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10.脱出するぞ!
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10.脱出するぞ!
ドーーン!
爆発とともに爆音が響く[死出のダンジョン]。
[爆発png]
吹っ飛ぶバーサーカーフォレットに、バーサーカードックやバーサーカーズバイダー。
ひゃーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
笑うリーフ!
リーフ
「僕は!僕は!僕は!僕は!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!
スキル発破(ハッパ)!」
スキルのハッパを唱えると、ダイナマイトの点火スイッチが、リーフの手前に出現する。
カシャン!
スイッチが入り、爆発と共にモンスター達が吹っ飛ぶ。
[レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!]
頭に響く、レベルアップのアナウンス。
あのオーガが溶けたあと、レベルアップとともにスキル ハッパも大幅にレベルアップして、葉っぱしかだせななかっのが、一気にダイナマイト爆破をすることがデキるようになったのだ。
リーフ
「発破!(ハッパ!)」
ドーーン!
派手に吹っ飛ぶフォレット!
ダンジョン内だから、皮とかの素材なんて気にしなくていい!
好きなだけ爆破すればするほど、生きて帰る事が出来る確率が上がっていく。
リーフの狂ったような爆破を止める理由なんてなかった。
ダイナマイト爆破は、すでに地球でよくやっていた。
しかも、その記憶のせいかスキル ハッパから、土魔法適性と火魔法適性が生えた!
しかも、鉱山にいた記憶と学生時代の金属に触った記憶が、魔法を強化させる。
リーフ
「チタンランス!」
チタン鋼の槍が、モンスターを襲う。
バーサーカーフォレット
「キュピー!」
そして、気がついたらセーフゾーンの前の広場は、魔石の山となっていた。
リーフ
「フー、フー、フー、やった!やればできたぞ!
それにしても、魔石の山か。
お!金棒が残っていた。すげーな~。この金棒はあの爆発の中でキズ一つついてないぞ。
まさか!この袋!マジックバックか!
この透明なガラス玉はスキル玉か!
やった!ついてるついてる!
マジックバック、流石Aランクかもしれないダンジョンだな。
魔石がまだまだ入るぞ!重さもない!
ふひゃー! 全部入ったぞ!これだけあれば商人になって、行商人やれるぞ。
そうすれば、ハンターギルドでBランクにってなんとか領外に出なくでも、商人として楽に他の領ニ出られる!
へへへへへへへへへ。」
すぐに、セーフゾーンに引き返すリーフ。
口は悪いが美人な幼馴染のボヘや、美人で実は好きだったヒーラーのトトに、裏切られて落ち込んでもいたのと、地球の自分を思い出してさらに凹んでいたが、爆破してスカッとしたリーフ。
死と隣り合わせのダンジョンの下層だろうと、予想できるがストレスの発散方法を知ったリーフには、希望が見えていた。
リーフ
「このスキル玉が、4つもある。」
一つは虹色なスキル玉。2つがガラス玉のスキル玉。一つが灰色のスキル玉。
領都の魔導ショップで、灰色のスキル玉が大金貨30枚で売られていたのを見たことがある。
灰色のスキル玉は、コモンスキルと呼ばれる訓練したら早く身につくスキルだ。
特に下級剣術とかのスキルとかが多い。
ガラス玉のスキル玉は、王都のオークションに出されるという。
黒、灰、ガラス、白、銀、金、白金、虹とスキル玉のランクは上がって行くという。
金ランクのスキル玉だと、大金貨どころか2段階上のミスリル大貨幣100枚を超える落札額になるという。
だが、ガラスランク以上のスキル玉を持っているのは、人に言わないほうがいい。
2年前に、どこかのダンジョンボスを倒して白のスキル玉をギルドに持ってきたパーティーが、貴族に襲われてスキル玉を奪われて殺されたのだと言う。
その時ガリズはクエストで、ゴブリンという人型の醜悪なモンスター討伐に出ていたので遭遇しなかったかが、謙譲を強要されて拒否反応したパーティーに向かって、騎士達を差し向けて殺すという現場は、酷かったらしい。
ギルドの受付が、槍の穴だらけになっていたのを思い出す。
白で、そんな事が起こる。
伝説の虹なんて持っていたらやばい。
使うか。
灰色は、下級暗殺短剣術。
ガラスは、下級水魔法。
もう一つのガラスは、下級鑑定。
虹は、インベントリー(無限 魔力消費無し)だった。
魔力消費無し!マジ!!
マジックバックとかポーチとか、袋以上に収納出来る不思議な袋はあるのだけど、魔力がいる。
なので、定期的に魔石を交換しないといけないとか制約がある。
スキルのインベントリーでも、下級から上級でも魔力は消費するのと、容量でも魔力の消費量は変わるので、[祝福の儀]で授かった後で大商人とかにスカウトされるが、すぐにハンターギルドに出される人が多い難有りのスキルだ。
だが、これは良かった。特に下級水魔法!
もう水が無かったから、本当に助かった!
こうして、重たい荷物を持たなくて良くなった僕は、セーフゾーンから出てこのダンジョンから脱出する為に動き出した。
下級鑑定では、壁!とか名前しかまだ出ないけど、聞いた話では使い続ける事によって、下級から上級までランクアップしていき、特に商人には必須のスキルになるという。
だから、使い続けながら移動する。
上がり階段を見つけよう!モンスターの気配を見落とさないようにして、慎重に進んで行くのだが気配が無い。
まさか、あの爆破まつりで全滅させてしまったか?
その日、この階層の全マップが出来上がった。
上がりの階段は無かった。下りの階段しか無い。しかも階段前の壁に[30]の数字があった。
地下30階層。
ソレって、間違いなくAランク以上確定のダンジョンだよ。
あのセーフゾーンに戻ってよじ登ったり爆破したけど、だめだった。
下るしかないのか。
リーフは、先に進む事に、なった。
ドーーン!
爆発とともに爆音が響く[死出のダンジョン]。
[爆発png]
吹っ飛ぶバーサーカーフォレットに、バーサーカードックやバーサーカーズバイダー。
ひゃーヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
笑うリーフ!
リーフ
「僕は!僕は!僕は!僕は!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!帰るんだ!
スキル発破(ハッパ)!」
スキルのハッパを唱えると、ダイナマイトの点火スイッチが、リーフの手前に出現する。
カシャン!
スイッチが入り、爆発と共にモンスター達が吹っ飛ぶ。
[レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!レベルが上がりました!]
頭に響く、レベルアップのアナウンス。
あのオーガが溶けたあと、レベルアップとともにスキル ハッパも大幅にレベルアップして、葉っぱしかだせななかっのが、一気にダイナマイト爆破をすることがデキるようになったのだ。
リーフ
「発破!(ハッパ!)」
ドーーン!
派手に吹っ飛ぶフォレット!
ダンジョン内だから、皮とかの素材なんて気にしなくていい!
好きなだけ爆破すればするほど、生きて帰る事が出来る確率が上がっていく。
リーフの狂ったような爆破を止める理由なんてなかった。
ダイナマイト爆破は、すでに地球でよくやっていた。
しかも、その記憶のせいかスキル ハッパから、土魔法適性と火魔法適性が生えた!
しかも、鉱山にいた記憶と学生時代の金属に触った記憶が、魔法を強化させる。
リーフ
「チタンランス!」
チタン鋼の槍が、モンスターを襲う。
バーサーカーフォレット
「キュピー!」
そして、気がついたらセーフゾーンの前の広場は、魔石の山となっていた。
リーフ
「フー、フー、フー、やった!やればできたぞ!
それにしても、魔石の山か。
お!金棒が残っていた。すげーな~。この金棒はあの爆発の中でキズ一つついてないぞ。
まさか!この袋!マジックバックか!
この透明なガラス玉はスキル玉か!
やった!ついてるついてる!
マジックバック、流石Aランクかもしれないダンジョンだな。
魔石がまだまだ入るぞ!重さもない!
ふひゃー! 全部入ったぞ!これだけあれば商人になって、行商人やれるぞ。
そうすれば、ハンターギルドでBランクにってなんとか領外に出なくでも、商人として楽に他の領ニ出られる!
へへへへへへへへへ。」
すぐに、セーフゾーンに引き返すリーフ。
口は悪いが美人な幼馴染のボヘや、美人で実は好きだったヒーラーのトトに、裏切られて落ち込んでもいたのと、地球の自分を思い出してさらに凹んでいたが、爆破してスカッとしたリーフ。
死と隣り合わせのダンジョンの下層だろうと、予想できるがストレスの発散方法を知ったリーフには、希望が見えていた。
リーフ
「このスキル玉が、4つもある。」
一つは虹色なスキル玉。2つがガラス玉のスキル玉。一つが灰色のスキル玉。
領都の魔導ショップで、灰色のスキル玉が大金貨30枚で売られていたのを見たことがある。
灰色のスキル玉は、コモンスキルと呼ばれる訓練したら早く身につくスキルだ。
特に下級剣術とかのスキルとかが多い。
ガラス玉のスキル玉は、王都のオークションに出されるという。
黒、灰、ガラス、白、銀、金、白金、虹とスキル玉のランクは上がって行くという。
金ランクのスキル玉だと、大金貨どころか2段階上のミスリル大貨幣100枚を超える落札額になるという。
だが、ガラスランク以上のスキル玉を持っているのは、人に言わないほうがいい。
2年前に、どこかのダンジョンボスを倒して白のスキル玉をギルドに持ってきたパーティーが、貴族に襲われてスキル玉を奪われて殺されたのだと言う。
その時ガリズはクエストで、ゴブリンという人型の醜悪なモンスター討伐に出ていたので遭遇しなかったかが、謙譲を強要されて拒否反応したパーティーに向かって、騎士達を差し向けて殺すという現場は、酷かったらしい。
ギルドの受付が、槍の穴だらけになっていたのを思い出す。
白で、そんな事が起こる。
伝説の虹なんて持っていたらやばい。
使うか。
灰色は、下級暗殺短剣術。
ガラスは、下級水魔法。
もう一つのガラスは、下級鑑定。
虹は、インベントリー(無限 魔力消費無し)だった。
魔力消費無し!マジ!!
マジックバックとかポーチとか、袋以上に収納出来る不思議な袋はあるのだけど、魔力がいる。
なので、定期的に魔石を交換しないといけないとか制約がある。
スキルのインベントリーでも、下級から上級でも魔力は消費するのと、容量でも魔力の消費量は変わるので、[祝福の儀]で授かった後で大商人とかにスカウトされるが、すぐにハンターギルドに出される人が多い難有りのスキルだ。
だが、これは良かった。特に下級水魔法!
もう水が無かったから、本当に助かった!
こうして、重たい荷物を持たなくて良くなった僕は、セーフゾーンから出てこのダンジョンから脱出する為に動き出した。
下級鑑定では、壁!とか名前しかまだ出ないけど、聞いた話では使い続ける事によって、下級から上級までランクアップしていき、特に商人には必須のスキルになるという。
だから、使い続けながら移動する。
上がり階段を見つけよう!モンスターの気配を見落とさないようにして、慎重に進んで行くのだが気配が無い。
まさか、あの爆破まつりで全滅させてしまったか?
その日、この階層の全マップが出来上がった。
上がりの階段は無かった。下りの階段しか無い。しかも階段前の壁に[30]の数字があった。
地下30階層。
ソレって、間違いなくAランク以上確定のダンジョンだよ。
あのセーフゾーンに戻ってよじ登ったり爆破したけど、だめだった。
下るしかないのか。
リーフは、先に進む事に、なった。
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