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◆親子で飛びました
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ここからはガンツ達親子の話になります。
ケインの転移ゲートで試射場の中へと入ったガンツ親子だったが、息子であるイーガンは何か落ち着かない。
「なあ、親父よ。ケインの転移ゲートで連れて来られたここは一体、どこなんだ?」
「ここか? ここは海岸に作った試射場だったが、今は格納庫と言ったところだな」
「格納庫? 親父、何言ってんだ? 何もないじゃないか?」
ハァ~と深い溜め息を吐くとガンツはイーガンを一瞥する。
「お前はワシとケインの何を見てきた?」
「何って……何をだよ」
「ったく、これがワシの息子かよ」
「俺はそう聞いているけどね」
開き直るイーガンにガンツは少し不機嫌になりながらもイーガンに釘を刺すのを忘れない。
「まあいい。いいか? ここからはごく親しい者しか知らんことだ。分かるな?」
「それはボビーさんにも……ってこと?」
「ああ、そうだ。そういうことだ」
「……分かったよ」
「じゃあ、出すから。壁際に行くんだ」
「……」
ガンツの言葉にイーガンは素直に壁際まで下がる。
「ふふふ、見とけよ。来い! ホーク号!」
ガンツが右手を格納庫の中央に向けた状態で叫ぶと、『ボン!』と音がしたと思ったら、ホーク号が出現する。
「……」
「どうしたイーガン? 声も出ないか?」
「親父」
「なんだ?」
「それが『チュウニビョウ』って奴なのか?」
「ち、違うわ! それより、久しぶりだから、点検するぞ。いいから手伝え!」
「でもよぉ、手伝えって言われても……」
「それもそうか。なら、ワシのすることを見て覚えるんだな」
「ああ、分かった。その前にこれで何をするんだ?」
「ふふふ、それは後のお楽しみだ。ほれ、いいから点検するぞ」
「ケチ!」
「ケチ言うな!」
まずはとホーク号の周りをぐるっと周り外観に異常がないことを確認すると、ガンツは搭乗口を開け、中へと入る。イーガンもガンツの後に続いて中へと入る。
「親父、そろそろ説明してくれよ」
「まだだ。イーガンよ、そこに座れ」
「ここにか?」
「ああ、そうだ」
ガンツはイーガンを副操縦士の席に座らせると計器と操縦方法についてイーガンに説明する。
「……と、言う訳だ。じゃあ、ワシは外で動きを確認するから、ワシが言う通りに動かしてくれ」
「分かった……って、言いたいけど出来るかな」
「そんなに難しくはないし、実際にはまだ動かしていないんだから、そんなにビビる必要もないだろ」
「それもそうか。分かったよ、やってみる!」
「よし、じゃあ頼むな」
ガンツはイーガンの肩をポンポンと叩くと機体の外へと出る。
「よ~し、じゃあ操縦桿を引いてくれ」
「こうかな?」
「うん、問題ないな。じゃあ、次は操縦桿を右に倒してくれ」
「右……こうかな?」
「おう、いいぞ。じゃあ、次は……」
ガンツとイーガンで操縦桿などの操作に不具合がないかを確認した後にガンツが再び機内へと乗り込むと操縦席に腰を下ろす。
「じゃあ、そろそろ行くとするか」
「行くってどこへ?」
「どこへって、忘れたのか? ワシ達は他のドワーフの里に向かうという使命を「それは分かっている」……ならなんだ?」
「だから、これがどういう物かまだ説明されていないし。この場所は閉じきっているだろ。だから、どこへも行けないんじゃないか?」
「なんだ、そんなことか」
「そんなことって……」
「まあいい。この機体の説明もするから、まずは黙って見て、覚えろ。いいな?」
「また、無茶な……」
「その無茶をワシもあの小僧にさせられたんだよ! いいから、覚えろ!」
「分かったよ!」
「ハッチオープン!」
ガンツは不承不承に頷くイーガンを尻目に操縦パネル横のトグルスイッチをパチンと上に上げると、『ゴゴゴ……』という音が格納庫内に鳴り響く。
「親父、この音は?」
イーガンに尋ねられたガンツは上を指差す。
「上? 上に何かあるのか?」
「ほれ、そろそろ開いたぞ」
「開いた? あ!」
イーガンが正面に視線を向けると陽光が格納庫内に差し込んでいるのが分かる。
「じゃあ、まずは上に行くぞ。まずは五百メートルだな」
「上? 五百メートル?」
「いいから、ワシのすること真似て覚えるんだ。いいな?」
「わ、分かったよ」
「ファン始動」
「……」
「復唱!」
「え?」
「復唱するんだよ。ほれ、もう一回だ。ファン始動」
「ふぁ、ファン始動」
ガンツはイーガンに指示して、ターボファンの始動スイッチを起動させる。
すると、ファンが唸り回転計の針が回る。
「お、親父、今度はなんの音だ?」
「何って、ファンが回っている音だ。いいから、気にするな。次、いくぞ」
「あ、ああ」
「点火!」
「点火」
イーガンはガンツが指示するボタンを押し込む。すると、今度はヒュイーンと甲高い金属音からゴォーという音が発生する。
「親父!」
「あ~もう、いちいち……いいから、気にするな。次だ次」
「……分かったよ」
「次は上昇だ。高度五百メートルまで上昇」
「高度五百メートルまで上昇……って、五百メートル?」
「いいから、そのレバーを引け!」
「あ、はい」
イーガンはガンツに言われたレバーを思いっ切り引いてしまった為、ガンツ達を乗せたホーク号は勢いよく格納庫を飛び出すと一気に上昇する。
「も、戻せ! いいから、早くレバーを戻せ!」
「わ、分かった」
イーガンは思いっ切り引いていたレバーを逆方向に戻す。すると、今度は機体が下降し始める。
「バカ! 戻しすぎだ! ゆっくり中立に戻せ!」
「あ、ああ」
イーガンはガンツに言われた通りにゆっくりと中立の位置まで戻すと機体は下降を止め、空中で止まる。
「ふぅ~ヒドい目にあったわい。このバカモンが!」
「痛ッ! 何すんだよ!」
「何するじゃない! 操作も何も分からないのに思いっ切り引くバカがいるか!」
「……ゴメン」
「ったく。知らないなら、知らないなりに慎重に動かすかと思えば……まあいい。コレに懲りたら、よほどのことがない限りは慎重にな」
「あ、ああ」
「よし、じゃあ今度は高度計を見ながら、五百メートルまで上昇だ。ほれ、復唱!」
「五百メートルまで上昇」
イーガンは今度はゆっくりとレバーを引いて機体を上昇させる。
「で、親父よ。これはなんなんだ?」
ケインの転移ゲートで試射場の中へと入ったガンツ親子だったが、息子であるイーガンは何か落ち着かない。
「なあ、親父よ。ケインの転移ゲートで連れて来られたここは一体、どこなんだ?」
「ここか? ここは海岸に作った試射場だったが、今は格納庫と言ったところだな」
「格納庫? 親父、何言ってんだ? 何もないじゃないか?」
ハァ~と深い溜め息を吐くとガンツはイーガンを一瞥する。
「お前はワシとケインの何を見てきた?」
「何って……何をだよ」
「ったく、これがワシの息子かよ」
「俺はそう聞いているけどね」
開き直るイーガンにガンツは少し不機嫌になりながらもイーガンに釘を刺すのを忘れない。
「まあいい。いいか? ここからはごく親しい者しか知らんことだ。分かるな?」
「それはボビーさんにも……ってこと?」
「ああ、そうだ。そういうことだ」
「……分かったよ」
「じゃあ、出すから。壁際に行くんだ」
「……」
ガンツの言葉にイーガンは素直に壁際まで下がる。
「ふふふ、見とけよ。来い! ホーク号!」
ガンツが右手を格納庫の中央に向けた状態で叫ぶと、『ボン!』と音がしたと思ったら、ホーク号が出現する。
「……」
「どうしたイーガン? 声も出ないか?」
「親父」
「なんだ?」
「それが『チュウニビョウ』って奴なのか?」
「ち、違うわ! それより、久しぶりだから、点検するぞ。いいから手伝え!」
「でもよぉ、手伝えって言われても……」
「それもそうか。なら、ワシのすることを見て覚えるんだな」
「ああ、分かった。その前にこれで何をするんだ?」
「ふふふ、それは後のお楽しみだ。ほれ、いいから点検するぞ」
「ケチ!」
「ケチ言うな!」
まずはとホーク号の周りをぐるっと周り外観に異常がないことを確認すると、ガンツは搭乗口を開け、中へと入る。イーガンもガンツの後に続いて中へと入る。
「親父、そろそろ説明してくれよ」
「まだだ。イーガンよ、そこに座れ」
「ここにか?」
「ああ、そうだ」
ガンツはイーガンを副操縦士の席に座らせると計器と操縦方法についてイーガンに説明する。
「……と、言う訳だ。じゃあ、ワシは外で動きを確認するから、ワシが言う通りに動かしてくれ」
「分かった……って、言いたいけど出来るかな」
「そんなに難しくはないし、実際にはまだ動かしていないんだから、そんなにビビる必要もないだろ」
「それもそうか。分かったよ、やってみる!」
「よし、じゃあ頼むな」
ガンツはイーガンの肩をポンポンと叩くと機体の外へと出る。
「よ~し、じゃあ操縦桿を引いてくれ」
「こうかな?」
「うん、問題ないな。じゃあ、次は操縦桿を右に倒してくれ」
「右……こうかな?」
「おう、いいぞ。じゃあ、次は……」
ガンツとイーガンで操縦桿などの操作に不具合がないかを確認した後にガンツが再び機内へと乗り込むと操縦席に腰を下ろす。
「じゃあ、そろそろ行くとするか」
「行くってどこへ?」
「どこへって、忘れたのか? ワシ達は他のドワーフの里に向かうという使命を「それは分かっている」……ならなんだ?」
「だから、これがどういう物かまだ説明されていないし。この場所は閉じきっているだろ。だから、どこへも行けないんじゃないか?」
「なんだ、そんなことか」
「そんなことって……」
「まあいい。この機体の説明もするから、まずは黙って見て、覚えろ。いいな?」
「また、無茶な……」
「その無茶をワシもあの小僧にさせられたんだよ! いいから、覚えろ!」
「分かったよ!」
「ハッチオープン!」
ガンツは不承不承に頷くイーガンを尻目に操縦パネル横のトグルスイッチをパチンと上に上げると、『ゴゴゴ……』という音が格納庫内に鳴り響く。
「親父、この音は?」
イーガンに尋ねられたガンツは上を指差す。
「上? 上に何かあるのか?」
「ほれ、そろそろ開いたぞ」
「開いた? あ!」
イーガンが正面に視線を向けると陽光が格納庫内に差し込んでいるのが分かる。
「じゃあ、まずは上に行くぞ。まずは五百メートルだな」
「上? 五百メートル?」
「いいから、ワシのすること真似て覚えるんだ。いいな?」
「わ、分かったよ」
「ファン始動」
「……」
「復唱!」
「え?」
「復唱するんだよ。ほれ、もう一回だ。ファン始動」
「ふぁ、ファン始動」
ガンツはイーガンに指示して、ターボファンの始動スイッチを起動させる。
すると、ファンが唸り回転計の針が回る。
「お、親父、今度はなんの音だ?」
「何って、ファンが回っている音だ。いいから、気にするな。次、いくぞ」
「あ、ああ」
「点火!」
「点火」
イーガンはガンツが指示するボタンを押し込む。すると、今度はヒュイーンと甲高い金属音からゴォーという音が発生する。
「親父!」
「あ~もう、いちいち……いいから、気にするな。次だ次」
「……分かったよ」
「次は上昇だ。高度五百メートルまで上昇」
「高度五百メートルまで上昇……って、五百メートル?」
「いいから、そのレバーを引け!」
「あ、はい」
イーガンはガンツに言われたレバーを思いっ切り引いてしまった為、ガンツ達を乗せたホーク号は勢いよく格納庫を飛び出すと一気に上昇する。
「も、戻せ! いいから、早くレバーを戻せ!」
「わ、分かった」
イーガンは思いっ切り引いていたレバーを逆方向に戻す。すると、今度は機体が下降し始める。
「バカ! 戻しすぎだ! ゆっくり中立に戻せ!」
「あ、ああ」
イーガンはガンツに言われた通りにゆっくりと中立の位置まで戻すと機体は下降を止め、空中で止まる。
「ふぅ~ヒドい目にあったわい。このバカモンが!」
「痛ッ! 何すんだよ!」
「何するじゃない! 操作も何も分からないのに思いっ切り引くバカがいるか!」
「……ゴメン」
「ったく。知らないなら、知らないなりに慎重に動かすかと思えば……まあいい。コレに懲りたら、よほどのことがない限りは慎重にな」
「あ、ああ」
「よし、じゃあ今度は高度計を見ながら、五百メートルまで上昇だ。ほれ、復唱!」
「五百メートルまで上昇」
イーガンは今度はゆっくりとレバーを引いて機体を上昇させる。
「で、親父よ。これはなんなんだ?」
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