異世界勇者召喚失敗か?

どら焼き

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第4章 魔王と邪神が怖がり逃げ出す者。

第124話 東京壊滅予言150 分前!!

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第124話 東京壊滅予言150 分前!!

帰還6日目(異世界296日目) 午前7時

 う!身体が痛い!今頃になってあの白い光の部屋での事が身体に響くとは!

ナツ(女神Ver.)
「お休みしましょう。向こうもピーチ達には魔王ドロップとか使えるように鍛えましたから、大丈夫ですよ。
 (勇者国王よりも、あの5人は強いですから!)」

 休むか。
 その間、やってきた(お嬢様組)の家の使い達は、制圧されたようだ。
 
 あ、ステータスだ。
 ステータス
 クラッシュしました。

 は? クラッシュ?まじ?へ?
 て、事は…再インストール?
 あ!そうだ、スキル・リアライズ!

 リアライズ ステータス
 メンテナンス中。底にしていたステータスかまクラッシュしています。
 スキル発動などはできます。
 再インストールか? 再起動の検討中。

 再起動? 何か嫌な予感がする。
 ふと、ガキの時の修業をふと思い出した。


 そのころ都内某所では、神託が降りてきていた。
 
内閣総理大臣
「そ、そんな!あと150分しか私の命はないのですか~!」
 もう、総理大臣はギャン泣きだ!

 東京壊滅の予言が出たので、神託を伺ったら、その通りらしい。

 そして、邪神の半身の魔王クワガタがやってきていた。
 魔族が飛んでいる。魔族なら自衛隊の戦車砲でまだ対応できた。
 しかし、魔王と部下のクワガタは銃弾が効かない。核も効かない。

 そして、どう考えてもやばいと、都民も国民も思っていた。


 総理大臣はなんとかしろと言われ、内閣調査室は、情報を集めてある結論を出した。

 中学時代のオオベは、あるアイドルグループに推しがいたという。
 誰か、特定しろ!
 そして、今から臨時国会だ!

 
 3時間後、異例過ぎる速さである法案が作られ、ある法律が改正された。
 破防法改正の、国民保護法の成立だ。
 日本国民を活かすために、なんだってやる!という、とてもシンプルな法律だった。

 そして、ついに内閣調査室は、特定したのだ。
(B)美少女(A)アイドル(C )クラブ360のユピるという、アイドルだと。

 すぐに、グループ卒業後の芸能事務所に黒服が向かった。マシンガンを持って。
 国民保護法という新法で、射殺すら公にできるようになったのだ。

 芸能事務所

社長
「ユピるが、どこにいるか?
 警視庁が知ってますよ!
 あんなドル箱アイドルを手放すなんて、誰がしますか!
 行方不明になったのですよ!行方不明!
 おたくらも知ってる裏プロデューサーも激怒でしたからね。」

 無言で銃口が、向けられた。
 社長は、ユピるの行方不明になった時の、歌のレッスンの時の映像を見せた。

黒服
「い、異世界召喚だと!」

 しかし、政府の作戦はマスコミに漏洩して、あたかも既に実行しているふうに報道された。


 東京24区(シェルター)

「え? ユピるを生贄にして、毒を体内に入れてクワガタを殺す作戦だと!」

 いや、ユピるは天に登った。
 彼女の心は既に、壊れていたのだから。
 しかし、そんな訳はないと言えない自分がオレの中にいた。 

 テレビ画面に、あのユピるがいた(B)美少女(A)アイドル(C )クラブ360の元メンバーとか、警察車両に乗って護送されるのが映されていた。

 泣くファン達。
 現役のアイドル達も、生贄の為に逮捕されている。

 ガシャン!
 何かの制限がキレた音が、オレの頭の中でした。


 帰還6日目(異世界296日目) 午後2時

 俺達は、家に帰っていた。
 お嬢様組は、結局家督を引き継いだ。つまりだな、完全に制圧した。
 そして、ある計画が実行される。

 ナツとオレは、オレの昔の修業場の祖父さんの家の裏山に行った。
 
ナツ(女神Ver.)
「は?コレは!封印石。これが御乎幤(おおべ)の明治期の石碑?え?空間が歪む?ハニャ?」

 後からつけていた、警察の者達には忽然と俺達が消えたように見えたという。



 ??

 ん?ここは?あ、そうそう!ここ!ここ!

 ん?ナツが土下座してる。
ナツ(女神Ver.)
「アゥ…。どうか、どうか、私はどうなってもいいです。主様を主様を!」


「よ! 増田(マスタ)、ナツさんがどうも勘違いしているようだから、他の者に説明してもらう。
 こちらだよ!」
 
 ナツが目をまん丸としていたので、 う~ん、彼は兄弟子だなと教える。
 そういうと、兄弟子もコクリと首を縦に振り、ナツは更に目を丸くする。

 そして、オレは師匠にあった。

(ナツ視点)

女神
「クククッ! そうか!今はナツという名か。
 まずね…、彼はうちらの主様の弟子なのよ!
 見ていて気に入ったって言っていたのよ。
 そして、あの子の秘密ではないのだけど、実情を言うわね。」

 私、ナツはの目の前には、本物の女神様がいらしてました。

 なんと!主様は、私がかつて地球に魔王の半身討伐と封印の為に行った時にあった、御乎幤(おおべ)様そのもの。いや生まれ変わりだと言うのです。
 封印のお勤めは、苦しいものです。なので他の魂が、御乎幤(おおべ)の血筋に生まれる事を拒否したということです。
 なので責任を感じて始祖は、ほとんどの者の生まれ変わりを、魂を分けて同時転生とかしていたというのです。

 1551年も。

女神
「う~んつまりね~、彼は実は千年修業をやっていたということなのよ。
 もちろん、あのクソサボりの4精霊とは違ったあなたも、監理者神試験を受ける資格があるのだけど、あの子もあるのよ。」

ナツ
「ほえ!!」

女神
「そう!で、この地獄の主でもある主様が呼んだのよ。今から、文字通りの地獄の特訓よ!」

ナツ
「ハゥッ!」   
 

 

 
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