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第3章 ただいま、放浪中
第5話 聞きたくなかったカミングアウト
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「は~い」とどこか嬉しそうにリーアさんが扉を開けると、扉の前に立っていた先輩はリーアさんを見た瞬間に「あ……」とだけ言うと「すみません! 部屋を間違えました!」とそのままの勢いでバタンと扉を閉めた。
俺はその様子に「ん?」となったが、リーアさんも折角のお客さんなのに「???」と右手の人差し指を顎に当てて「どうしたのでしょう?」と首を傾げている。
俺はこのまま放置しても後が面倒だなと「ハァ~」と嘆息しながら扉を開けようと近付けば、その扉の向こうから「ちょっと、どういうことなんですか?」「ヒロ様はいたのでしょ?」と先輩がセシルとユリアからどことなく責められているような会話が聞こえてきた。
「ここって間違いなくヒロの部屋よね?」
「へ? 何を言っているんですか? ヒロ様のお部屋はここ以外にはありませんよ。最も私の部屋はヒロ様の出入りは自由ですがね」
「一度も来たことがないのですから、セシル様の単なる妄想ですね」
「いいの! その内、事実になるんですから。それで、ウララ様はどうしてそんな当たり前のことを聞くんでしょか?」
「ん~言ってもいいのかな……」
「言って下さい。ヒロ様のお部屋なのにヒロ様の部屋ではないなんて……ちょっと頭を疑いたくなりますので」
「ユリアさん、それはちょっとヒドくない?」
「私もユリアの言っていることに賛成です」
「セシルさんにまで言われた私って……」
「ウララ様、それは私にケンカを売っているのでしょうか?」
「あ! 違うからね」
「ふふふ、その気持ち私にはよ~く分かります」
「な……ユリアまで! よ~く分かったわ。ならここでシロクロハッキリ着けてもいいんですけど!」
「まあ、そこまでするまでもありませんわ。セシル様の立ち位置が変わることは有り得ませんから。くすっ」
「あ~ムカツク!」
いつの間にかセシルの存在……と、いうかその微妙な立ち位置にまで言及しようとしたところでユリアが「結局のところ、なんでそう思ったのでしょうか?」と先輩にそもそもの原因を思い出した様に質問する。
「あのね……」
「はい。お聞きしましょう」
「そうですよ。私なんてヒロ様がいない時にこっそり入ってベッドの上でヒロ様の匂いを全裸で全身に感じながら……あんなことやこんなことをひっそりと楽しんでいるのですから、ここがヒロ様の部屋でなくオジー様の部屋だと言われたら自殺するしかありません!」
「……だから、ベッドメイクの時にヒロ様以外の髪の毛や体毛、それに発情したメスの匂いがしたのですね」
「ちょっと、それどういう意味よ!」
「どういうって……そのまんまの意味ですよ。本来の仕事をサボっているのは知っていましたが、まさかそんなことをしているなんて……ハッキリ言って軽蔑します!」
「ふ~ん、あ、そう。そういうこと言うんだ。へぇ~なるほどねぇ~軽蔑ねぇ~」
「なんですか!」
「じゃあ、言いますけど……ヒロ様の下着の数が合わないのはご存知?」
「……そ、それが何か?」
「ふふ~ん、どうしたの? そんなに暑い? 何か妙に汗が滲んできたみたいだけど?」
「た、確かにちょっと暑くなった様な気がします。それで何が言いたいんですか!」
「別に……ただね、私もバレないように下着をくすねようとしたら、ちょっとバレそうなくらいに減っていたのに気付いた……って、ことだけの話よ」
「そ、そうでしたか」
「で、なんでユリアがそんなに焦るのかしら?」
「な、何を言うんですか! 私が盗ったでも疑っているんですか!」
ユリアがセシルに対し「疑うんですか!」と唇をキッと結びセシルに対し詰め寄ろうと動いた時に何かがユリアのスカートのポケットからパサッと落ちた音がした。
セシルがそれに気付き「あら、何か落とした……「大丈夫です」」とユリアが慌ててそれを拾いスカートのポケットの中へと押し込めば「ハハァ~ン。これはこれは」とそれが何か気付いたセシルは口角を上げニヤニヤしながらユリアの顔を見る。
「まあ、今更慌てて隠しても遅いわよ」
「何がですか!」
「だって私がヒロ様の下着を見間違えるハズなんてないもの」
「何を勘違いしているのか分かりませんが、これはヒロ様の下着なんかじゃ有りませんわよ。その目を取り外してよく洗った方がよろしいのでは?」
「へぇ~下着じゃない? なら、もう一度見せて戴けます?」
「イヤです。それはお断りさせていただきます」
「あら? 下着じゃないのなら構わないのではなくて?」
「……それでも人に見られたくない物というのはありますでしょ」
「ふ~ん、でもそういう風にスカートのポケットに入れて肌身離さず持ち歩いているのなら、どこで誰に見られても構わないってことじゃないんですか?」
「……確かに仰る通り肌身離さず持ち歩いてはいますが……人前で使う物ではないので、その様なご心配は無用です」
「あっそうですか。でも、ここは私達の他にウララ様だけですわよ。特に殿方がいるわけでもないのですから構わないのではなくて?」
「……それでもお見せすることは出来ません!」
「あ、そう。でも、それ……大事な部分が解れて穴が空いてましてよ」
「え、うそ……あ!」
「ふふん、引っ掛かりましたね」
「ぐぬぬ……」
セシルの言葉に慌ててスカートのポケットの中からソレを取り出し自分の顔の前で広げて大事な部分を確認し「空いてないじゃないですか!」と言おうとしたとことで自分の失態に気付き俯いてしまう。
「ふふふ、人のことは言えませんわね」
「だから、なんですか!」
「あれ、開き直りましたか?」
「ええ、そうですよ! 私は時間を見付けてはこっそり隠れてクンカクンカしていますわ! でも、それもヒロ様を思えばこそです!」
「「……」」
「え?」
セシルに同じ変態仲間として受け入れられようとしたが、ユリアはその手を払いのけ『私の想いは違います!』と公言するのだった。
俺は扉の内側で顔を手で抑え「俺は変態ホイホイなんだろうか」と自分の何が悪いんだろうかと考えていると、扉の向こう側では先輩が二人に対し「それぞれの趣味嗜好は理解出来ませんが本題に入っていいですか?」と声を掛ければ「「そうでした……すみません」」と二人が先輩に謝っているようだ。
「それでどうして部屋を間違えたとお思いになったのですか?」
「そう、それ! だって間違えようがないのですから」
「うん、そうなんだけど、実はね……」
ユリアも思い出した様に先輩に質問し、セシルも「それは有り得ない」とばかりに先輩を問い詰める様ににじり寄る。
そして先輩はとうとう「出て来たのはすっごく綺麗な女性なの」と口にする。
俺はその様子に「ん?」となったが、リーアさんも折角のお客さんなのに「???」と右手の人差し指を顎に当てて「どうしたのでしょう?」と首を傾げている。
俺はこのまま放置しても後が面倒だなと「ハァ~」と嘆息しながら扉を開けようと近付けば、その扉の向こうから「ちょっと、どういうことなんですか?」「ヒロ様はいたのでしょ?」と先輩がセシルとユリアからどことなく責められているような会話が聞こえてきた。
「ここって間違いなくヒロの部屋よね?」
「へ? 何を言っているんですか? ヒロ様のお部屋はここ以外にはありませんよ。最も私の部屋はヒロ様の出入りは自由ですがね」
「一度も来たことがないのですから、セシル様の単なる妄想ですね」
「いいの! その内、事実になるんですから。それで、ウララ様はどうしてそんな当たり前のことを聞くんでしょか?」
「ん~言ってもいいのかな……」
「言って下さい。ヒロ様のお部屋なのにヒロ様の部屋ではないなんて……ちょっと頭を疑いたくなりますので」
「ユリアさん、それはちょっとヒドくない?」
「私もユリアの言っていることに賛成です」
「セシルさんにまで言われた私って……」
「ウララ様、それは私にケンカを売っているのでしょうか?」
「あ! 違うからね」
「ふふふ、その気持ち私にはよ~く分かります」
「な……ユリアまで! よ~く分かったわ。ならここでシロクロハッキリ着けてもいいんですけど!」
「まあ、そこまでするまでもありませんわ。セシル様の立ち位置が変わることは有り得ませんから。くすっ」
「あ~ムカツク!」
いつの間にかセシルの存在……と、いうかその微妙な立ち位置にまで言及しようとしたところでユリアが「結局のところ、なんでそう思ったのでしょうか?」と先輩にそもそもの原因を思い出した様に質問する。
「あのね……」
「はい。お聞きしましょう」
「そうですよ。私なんてヒロ様がいない時にこっそり入ってベッドの上でヒロ様の匂いを全裸で全身に感じながら……あんなことやこんなことをひっそりと楽しんでいるのですから、ここがヒロ様の部屋でなくオジー様の部屋だと言われたら自殺するしかありません!」
「……だから、ベッドメイクの時にヒロ様以外の髪の毛や体毛、それに発情したメスの匂いがしたのですね」
「ちょっと、それどういう意味よ!」
「どういうって……そのまんまの意味ですよ。本来の仕事をサボっているのは知っていましたが、まさかそんなことをしているなんて……ハッキリ言って軽蔑します!」
「ふ~ん、あ、そう。そういうこと言うんだ。へぇ~なるほどねぇ~軽蔑ねぇ~」
「なんですか!」
「じゃあ、言いますけど……ヒロ様の下着の数が合わないのはご存知?」
「……そ、それが何か?」
「ふふ~ん、どうしたの? そんなに暑い? 何か妙に汗が滲んできたみたいだけど?」
「た、確かにちょっと暑くなった様な気がします。それで何が言いたいんですか!」
「別に……ただね、私もバレないように下着をくすねようとしたら、ちょっとバレそうなくらいに減っていたのに気付いた……って、ことだけの話よ」
「そ、そうでしたか」
「で、なんでユリアがそんなに焦るのかしら?」
「な、何を言うんですか! 私が盗ったでも疑っているんですか!」
ユリアがセシルに対し「疑うんですか!」と唇をキッと結びセシルに対し詰め寄ろうと動いた時に何かがユリアのスカートのポケットからパサッと落ちた音がした。
セシルがそれに気付き「あら、何か落とした……「大丈夫です」」とユリアが慌ててそれを拾いスカートのポケットの中へと押し込めば「ハハァ~ン。これはこれは」とそれが何か気付いたセシルは口角を上げニヤニヤしながらユリアの顔を見る。
「まあ、今更慌てて隠しても遅いわよ」
「何がですか!」
「だって私がヒロ様の下着を見間違えるハズなんてないもの」
「何を勘違いしているのか分かりませんが、これはヒロ様の下着なんかじゃ有りませんわよ。その目を取り外してよく洗った方がよろしいのでは?」
「へぇ~下着じゃない? なら、もう一度見せて戴けます?」
「イヤです。それはお断りさせていただきます」
「あら? 下着じゃないのなら構わないのではなくて?」
「……それでも人に見られたくない物というのはありますでしょ」
「ふ~ん、でもそういう風にスカートのポケットに入れて肌身離さず持ち歩いているのなら、どこで誰に見られても構わないってことじゃないんですか?」
「……確かに仰る通り肌身離さず持ち歩いてはいますが……人前で使う物ではないので、その様なご心配は無用です」
「あっそうですか。でも、ここは私達の他にウララ様だけですわよ。特に殿方がいるわけでもないのですから構わないのではなくて?」
「……それでもお見せすることは出来ません!」
「あ、そう。でも、それ……大事な部分が解れて穴が空いてましてよ」
「え、うそ……あ!」
「ふふん、引っ掛かりましたね」
「ぐぬぬ……」
セシルの言葉に慌ててスカートのポケットの中からソレを取り出し自分の顔の前で広げて大事な部分を確認し「空いてないじゃないですか!」と言おうとしたとことで自分の失態に気付き俯いてしまう。
「ふふふ、人のことは言えませんわね」
「だから、なんですか!」
「あれ、開き直りましたか?」
「ええ、そうですよ! 私は時間を見付けてはこっそり隠れてクンカクンカしていますわ! でも、それもヒロ様を思えばこそです!」
「「……」」
「え?」
セシルに同じ変態仲間として受け入れられようとしたが、ユリアはその手を払いのけ『私の想いは違います!』と公言するのだった。
俺は扉の内側で顔を手で抑え「俺は変態ホイホイなんだろうか」と自分の何が悪いんだろうかと考えていると、扉の向こう側では先輩が二人に対し「それぞれの趣味嗜好は理解出来ませんが本題に入っていいですか?」と声を掛ければ「「そうでした……すみません」」と二人が先輩に謝っているようだ。
「それでどうして部屋を間違えたとお思いになったのですか?」
「そう、それ! だって間違えようがないのですから」
「うん、そうなんだけど、実はね……」
ユリアも思い出した様に先輩に質問し、セシルも「それは有り得ない」とばかりに先輩を問い詰める様ににじり寄る。
そして先輩はとうとう「出て来たのはすっごく綺麗な女性なの」と口にする。
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