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第10章「幻夢晴れて現れる、壊れた虚構」編
第565話 ブリスベンの乱闘!その1
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オーストラリア・都市ブリスベン
木っ端微塵になった、防衛線司令部!
ヒュ~~ドシャ!
空から、ゲルーゲス将軍が落ちてきた。
ゲルーゲス将軍
「く…は…」
そして、バラバラになった、光の妖精王。
腹から背中を砕かれた、土の精霊王。
どうしようか、修羅場のフロント皇女。
怒り心頭のハーノ(元聖カルッティ第1王女)
ブチギレのプルト(元聖カルッティ第2王女)
しかし、敵の攻撃は待ってくれない!
フェントロー王
「総員!ブリスベンの司令部を総攻撃!
行くぞ!ブースター全開!
酷死黑死砲!」
なんとなく、ブラック企業を思わせるネーミングの攻撃を始めたフェントロー王!
その様子はシドニーからも視認された。
移動を開始する各国大使・代表者達。
ドーン!
ドーン!
ドーン!
振動と共に立つキノコ雲!
それをネットに流すするニュージーランドのライブ中継!
パプアニューギニア戦の勝利で湧いた明るい空気は、一気に修羅場と化す!
そして、大きな振動と大きなキノコ雲が人の心の中の恐怖を増大させていく!
それこそが、フェントロー王の狙いであった!
ここまで、恐怖を植え付ける事が出来れば、こちらに寝返る国が出てくる!
そうすれば、砂山が崩れるように地球の軍とマルダス世界の援軍の内部で隙間が現れるだろう。
フェントロー王が、実質3時間から7時間しか魔導生体装甲を動かすことが出来ないことだけは伏せていれば、
我々の傘下に入れば、殺す事は無い!
などと、あま~いウソを言えば寝返るだろうと予測していた。
さすが外道!
しかし!全くの別の思惑で、じっと待っていた者達がいた!
しかし、まだ動かない!
敵が動くまで…動かない!
そして、事態が動いた!
火柱がたった!
ブリスベンを襲う、死霊の大群が焼かれていく!
火の精霊王の浄化の火だ!
しかし、一瞬火の柱から見えたフロント皇女は、すすだらけでボロボロであった。
フェントロー王は、ニヤリと笑う!
これで、あとひと押しすればフロント皇女を殺して、残りはバカの大教皇と、今はいないヨーが…
ドス!
はじめは、フェントロー王は何が起こったのかわからなかった。
フェントロー王専用魔導生体装甲の前に見たことがない、ロボット兵器がいた!
そして、ロボットの剣がフェントロー王専用機の左腕を斬った音だったのだ!
王の目の前の操作パネルに(強者アラート)のランプが点滅していた!
アラートの音がうるさいから切っていたのが災いしたのだが遅かった!
だが、やはり国を経営してきた王であるフェントロー王は、迷わずオート緊急離脱のボタンを押す!
作戦は失敗である。
せめて、あのススだらけのフロント皇女の映像をネタに防衛軍を切り崩すかと、背中に何か発信機がついているのに気が付かないで逃亡するフェントロー王。
都市ブリスベンの煙が晴れて見えたのは、フロント皇女が元2王女達に土下座している姿であった。
その姿をしばらく見た正体不明の巨体ロボットは、いつの間にか消えていた。
□□□□□□□□□□□□□□
テンアトミックランド内。
「ただいま!」
と、用!の声がする。
出迎えるのは、メイド・トロイとメイド・ゆみと、ヨッピーである。
用!の側に30代は超えている、あまり明るくなさそうな男がいた。
そして側にトレバがいた。
ヨッピー
「久しぶりだね、大教皇」
と、先に帰っていたヨッピーがお茶を持ってきた。
そう!
この男は、大教皇!
やっと大邪神から卒業できた大教皇!
大教皇サイザー
「久しぶりだね、ヨヒー。生きて会えるとは!」
ヨッピー
「今は、ヨッピーだよ!やっとこの名前から正式に改名できたのだ!」
大教皇サイザー
「恐竜語でヨヒーは、悲劇。ヨッピーは、幸せを意味する言葉。天界も改名するのを頑なに拒否しなければ、早く変更することが出来たのに。」
用!
「さぁ、少し休憩しよう。
これからの事を話す必要がある。」
そして、皆で食事が始まった!
その頃…
あれ?
テンアトミックランドに大教皇と娘のトレバがいるってことは、五星隊は?
地獄戦艦ヘル・ファイヤーの特殊貨物室に鎖で念入りに簀巻きにされた将軍以外の五星隊四人が転がっていた。
魔導生体装甲?
バラバラにされて、空間ストレージ(マジックバックみたいなもの)に詰め込まれて格納庫に封印された。
では、将軍は?
えっと… ゲルーゲス将軍!
まだ、修羅場が収まっていないフロント皇女と元2王女達の作り出すデスフィールドで、肉クズにされてしまったけど、死ねない!
再生が始まって、うめき声を出すとすぐにミンチにされるという、地獄状態で涙も出せない苦痛の中にいた。
そして、フェントロー王がばらまきし毒のトゲが刺さった者達がいた。
つづく
木っ端微塵になった、防衛線司令部!
ヒュ~~ドシャ!
空から、ゲルーゲス将軍が落ちてきた。
ゲルーゲス将軍
「く…は…」
そして、バラバラになった、光の妖精王。
腹から背中を砕かれた、土の精霊王。
どうしようか、修羅場のフロント皇女。
怒り心頭のハーノ(元聖カルッティ第1王女)
ブチギレのプルト(元聖カルッティ第2王女)
しかし、敵の攻撃は待ってくれない!
フェントロー王
「総員!ブリスベンの司令部を総攻撃!
行くぞ!ブースター全開!
酷死黑死砲!」
なんとなく、ブラック企業を思わせるネーミングの攻撃を始めたフェントロー王!
その様子はシドニーからも視認された。
移動を開始する各国大使・代表者達。
ドーン!
ドーン!
ドーン!
振動と共に立つキノコ雲!
それをネットに流すするニュージーランドのライブ中継!
パプアニューギニア戦の勝利で湧いた明るい空気は、一気に修羅場と化す!
そして、大きな振動と大きなキノコ雲が人の心の中の恐怖を増大させていく!
それこそが、フェントロー王の狙いであった!
ここまで、恐怖を植え付ける事が出来れば、こちらに寝返る国が出てくる!
そうすれば、砂山が崩れるように地球の軍とマルダス世界の援軍の内部で隙間が現れるだろう。
フェントロー王が、実質3時間から7時間しか魔導生体装甲を動かすことが出来ないことだけは伏せていれば、
我々の傘下に入れば、殺す事は無い!
などと、あま~いウソを言えば寝返るだろうと予測していた。
さすが外道!
しかし!全くの別の思惑で、じっと待っていた者達がいた!
しかし、まだ動かない!
敵が動くまで…動かない!
そして、事態が動いた!
火柱がたった!
ブリスベンを襲う、死霊の大群が焼かれていく!
火の精霊王の浄化の火だ!
しかし、一瞬火の柱から見えたフロント皇女は、すすだらけでボロボロであった。
フェントロー王は、ニヤリと笑う!
これで、あとひと押しすればフロント皇女を殺して、残りはバカの大教皇と、今はいないヨーが…
ドス!
はじめは、フェントロー王は何が起こったのかわからなかった。
フェントロー王専用魔導生体装甲の前に見たことがない、ロボット兵器がいた!
そして、ロボットの剣がフェントロー王専用機の左腕を斬った音だったのだ!
王の目の前の操作パネルに(強者アラート)のランプが点滅していた!
アラートの音がうるさいから切っていたのが災いしたのだが遅かった!
だが、やはり国を経営してきた王であるフェントロー王は、迷わずオート緊急離脱のボタンを押す!
作戦は失敗である。
せめて、あのススだらけのフロント皇女の映像をネタに防衛軍を切り崩すかと、背中に何か発信機がついているのに気が付かないで逃亡するフェントロー王。
都市ブリスベンの煙が晴れて見えたのは、フロント皇女が元2王女達に土下座している姿であった。
その姿をしばらく見た正体不明の巨体ロボットは、いつの間にか消えていた。
□□□□□□□□□□□□□□
テンアトミックランド内。
「ただいま!」
と、用!の声がする。
出迎えるのは、メイド・トロイとメイド・ゆみと、ヨッピーである。
用!の側に30代は超えている、あまり明るくなさそうな男がいた。
そして側にトレバがいた。
ヨッピー
「久しぶりだね、大教皇」
と、先に帰っていたヨッピーがお茶を持ってきた。
そう!
この男は、大教皇!
やっと大邪神から卒業できた大教皇!
大教皇サイザー
「久しぶりだね、ヨヒー。生きて会えるとは!」
ヨッピー
「今は、ヨッピーだよ!やっとこの名前から正式に改名できたのだ!」
大教皇サイザー
「恐竜語でヨヒーは、悲劇。ヨッピーは、幸せを意味する言葉。天界も改名するのを頑なに拒否しなければ、早く変更することが出来たのに。」
用!
「さぁ、少し休憩しよう。
これからの事を話す必要がある。」
そして、皆で食事が始まった!
その頃…
あれ?
テンアトミックランドに大教皇と娘のトレバがいるってことは、五星隊は?
地獄戦艦ヘル・ファイヤーの特殊貨物室に鎖で念入りに簀巻きにされた将軍以外の五星隊四人が転がっていた。
魔導生体装甲?
バラバラにされて、空間ストレージ(マジックバックみたいなもの)に詰め込まれて格納庫に封印された。
では、将軍は?
えっと… ゲルーゲス将軍!
まだ、修羅場が収まっていないフロント皇女と元2王女達の作り出すデスフィールドで、肉クズにされてしまったけど、死ねない!
再生が始まって、うめき声を出すとすぐにミンチにされるという、地獄状態で涙も出せない苦痛の中にいた。
そして、フェントロー王がばらまきし毒のトゲが刺さった者達がいた。
つづく
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