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第10章「幻夢晴れて現れる、壊れた虚構」編
第563話 フェントロー王の奇策!
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ニュージーランド北部から、ニューカレドニア付近
各国の戦艦は、苦戦していた!
まず、鉛玉が効かない!
通常爆薬が効かない!
「ユーロファイター・タイフーン15機の集中爆撃が、効きません!」
「トマホーク全弾命中! 敵の損傷を確認できません!」
「敵戦艦に、デージーカッター(対地爆撃爆弾)を使用しました!
前進が止まりましたが、ダメージすらないようです!」
「戦線を下げる!シドニーでの決定だ!」
フェントロー王
「フン! わざわざ、攻撃を受けてやったのに、まだ差がわからないのか?
全滅させないと、やはり降伏しないようだな!
諦めの悪い奴らだ!」
なぜか、ブリスベンに向かう途中で止まった、フェントロー王率いる外道軍。
余裕ぶっている?
いや、 ゲルーゲス将軍がブリスベン強襲するのを待っていたのもあるが、全く別の作戦もあった!
バカな博打王だと思われているのだが旧地球時代は自ら軍事作戦を立案する戦争狂でもあった!
実は、ハワイ急襲がとんでもない作戦の伏線なのだ!
今ハワイ急襲しているのは、ドブボード大佐
なのだが、彼はネクロマンサー(死霊術師)なのだ!
フェントロー王は、フロント皇女に自分の作戦を読まれるという事をあらかじめわかっていた。
だから、読まれても勝利出来るように作戦を組んだのである。
勝利条件?
△食料の確保!
△燃料の確保!
△フロント皇女の暗殺!
△オーストラリア大陸を占領して、南極大陸の絶対的防御の確立!
どれか、達成出来ればいいとしたのだ…
そして、ハワイで片っ端から怨霊が浄化されている戦況を聞いて大爆笑をしていたのである!
フェントロー王
「ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
いいぞ~!
よし!ドブボーゲ少佐!怨霊達を喚べ!
ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
確かに、ハワイのマグマを確保して魔導生体装甲のエネルギーが無限になれば、俺達の絶対的勝利確定だよな!
だから、それを阻止する事は、間違ってない!
だ~が!
情報不足だったな!フロント皇女よ!
今のお前の下僕に、除霊が出来る奴!浄化を出来る奴!が、一人しかいないのはわかっているのだよ!
それを、ハワイに配置して果たしてお前は、今から仕掛けるこの怨霊・死霊攻撃を対応出来るかな?
それになぁ!
南極大陸は、旧地球のどの大陸をベースに再構築されたのか忘れたか!
南極にも噴火はしていないが、魔導生体装甲の燃料となるタイプのマグマを貯めている火山が眠っているのだよ!
そして、もう一つのフロント皇女の誤算は南極大陸基地に、もう一人ネクロマンサーがいるのだよ!
もうすぐ、南極側も行動を起こす!
まぁ、あの大教皇は放置してフロント皇女さえ暗殺すれば、後はどうにでもなる!
やれ! ゼーロ様が起きる前に目標をどれか達成するのだ!」
一方、ブリスベンでは…
土の精霊王
「危なかった!クソ!結界を解くと確実に死ぬぞ! どうするフロントよ!」
フロント皇女
「この二人は、敵ではありません!光の妖精王が間違っているのです! 土の精霊王も態度を改めて謝って下さい!」
土の精霊王
「王たるもの!ひれ伏さず!媚を売らず!堂々とあれ!
誰が謝るか!
王の言うことが、全て正しい!
王の言うことが、全て真実!
王の言うことが…………」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「もう、妄言はいらない。
お前達は、誰に数億年もの長い時間の執行猶予をもらっても反省していなかった!
誰が、情けをかけたおかげで今生きているのか、わかっていないようですね!
(バリン!)
あーーーーーー!怒りのあまり、思い出してしまった!
さーて、先輩が来る前に殺るか!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「(バキン!)
あーーーーーー!私も思い出してしまったじゃないですか!
どうしてくれる!
私は、将軍を殺る!
土の精霊王を殺って!」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「わかった!
土の精霊王!覚悟しろ!
外道滅殺拳 ミカン流 爆撃掌波!」
ドカン!
土の精霊王の強固な結界が、粉砕される!
顔を引きつらせる土の精霊王!
土の精霊王
「土よ、無礼者を押しつぶせ!」
いきなり土が10メートル盛り上がり押しつぶそうと襲いかかる!
土の津波だ!
だが、
ゲルーゲス将軍
「クソ!まだ死んでないのか!
極大荷粒子砲!発射!」
ドドドドドドドドドドドドド
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「食らえ!爆炎拳!」
フロント皇女
「やめなさい! 水の結界よ我を守れ!
水皇結界!」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「爆土塊破掌!」
ついに、三つ巴?の戦いが始まった!
収取がもうつかなくなったとしか、言いようが無い。
ブリスベンで起こる、キノコ雲!に火柱!に怪光線の柱!そして、ニュージーランドまで響く振動!
それを見て、フェントロー王はフロント皇女とゲルーゲス将軍達が激戦を繰り広げていると信じて疑わなかった!
なぜか!
五星隊が移動するとき、無線の万が一の傍受を警戒して、将軍とフェントロー王都市ダーウィン上空から全く連絡を取っておらず、大邪神(大教皇)が五星隊の4人を足止めしたことを、まだ知らないのだ!
しかし、ブリスベンでの戦闘を確認した五星隊がフェントロー王に自分達が足止めをされている事を報告した!
フェントロー王
「クソ!大邪神め! 完全に邪気汚染から抜け出たらしいな!
ゲルーゲス将軍!自爆しろ!
不死だから死なん!
後で救助するから、フロント皇女を殺せ!」
ゲルーゲス将軍
「ハ! 自爆装置起動!機関オーバードライブ!
フェントロー王・パンデビート王・ブリンド王バンザイ!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「そうはいくか!貴様らの行動は、変わらないな!
ホレ!」
ドス!
ドーン!
ゲルーゲス将軍の魔導生体装甲の結界を貫いて、生体装甲に触れた拳先が爆発したような衝撃を発する!
ゲルーゲス将軍専用魔導生体装甲内では、警報が鳴っていた!
ウィーン!ウィーン!
主要機関の損傷を確認!
オーバードライクモードの強制解除を確認!
自爆装置作動不可能!自爆装置作動不可能!
緊急脱出カプセルを発射します!
ボシュ!
ゲルーゲス将軍
「クソがーーーーーー!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「逃がすか! 爆雷轟拳!」
ハーノの拳から、雷撃が飛ぶ!
ドーーン!
将軍の脱出カプセルに見事命中した。
その頃…
パン!
土の精霊王の腹筋が割れた腹に、プルトの掌底が当たって、乾いた音が精霊王の背中からした!
土の精霊王
「あ…ぐ…」
ドサ!
土の精霊王の背中が爆発していた。
フロント皇女
「ハァ…。」
フロント皇女、放心していた。
まさか、こんな事になるなんて。
フェントロー王は、フロント皇女暗殺失敗を知った途端に次の作戦を、実行する!
ブリスベンに、死霊の大群を差し向ける!
フェントロー王
「ヨーが、いないうちにフロント皇女を全力で殺す!」
だが、情報不足はフェントロー王も同じであった。
用!が、接近しているのを知らないフェントロー王と、フロント皇女。
しかも、どれだけ元三王女が怒っているのか、やっとわかりだしたフロント皇女!
どうなることやら…
各国の戦艦は、苦戦していた!
まず、鉛玉が効かない!
通常爆薬が効かない!
「ユーロファイター・タイフーン15機の集中爆撃が、効きません!」
「トマホーク全弾命中! 敵の損傷を確認できません!」
「敵戦艦に、デージーカッター(対地爆撃爆弾)を使用しました!
前進が止まりましたが、ダメージすらないようです!」
「戦線を下げる!シドニーでの決定だ!」
フェントロー王
「フン! わざわざ、攻撃を受けてやったのに、まだ差がわからないのか?
全滅させないと、やはり降伏しないようだな!
諦めの悪い奴らだ!」
なぜか、ブリスベンに向かう途中で止まった、フェントロー王率いる外道軍。
余裕ぶっている?
いや、 ゲルーゲス将軍がブリスベン強襲するのを待っていたのもあるが、全く別の作戦もあった!
バカな博打王だと思われているのだが旧地球時代は自ら軍事作戦を立案する戦争狂でもあった!
実は、ハワイ急襲がとんでもない作戦の伏線なのだ!
今ハワイ急襲しているのは、ドブボード大佐
なのだが、彼はネクロマンサー(死霊術師)なのだ!
フェントロー王は、フロント皇女に自分の作戦を読まれるという事をあらかじめわかっていた。
だから、読まれても勝利出来るように作戦を組んだのである。
勝利条件?
△食料の確保!
△燃料の確保!
△フロント皇女の暗殺!
△オーストラリア大陸を占領して、南極大陸の絶対的防御の確立!
どれか、達成出来ればいいとしたのだ…
そして、ハワイで片っ端から怨霊が浄化されている戦況を聞いて大爆笑をしていたのである!
フェントロー王
「ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
いいぞ~!
よし!ドブボーゲ少佐!怨霊達を喚べ!
ブヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
確かに、ハワイのマグマを確保して魔導生体装甲のエネルギーが無限になれば、俺達の絶対的勝利確定だよな!
だから、それを阻止する事は、間違ってない!
だ~が!
情報不足だったな!フロント皇女よ!
今のお前の下僕に、除霊が出来る奴!浄化を出来る奴!が、一人しかいないのはわかっているのだよ!
それを、ハワイに配置して果たしてお前は、今から仕掛けるこの怨霊・死霊攻撃を対応出来るかな?
それになぁ!
南極大陸は、旧地球のどの大陸をベースに再構築されたのか忘れたか!
南極にも噴火はしていないが、魔導生体装甲の燃料となるタイプのマグマを貯めている火山が眠っているのだよ!
そして、もう一つのフロント皇女の誤算は南極大陸基地に、もう一人ネクロマンサーがいるのだよ!
もうすぐ、南極側も行動を起こす!
まぁ、あの大教皇は放置してフロント皇女さえ暗殺すれば、後はどうにでもなる!
やれ! ゼーロ様が起きる前に目標をどれか達成するのだ!」
一方、ブリスベンでは…
土の精霊王
「危なかった!クソ!結界を解くと確実に死ぬぞ! どうするフロントよ!」
フロント皇女
「この二人は、敵ではありません!光の妖精王が間違っているのです! 土の精霊王も態度を改めて謝って下さい!」
土の精霊王
「王たるもの!ひれ伏さず!媚を売らず!堂々とあれ!
誰が謝るか!
王の言うことが、全て正しい!
王の言うことが、全て真実!
王の言うことが…………」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「もう、妄言はいらない。
お前達は、誰に数億年もの長い時間の執行猶予をもらっても反省していなかった!
誰が、情けをかけたおかげで今生きているのか、わかっていないようですね!
(バリン!)
あーーーーーー!怒りのあまり、思い出してしまった!
さーて、先輩が来る前に殺るか!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「(バキン!)
あーーーーーー!私も思い出してしまったじゃないですか!
どうしてくれる!
私は、将軍を殺る!
土の精霊王を殺って!」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「わかった!
土の精霊王!覚悟しろ!
外道滅殺拳 ミカン流 爆撃掌波!」
ドカン!
土の精霊王の強固な結界が、粉砕される!
顔を引きつらせる土の精霊王!
土の精霊王
「土よ、無礼者を押しつぶせ!」
いきなり土が10メートル盛り上がり押しつぶそうと襲いかかる!
土の津波だ!
だが、
ゲルーゲス将軍
「クソ!まだ死んでないのか!
極大荷粒子砲!発射!」
ドドドドドドドドドドドドド
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「食らえ!爆炎拳!」
フロント皇女
「やめなさい! 水の結界よ我を守れ!
水皇結界!」
プルト(元聖カルッティ第2王女)
「爆土塊破掌!」
ついに、三つ巴?の戦いが始まった!
収取がもうつかなくなったとしか、言いようが無い。
ブリスベンで起こる、キノコ雲!に火柱!に怪光線の柱!そして、ニュージーランドまで響く振動!
それを見て、フェントロー王はフロント皇女とゲルーゲス将軍達が激戦を繰り広げていると信じて疑わなかった!
なぜか!
五星隊が移動するとき、無線の万が一の傍受を警戒して、将軍とフェントロー王都市ダーウィン上空から全く連絡を取っておらず、大邪神(大教皇)が五星隊の4人を足止めしたことを、まだ知らないのだ!
しかし、ブリスベンでの戦闘を確認した五星隊がフェントロー王に自分達が足止めをされている事を報告した!
フェントロー王
「クソ!大邪神め! 完全に邪気汚染から抜け出たらしいな!
ゲルーゲス将軍!自爆しろ!
不死だから死なん!
後で救助するから、フロント皇女を殺せ!」
ゲルーゲス将軍
「ハ! 自爆装置起動!機関オーバードライブ!
フェントロー王・パンデビート王・ブリンド王バンザイ!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「そうはいくか!貴様らの行動は、変わらないな!
ホレ!」
ドス!
ドーン!
ゲルーゲス将軍の魔導生体装甲の結界を貫いて、生体装甲に触れた拳先が爆発したような衝撃を発する!
ゲルーゲス将軍専用魔導生体装甲内では、警報が鳴っていた!
ウィーン!ウィーン!
主要機関の損傷を確認!
オーバードライクモードの強制解除を確認!
自爆装置作動不可能!自爆装置作動不可能!
緊急脱出カプセルを発射します!
ボシュ!
ゲルーゲス将軍
「クソがーーーーーー!」
ハーノ(元聖カルッティ第1王女)
「逃がすか! 爆雷轟拳!」
ハーノの拳から、雷撃が飛ぶ!
ドーーン!
将軍の脱出カプセルに見事命中した。
その頃…
パン!
土の精霊王の腹筋が割れた腹に、プルトの掌底が当たって、乾いた音が精霊王の背中からした!
土の精霊王
「あ…ぐ…」
ドサ!
土の精霊王の背中が爆発していた。
フロント皇女
「ハァ…。」
フロント皇女、放心していた。
まさか、こんな事になるなんて。
フェントロー王は、フロント皇女暗殺失敗を知った途端に次の作戦を、実行する!
ブリスベンに、死霊の大群を差し向ける!
フェントロー王
「ヨーが、いないうちにフロント皇女を全力で殺す!」
だが、情報不足はフェントロー王も同じであった。
用!が、接近しているのを知らないフェントロー王と、フロント皇女。
しかも、どれだけ元三王女が怒っているのか、やっとわかりだしたフロント皇女!
どうなることやら…
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