7 / 186
第1章 ここが異世界
第7話 初めてのちゅぅ
しおりを挟む
「あ! ダメ……ねぇ……」
やはり、思った通りに村長の奥さんが潤んだ瞳で俺を見ながらそんなことを言うモノだから、俺は思わず『ゴクリ』と生唾を呑み込む。
そして、誰に聞こえる訳でもないが、なんとなく自分自身に言い聞かせるように『相手がイイって言ってんだから』とか『でも、人妻だし年上だぞ』とか俺の胸の中から聞こえてきているような気がしたが、俺は『これが俺の最初の接吻になるんだな』と俺は両目を閉じ、口を突き出す……が、何も起きない。
『あれ? 向こうから来るんじゃないの? 俺が行かないとダメなの?』と思いつつ目を開けようとしたところで「バシッ!」と頭を叩かれたので「痛ッ!」と頭を摩りながら、目を開ければ村長が俺と奥さんを遮るように立っていた。
「ハァハァ……間に合ったか……」
「……もう少しだったのに」
「リノ……」
「だって……」
「ワシが悪かった。だが、そんな不安はもうサヨナラだ!」
「え? だって、あなたは……アラ!」
「そういうことだ。だから、ヒロ。お前もさっさと帰ってくれ。悪いがゴサックもな」
「「えぇ~」」
「村長ォ~!」
「えぇい! そんな目で見るな! お前も早く帰ってカミさんを相手にすればいいじゃろ」
「えぇでも……」
「デモも何もさっきのは単なる気の迷いじゃて。のぉワシも今からリノと一緒に……分かってくれるじゃろ?」
「そうよ、ゴサック。ハンナも最近、寂しいって言ってたわよ。そういう訳だから、さっさと帰りなさい。あ、ハンナによろしくね。うふふ」
「……分かったよ」
村長は俺から奥さんを守るように間に立つと、俺とゴサックに対し早く帰れと言い出す。そんな村長にゴサックは何かを言いたそうに物欲しそうにしていたが、村長から「カミさんを相手にしなさい」と諭され、家から出て行く。そしてそれを見送っていた俺に対し村長も早く帰れと如何にも俺が気が利かないという風に見ているが、俺だって帰る家があればそうしたいと村長に訴えれば「そうじゃったな」と村長も思案顔になる。
「あ・な・た、早く……」
「ま、まぁ待て」
村長に抱き着き我慢出来ないという様子の奥さんをなんとか宥めていた村長が「おぉ、そうじゃった」と両手をパンと叩くと「隣が空き家だから、好きにして構わん」と俺に言う。
「いいの?」
「ああ、構わん。だが、永らく空き家じゃったから、ただ屋根があるだけじゃが、まあそこは我慢してくれ」
「いや、それは別にいいけどさ……」
「なんじゃ。まだ何かあるのか?」
「もう……」
村長に隣の空き家を使っていいとは言われたが出て行かない俺に対し村長が苛立たしさを隠しもせずに「まだ何か」と聞いて来たので俺は嘆息しながら「夕食を食べさせてくれるっって……」と言えば「スマン」とだけ返された。
「そうじゃったな。だが、分かるじゃろ。こうなった状態で今更、夕食を作ってくれとも言えんし……分かってくれるじゃろ?」
「そうよ、ねぇ~」
「……」
俺は今にも直ぐにおっ始めそうな二人を「羨ましくないんだからね!」と精一杯の強がりを言い放ち家から出る。
玄関を閉めた瞬間に聞いちゃいけないような何かが漏れ聞こえてきたが、聞きたくないと両耳を塞ぎながら空き家だと紹介された隣の家を目指す。
「隣って……まあ、隣か」
村長は隣と言ったが、ここは住宅地でもないため、村長の家から百メートルほど離れた、今にも崩れ落ちそうな家の前でそう呟き「ホント屋根があるだけだな」と玄関を開け、中に入れば一斉に「サァ~ッ」と何かが蠢いた音が聞こえてきた。
「え、何? 電器は……ってないよな」
足下から聞こえた音に驚き慌てて電灯のスイッチを探してみるが、ここは異世界なんだということを思い出しハァ~っと嘆息し「灯り……ぎゃぁ! 目が……」とさっき覚えたばかりの生活魔法を試してみるが余りの眩しさに目がチカチカとする。
「魔力を込めすぎたのかな。まだ目が痛い」
俺は灯りの魔法に魔力を込め過ぎたんだなと、少しずつ魔力を絞りながらなんとか普段使っていたLED照明くらいの輝度に落ち着いたところで、家の中がハッキリと見えた。
「ここが玄関……って言っても三和土もないよな。土足文化みたいだし。えっと……」
俺は灯りを出しっぱなしにしたまま、家の中を見て回るが、家の中は台所の様な炊事場にポットン便所に小さめのテーブルに椅子が二脚ある部屋の他にベッドらしきものが置かれている部屋があった。1DKだなと椅子に腰を掛け、これからのことを考える。
「とりあえず、メシだろ。あ~あ、折角メシにありつけると思っていたのにな~」
そしてふと、インベントリに入れたままの発泡酒とコンビニおにぎりを思い出し、取り出そうとしたところで「ちょっと待て!」と思い直す。
「今、これを食べてしまうと……多分だけど、もう二度と手に入らないぞ。それは発泡酒も同じだ」と取り出すのを躊躇うが「でもなぁ~」と中々決心出来ないでいる。
「どうせなら、複製出来ればいいのに……あ! そういや」と前に読んだラノベでインベントリに取り込んだモノを好き勝手に複製していたのを思い出す。
「試すだけなら、減ることもないし……よし、複製……って増えないよね……って、増えてるじゃん!」
やはり、思った通りに村長の奥さんが潤んだ瞳で俺を見ながらそんなことを言うモノだから、俺は思わず『ゴクリ』と生唾を呑み込む。
そして、誰に聞こえる訳でもないが、なんとなく自分自身に言い聞かせるように『相手がイイって言ってんだから』とか『でも、人妻だし年上だぞ』とか俺の胸の中から聞こえてきているような気がしたが、俺は『これが俺の最初の接吻になるんだな』と俺は両目を閉じ、口を突き出す……が、何も起きない。
『あれ? 向こうから来るんじゃないの? 俺が行かないとダメなの?』と思いつつ目を開けようとしたところで「バシッ!」と頭を叩かれたので「痛ッ!」と頭を摩りながら、目を開ければ村長が俺と奥さんを遮るように立っていた。
「ハァハァ……間に合ったか……」
「……もう少しだったのに」
「リノ……」
「だって……」
「ワシが悪かった。だが、そんな不安はもうサヨナラだ!」
「え? だって、あなたは……アラ!」
「そういうことだ。だから、ヒロ。お前もさっさと帰ってくれ。悪いがゴサックもな」
「「えぇ~」」
「村長ォ~!」
「えぇい! そんな目で見るな! お前も早く帰ってカミさんを相手にすればいいじゃろ」
「えぇでも……」
「デモも何もさっきのは単なる気の迷いじゃて。のぉワシも今からリノと一緒に……分かってくれるじゃろ?」
「そうよ、ゴサック。ハンナも最近、寂しいって言ってたわよ。そういう訳だから、さっさと帰りなさい。あ、ハンナによろしくね。うふふ」
「……分かったよ」
村長は俺から奥さんを守るように間に立つと、俺とゴサックに対し早く帰れと言い出す。そんな村長にゴサックは何かを言いたそうに物欲しそうにしていたが、村長から「カミさんを相手にしなさい」と諭され、家から出て行く。そしてそれを見送っていた俺に対し村長も早く帰れと如何にも俺が気が利かないという風に見ているが、俺だって帰る家があればそうしたいと村長に訴えれば「そうじゃったな」と村長も思案顔になる。
「あ・な・た、早く……」
「ま、まぁ待て」
村長に抱き着き我慢出来ないという様子の奥さんをなんとか宥めていた村長が「おぉ、そうじゃった」と両手をパンと叩くと「隣が空き家だから、好きにして構わん」と俺に言う。
「いいの?」
「ああ、構わん。だが、永らく空き家じゃったから、ただ屋根があるだけじゃが、まあそこは我慢してくれ」
「いや、それは別にいいけどさ……」
「なんじゃ。まだ何かあるのか?」
「もう……」
村長に隣の空き家を使っていいとは言われたが出て行かない俺に対し村長が苛立たしさを隠しもせずに「まだ何か」と聞いて来たので俺は嘆息しながら「夕食を食べさせてくれるっって……」と言えば「スマン」とだけ返された。
「そうじゃったな。だが、分かるじゃろ。こうなった状態で今更、夕食を作ってくれとも言えんし……分かってくれるじゃろ?」
「そうよ、ねぇ~」
「……」
俺は今にも直ぐにおっ始めそうな二人を「羨ましくないんだからね!」と精一杯の強がりを言い放ち家から出る。
玄関を閉めた瞬間に聞いちゃいけないような何かが漏れ聞こえてきたが、聞きたくないと両耳を塞ぎながら空き家だと紹介された隣の家を目指す。
「隣って……まあ、隣か」
村長は隣と言ったが、ここは住宅地でもないため、村長の家から百メートルほど離れた、今にも崩れ落ちそうな家の前でそう呟き「ホント屋根があるだけだな」と玄関を開け、中に入れば一斉に「サァ~ッ」と何かが蠢いた音が聞こえてきた。
「え、何? 電器は……ってないよな」
足下から聞こえた音に驚き慌てて電灯のスイッチを探してみるが、ここは異世界なんだということを思い出しハァ~っと嘆息し「灯り……ぎゃぁ! 目が……」とさっき覚えたばかりの生活魔法を試してみるが余りの眩しさに目がチカチカとする。
「魔力を込めすぎたのかな。まだ目が痛い」
俺は灯りの魔法に魔力を込め過ぎたんだなと、少しずつ魔力を絞りながらなんとか普段使っていたLED照明くらいの輝度に落ち着いたところで、家の中がハッキリと見えた。
「ここが玄関……って言っても三和土もないよな。土足文化みたいだし。えっと……」
俺は灯りを出しっぱなしにしたまま、家の中を見て回るが、家の中は台所の様な炊事場にポットン便所に小さめのテーブルに椅子が二脚ある部屋の他にベッドらしきものが置かれている部屋があった。1DKだなと椅子に腰を掛け、これからのことを考える。
「とりあえず、メシだろ。あ~あ、折角メシにありつけると思っていたのにな~」
そしてふと、インベントリに入れたままの発泡酒とコンビニおにぎりを思い出し、取り出そうとしたところで「ちょっと待て!」と思い直す。
「今、これを食べてしまうと……多分だけど、もう二度と手に入らないぞ。それは発泡酒も同じだ」と取り出すのを躊躇うが「でもなぁ~」と中々決心出来ないでいる。
「どうせなら、複製出来ればいいのに……あ! そういや」と前に読んだラノベでインベントリに取り込んだモノを好き勝手に複製していたのを思い出す。
「試すだけなら、減ることもないし……よし、複製……って増えないよね……って、増えてるじゃん!」
137
お気に入りに追加
687
あなたにおすすめの小説
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる