術を使ったようだ。
ランジュの視線は私の秘部へと注がれている。誰にも見せたことがない、女の繁み。
興味深そうな眼差しを受け恥ずかしくてもうこいつの息の根を止めたい。怒りと羞恥心で身悶える。
夜伽の花達は邪魔な毛を全て剃る。しかし、私は騎士である為、その義務はない。剃ってもどうせ生えてくる。誰の目に触れるわけでもないし手入れする手間が面倒だ。
「後で僕が剃ってあげるね。舐めるとき邪魔だし…ジュランが処女が嫌いで良かった。僕がユイの初めてを全部もらえるなんて…最高のプレゼントだ」
今日は皮肉にも良い子供に大人がプレゼントする、という日である。
「……お前、は、いいこじゃない」
「僕は良い子だよ。処女が嫌いな愛する兄上の為、初な女の子の殻を破って快楽を覚え込ませてあげるんだから。兄想いの優しい弟でしょう」
ランジュは私をベットに押し倒した。頬に手を添えると顎を固定して唇を重ねて口づける。初めての接吻。強引に舌を差し入れて絡め取られる。自由を奪われている為、舌を噛み千切れないのが悔しい。
体術の心得はある。蹴りを決めてランジュが怯んだ隙を突くしかない、…しかし、タオルで胸元を隠した心許ない姿だ。その一瞬の躊躇いが命取りとなってしまった。
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「……っ、…」
自分の迂闊さに奥歯を強く噛み締める。手の力がなくなり胸元を隠したタオルがはらり、と床に落ちる。
「随分可愛らしいおっぱいだね。手触りがよくてほどよく柔らかいし…乳首も綺麗なピンク色。男に吸われたことがない、処女にあんまり興味なかったけどこれほど美しいからだなら価値はある、かな」
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私の様子に気が付くとランジュは口元を歪めて腰に手を添えた。
「細い腰…ユイ、ベットに行こう。濡れた身体もタオルで拭いてあげる。でも、ユイの大事なところはぐちゃぐちゃに濡らしちゃうけど」
「…へん、たい」
こんな辱しめを受けたのは初めてでくやし涙が浮かぶ。私はランジュを睨み付けた。
反抗的な態度を取る女など初めて接するだろうがランジュは怯みもせず余裕の顔で受け流した。
私の腰を抱いてベットへと足を向ける。そちらに歩きたくないのに私の足は私よりもランジュの言葉に従う。
「…黒い髪だから、黒い繁みなんだね。手入れしていないの初めて見た」
ベットに腰掛ける。ランジュが私の髪を撫でると一瞬で身体を濡らしていた水滴が乾いた。さらり、と髪に指を通した。魔術を使ったようだ。
ランジュの視線は私の秘部へと注がれている。誰にも見せたことがない、女の繁み。
興味深そうな眼差しを受け恥ずかしくてもうこいつの息の根を止めたい。怒りと羞恥心で身悶える。
夜伽の花達は邪魔な毛を全て剃る。しかし、私は騎士である為、その義務はない。剃ってもどうせ生えてくる。誰の目に触れるわけでもないし手入れする手間が面倒だ。
「後で僕が剃ってあげるね。舐めるとき邪魔だし…ジュランが処女が嫌いで良かった。僕がユイの初めてを全部もらえるなんて…最高のプレゼントだ」
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