23 / 61
23.元国王達の発見で、内戦再開か?
しおりを挟む
23.元国王達の発見で、内戦再開か?
下水道のドブ掃除が、進みすぎてピカピカになった頃。
王宮の臨時政府に、ハンターギルドからある報告が入ってきた。
下水道の奥に、妙な扉がある。
実は、国王達の逃げた地下世界の事は、城の資料調査でわかっていたのだが、入り口のロックの解除に失敗していた。
なので、別の入り口を探していたのだ。
しかし、かなり昔のことなのでどこにあるのかわからなかったのだが、ついに発見された。
最近は、やっと友好国との商売も軌道に乗って、食料事情もマシになった王都。
だが、そのニュースは人々に影を落とした。
今日は僕も、店の前を強化補修している。
内戦になる可能性があるのと、最近の激務で従業員の休みも無かったから、有給休暇を出したのだ。
僕は、ブラックな事はしない!
しっかりと、休暇はだす!
これまでの激務は、飢えを出さないためだったから、仕方なかった。
カン!カン!カン!カン!
ハンターギルドや各ギルドの非常の鐘の音が響く!
ついに、作戦がはじまった。
下水道入り口には、魔法使いがファイヤーボールをいつでも撃てるように待機。
各貴族軍が、地下世界へ突入の準備もできていた。
ハンターギルド受付嬢メイとベロアの二人が、お好み焼きでいいから作ってくれとやってきた。
え、スキルでキャベツを出していたのが、バレていた??
ハンター達は、みんな知っていたらしい。
あ~、なるほど。黙っていてくれたのか。
ありがたや~。
で、何が起こったかというと、元王族は全員捕まったのだが、作戦の時に王都名物になったナゲットが他の公爵達に広がって、全て買われてしまったと言う。
なぜか、強くなって強さはあるエリート近衛騎士団に圧勝したというのだ。
へ~、圧勝。
まぁ、王都が戦場にならなくて良かった良かった。
だが、食料が無い!
なのでキャベツを出して欲しいらしい。
薬師ギルドマスター自らマナポーションを持ってきた!
頑張ります!
だが、その頃この王国があるマイネ大陸と海を隔てた大陸、魔大陸では…。
始まりのサンドゴーレムすら倒せない者達がいた。
元第3王子勇者 ルテケザフ・ド・ニャチム
「おい!勇者!助けろよ!」
剣士ガリ
「クソ、コイツら刃が通らないぞ!」
重戦士ゲリ
「だめだ、盾が保たない!」
魔法使いボヘ
「ゆ、勇者あいうえお、さま~、お助けを~。」
ヒーラー トト
「ヒール!ヒール!ヒール!もうだめ!魔力が保たない!」
勇者 あいうえお
「あ~、パス!僕は戦わないから。それとコレがオレの名前じゃないから。
女神に頼まれた時に、間違えて入力しただけだから。
じゃあ、逃げるか。さよなら~。」
異世界召喚勇者の逃亡。
各国から集められた任命勇者達の敗北。
各国のSランクパーティー(ある一国を除く)の大敗北によって、そのまま魔王 ブリーミャール・クローンの進軍によって、このマイネ大陸の沿岸国の一つが滅びてしまった!
そのまま、(勇者あいうえお)は逃亡。
マイネ大陸全土で指名手配となる。
元国王逮捕の次の日。
リーフは、朝ニャチム王国のギルド受付の横の酒場(朝は食堂)で食事をしていた。
リーフ
「あ~、やっとおやっさんの定食が食べれた。
やっぱりこの味だな。」
ギルドの酒場のおやっさん
「ハハ、やっとのんびりできそうだぜ。これまで、忙しかったからな~。」
「ちげえね~や。ハハハハハハ」
今日から3日間リーフの店はお休みだ。
オークが、いなくなったという妙な現象に、ハンターギルドが調査を送り込んだのと、王都で何が起こるかわからないので、リーフには待機要請が出た事。
そして、一番の理由は疲れたという事だ。
スキルばっかり使っているのは、流石に疲れるがそれよりも、腹が減って無く子供がやっといなくなったので、ホットした時に出てくる疲れもある。
開拓団の話も、何人か興味ある人や他国の人が行ったらしいが、昨日に立ち消えになった。
ギルドマスター達曰く、ベラボー辺境伯様が、ものすっごく悪い黒い笑顔で昨日ハンターギルドにやってきて、開拓団の中止と生きているって知った僕の事を聞き出そうとしたらしい。
だけど、他の貴族からナゲット屋に手を出すな!と言われて目を丸くしていたそうだ。
そして、ハンター新聞がやってきた。
どれどれ?
は??
一面は酷かった。
勇者あいうえお 逃亡!
ニャチム王国の任命王子勇者の役立たず!
うわ!なんだこの見出しは!
そして、指名手配された勇者あいうえお の魔導絵(写真みたいなもの)と、ガリズの面々の写真があった。
は?? 戦犯扱いだな。
いや、他の王国もSランクパーティーを出したのだろ?
コイツラはCランクだぞ!
まぁ、僕もフルポーションの件が無かったら、Cランクなのだけど。
なぜ、こんな弱っちいガリズが戦犯なんだ?
は?禁呪を使えと指令されたけど、使わなかった?
その事で、[死出のダンジョン]の攻略情報に虚偽があるとして、聖教国から調査団が出るだと!
ブハッ!
不味い不味い不味い不味い不味い!
もしも、あのダンジョンを崩壊させたのが僕だとバレたら、間違いなく拉致される。
あ!まさか!ベラボー辺境伯の黒い笑顔って!
逃げるか?
だけど、逃げるところなんてあるのかよ?
だけど、聖教国に捕まってしまって、恐らく極秘になっている雰囲気があった、裏の世界はすでに魔神達に占領されたって事を、口をすべらせた時点で、とんでもない事になりそうだよな。
とか言って、チートスキルなんてない!
キャベツ? 食い物だろ!
だいたい、サンドゴーレムって葉っぱ食べないぞ!
それに、発破は結局オーガには効かなかった。バーサーカーフォレット達を吹き飛ばす位だ。
どうしよう。どこか逃げられそうな所は無いのか?
いや、無いよな。
そもそも、魔王ってどんな存在なの?
ここはギルドだ!聞いてみよう。
下水道のドブ掃除が、進みすぎてピカピカになった頃。
王宮の臨時政府に、ハンターギルドからある報告が入ってきた。
下水道の奥に、妙な扉がある。
実は、国王達の逃げた地下世界の事は、城の資料調査でわかっていたのだが、入り口のロックの解除に失敗していた。
なので、別の入り口を探していたのだ。
しかし、かなり昔のことなのでどこにあるのかわからなかったのだが、ついに発見された。
最近は、やっと友好国との商売も軌道に乗って、食料事情もマシになった王都。
だが、そのニュースは人々に影を落とした。
今日は僕も、店の前を強化補修している。
内戦になる可能性があるのと、最近の激務で従業員の休みも無かったから、有給休暇を出したのだ。
僕は、ブラックな事はしない!
しっかりと、休暇はだす!
これまでの激務は、飢えを出さないためだったから、仕方なかった。
カン!カン!カン!カン!
ハンターギルドや各ギルドの非常の鐘の音が響く!
ついに、作戦がはじまった。
下水道入り口には、魔法使いがファイヤーボールをいつでも撃てるように待機。
各貴族軍が、地下世界へ突入の準備もできていた。
ハンターギルド受付嬢メイとベロアの二人が、お好み焼きでいいから作ってくれとやってきた。
え、スキルでキャベツを出していたのが、バレていた??
ハンター達は、みんな知っていたらしい。
あ~、なるほど。黙っていてくれたのか。
ありがたや~。
で、何が起こったかというと、元王族は全員捕まったのだが、作戦の時に王都名物になったナゲットが他の公爵達に広がって、全て買われてしまったと言う。
なぜか、強くなって強さはあるエリート近衛騎士団に圧勝したというのだ。
へ~、圧勝。
まぁ、王都が戦場にならなくて良かった良かった。
だが、食料が無い!
なのでキャベツを出して欲しいらしい。
薬師ギルドマスター自らマナポーションを持ってきた!
頑張ります!
だが、その頃この王国があるマイネ大陸と海を隔てた大陸、魔大陸では…。
始まりのサンドゴーレムすら倒せない者達がいた。
元第3王子勇者 ルテケザフ・ド・ニャチム
「おい!勇者!助けろよ!」
剣士ガリ
「クソ、コイツら刃が通らないぞ!」
重戦士ゲリ
「だめだ、盾が保たない!」
魔法使いボヘ
「ゆ、勇者あいうえお、さま~、お助けを~。」
ヒーラー トト
「ヒール!ヒール!ヒール!もうだめ!魔力が保たない!」
勇者 あいうえお
「あ~、パス!僕は戦わないから。それとコレがオレの名前じゃないから。
女神に頼まれた時に、間違えて入力しただけだから。
じゃあ、逃げるか。さよなら~。」
異世界召喚勇者の逃亡。
各国から集められた任命勇者達の敗北。
各国のSランクパーティー(ある一国を除く)の大敗北によって、そのまま魔王 ブリーミャール・クローンの進軍によって、このマイネ大陸の沿岸国の一つが滅びてしまった!
そのまま、(勇者あいうえお)は逃亡。
マイネ大陸全土で指名手配となる。
元国王逮捕の次の日。
リーフは、朝ニャチム王国のギルド受付の横の酒場(朝は食堂)で食事をしていた。
リーフ
「あ~、やっとおやっさんの定食が食べれた。
やっぱりこの味だな。」
ギルドの酒場のおやっさん
「ハハ、やっとのんびりできそうだぜ。これまで、忙しかったからな~。」
「ちげえね~や。ハハハハハハ」
今日から3日間リーフの店はお休みだ。
オークが、いなくなったという妙な現象に、ハンターギルドが調査を送り込んだのと、王都で何が起こるかわからないので、リーフには待機要請が出た事。
そして、一番の理由は疲れたという事だ。
スキルばっかり使っているのは、流石に疲れるがそれよりも、腹が減って無く子供がやっといなくなったので、ホットした時に出てくる疲れもある。
開拓団の話も、何人か興味ある人や他国の人が行ったらしいが、昨日に立ち消えになった。
ギルドマスター達曰く、ベラボー辺境伯様が、ものすっごく悪い黒い笑顔で昨日ハンターギルドにやってきて、開拓団の中止と生きているって知った僕の事を聞き出そうとしたらしい。
だけど、他の貴族からナゲット屋に手を出すな!と言われて目を丸くしていたそうだ。
そして、ハンター新聞がやってきた。
どれどれ?
は??
一面は酷かった。
勇者あいうえお 逃亡!
ニャチム王国の任命王子勇者の役立たず!
うわ!なんだこの見出しは!
そして、指名手配された勇者あいうえお の魔導絵(写真みたいなもの)と、ガリズの面々の写真があった。
は?? 戦犯扱いだな。
いや、他の王国もSランクパーティーを出したのだろ?
コイツラはCランクだぞ!
まぁ、僕もフルポーションの件が無かったら、Cランクなのだけど。
なぜ、こんな弱っちいガリズが戦犯なんだ?
は?禁呪を使えと指令されたけど、使わなかった?
その事で、[死出のダンジョン]の攻略情報に虚偽があるとして、聖教国から調査団が出るだと!
ブハッ!
不味い不味い不味い不味い不味い!
もしも、あのダンジョンを崩壊させたのが僕だとバレたら、間違いなく拉致される。
あ!まさか!ベラボー辺境伯の黒い笑顔って!
逃げるか?
だけど、逃げるところなんてあるのかよ?
だけど、聖教国に捕まってしまって、恐らく極秘になっている雰囲気があった、裏の世界はすでに魔神達に占領されたって事を、口をすべらせた時点で、とんでもない事になりそうだよな。
とか言って、チートスキルなんてない!
キャベツ? 食い物だろ!
だいたい、サンドゴーレムって葉っぱ食べないぞ!
それに、発破は結局オーガには効かなかった。バーサーカーフォレット達を吹き飛ばす位だ。
どうしよう。どこか逃げられそうな所は無いのか?
いや、無いよな。
そもそも、魔王ってどんな存在なの?
ここはギルドだ!聞いてみよう。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
虹色の子~大魔境で見つけた少年~
an
ファンタジー
ここではない、どこかの世界の話。
この世界は、《砡》と呼ばれる、四つの美しい宝石の力で支えられている。人々はその砡の恩恵をその身に宿して産まれてくる。たとえば、すり傷を癒す力であったり、水を凍らせたり、釜戸に火をつけたり。生活に役立つ程度の恩恵が殆どであるが、中には、恩恵が強すぎて異端となる者も少なからずいた。
世界は、砡の恩恵を強く受けた人間を保護し、力を制御する訓練をする機関を立ち上げた。
機関は、世界中を飛び回り、砡の力を扱いきれず、暴走してしまう人々を保護し、制御訓練を施すことを仕事としている。そんな彼らに、情報が入る。
大魔境に、聖砡の反応あり。
聖砡。
恩恵以上に、脅威となるであろうその力。それはすなわち、世界を支える力の根元が「もう1つある」こと。見つければ、世紀の大発見だ。機関は情報を秘密裏に手に入れるべく、大魔境に職員を向かわせた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる